ラクーンシティへようこそ! あの巨大製薬会社アンブレラが拠点を置き、 活力ある都市として知られる我らがラクーンシティが、 実は長い歴史を持つことはご存じでしょうか? このコラムでは、ラクーンシティを訪れる皆さんに、 街の意外な見所をご紹介します! |
<ラクーン市警察署> ラクーンシティの中心部に位置する警察署の建物は、 元は美術館として利用されていました。 現代では珍しい時計台や玄関ホールの女神像が、 往時の名残を伝えてくれます。 |
<孤児院> 警察署にほど近い孤児院は、アンブレラを始めとする 企業と地元住民の寄付によって運営されています。 孤児院のシンボルともなっているステンドグラスは、 国外からも見学者が訪れるほどだとか。 |
9月25日 市内で発生した大規模な暴動により、当警察署を 一時的な避難所とすることが決定した。 全署員は市民の受け入れと保護を最優先とする。 |
9月25日 追記 夜半、市民の一人が署員に襲いかかるという事件が 発生。 署員1名が死亡、3名が軽傷を負った。 当該市民は間もなく鎮圧された。 極度のストレスによるパニックと考えられる。 |
9月26日 暴徒による当警察署への襲撃が発生。 戦闘による死傷者多数。 非常シャッターでの封鎖により退避に成功するも、 署周辺は無数の暴徒に取り囲まれ、脱出は困難と 判断された。 通信機器の復旧の目処は未だ立たず、外部との連絡は 不可能。 |
9月27日 13:00、警察署西側で再び戦闘が発生。12名死亡。 生存者はわずか。 署内はひどい混乱に陥っている。 記録者 デビッド・フォード |
9月28日 午前2:30 生存者は私を含めたった4人。 武器、弾薬の確保の失敗。度重なる異常な戦闘による 疲弊と混乱。もう後がない…。 以前、フィリップス巡査から下水道を脱出路にする 提案がなされた。 ここが美術館時代の“隠し通路”を使う方法だ。 |
今さらながら、私は彼女のアイデアに乗ることにした。 確かに、隠し通路が現存している保証も、 下水道にゾンビがいない保証もない。 だが、ここで死を待つよりはましだ。 わずかな可能性を信じ、隠し通路に関する情報を 探ることにする。 記録者 エリオット・エドワード |
ハンドガンの弾 →ガンパウダー x2 ショットガンの弾 →ガンパウダー + 強化火薬(黄) マグナムの弾 →強化火薬(黄) x2 |
現在、署内の弾薬が不足している。 各自、ガンパウダーを有効活用すべし。 携行する銃器の種類に応じて、 適切に組み合わせるよう注意されたし。 |
ハンドガンの弾 →ガンパウダー x2 硫酸弾 →ガンパウダー + 強化火薬(白) サブマシンガンの弾 →強化火薬(白) x2 |
現在、署内の弾薬が不足している。 各自、ガンパウダーを有効活用すべし。 携行する銃器の種類に応じて、 適切に組み合わせるよう注意されたし。 |
レオン・S・ケネディ、貴官に重大な特別任務を与える。 その恐るべき内容とは――、 なんと「自分の机の鍵を開けること」だ! ヒントは6人の先輩のファーストネームの頭文字だ。 順番は、机の並びと同じにしてある。 鍵は机の左右に1つずつだ。両方ちゃんと外せよな。 |
ま、ようするに、仲間の名前を覚えるのがお前の 初仕事ってわけだ。 成功を祈ってるぜ。 スコットの野郎から聞き出すのは、ちっとホネだろう けどな。 優しいブラナー先輩より |
(紙のすみに、血痕と走り書きが残されている) |
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現在、ロッカー開放用の端末のキーが、 いくつか破損しています。 キーを破壊した職員は、予備キーを使用し、 “今すぐに!!”端末を修理してください。 (犯人はわかってるからな! この馬鹿力!) |
人類は太古から様々な植物を用い傷や病を癒してきた。 本書では、この薬効を持つ植物の例として アークレイ山地周辺に自生する3つのハーブを取り上げ その概要を述べたいと思う。 緑色のハーブには、傷を癒す力がある。 青色のハーブには、解毒作用がある。 |
