突如開いた扉が繋いだ世界線、散り散りに なったラボメン達。統合世界は来訪者達の 心を映し出し、その様相を刻一刻と変化さ せた。意味を失くした時間、喪失の痛みが そっと忍び寄る。少女が空へと手を伸ばす 時、この扉の先に何が見えるのか。 | |
いくつもの扉をくぐり抜けた先に、待って いたのは更なる扉。この連なる扉の先に、 果てはあるのか。いっそ立ち止まってしま おうか。磨り減った心が、考えることを放 棄しかけた時、手を差し伸べてきたのはひ とりの少女。共に手を取り、未来へと。 | |
迷い込んだ扉の向こう、王子様の登場を待 ち焦がれる少女がひとり。甘美な夢が書き 換える少女の今。チェシャ猫のような微笑 を浮かべる彼女を前に、飾り立てた言葉は 意味を失くす。偽り無い想いだけが閉ざし た少女の扉を開き、今へと繋がっていく。 | |
統合されたこの世界に、心と体を弄ばれる 少年。彼の願いと想いが交錯し、また幾重 にも連なる扉を生み出していく。生じてし まった幾つもの矛盾、牢獄と化した統合世 界。握りしめた妖刀に込めた想い、その光 が、白衣の元へと届きますように。 | |
開いては閉じ、また開いては閉じる。忘却 の淵に迷い込んだ少女は、途方も無い数の 扉をくぐり抜けた。探し物も、それが何か もわからない。だけど、ふいに聞こえた力 強い声が、少女を捕らえる因果律を崩壊さ せ、最後の扉へと、出口へと導いていく。 |
ふと気が付くと、ラボの中に見知らぬ扉があった。誰かが余興の 為に用意したものか、いや違う、これは選ばれし者の前にのみ現 れる聖なる扉だろう。そんな厨二妄想は、久々にラボを訪れる仲 間の為の歓迎会準備を忘れさせた。意気揚々と開く扉、そしてそ の直後、溢れ出した光、鳳凰院凶真は扉の奥へと消えた。 | |
再び揃った歯車が噛み合い、廻り出した新たな運命。男の名は岡 部倫太郎。神をも冒涜する12番目の理論を手にした男である彼 に、この世界の謎を解き明かすことなど造作も無い。エル・プサ イ・コングルゥ。そう呟いた男が開始する、最後のオペレーショ ン。シュタインズゲートへと繋がる出口を見つける為に。 | |
お帰りなさいませ、お嬢様。メイド喫茶には珍しいこのウェイタ ーの正体は、人手不足に泣く幼馴染に頼まれ、執事服に身を包ん だ狂気のマッドサイエンティストだった。本人の意志に反して客 足は途絶えず、刻一刻と迫る約束の時。仕方無い、このまま戻る ぞ。鳳凰院クロトは、メイド姿の幼馴染みとラボへと走った。 | |
しばし止めた足、それは数多の星が煌めく夜空がとても綺麗だっ たから。メイド喫茶メイクイーン+ニャン2でのバイトを終えた 帰り道、まゆしぃは空を見上げていた。ひときわ光り輝く星に腕 を伸ばし、無意識に交わす星屑との握手。その背後、聞こえた扉 の音。星屑が流れ終わった頃、彼女の姿はもうなかった。 | |
迷い込んだ世界に溢れかえっていたのは無数のうーぱ達。夢中で 追いかけ回す彼女は、何時の間にか数え切れない程の扉をくぐり 抜けていた。目まぐるしく駆ける懐中時計の針は時間を忘れさせ る。だけど、そろそろみんなに会いたいな。椎名まゆりは飛びき りの笑顔を浮かべ、大切なみんなを探しに、また次の扉へと。 | |
お帰りニャさいませ、ご主人様。メイクイーン+ニャン2で笑顔 を振舞う、マユシィ・ニャンニャン。その横では執事姿の幼馴染 が、お嬢様達をおもてなし。みんなにも見せてあげたいのです。 彼女の願いは、図らずも叶うこととなる。その後、電気街を全力 疾走する執事とメイドの姿が、@ちゃんねるの片隅を賑わせた。 | |
