Steins;Gate × ひぐらしのなく頃に命 台詞集


【ラボメン001】岡部倫太郎


入手時
フゥーハハハ! この天才にかかれば、どんな不可能も可能に早変わりだ!
どうだ、ビビったか!? ……俺も、ビビってるがな?


ホーム
※タップするたびにランダムで再生。
俺は狂気のメァッドサイエンティスト。
世界を騙すなど造作も無い。
いわんや、プログラム上のデータを改ざんするなど
朝飯前いや、寝起きのコーヒーを飲む前の軽い運動どぅぁ……
ふん……俺だ。これより俺たちは、新たなるオペレーションを実行に移す。
成功するかは、神のみぞ知る確率だが……
それでも俺は、やってみるつもりだ。
健闘を祈ってくれ。エル・プサイ・ァコングルゥゥ……
まさか、携帯電話が使えないとはな……
くっ、やむをえまい。こうなったら非常回線で、救援を求めるしか――
って おい、そこの ちびっこギャングども!
奪った携帯を返せ、いや、返してください!


Lvアップ
おおぉ!? また人類の英知を この手に掴んだぞ……


鍛錬度強化
これも俺にとっては、ただの通過点でしかない。


宝探し
宝探しだと? 面白い。さあ ゆくぞ。


宝探し終了
悪くない時間だった。また俺を呼ぶがいい。

※以上、いずれもボイスのみでテキストはなし。
一部 文体は管理人のセンスによるもののため ご了承下さい。


※以下はテキストのみで、ボイスはない。

☆6
俺に任せるがいい…
     って、なんだその顔は!


【ラボメン001】岡部倫太郎 1話
園崎魅音さてと……日暮れも近くなってきたことだし、
今日の作業はこのあたりにしておこっか。

みんな、お疲れ様ー。明日も作業があるから、
家に帰ってゆっくり休んできてね〜。

漆原るかみなさん、お疲れ様でした。
また明日もよろしくお願いしますね。

古手梨花みー。こちらこそ、よろしくなのですよ。


北条悟史お疲れ様。それじゃ、僕たちはこれで。


北条沙都子また明日、頑張りますわよ!


竜宮レナばいばい、また明日っ。


古手羽入あぅあぅ、しっかり休んで
疲れを癒やしてきてほしいのですよ〜。

赤坂美雪はーっ、終わった終わった。
なんだかんだで、結構疲れたねー。

公由一穂岡部さんたちも色々手伝ってくれて、
ありがとうございました。

岡部倫太郎なに、遠慮はいらん。この程度の肉体労働は、
この鳳凰院凶真にとって朝飯前の
軽い運動程度だからな……フゥーハハハ!
牧瀬紅莉栖……その割に、テントの設営に駆り出された時は
ひーひー悲鳴を上げてたじゃない。

岡部倫太郎悲鳴など上げていない! たとえ頭脳労働でも、
身体が資本なのは一般の労働者と同じこと!
この俺を見くびらないでもらおうかっ!
そう……俺は天才科学者、
そして狂気のマッドサイエンティストの
鳳凰院凶真だ! フゥーハハハ!!
はぁ、はぁ。げほっ……ごほっ……!


漆原るかだ、大丈夫ですか岡部さん?


牧瀬紅莉栖完全に体力使い果たしてるじゃない。大丈夫?


岡部倫太郎そ、そういうお前こそ、何度も木陰で休んだり
合間合間にやたらとドクペを飲んでいたではないか!

牧瀬紅莉栖今日は暑かったから、適度に体温調節を
してただけよ。もし熱中症にでもなったら、
他の人たちに迷惑をかけちゃうでしょ?
公由一穂熱中症……?