そして赤色のハーブだが……。 美しい観葉植物として親しまれてはいるものの、 残念ながら目立つ薬効はない。 ――そう、ごく最近までは考えられていた。 ハーブ同士は、組み合わせることで さらに効果が高まる。これは周知の事実だ。 近年、赤色のハーブが組み合わせに多大な影響を 及ぼすことが判明した。 |
ある東洋医学者の説によれば、青色と赤色のハーブの 組み合わせで、体を頑丈にする効果が得られるとの ことだ。 ハーブには、我々の予想もつかない力が眠っている。 さらなる研究が待たれるところだ。 |
表面に並んだボタンを押すと、リング状に配置された ランプが緑色に点灯します。 全てのランプを点灯させると、ふたが開きます。 ボタンは特定の順番で押してください。 順番を間違えると、全てのランプが消灯します。 その場合は、最初からやり直してください。 |
まだ生き残ってやがる不運の持ち主へプレゼントだ。 俺たちをさんざん苦しめた“リッカー”―― 皮を剥かれた鶏みたいな例のグロ野郎!――の とっておきのゴシップを教えてやる。 奴らは、聴覚が異常に発達してる代わりに ほとんど目が見えないんだ。 |
そうだ、お前がみっともなく走り回ったり バカみたいに撃ちまくったりしなけりゃ 奴らに見つからずにすむ――かもしれないってことだ。 奴らの前では、俺のばあちゃん並みにゆっくり動け。 いいな? |
さてと。お名残惜しいが俺はそろそろ行くよ。 友達の仇をとってやるのも、オマワリさんの 大事な仕事だからな。 デビッド |
ちくしょう!! “彼ら”は私を切り捨てた! これほど忠誠を尽くした私をだ! いいだろう。 ならば、私もこの世界を楽しませてもらう。 豚どもを、お似合いの“檻”に閉じ込めてやった。 信管でバリケードのC4を起爆させれば、 全員まとめて木っ端微塵だ。 |
だが、一瞬で終わらせるのはもったいない。 まずは鉄格子にすがって怒鳴り散らしているアイツだ。 奴にこのオモチャを差し入れてやろう。 「隣の奴を殺せ。そうすれば残りの人間は助けてやる」 ――そう言ったら、この豚はどうするだろう。 |
お前は正義だの誇りだのとわめきちらし、 この私に、何度も何度も何度も何度も逆らったな? お前は素晴らしい警官だった。 鼻を削ぎ落としたいくらいにな。 ああ、楽しくなってきた。音楽が必要だ。 |
黒太子を虜にしたルビー、ナイルの女王が飲み干した 真珠、王妃を革命の断頭台に導いたダイヤ……。 宝石にまつわる魅力的な伝説は、枚挙にいとまがない。 この奇妙な赤石は、さしずめ、彼らの輝かしい末子で ある。 |
来歴は――この種の宝物にありがちではあるが―― はっきりしない。 ある時代では貴婦人の宝石箱を飾り、またある時代では 賢明な王に献じられたとも伝えられている。 この秋、長く伝説の霧の中に身を潜めていた赤石が、 オークションにお目見えする。興奮しきりの好事家も 多いことだろう。 |
だが――聡明な読者諸氏におかれては、心して欲しい。 美と魔性は比例する。民を慈しみ書を好んだ英邁な君主 が、この赤石に魅了され、カリギュラもおののく暴君と 成り果てた……そんな逸話も残っているのだから。 とはいえ、こんな忠告は無意味だろう。 血をまとうからこそ、宝石の輝きは人々の胸を騒がせる のだ。 |
1998,9,22 署内の配置換えによる備品の移動について報告します。 「3桁ナンバー耐熱金庫」 2F S.T.A.R.S.オフィス から 1F 西側オフィス へ移動 |
解錠番号は「左9、右15、左7」 担当者は、早めに番号を変更してください。 ラクーン警察 施設課 |
物品: 車両番号7439の鍵 詳細: 先端が破損し、使用不可。 ヘッド付属のボタンスイッチで トランクなどの開放は可能。 |
検体氏名:ジャスティン・ハンソン 39歳 男性 白人 所見: 本署に拘留中、ベッドで死亡しているのを職員が発見。 死後硬直は末端にまで及んでおり、 手を握りしめた格好のまま硬化していた。 前日の就寝直後に死亡した可能性が高い。 |
彼は盗癖の持ち主で、逮捕歴は二桁にのぼる。 信じがたいことに、拘留中も窃盗に及ぼうとした。 まさに“病気”と言う他ない。 |
分電盤の部品が故障しました。 担当者は、至急交換をお願いします。 皆も知っての通り、留置場の電気設備は古く、 特注部品にしか対応していません。 特注部品の予備は変電室に保管されています。 |