集合時間はとっくに過ぎていた。だけど、そこにいるはずの仲間 達の姿は見当たらない。慌てて転がり込んだダルの後ろ、訪れた ひとりの少女。それは見知らぬ少女、だけど、懐かしさにも似た 匂いを感じさせる少女。まじまじと眺める視線、目の前に開かれ た扉、その少女に押されるように、扉の奥へと巨体は消えた。 | |
迷い込んだ扉の先の世界。未来から来たと言う少女から告げられ たのは、この世界からラボメンのみんなが帰って来られなかった 悲しい結末。だけど未来は変えられるもんだろ常考。橋田至は単 車に跨がり、エンジン音を高らかに轟かせる。排気管から昇るの は、集結の狼煙。少女を背に乗せ、境界線へと走り出した。 | |
キタキタキター。橋田至は、我が身に起こった最強リア充イベン トに興奮していた。突然現れた美少女と共に向かった買い出し。 そして、訪れた水着コーナー。最早爆発寸前だった彼は、言われ るがまま購入したビッグサイズの水着を見て疑問を浮かべる。こ れ、誰が着るんだお。笑顔で答える美少女。勿論、父さんだよ。 | |
荷物を抱え、電気街へと降り立った少女。束の間の休息を仲間達 と過ごす為、急ぎ足で進むのは歩き慣れたラボへの道。だけど、 辿り着いたのは人ひとりいないラボ。呆然と見渡すその景色に見 つけた違和感、部屋の奥、あるはずのない扉。この扉の奥に、仲 間達が居る。そんな予感を胸に、クリスティーナは扉を開いた。 | |
深紅のドレスを纏い、扉の先へと進む彼女は自分の名前以外、何 も思い出せないでいた。ただ、何かを探して、幾多の扉を開いて いく。もっと先へ、扉に手をかけた時、聞こえた誰かの呼び声、 聞きなれない愛称、クリスティーナ。だから私は、クリスティー ナでも助手でも無い。そう呟いた牧瀬紅莉栖は笑みを浮かべた。 | |
辿り着いた扉の前、牧瀬紅莉栖は動けずに居た。止め処無い不安 が、彼女の腕を縛り付けていたから。だけど扉は、内側からあっ さりと開かれる。お帰りなさいませ、お嬢様。現れたのは執事姿 の男。そして、メイド姿の友人、水着姿のHENTAI、そして 普段通りの仲間達が混在したカオスな空間が彼女を迎え入れた。 | |
高速で携帯電話のキーを叩く、閃光の指圧師。そろそろ始まる? 画面に浮かぶ、幾つもの同じ送信文。待ちきれずにブラウン管工 房を出た彼女の目に飛び込んできたのは、ラボへと駆け込む見慣 れないジャージ姿の少女。追いかけた先には、誰も居ないラボと 不思議な扉。彼女は携帯電話を握りしめ、扉をそっと開いた。 | |
みんなどこにいるの?携帯電話の灯りはとうに消えていた。扉を 開く度に、恐ろしいイメージが脳裏をよぎる。役目を失くした携 帯電話を片手に、恐怖に囚われた桐生萌郁は膝を抱えた。そんな 彼女に、ひとりの少女が手を差し伸べる。星空ではなく、彼女へ と伸ばされた手は、きっと明るい未来へと導いてくれるだろう。 | |
電気街の路地裏で、桐生萌郁は携帯電話を見つめていた。ラボメ ン達のやり取りが、画面上を飛び交っている。どうやら話題は、 久し振りに再会するメンバーの、歓迎パーティについての様だ。 私も参加して良いのかな。当然だ、早く来て手伝うのだ。携帯電 話を閉じ、ラボへと向かう彼女の顔には、笑顔が浮かんでいた。 | |
巫女装束に身を包んだ少年は、尊敬する男との約束を守り、少し でも彼の力になれるようにと今日も鍛錬を。息も切れ、これが最 後と渾身の力を込めて振り下ろした妖刀五月雨を弾いたのは突如 目の前に現れた扉。ゆっくりと開かれたその扉の先に見えた気が した白衣の後ろ姿。ルカ子は、吸い込まれるように扉の奥へ。 | |
