ねんどろいど じぇねれ〜しょん抜粋台詞集


※イベント台詞には全て声は吹き込まれていない。
※「。」は正確には おそらく半角。
橙字緑字は作中でも実際に緑色で表示されている。
※台詞の最大行数はシーンによって3行か4行であり、場面が進んで行数が変わる場合は灰色の線で区切った。

宝探し編
ねんどろ洞窟

まゆりうぅ〜ん……。
ここにも何もないねぇ〜……

こっちはどうかな〜?


ぐま子どうしたぐま?
落し物かぐま?
ぐま子も手伝うぐま!
まゆりえっ? 違うよ〜。
落し物じゃないよ。

まゆしぃは、探し物をしているのです。


ぐま子何を探しているぐまか?


お花なら、ぐま子が持っているぐまよ。


まゆりわあ。とっても綺麗なお花!
まゆしぃは感激だよ〜!
でも、探しているのはお花じゃないのです。
ぐま子じゃあ、何ぐま?


まゆり実は、何を探しているのかは、
まゆしぃも知らないんだ〜。

ぐま子知らないものを探しているのかぐま?
それはぐま子にもわからないぐま。

まゆり少し前、この辺りでピカッて光と
ドーンって大きい音がしたんだ。

だから、それが何かを
まゆしぃは探しているのです。

ぐま子そうだったのかぐま!
じゃあ、ぐま子も手伝うぐま!

まゆり本当〜♪
でも、ぐま子ちゃんは、何か用事が
あったんじゃないのかな?
ぐま子ああっ! そうだったぐま!
ぐま子は神殿にお花を供えに行く途中
だったんだぐま!
まゆりそうだったんだ〜。
じゃあ、急がなきゃだね♪

ぐま子そうぐまね。
お手伝いできずにごめんぐま。

まゆり気にしないで。
じゃあまた〜。トゥットゥルー♪

ぐま子またねぐま〜♪


まゆりさぁて!
まゆしぃは探索を続けるのです♪




???!


まゆりトゥットゥルー♪
見たことのないお友達を発見なのです!

わたしはまゆしぃ☆。
あなたはだぁれ?

???……


……


まゆりあ!
おいでおいで〜。

デッドマスター離れた方がいいわ。
そいつは危険よ。

まゆりえぇ? そうなの?
まゆしぃビックリだよ〜!

???チッ……! 何だお前?
もう少しでシモベにできたのに、
邪魔しやがって!
まゆり喋った!
あの子、いま喋ったよ!

???喋ったら悪いのか!
バカにしやがって!
痛い目にあわせてやる!
まゆりお、落ち着いて!
バカになんか、してないよぉ〜!

デッドマスター話してわかる相手じゃないわ。
私に任せて。

まゆりえと……。あなたは……?


デッドマスター私は、デッドマスター


※戦闘シーンにて、???の名前はサイクロプスと分かる。


まゆりあ、ありがとう、デッドマスターちゃん。
まゆしぃを助けてくれて。

何かお礼をしなくっちゃ。
何がいいかなぁ〜?

デッドマスターお礼、ね……。
じゃあ、少し付き合ってもらえると嬉しいかな。
ここである物を探しているの。
まゆりお安い御用だよ。
ある物って何? 大事な物なの?

デッドマスターそうよ。すごく大事な物。
説明は難しいけど、結構大きいし、
すぐ見つかると思うわ。
まゆりわかった。
じゃあ、一緒に探そう!

デッドマスターありがとう。
頼りにしているわ。




まゆり大変!
あの子たち、怖い生き物と一緒だよ!
教えてあげなくちゃ!
おぉ〜い、みんなぁ〜!
危ないよ〜!
逃げてぇ〜!
???何だ、あいつら?
ここに入り込んでくるとは
いい度胸だな。

まゆりえ!? あれ……?
何か勘違いしてるのかな?
まゆしぃは、その生き物は怖いから、
逃げた方がいいよって言いたいのです。
デッドマスター注意をするには、少し遅かったようね。
彼女たち、既に操られているわ。


まゆり操られている?
それって……、どういうこと?


???いくぞ!
やっちまえ!!!


まゆりえぇ〜っ!?



※戦闘シーンにて、???の名前はサイクロプスと分かる。


まゆりあのぉ〜……。
あの子たち、どうしちゃったのかな?
操られていたって、どういうこと?

デッドマスター彼女たちは、精神支配を受けていたの。
心を操られていたのよ。
エゴイスターによってね。

まゆりエゴイスター?
それってもしかして、
あの怖い生き物のことかな?

デッドマスターそうよ。
エゴイスターは催眠術のような能力を
もっていて、それにかかると
言いなりになってしまうの。
まゆりだからあの子たちは、突然
まゆしぃたちに襲いかかってきたんだね。
納得です。

でも、エゴイスターくんたちは、
どうしてそんなヒドイことをするのかな?
まゆしぃにはわからないのです……。

デッドマスター私が、仲間を追い払ったことが
気に入らなかったのかもしれないわね。
だから、仕返ししてきたとか。

もしくは、私たちの探し物の
邪魔をしたいのかもね。


まゆりそんな……。
ヒドイよ……。


デッドマスターだったら、逃げちゃダメだよね。
操られている子たちを
解放してあげなくちゃ。

まゆり解放……!
まゆしぃたちで、助けだすんだね!