補足: 変電室に、特注部品が1つしか保管されていないとの 連絡を受けました。 時計台の修繕に来ている業者が同じ部品を持っている はずなので、ぶんどって――失礼、提供をお願いして ください。 |
アイアンズ署長 君の誠実な対応に感謝し、例の口座にささやかな謝礼を 振り込ませてもらった。好きに使え。 引き続き、部下への監視を怠るな。特に、あの洋館から 生還した隊員たちに注意を払え。 必要なら処分をためらうな。 W・B |
アイアンズ署長 アンブレラ本社との間にトラブルが発生した。 幹部どもが、私の研究成果を横取りしようとしている。 だが心配はいらない。すぐに落ち着く。 君は通常通り、こちらの指示した役目を果たせ。 W・B |
アイアンズ署長 研究所周辺の警備を強化しろ。 不審な人物を発見した場合は、即刻排除しろ。 殺してもかまわない。 アンブレラの人間であってもだ。 “G”の完成が近い。馬鹿どもに私の邪魔はさせない。 W・B |
アイアンズ署長 いい加減にしろ! 下水道の警備を怠るなと、何度言わせるんだ! 今がどれだけ重要な時期か分かっているのか!? 止まっている送金については、私が幹部にさえなれば 何倍にもしてやれるんだ! なぜわからない!? 私が君を簡単に破滅させられることを忘れるな。 W・B |
オジロジカ オス 推定6歳 狩猟場所:アークレイ山地 体長:185cm 体重:160kg 剥製の出来は満足のいくものだったが、 いいかげん、小物には飽き飽きだ。 そろそろ新しい挑戦をするべきだろう。 |
アムールトラ オス 推定4歳 狩猟場所:ハバロフスク地方 体長:290cm 体重:240kg めくるめく体験だった。黄色い脂肪を断ち割って 温かな腸があふれ出した時の興奮と言ったら! 私の体からも獣の匂いがする。たまらない。 |
豚 メス 22歳 狩猟場所:ラクーンシティ 体長:160cm 体重:50kg 獲物の体は、白く、柔らかで、どこもかしこも甘い。 私のものだ。永遠に。 |
お問い合わせ頂いた署長室の電子ドアの故障について ご連絡します。 お伝え頂いた状況から考えるに、使用されている部品の 交換が必要なようです。 規格の問題で特注部品にしか対応しておりませんが、 幸いなことに、当社系列店の者が時計台の修繕に 伺っており、同型の品を市警に納品しております。 |
担当者が申しますには、3階の東倉庫に運び入れたとの ことです。 もし、不具合が起きたり、数が足りないといったことが ございましたら、時計台におります当社の者に お声がけくださいませ。 それでは、今後とも当社をよろしくお願いいたします。 |
押収年月日: 1998 年 8 月 14 日 押収場所: 本署2F待合室 押収理由: 上記押収場所で不審な行動をしていた男性を発見。 巡査が声をかけたところ、慌てた様子で逃走を図ろうと したため確保。 彼が所持していたメモを押収した。 |
備考: 照会するまでもない。彼のことはよく知ってます。 ジャスティン・ハンソン。39歳。市内在住。独身。 ここの留置場の常連ですよ。 悪い奴じゃないんだが、ニワトリ並みの脳みそでね。 おまけに病的な盗癖持ちだ。 けど、まさか市警で“仕事”をしようとするとは……。 |
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親愛なるS.T.A.R.S.隊員諸君 君たちは相変わらず、あのオンボロ警察署でムカつく 上司のおもりでもしてるのかな? 俺か? 俺は美女とデートしてきたところだ。 彼女の大きな傘の下でなにがあったかは、 ご想像におまかせするよ。 |
ヨーロッパは最高だ。 1ヶ月程度のバカンスじゃ全然足りない。 半年は戻らないかもな。 バリー、あんたはこっちに来ようなんて思うなよ。 かわいい娘さんたちが泣いてもいいのか? 美女は俺にまかせておけ。 |
ジル、クレアから連絡があったら、 兄貴は元気にしてるって伝えてくれ。 8月29日 クリス・レッドフィールド |
修繕対象: 警察署西側の時計台 文化財としての高い価値を鑑み、 修繕にあたって専門の技術者を招く予定です。 本格的な作業は、彼の到着を待って開始します。 ただし、留め金が激しく劣化し危険であるため、 落下防止の処置のみ緊急で行います。 |