迷い込んだ世界が叶えた少年の願い。少女となった漆原るかは、 彼に会う為に走り出す。だけど、少女は心に問う。仮初めのこの 姿に、どれ程の意味が有るのか。自分であって、自分では無い。 過ごしてきた幸せな思い出と、届けたい想い。決して相容れない 表と裏のパラドックスが、少女を無限の牢獄へと導いてしまう。 | |
携帯電話の振動に気付く、巫女装束の漆原るか。どうやら鍛錬の 途中で眠ってしまったようだ。とても怖い夢を見た気がする。だ けど、最後に自分を助けてくれた白衣姿のあの人。そんな彼から 届いたメッセージは、もう始まるぞ、の一言。私服に着替え、ラ ボへと急ぐその姿は、恋する乙女にしか見えない。だが、男だ。 | |
メイド喫茶メイクイーン+ニャン2のナンバー1メイドが一瞬で もみせた強張らせた笑顔。手を震わせながらも、オムライスに愛 のメッセージを描く。あと少しで仕事が終わる。本日最後のオム ライスに書き記されたメッセージ、世界がヤバい。フェイリス・ ニャンニャンはメイド姿のまま、仲間達の元へと急いだ。 | |
白衣を追って飛び込んだ扉の向こう、入口の扉は既に無く、妄想 である筈の世界の危機が、急速に現実味を帯びていく。フェイリ スは恐怖に飲み込まれないよう、この状況を極力楽しむことにし た。チンチラ星から連れ去られたヒロインが王子に救出される、 そんな妄想劇を心で演じながら、彼女は扉の先へと進んでいく。 | |
良いところだったのに。目を覚ました彼女は溜め息と共に呟く。 だけど、夢の終わりに届いたメールが、再び彼女の胸を高鳴らせ る。それは、久々に秋葉原を訪れる仲間の、歓迎パーティのお知 らせ。着けたままだった猫耳を外し、私服へと着替えた秋葉留未 穂は外へと飛び出した。いつか夢の続きが見られると良いな。 | |
これはただの昔話だよ、父に聞かされたのは、かつて親友達が不 思議な扉に入ってしまったきり、戻ってこないことがあった、な んていう都市伝説じみた昔話。そして少女は、父の発明に込めら れた願いに気付く。昔話の結末を、哀しい今の正体を知る為に、 バレル・タイターの娘はタイムマシンに乗って過去へと遡る。 | |
無数の扉が存在する世界、時間も空間の概念も、元の世界の常識 が何も通用しない世界。失敗した。阿万音鈴羽は準備不足で踏み 入れてしまったことを後悔する。だけど、扉の先へと進むことに 何の迷いも無かった。最初は頼りなく見えた筈の、この男の大き な背中の向こうに、明るく笑う未来の父の姿が見えるから。 | |
心地良い日差しが降り注ぐ中、仲睦まじく買い物中の男女。後は 何を買うんだお。男の問いに、阿万音鈴羽は答える。水着だよ、 まだ暑いからね。二人の会話に、誰もがリア充爆発しろと感じた ことだろう。そういえば、どうして過去に来たんだっけ。彼女の 疑問は、横を歩く若い父の浮かべた、満面の笑みが忘れさせた。 | |
俺はアルパカ司令だ。いつもお前のことをスマホの画面越しに見 ている。一挙手一投足全てだ。お前はまだこの世界のことを何も 知らない。だが、じきに解るだろう。全ての物事には表と裏があ る。丁度、俺とお前のようにな。この世界の裏に気付いた時、お 前にとってのトゥルーエンドに辿り着くだろう。さぁ行くのだ。 | |
男の前に、乗り越えた筈の自分の弱さが再び立ち塞がる。フラッ シュバックするのは幾度も体感した、大切な仲間を失う痛み、恐 怖、絶望。だが男は優しく、力強くアルパカマンに語りかける。 大丈夫だ。俺が、きっと未来を変える。哀しみのヒーローは、安 堵したかの様な表情を浮かべ、その場から消え去った。 |