牧瀬紅莉栖……あぁ、そっか。
『熱中症』って言葉は、この時代だと
まだ存在してなかったわね。
漆原るか『熱中症』とは『日射病』や『熱射病』と
呼ばれていたものを統一して、
そう呼ぶようになったものなんですよ。
牧瀬紅莉栖確か、2000年頃に公的な呼称統一が行われたって
聞いてるから、一般的になったのは
その前後くらいからでしょうね。
鳳谷菜央そうなんだ……。あたしたちより未来になると、
『日射病』の呼ばれ方も変わってくるんですね。

岡部倫太郎21世紀になって呼ばれ方が変化したものは
他にもあるぞ。たとえば、『看護婦』は
『看護師』という名称になった。
赤坂美雪……微妙な変化ですね。でも、どうして?


牧瀬紅莉栖看護に関わる仕事を、女性だけでなく男性も
担うようになった影響でしょうね。

特定の性別や種族、環境に属するグループに
不快感や不利益を与えないための措置……
といったら、理解してもらえるかしら?
公由一穂ご、ごめんなさい……
難しくて、ちょっとよくわからないです……。

鳳谷菜央つまり、いろんな方面で他の人に
気を遣ってるってことですよね?
なんだか素敵な感じかも……かも。
岡部倫太郎……好意的にとらえたなら、ある意味では
その認識でも間違いではないかもしれんな。
だが……。
行き過ぎた普遍化と並列化は、
かえって異なるグループに対する偏見や嫌悪を
増長させることにもつながりかねない。
また、その中でも優位性を保つべく一部の組織は
独占した技術や知識を用いて多数を狭い枠の中へと
閉じ込め、逸脱する者を処断するのだ。ゆえに――
赤坂美雪……お、おぅ。


鳳谷菜央え、えっと……?


牧瀬紅莉栖ちょっと、岡部。
この子たちになんてことを吹き込んでるのよ!

この子たちが、将来あんたみたいな
厨二病を患って黒歴史を大量生産したら、
あんた責任とれるの?!
岡部倫太郎むっ……お、俺は今までに思って、感じたことを
そのまま言葉にしたつもりだったのだが……。
まぁいい、それは後々の懸案事項としておこう。
公由一穂は、はぁ……。


岡部倫太郎それはそうと、腹が減ったな。
この近くにサンポ的な牛丼などを食える店はないか?

赤坂美雪牛丼?……うーん、あいにく飲食店っぽいのは
隣町の興宮まで行かないと、
たぶん見つからないと思いますよ。
公由一穂それより、まだ無線でダルさん……? って人と
連絡がつかないんですか?

岡部倫太郎それがまだなのだ……まったくダルのやつ、
この非常事態にどこで何をしているんだ!?

牧瀬紅莉栖他人事みたいに言うな!
あんたが起こした非常事態だろうがっ!

漆原るかき……きっといつか気がついて、
連絡してくれますよ! きっと!

赤坂美雪とりあえず、寝床を確保したほうが
いいと思いますよ。
連絡が明日の朝になる可能性もありますしね。
岡部倫太郎その通りだが、そもそも雛見沢で
一晩を過ごすといっても場所の心当たりが……
何かいい案はないか、助手よ?
牧瀬紅莉栖きゅ、急に話を振らないでよ。
……ここが昭和58年の世界だとすると、
ネカフェとかはまだなさそうね。
となると、ビジネスホテルとかを
探すしか……ん? ちょっと待って、
1983年ということは……!?
赤坂美雪……その通り、お札がほぼ使えないんだよ。
1万円の肖像画は『福沢諭吉』じゃなくて、
『聖徳太子』の頃だからね。
あ、ちなみに5千円も『聖徳太子』で、
千円は『伊藤博文』って言う白髭の偉い人だよ。

岡部倫太郎む……それは厳しいな。
俺が持ってる5千円は『樋口一葉』で、
千円は『野口英世』だ。
鳳谷菜央えっ、そうなの? あたしたちの時代だと
5千円は『新渡戸稲造』で、千円の方は
『夏目漱石』なんだけど……見せてもらっていい?
ほわぁ……これが未来のお札の、肖像画……。
カラフルで、とっても綺麗ね……♪

牧瀬紅莉栖印刷技術が向上した結果でしょうね。
……っと、こんな話をしてる場合じゃなかった。
さて、どうしたら……?
赤坂美雪んー、だったら私たちが今住んでる家に来る?
大したおもてなしはできないかもだけどね。

牧瀬紅莉栖えっ、いいの? でも、急に押しかけたら
ご家族に迷惑がかかったりしない?