――ああ。でも、それじゃ何の説明にもなってないと 思うがな。アンブレラが例の孤児院を支援してるなんて 偶然とは思えない。 ――これはアンブレラが設立した奨学金の取材じゃ なかった? |
――そんなネタじゃ誰も食いつかない。 みんな、G-ウィルスについて知りたいんだよ。 ――どこでその名前を? ――しかも町のクソでかい穴ぼこは、地下にある あんたの研究所に通じてるんだってな。 |
――なあ 本当のとこを教えてくれよ。でなきゃ…… ――もう話すことはないわ。 ――クソめ。 |
ラクーンシティのよい子のみんな、 いつも動物園に遊びに来てくれてありがとう! 今日はラクーン君から大切なお願いがあるんだ。 みんなは大人気の「ラクーン君人形」は知ってるよね? 意地悪な人たちの間で、あのお人形を射撃の的にする 遊びが流行してるんだって。 僕、すごく悲しいよ……。 |
よい子のみんなは、絶対、マネしないでね! とってもとっても危ないよ! それじゃまた、動物園で会おうね! ラクーン動物園マスコット ラクーン君より |
「特集! ラクーンシティのヒーローたち」 ラクーンシティで最も恐れられ尊敬されている人物は? その答えは、ラクーン市民なら誰もが知っている。 イエス! ブライアン・アイアンズ警察署長だ。 街中の犯罪者とゴロツキを震え上がらせる彼は、 我々罪なき市民にとっては父親以上の存在である。 |
アイアンズ氏は熱心な慈善活動家としても知られている。 孤児院への多額の寄付、困難を抱えた女性への支援、 美術品の保護活動、動物愛護への取り組み――。 誰か、知っていたら教えて欲しい。 我らのヒーローは、一体いつ眠るんだろう? 本誌の取材に、氏は「当然のことをしているまでだよ。 市民は私の家族だからね」と、さわやかな笑顔を見せた。 |
警察署は、もう化け物だらけだ。 忌々しいうなり声がここまで響いてくる。 だが、俺が恐れてるのはゾンビなんかじゃない。 コードネーム“タイラント”。 奴らが極秘に開発した究極の生物兵器だ。 まさか、あんなものまで出してくるとは……。 |
恐らく、奴に下された命令は後に証人となるものの 抹殺。 |
レオン あなたがこれを読んでくれるって信じてる。 この警察署はもうダメよ。一刻も早く脱出して。 私なら大丈夫。なんとかなると思う。 私の兄のことも心配無用よ。 あなたはあなたのことだけに集中して。 クレア |
クレア 君が生きていると信じてこれを書く。 ここは化け物の巣だ。 君の兄さんも、もうここにはいないだろう。 すぐにこの警察署から脱出しろ。 君の無事を祈ってる。 レオン |
1月4日 水よう日は、うれしい日。 おやつがアイスクリームだからです。 前にいたこじいんはきらいでした。 先生はおこりんぼだし、べんきょうのじかんが あったし、アイスクリームはなかったからです。 このこじいんはだいすきです。 |
1月10日 こじいんには、だいじな決まりがあります。 「日記をかくこと」、「まい日けんこうしんだんを うけること」、「かってに外に出ないこと」です。 がっこうに行かなくていいのは、うれしいと思います。 じぶんがきている服の、前の持ち主といっしょに じゅぎょうをうけるのは、とてもみじめです。 |
1月16日 きょうは、りじちょう先生がくるので、 いちばんすきな青いギンガムチェックの服をきました。 りじちょう先生は、せが高いです。 りじちょう先生は、おひげがはえています。 りじちょう先生は、おまわりさんです。 |
2月5日 手紙を出して2ヶ月になるのに、 オリバーから返事が来ない。 養子にもらわれて行った奴らはみんなそうだ。 金持ちの家で王様みたいに暮らしてると、 孤児院のことなんか忘れちまうんだろう。 オリバーだけは違う、俺たち永遠の相棒だ、 ――なんて思ってた。バカみたいだ。 |
2月8日 アンが年下どもを集めて話をしてた。 「養子として孤児院を出てった奴らは、 本当は、恐怖の“ブギーマン”のエサにされてる。 だから連中とは連絡が取れなくなるんだ」 だと。 あいつには三流小説家の才能がある。 |