トゥットゥルー♪まゆしぃです。今日は、まゆしぃの大好きな、 うーぱコレクションを紹介します。あのね、うーぱって言うのは 雷ネット翔の立体キャラクタードールシリーズの中のひとつなの 。でもでも、こんなに大きいうーぱは初めて見たよー。まゆしぃ は、可愛くて、おっきぃものが大好きなのです。 | |
トゥットゥルー♪まゆしぃです。今日は、まゆしぃの大好きな、 うーぱコレクションを紹介します。あのね、レッドうーぱは雷ネ ット翔の立体キャラクタードールシリーズの中のひとつなの。で もでも、こんなに大きいうーぱは初めて見たよー。まゆしぃは、 可愛くて、おっきぃものが大好きなのです。 | |
トゥットゥルー♪まゆしぃです。今日は、まゆしぃの大好きな、 うーぱコレクションを紹介します。あのね、ブルーうーぱは雷ネ ット翔の立体キャラクタードールシリーズの中のひとつなの。で もでも、こんなに大きいうーぱは初めて見たよー。まゆしぃは、 可愛くて、おっきぃものが大好きなのです。 | |
トゥットゥルー♪まゆしぃです。今日は、まゆしぃの大好きな、 うーぱコレクションを紹介します。あのね、グリーンうーぱは雷 ネット翔の立体キャラクタードールシリーズの中のひとつなの。 でもでも、こんなに大きいうーぱは初めて見たよー。まゆしぃは 、可愛くて、おっきぃものが大好きなのです。 | |
トゥットゥルー♪まゆしぃです。今日は、まゆしぃの大好きな、 うーぱコレクションを紹介します。あのね、メタルうーぱのゴー ルドバージョンは雷ネット翔の立体キャラクタードールシリーズ の中でも、幻のバージョンなの。とってもキラキラしてて、まゆ しぃは、こんなの初めて見たよー。 | |
トゥットゥルー♪まゆしぃです。今日は、まゆしぃの大好きな、 うーぱコレクションを紹介します。あのね、パープルうーぱは雷 ネット翔の立体キャラクタードールシリーズの中のひとつなの。 でもでも、こんなに大きいうーぱは初めて見たよー。まゆしぃは 、可愛くて、おっきぃものが大好きなのです。 | |
トゥットゥルー♪まゆしぃです。今日は、まゆしぃの大好きな、 うーぱコレクションを紹介します。あのね、メタルうーぱは雷ネ ット翔の立体キャラクタードールシリーズの中でも、とってもレ アなんだ〜。でもでも、こんなに大きいうーぱは初めて見たよー 。まゆしぃは、可愛くて、おっきぃものが大好きなのです。 | |
トゥットゥルー♪まゆしぃです。今日は、まゆしぃの大好きな、 うーぱコレクションを紹介します。あれれぇ。めたぼんうーぱな んて、まゆしぃは初めて見たよー。きっとすっごくレアだと思う な。これは、まゆしぃの宝物にするから、ラボの電気代が払えな くなっても、売ったりしたら、ダメだよ。 | |
トゥットゥルー♪まゆしぃです。今日は、まゆしぃの大好きな、 うーぱコレクションを紹介します。おやおやぁ。メタルうーぱ: レインボーなんて、まゆしぃは聞いたことなかったよー。とって も眩しいから、きっとすごくレアなのです。知らない間に、うー ぱコレクションも増えてるんだね。コンプリートが大変だよー。 |
避けることの出来なかった消失。「彼女」 は救えない。未来は変えられない。失意の 日々を送る岡部倫太郎。だが、「Amad eus(アマデウス)」の中の「紅莉栖」 の記憶との出会いが、男の運命を変えてい く。そう、そこに『彼女』は今もいる。 |
本当にこの衣装で良かったのかな?問いには答えず、黙って袖を 通す岡部倫太郎。特徴的な胸の装飾は、大切な存在を失ってしま った自らへの揶揄だった。そんな自嘲をしつつも、集まってくれ た仲間達の想いを無下には出来ない。だが、楽しもうとする程、 誰かが居た筈の、誰も居ない空間を見つめてしまっていた。 | |