公由一穂えっと……それは大丈夫です。
私たちにもちょっと、事情がありまして……。

漆原るか事情……?




【ラボメン001】岡部倫太郎 2話
赤坂美雪はい、とーちゃーくっ。
私たち3人は、ここで一緒に生活してまーす。

公由一穂(はぁ……よかった。前原くんと一緒にこの家も
一緒に消えちゃってたら、どうしようかと思ったよ)

(って、前原くんが消えたことはよくないよね。
彼を戻すために、この世界を元に戻さないと……)

岡部倫太郎お……おおぉぉっ? どこかと思えば、
ここは前原圭一の家ではないか!?

公由一穂えっ……岡部さん、前原くんのことを
知ってるんですか?

岡部倫太郎フゥーハハハ、もちろんだ!
この作品……いや、「世界」をかたる上で
彼の存在は必要不可欠、知ってて当然のこと!
鳳谷菜央前原さんって、そんなに有名なのね……。
とりあえず、入って。あたしたち3人以外は
誰もいないから、遠慮はいらないわよ。
岡部倫太郎お前たち以外は、この家にいないだと……?
ますますわからんな、どういうことだ?

牧瀬紅莉栖はいはい、そんな疑問はさておき
さっさと中に入りましょ。

漆原るかお、お邪魔しまーす……。


岡部倫太郎…………。


岡部倫太郎おおぉぉぉおぉっ!? なんと、
こんな細部まで再現されてるとは……!
まさにあの画面越しに見た背景そのままだ!
ん……? あの台所の壁は、もしや……?


やはり……やはりだ! ここに前原圭一が
おはぎをぶつけたというわけだなっ?
なるほどなるほど……いや、すごいぞっ!
……では、2階には圭一の部屋があるのか?
早速、上がってみることにしようっ!

赤坂美雪ま……待って待って!
そこは今、一穂の部屋になってるのっ!
コラ待てーっ!
鳳谷菜央……すごい勢いで階段を駆け上がって
いっちゃったわね。

公由一穂な、なんか私たちが思ってたよりも、
全力全開のはしゃぎっぷりなんだけど……。

鳳谷菜央……どういうことなの?


漆原るかえ、えっと……ボクも正直、なにがなんだか……。


牧瀬紅莉栖……悪意は無いと思うから、放っておいてあげて。
あ、変な真似をした時は私に遠慮なく言ってね?

岡部の海馬に、電極ぶっ刺しておくわ。


公由一穂は、はい……。


牧瀬紅莉栖……ふぅ。あと、少し食糧を分けてもらっていい?
正直に言うと、お腹が空いて目が回りそうなのよ。
カップ麺とか貰えると嬉しいんだけど……。
鳳谷菜央カップ麺ならすぐ用意できますけど……
せっかく来てもらったお客さんに、
そんなおもてなしをするわけにはいきませんからね。
30分だけ、待っててもらえますか?
簡単なものでよければ、おかずとご飯を
用意させてもらいますよ。
牧瀬紅莉栖えっ……い、いいの? だって私たち、
持ってるこのお金で何も払えないのに……。

公由一穂困った時は、お互い様ですよ。
私たちもこの「世界」に飛ばされてきてから、
たくさんの人たちに助けてもらったので。
牧瀬紅莉栖……。あなたたちも、大変なことが
あったみたいね。

公由一穂あ、あははは……まぁ、そんなところです。
とりあえず、2階の岡部さんと美雪ちゃんを
呼んできてもらえますか?
牧瀬紅莉栖えぇ、わかった……えっ?


岡部倫太郎おぉ……前原邸の2階はこんな感じになってたのか。
ん? こっちの部屋は、何が……。

赤坂美雪わーっ? 開けちゃダメ、岡部さん!
そっちの部屋は、私たちの洗濯物を干して――?!