2月13日 アンの話じゃないが、この孤児院はちょっと変だ。 たしかに、他の養護施設に比べたら恵まれてる。 地元のでかい製薬会社が、寄付をつぎ込んでるからだ。 でも、電話や外出が禁止されてるのはなぜだ? ドクターの数が多すぎやしないか? 毎日の、あの注射の意味は? これじゃ、俺たち、まるで―― |
2月14日 俺に養子の話が来た。信じられない。 俺はもう大きいし、“人気がある”タイプじゃない。 ……でも、まあ、少しくらいは嬉しいかもしれない。 嘘だ。本当は泣きそうなくらい嬉しい。 出発は20日だ。 俺はいい息子になる。 お父さんと、お母さんが、自慢できるような息子に。 |
2月19日 真夜中、オリバーが帰ってきた。 狂ったみたいに「助けて」って泣きわめいてた。 俺は最初、“ソイツ”が友達だってわからなかった。 だって顔が、あんな風に、溶けて、剥がれて――。 ……今、先生とドクターたちが看病してる。 大丈夫。ただの皮膚病だ。あっという間に治る。 そしたら、また二人で冒険に行こう。 |
これを よんだ ひと けいさつに でんわ して ぶぎーまん が きた みんな たべられ ぶぎーまんは くろい たくさん です |
たすけて もうすぐ こっちに たすけて おかあさ |
かねてよりの懸案だった例の件について、 対応が完了したことをご報告します。 2月19日、研究所より脱走した被験体628(以下628)が 本施設に侵入するという事態が発生しました。 628は、元々、この被験体プール施設で養育されており 救助を求めて「帰還」したものと思われます。 628は本施設の職員によって即時確保されました。 |
628は研究所において臨床実験に使用されていました。 そのため、本施設がウィルス汚染された可能性を考慮し 施設にいた全ての被験体候補を廃棄処理いたしました。 この処理は、保安部隊によって実行されました。 彼らの迅速な対応に感謝します。 |
なお、周辺住民へは、「建物の老朽化のため、 子ども達は一時的に他の孤児院へ移動させた」という 説明を行っております。 本施設の汚染除去が確認され次第、 再度、被験体候補の確保を進めていく予定です。 |
先週もお願いしましたが、故障したリストタグの替えを 一刻も早く至急してください。 ご存じの通り、例のリストタグは本施設の一部の扉を 開くキーの役割を果たしています。 つまり、代替の品がなければ、私のチームは満足に 業務を行えません。 これを怠慢だと思われるのは心外です。 |
新品のリストタグが先ほど到着しました。 これでようやく本格的な解体工事に向けた 点検作業を実施できます。 先日、ご報告した焼却炉の異常については、 ご心配には及びません。 大型ゴミでも残っているのでしょう。 この報告書を書き終えたら、確認に向かいます。 |
G-ウィルス臨床実験は、近く最終段階へと移行する。 人を越える新たな種――“G”の誕生を前に、 彼らの生態について予測を述べる。 |
<知能> 感染者の知能は次第に低下。 言語能力は投与から数日で消滅。 最終的には人格と理性を失い、 生存と繁殖のみが行動原理になる。 |
<身体能力> 異常な速度の細胞分裂――進化――により、 あらゆる環境に適した能力を得る。 さらに、驚異的な自己修復能力を備えており、 一般的な小火器等で、 生命活動を完全停止させることは困難。 |
<繁殖行動> Gの最も顕著な特徴に「繁殖への強烈な欲求」が 挙げられる。 彼らは本能的に遺伝子情報の近しい人間を探し出し、 生体に胚を産み付けることで繁殖する。 しかし、定着率は極めて低く、適合しない細胞は 不完全なG生物として表出する。 定着が見込めるのは血のつながった子どもくらいか…。 |
オーエンズ室長 NEST内に警報と悲鳴が響いている。 なにが起きているかわからない。銃声がする。 所長とは連絡が取れない。 私たちは閉じ込められている。 一刻も早く救助を。 |
オーエンズ室長 最悪の事態だ。 NESTがウィルス汚染された。ありえない。 フェイルセーフシステムが起動しない。 外部からの干渉? それしか考えられない。だがなぜ。 マイヤーとキムが死んだ。咳が止まらない。 どうして連絡をくれないんだ。 |
オーエンズ室長 そうか あなたたちが |