椎名まゆりはラボメンの仲間達に、ある計画を持ちかけた。自分 が得意な衣装作りを活かして、失意の底で苦しむ幼馴染みを少し でも励ましたい。そんな想いから、今回のコスプレパーティーは 始まった。そして、彼女自身もまた、水の精霊を模した衣装を着 る予定だ。オカリンも、皆と一緒に楽しんでくれると良いな。 | |
皆が楽しんでいる様子に、水精王の衣装を着た椎名まゆりは安堵 した。最初は乗り気では無かった彼が、衣装を着てくれた事も嬉 しかった。だけど時折、彼の視線が誰も居ない場所を見つめてい ることに、彼女は気付いていた。そんな彼に、彼女は優しい笑顔 で寄り添った。泣きそうな気持ちを、笑顔の裏に隠したままで。 | |
ダル君には、この衣装を着てもらいます。それは橋田至の大柄な ボディに合わせて作られた、特注サイズの悪戯神の衣装。これ、 クオリティ高過ぎだお。着るだけで強くなった気がするお。確か に彼女が作った衣装の出来は神懸かっていた。だけど、小道具で 突き刺したピザを頬張り始めた彼に、神の威厳は皆無だった。 | |
どれがいいか、と言われても困りますね。モニターの奥で困惑す る牧瀬紅莉栖。比屋定真帆は、Amadeusにインストールさ れた記憶に対して、コスプレを用いた反応実験を行っていた。な かなか決められない後輩に痺れを切らし、選んだのは炎の精霊の 衣装。何となく、栗色の髪にマッチする気がしたからだった。 | |
どうです先輩、似合いますか?モニターに映る牧瀬紅莉栖は、炎 精王を模した衣装を身に纏っていた。どうやら前回行ったコスプ レを気に入ったらしく、自らネット上の素材を探し出し、表示用 のデータに加工したようだ。先輩も一緒に、コスプレしましょう よ。興味深い反応に比屋定真帆は驚く。そうね、考えておくわ。 | |
編集プロダクション「アーク・リライト」のアルバイトをしてい る桐生萌郁。抜群のプロポーションを持つ彼女は、秋葉原のショ ップに取材で訪れた際、店舗で行われていたコスプレイベントの 参加者と間違われてしまい、イベントに参加することに。ただ、 用意された闇の精霊の衣装は、彼女には少し小さかった様だ。 | |
不本意ながらコスプレイベントに参加することになってしまった 桐生萌郁。イベントは進み、次は闇精王の衣装に着替える。そろ そろ仕事に戻らないと。そんな折、携帯電話が鳴る。届いたメー ルは、秋葉原で行われる技術フォーラムの報せだった。後日、あ るセミナーの登壇者を訪ねる為に、彼女はATFへと向かった。 | |
ぼ、僕もですか?友人の提案に、漆原るかは驚く。しかもこれっ て女の子向けじゃ。大丈夫、きっと似合うのです。それにオカリ ンも楽しんでくれる筈です。慕っている人の為に、彼は意を決す る。そして当日、無の精霊の衣装へと着替えたその姿を見た一同 は改めて、彼が男であることに疑問を抱かざるを得なかった。 | |
こんな衣装も用意しちゃいました〜。満面の笑みで更なる衣装を 提案する友人。より肌が露わになるその衣装に、漆原るかは困惑 する。だが、もう後には引けない。無精王の衣装へと着替えた彼 の可愛らしさは、その場を更に盛り上げた。だが当の本人は、着 替えに行ったまま未だに戻って来ない男のことを考えていた。 | |
それは素晴らしい考えニャン。メイクイーン+ニャン2にてフェ イリスはラボメンからコスプレパーティーの話を聞く。だよね、 それでどの衣装がいいかな。衣装係から渡されたイラストを真剣 に吟味する。むむっ、どれも可愛いけどこれがいいニャ。彼女は アイドルのような笑顔で、目を引いた一つの衣装を指定した。 | |