牧瀬紅莉栖あ……あの馬鹿っっ!!


公由一穂えっ、待っ、牧瀬さん待って!
牧瀬さーんっ?!

漆原るかえ、えっと……2人とも2階に行っちゃったけど、
止めに行ったほうがいいよね?

鳳谷菜央放置しておいて大丈夫だと思いますよ。
一穂も美雪も、ヤワではないので。
本当に嫌だったら力尽くで止めると思います。
漆原るか……。小さいのに、菜央ちゃんって
落ち着いてるんだね。

鳳谷菜央慣れてますから。……あ、漆原さん。
もしよかったら夕飯の野菜の下ごしらえ、
手伝ってもらってもいいですか?
漆原るかうん、任せて。
こう見えてボク、料理はそれなりにできるから。

鳳谷菜央失礼ですけど、そのご容姿で料理ができると
言われても、あまり意外性はないかも……かも。

漆原るかそ、そうかな?


※「前原くんと一緒にこの家も一緒に〜」と「一緒に」を二回繰り返しているが、原文ママ。

【ラボメン001】岡部倫太郎 3話
公由一穂ん……っ。……あ、あれ……?


鳳谷菜央すぅ……。


赤坂美雪うぅ、もうサメ映画はお腹いっぱいだよぉ……ぐぅ。


公由一穂あ……そっか。岡部さんたちに1階のリビングで
寝泊まりしてもらうから、菜央ちゃんと美雪ちゃんは
この部屋で寝ることになったんだっけ。
2人とも、寝顔が可愛いなぁ……ふふっ。


はぁ……起きたら、ちょっと喉渇いちゃった。
台所で水を飲みに行こうかな。

あれ……? 台所の電気がついてる……誰?


岡部倫太郎…………。


公由一穂(あれ……岡部さん? キッチンに座り込んで
ぼーっとしてるけど、どうしたのかな?)

えっと、岡部……さん?


岡部倫太郎ん?……あぁ、公由の孫娘か。


公由一穂どうしたんですか、こんな夜中に。


岡部倫太郎いや、なに……少し、目が覚めてな。


公由一穂私も同じです。
よかったら、麦茶でもどうですか?

岡部倫太郎すまない、戴こう……あぁ、リビングに
敷いた布団で助手とルカ子が寝てるから、
もう少し小声で頼めるか。
公由一穂す、すみません……。


公由一穂はい、麦茶です。どうぞ。


岡部倫太郎ありがとう……ふぅ。
冷えたドクペほどではないが、うまいな。

公由一穂そ、そうですね……。


岡部倫太郎……聞かないのか?


公由一穂えっ……何を、ですか?


岡部倫太郎俺がこの「世界」のことを知ってる……
いや、知りすぎてることには
お前もなんとなく気づいてるのだろう?
公由一穂それは、えっと……はい。


岡部倫太郎……。お前たちは10年後、
雛見沢大災害が起きた世界から来たと聞いた。

公由一穂はい、そうです。


岡部倫太郎だとしたら、話してもいいかもしれんが……
俺はこれから、雛見沢の村で何が起きるのかを
知っている。
その原因と、理由……そして、犯人もな。


いや……厳密には起こりうる可能性が
極めて高い事件など、かなりのことを知ってる。

それを知っておきたい……
あるいは知っておくべきだとは、思わないのか?

公由一穂……。私は、知らないほうがいいと思います。


岡部倫太郎ほぅ……それは何故だ?
事件の真相を知りたくはないのか?

公由一穂それは、とても知りたいです。
でも、岡部さんが知ってる雛見沢に、
『ツクヤミ』はいないんですよね?
岡部倫太郎あぁ、そうだ。正直、『ツクヤミ』の
名前を出されたときは驚いた。

公由一穂だとしたら、その……
せっかくあなたのお話を聞かせてもらっても、
私はその知識を役に立てられません。
たぶん、元の「世界」に戻ったとしても
『ツクヤミ』がいる限り……根本的な何かが
変わってる可能性が高いですし。
岡部倫太郎そうか……確かに、その通りだな。
すまない、余計なことを言った。

公由一穂…………。


(岡部さん……本当に昼間、
あんなにはしゃいでた人かな?
まるで別人だよ……)
(……。もしかして、こっちの方が素顔……?)