<CEOからのご挨拶> この度は、我がナイツ・コンストラクション・ カンパニーに興味をお持ち頂きありがとうございます。 弊社は20年にわたり、様々な都市の下水施設を 手がけて参りました。 長い歴史の中で、我々が大切にしてきた2つのもの…… それは「遊び心」と「高いデザイン性」です。 |
地面の下に隠れている設備だからと言って、 最低のデザインである必要はない。 我々は、そう考えます。 クイーンより優雅で、ナイトより洗練され、 ポーンのように愉快な我が社の施工は、 皆さんへ最高の勝利をお届けすることでしょう! |
それでは、皆さんにお目にかかる日を 心より楽しみにしております。 ナイツ・コンストラクション・カンパニー CEO 兼 国際チェス協会名誉会員 兼 ラクーンチェスクラブ名誉顧問 兼 フィッシャーチェス愛好会名誉理事 R・B・フィッシャー |
業務引継時の混乱により、 U案件エリアへの扉のロック解除方法が失われました。 扉は、各端末に対応するプラグを差し込むことで 開放されます。 正しいプラグ位置をご記憶の方は、 この掲示板にて情報の提供をお願いします。 |
ご注文頂きました以下の商品を 指定の場所に搬入しました。 耐熱金庫 x 1 解錠番号は金庫側面にチョークで記載しました。 実際にご使用になる前に消去をお願いします。 |
レオン 私はこれからある場所に向かう。 途中で出会った女の子を救うためよ。 彼女とても危険な状態なの、放っておけない。 レオンは先に進んで。きっともうすぐ街の外よ。 私も絶対に脱出する。だから心配しないで。 クレア |
クレア ここに辿り着いたのなら、あと少しで街の外だ。 俺はある用事を片付けてから脱出する。 クレア、もし俺が戻れなかったら、君に頼みたい。 街がこうなったのはアンブレラのせいだ。 アンブレラの正体を多くの人に伝えてくれ。 レオン |
18545 トビー・ジャクソン 入室03:44 退室07:31 18546 サラ・タカハシ 入室04:51 退室07:08 18547 ウォルト・ペイジ 入室12:03 退室13:36 |
18548 アンソニー・ホワイト 入室12:05 退室12:48 18549 シリル・アーチャー 入室18:01 退室20:21 18550 デズモンド・ロック 入室18:04 退室19:58 |
18551 ウェイン・リー 入室20:16 退室--:-- |
ノースエリアにて非常事態が発生。 全NEST職員は通常業務を停止し、 抗ウィルス剤「DEVIL」の確保を最優先とせよ。 DEVILは、G生物化への唯一の対抗手段である。 G-ウィルスの感染が認められた際は、 ただちに対象へ投与したのち、G細胞の除去を行え。 |
NESTメインシステムから自動送信されました。 返信はできませんのでご注意ください。 |
当研究所では、最新式のセキュリティシステムを採用し 職員の皆さまの安全と業務の効率化を実現しています。 施設の入出や特定の機器へのアクセスには、 リストタグ型キーによる認証が必要です。 キーの権限には、「ゲスト」、「一般職員」、 「上級職員」の3種類がございます。 |
権限は、リストタグに挿入された電子チップによって 設定されています。 権限の変更は、電子チップを入れ替えることで 簡単に行えます。 職員のご家族へは「ゲスト」用の貸し出しを 行っております。 受付までお気軽にお申し出ください。 |
――アルファチームからゴーストへ。 対象がウェストエリアへ移動。 G-サンプルと抗ウィルス剤を回収する模様。 ――ゴースト、了解した。ポイントW-3で待機する。 そっちも向かってくれ。 ――了解。 |
――こちらアルファ、目標地点に到着。 ――了解。 そのまま待機せよ。 |
――アルファ、対象が現れた。 保管庫を開けるぞ。 ――わかった。 合図を待つ。 |
――G-ウィルスを確認。 ――突入する。 ――バーキン博士、我々と来てもらいたい。 |
皆、“果実”になった。 彼らはよみがえる。何度でも。 燃やせ。 彼らの全身が、黒い炭になるまで。 それ以外に方法はない。 |
<プラント43枯死剤の製法> 1.空のカートリッジを薬液充填機にセット。 2.UMB No.21(P-ε)を規定量注入。 3.急速に冷却する。 |