煌びやかな衣装が並ぶ中、特に輝いていたのは光精王の衣装を着 たフェイリスだった。フェイリスたんの神コスプレキター。変態 紳士の賛辞にも、飛び切りの笑顔で応える。それにしてもキョ… オカリンはまだかニャ?早くこの衣装を見て欲しいニャ。こんな に可愛いフェイリスを見たら、元気になるに違い無いニャ。 | |
若き父の友人に誘われたコスプレパーティー。未来を諦めた男を 励ます気は起きなかったが、彼を心配して研究に集中出来ていな い父をこのままにしてはおけない。父の友人から提案された選択 肢から、阿万音鈴羽は風の精霊の衣装を選んだ。早速着替えた彼 女を前に、鼻の下を伸ばす父。彼女は黙って銃を突きつけた。 | |
スズちゃんの可愛さに、ダル君もビックリしちゃったんだよ。不 機嫌な阿万音鈴羽をなだめる様に、父の友人が声を掛けてきた。 こっちの衣装も似合うと思うんだ。その笑顔に逆らえず、風精王 の衣装へと着替える。露出高すぎじゃないかな。その言葉に、カ メラを構える父。次の瞬間、粉々になったカメラが宙を舞った。 | |
秋葉原へと降り立った比屋定真帆。ヴィクトル・コンドリア大学 脳科学研究所に籍を置く彼女は、教授と共にあるシステムを作り 上げた。その「Amadeus(アマデウス)」の中にインスト ールされている「牧瀬紅莉栖」の記憶と、「牧瀬紅莉栖」を救う ことが出来なかった岡部倫太郎が出会う時、物語は動き出す。 |
椎名まゆりこと、まゆりぼんだぼーん。ラボメンリーダーの幼馴 染なんだぼん。小さい頃、ひどく落ち込んでいたときに励まして くれたリーダーをとても大切に思っているぼーん。趣味は、コス プレの衣装作りだぼん。最近は、リーダーがある事件の事で落ち 込んでいて、元気が無くて、とっても心配なんだぼーん。 | |
アマデウス紅莉栖ぼんだぼーん。「Amadeus(アマデウス )」にインストールされた、牧瀬紅莉栖の記憶だぼん。若い頃か ら母親とアメリカで暮らしていて、飛び級で大学を卒業した程、 頭がいいんだぼん。研究の合間に@ちゃんねるを良く覗いてるぼ ん。ハンドルネームは「栗悟飯とカメハメ波」だぼーん。 | |
桐生萌郁こと、萌郁ぼんだぼーん。すっごい無口でポーカーフェ イスだけどメールのやり取りでは物凄くよく喋るぼーん。趣味と いうか特技は勿論、高速メール打ちだぼーん。とにかく、手元に 携帯電話がないと落ち着かないぼん。メールを打たないと落ち着 かないぼん。重度の携帯電話依存症という病気なんだぼーん。 | |
漆原るかこと、るかぼんだぼーん。この容姿、言動、立ち振る舞 いで、性別を勘違いされることもある男の娘なんだぼーん。秋葉 原にある神社の一人息子でよく神社の仕事を巫女服姿で手伝って いるぼん。本心ではこの女性的な性質を恥ずかしいと思っている ぼん。いっそのこと女になりたいとすら思っているぼーん。 | |
秋葉留未穂こと、フェイリスぼんだぼーん。秋葉原のメイド喫茶 に勤めているぼん。フェイリス・ニャンニャンとは勤めているメ イド喫茶の源氏名だぼん。趣味は、大流行しているボードゲーム だぼん。その腕前は世界レベルとまで言われているんだぼーん。 でも、メイド喫茶とかが多忙すぎて公式戦には出れないぼん。 | |
阿万音鈴羽こと、鈴羽ぼんだぼーん。第三次世界大戦が始まって しまった未来を変える為に、父さんの作ったタイムマシンでこの 時代にやってきた、タイムトラベラーなんだぼん。そう、ジョン ・タイターとはあたしのことだぼん。この時代で若い頃の父さん に会えたのは嬉しいけど、何だか頼りなくて心配だぼん。 |