岡部倫太郎……すまなかった。


公由一穂えっ……な、なにがですか?


岡部倫太郎昼間、勝手に部屋に入ったりして。
女性の部屋にもかかわらず、あるまじき失態だった。

公由一穂あ、いえ……。
見られて困るものは、別になかったので。

岡部倫太郎そうか……ならば、助かった。


……。これから起こることを知る身としては、
ふっと気を抜くと、ついこの村を襲う惨劇に
意識を持っていかれそうになる。
俺たちに親切にしてくれた部活メンバーや、
村の人々がこれから惨劇に巻き込まれる。
……しかし、俺はそれに一切手が出せない。
せめて、情報という形で役に立つものを
残そうかとも思ったが、この状況だと逆に
ミスリードになりかねない……。
そう指摘されるまで、気がつかなかった。
……すまない。

公由一穂…………。


(この人、尊大なように振る舞ってるけど……
本当はむしろ、その反対なのかもしれない)

(この村が災害に飲み込まれるのを
黙ってみていることが辛くて、苦しくて……)

(そんな、悲しい気持ちを誤魔化そうと
わざとらしいくらい、明るく振る舞って……
きっと優しい人なんだね)
……岡部さんは、私たちに何を望みますか?


岡部倫太郎ん……? 何、とは?


公由一穂私たちに、どうなって欲しいですか?


岡部倫太郎それは……部活メンバー……いや、
この雛見沢に住まう全員に、
昭和58年の6月を越えてもらいたい。
無論、君を含めたこの家の2人もだ。
誰ひとり犠牲にすることもなく……
幸福な未来を見つけられるようにな。
公由一穂……ありがとうございます。


岡部倫太郎む……何故礼を言う?
俺は何もしていない。こうして世話をして
貰っても、俺は……何も返すことができないのに。
公由一穂……そうでしょうか?


誰かに、生きてほしいって……
幸せになってほしいと願って貰えると、
私はとっても……とっても嬉しいです。
死んで欲しいとか、いなくなれとか……
そう言われるよりも、ずっと嬉しいです。
生きてって思ってもらえると、力が湧いてきます。
だから……望んでください。
みんなが幸せになれる世界はあるって。

私たちは、それを見つけられるって。
……お願いします。

岡部倫太郎……わかった。
ならば、ここに宣言しよう。

フゥーハハハ!
狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真が断ず!
必ず、皆が幸福になる世界は存在すると!
それが、シュタインズゲートの選択であると!


公由一穂お、岡部さん……! 声が大きいです!
みんな、起きちゃいます!

岡部倫太郎む……す、すまない。


公由一穂ふふ……私たちも、そろそろ寝ましょう。
明日もまた準備ですからね。

岡部倫太郎そうだな……あっ、ちょっと待て。


……公由一穂よ。
キラキラした無数のカケラが宙に浮いて回転する
世界と言われて……お前に心当たりはあるか?
公由一穂え……?
あ、えっと……何の話ですか?

岡部倫太郎いや、なんでもない……こっちの話だ。


公由一穂……そうですか。
それじゃおやすみなさい、岡部さん。

岡部倫太郎……あぁ、おやすみ。


(誰だったのだ……?
俺たちがこの世界に来る直前、カケラの海から
「来るな」と告げたのは……)
(もしかすると、あれが『神』……なのか?)


…………。


(いや、だとしても打ち破ることができるだろう。
俺が、いや……ラボメンたちが、そうしたように)

(あの子たちならば、きっと最善の未来を
つかみ取れるはずだ……俺はそう信じてるぞ。
……エル・プサイ・コングルゥ)