プラント43の成長速度は驚異的であり、 万一の事態が起きた場合、制御は困難である。 非常時には、上記製法を用いて精製した枯死剤を 散布し、被害を最小限に留めること。 |
差出人:リック・メンドーサ 件名:なにをやらかした? 本文:カートライトの野郎、えらい剣幕だったぞ。 ほどほどにしとけよ。あれでも上司だ。一応な。 ところで、俺のかわいい二重螺旋ちゃんを知らないか? あの子は俺の秘密を尻に敷いてるんだ。 見かけたら教えてくれ。 |
差出人:バイロン・カートライト 件名:ずいぶん忙しそうだね 本文:私とのミーティングをすっぽかすとは。 温室の視察には、君は来なくてよろしい。 代わりに簡単な仕事をあげよう。 再来年の予算案をまとめておいてくれ。今夜中に。 |
差出人:リック・メンドーサ 件名:生きてるか 本文:襲撃だ。もう死人が出た。 このイーストエリアは孤立してる。 こちら側から連絡橋を再稼働させるためには、 俺たちのリストタグじゃダメだ。 くそっ、カートライトのアホはどこに隠れてるんだ。 |
差出人:リック・メンドーサ 件名:返事をくれ! 本文:プラント43が暴走してる。温室は地獄だ。 最悪なのは、俺たちの中の誰かがあの場所に 突っ込んでかなきゃならないってことだ。 ウェイン、担当のお前なら暴走を止める方法も 知ってるだろ? 頼む、返事をくれ。 |
差出人:リック・メンドーサ 件名:なし 本文:チアリーダーのスージー。覚えてるか。 いい女だったよな。お前も俺も夢中だった。 もっとも、彼女はオタクには目もくれなかったけど。 お前に借りたコミックとゲーム、返さなきゃ。 全部後回しだ。黄色いドレスが俺を待ってる。 |
差出人:ウィリアム・バーキン 件名:【重要】セキュリティ強化の実施 本文:NESTはいつから産業スパイの巣になった? 先月は3人、今月は4人だ。わかっているだけで。 セキュリティを強化しろ、カートライト。 君は前任者のようになりたくないだろう? |
それから、本日よりウェストエリアの立ち入りを 制限する。 本社から“G”に関する情報開示要請を受けても 無視しろ。どうせ奴らにはなにもできない。 |
差出人:自動送信メール 件名:【警告】不正な操作が実行されました 本文:イーストエリアにおいて、権限を保持しない 職員による枯死剤の散布が実行されました。 04:51AM Wayne Li |
いやだ。血の海だ。どこもかしこも。 なにかが起きてる。わからない。 みんな死んだ。死んだ! 撃ったのは黒ずくめの。あれはU.S.S.だ。 本社ご自慢の保安部隊。どうして。 彼らは俺たちを守ってくれるはずの。 白い脳漿が、真っ赤な血だまりを泳いでる。嘘だ。 |
いやだ。僕はいやだ。みんな僕を天才だって言った。 こんなところで死ぬはずがない。僕は誰より賢い。 成績はいつも一番だった。いつか見返してやれた。 あいつらを見返すんだ。ノーベル賞をとるんだ。 ぼくはヒーローだ。ぼくはてんさいですよ、かみさま。 ぼくはしなない。 ぼくは |
差出人:ジェーン・ドイル 件名:“G”の研究中止について 本文:我々アンブレラは地下研究所NESTにおける “G”研究開発の中止を決定しました。 今期をもって、“G”研究開発費は打ち切られ、 ウィリアム・バーキン所長は解任されます。 |
差出人:B・E 件名:(なし) 本文:連絡をありがとう、バーキン博士。 君の「進化する生物兵器」には、上の連中も 興味を持っている。 研究費の件は安心してくれていい。 ウチの“会社”は合衆国で一番の金持ちだからね。 |
差出人:リヒャルト・ケスラー 件名:おめでとう 本文:聞いたよ。“G”が実用段階寸前だそうだな。 不思議なのは、君がなぜそれを我々アンブレラ本社 研究室に伝えなかったのかってことだが……まあいい。 さて、そろそろ研究データを渡してくれないか? 大丈夫、君の“G”は私が必ず完成させてやる。 |
差出人:ジェーン・ドイル 件名:勧告 本文:あなたにはアンブレラに対する 重大な背信行為の疑いが持たれています。 あなたが社の財産である“G”を私物化し、 秘密裏に合衆国軍部と接触していたことは明らかです。 24時間以内に、査問委員会の招集に応じてください。 |
生体における胚の成長過程観察(被験体番号449) “G”胚が被験体に着生直後、被験体の胸部から腹部を 50cmに渡り切開。目視での観察を開始した。 医療チームの協力のもと、被験体の意識レベルは 常に0(意識清明)〜T-2を保持。 被験体の意識レベルが低下した時点で、これ以上の 観察は無意味と判断。被験体を処分。 |
繁殖速度観察(被験体番号501) 被験体501にG-ウィルスを投与。 G生物化した501を30名の被験体群に引き合わせる。 2時間36分後、1名を除く全ての被験体に 胚を植え付けたことを確認。全被験体を処分。 (1名は実験中に精神の均衡を失い自殺) |
t-ウィルス耐性実験(被験体番号628、639) t-ウィルスへ微弱な耐性を示した被験体628に G-ウィルスを投与。 深い親交のあった639を引き合わせる。 628は抵抗するそぶりを見せたものの、24分後に 胚の植え付け完了。t-ウィルスへの耐性はG-ウィルスの もたらす知能低下を防ぐことはできないと思われる。 |
1998/9/18 レオン・S・ケネディ巡査 ラクーンシティ警察署を代表し、 所定の訓練完了にお祝いを申し上げる。 優秀な成績を修めた君を心から歓迎する。 |
【着任日】9月25日(金) 研修は午前8時開始だ。 君と共に働ける日を楽しみにしている。 ラクーンシティ警察署長 ブライアン・アイアンズ |
クレアへ 第一に、手紙をありがとう。 第二に、あんたに言いたいことはひとつだけよ。 バイクで一人旅ですって!? お兄さんに会うために!? 絶対にやめなさい! |
あんたがお兄さんを大切に思ってるのは知ってるわ。 1ヶ月も連絡が取れなくて、不安になるのもわかる。 でもね、あんたはまだ十代で、学生で、女の子。 そして、この国には変態とクズがうじゃうじゃいる。 女の一人旅がどれだけ危険かわかるでしょ? |
……って、止めても、どうせ聞かないんでしょ? いいわよ。わかってる。 なら、せめてラクーンシティについたら電話して。 それから、あんたを心から心配してる友達が ここにいるってことを忘れないでよね! あんたの親友より!! |
P.S. お兄さん――クリス・レッドフィールドには、 妹に銃や格闘技を教え込んだことを 死ぬほど反省してほしいわね。 あんた、ちょっと自信過剰よ? |
先月の報告にあった白い個体の話は覚えているか? 研究員たちが「ペイルヘッド」と呼ぶ、 特殊な変異を起こした実験体の話だ。 彼らは通常の変異体にはない高い再生能力を持つ。 殺傷能力の低い武器では活動を停止させることは 難しい。 (計算上不可能ではないが恐ろしく時間がかかる。 私なら試そうとは思わない |
ペイルヘッドを完全に沈黙させるためには、 彼らの再生速度を上回る高威力の武器が必要だ。 現在、私のチームはペイルヘッドを安定して生み出す 方法をさぐっている。ついては、来月からこちらの 研究所に送る実験体の量を倍にして欲しい。 よりよい未来のため、これは必要なコストなのだ。 |
――こちらミルズ巡査だ! 本部、応答を! ――こちら本部。どうしました? ――新手の化け物が現れた! 目が光る気味の悪い野郎だ! |
――俺の相棒は至近距離でそいつを吹っ飛ばした。 化け物は死んだ。だが、最後にヤツは紫の煙を まき散らして……。くそ! ――巡査、落ち着いてください。 ――相棒は煙を正面から浴びた。それからずっと セキが止まらない。息が上手くできないんだ。 |
――一体、どうなってるんだ!? 「P-Zガス」を 使えば化け物を一掃できるんじゃなかったのか!? ――落ち着いて。その件については、今、 アンブレラの開発部門に問い合わせを……。 ――黙れ! ……あのガスはおかしい。 化け物を殺すどころか、むしろあいつらを進化―― |
NESTセキュリティ部隊の数名が、漏洩した ウィルスに感染した。 感染者には対人用防弾プロテクタ(通称・A装備)を 着用している隊員も含まれる。 A装備は、文字通り高い防弾性能を誇り 弾丸を完全に防ぐことが可能である。 鎮圧行動の際は留意されたし。 |
ケンド あなたが大丈夫なのは分かってるわ 何か事情があるのも でも、もし“他の手”が打てないような状況になったら 行き先は分かるわよね? 力になるわ ジル・バレンタイン |