デッドマスターそうよ。さっき見た通り、
ショックを与えると精神支配は解けるわ。
ちょっと可哀想だけど、
心を操られているよりはましでしょ。
まゆりうん……。
そうだね……!


デッドマスターそのついでに、私の探し物の方も
お願いね。


まゆり任せてください!
まゆしぃ、がんばります!





まゆりトゥットゥルー♪
あれはちゃんなのです!
お〜い、ちゃ〜ん!

まゆり?
どうしてこんな場所に?
まさか、あなたもおかしくなって……!

まゆりあっ! もしかしてちゃんも、
エゴイスターくんに操られちゃってるかも
しれないのです……!

デッドマスターあの様子だと……、
多分、大丈夫だと思うわ。


まゆり本当!?
よかったぁ〜!
ちゃん、トゥットゥルー♪

トゥットゥルー♪ …って、まゆり!?
あなた、大丈夫なのね?
いきなり襲いかかってこないのね?

まゆりもちろん!
でもちゃん、どうしてこんなところに
いるの?

わたしは少し前に見た謎の光の正体を
調べにきていたのよ。そうしたら、
いきなり襲われたから、もしかして、
あの光に関係あるんじゃないかって……。
アンタこそどうしたのよ、まゆり
それに、その一緒にいる子は……?


まゆりこの子はデッドマスターちゃん。
まゆしぃは、デッドマスターちゃんの
探し物を手伝って、ここまで来たんだ。

探し物……?
なんなの、それ?


まゆりとっても大事なものなんだよね。
デッドマスターちゃん。


いや、そういうことじゃなくて……。
具体的に何を探しているか
聞きたいんだけど。

デッドマスターちょっと説明し辛い物なの。
ごめんなさい。


そう……。
よくわからないけど、こんな危険な場所に
まゆりを放ってはおけない。
わたしも同行する。いいでしょ?
まゆり一緒に来てくれるの!
それは心強いね、デッドマスターちゃん。


デッドマスターええ、助かるわ。
よろしくね、さん。





ねえ、ちょっと聞きたいんだけど。
探し物って、どこにあるのかアテがあるの?

デッドマスターええ。
この、もう少し先よ。

まゆりそうなの!?
ドキドキだよ〜♪

場所までわかっているのに、
どうしてまゆりの協力が必要なの?

デッドマスター簡単なことよ。
それは――――

モンスターキサマら!
ここから先へは行かせないぞ!

まゆりわぁ!? 敵が出たよ!
みんな、気をつけて!




モンスターヤバイ! こいつら強いぞ!
ボスに連絡だー!

まゆりやっつけたし、先に進もう!
おぉ〜♪

じゃなくて!
さっきの答えを聞かせてもらうわよ。
どうしてまゆりを連れて行くの?
デッドマスター私ひとりでは、どうしようもないことが
あるから、では納得してもらえないかしら。

まゆりとっても大きいんだって。
デッドマスターちゃんの探し物。

そうなの……。
まあ、いいわ……。

まゆりちゃんも納得したところで、
先に進もう!
おぉ〜♪



デッドマスター着いたわ。ここよ……。
この辺りに、探している物があるはず……。

まゆりそうなの!
どこにあるのかなぁ〜?




???だったらここでぶっ倒して、
チカラずくでシモベにしてやるよォ!
野郎ども、やっちまえ!!!

ちょっと!?
なんなのよ、この展開!


まゆりまゆしぃにもわかりませ〜ん!



※???の名前は「イセコッツ」。


デッドマスター今はあいつを追う方が先よ!
きっとあいつの向かった先に、
私の探している物があるんだから!

勿体つけちゃって!
なんなのよ、それ!


まゆりダメだよ、ふたりとも!
ケンカはやめようよ!


ケンカって……。
あなたは気にならないの?
デッドマスターエゴイスターって連中と
どんな関係なのか。
まゆりそれは、気になるけど……。



でも、デッドマスターちゃんにとって
とても大切な物を探してるんだし、
今はあのボスを追いかけようよ!

まゆり……



デッドマスターありがとう、まゆり
これだけは言えるわ。


私は、あいつの仲間じゃない。
それどころか、大嫌いよ。


だから、あいつの勝手にはさせない。
絶対に!


まゆりわかったよ、デッドマスターちゃん。
さあ、みんなであいつらを追いかけよう!
ね、ちゃん。

もう……!
後でちゃんと説明してもらいますからね!





まゆりあ! 見つけたのです!


デッドマスターそこに埋めたのね!
今すぐ掘り出しなさい!

???な……、何を言ってるのか
サッパリわからねェなァ!

まゆりえーっとぉ……。


デッドマスターちゃんの大切な物が、
そこに埋まっていると思うので、
今すぐ掘り出して欲しいのです!
???それはわかってるよ!
でも知らばっくれてるンだよ!

※???の名前は「イセコッツ」。


???マジか……?
せっかく完璧に埋めたってのに……。
いいじゃねェかよ。どーせアレは―――
デッドマスター掘り出すつもりがないのなら、
あなたに用はないわ。
ここで、消すわよ。
まゆり消すって……!
ダメだよ、そんな怖いこと言っちゃ……!

デッドマスターあなたの出番はもう少し先よ。
悪いけど、今はクチを挟まないで。

まゆりデッドマスターちゃん……


※???の名前は「イセコッツ」。


デッドマスター最初から素直に渡せば、
こんな苦労はしなかったのに……。

でも、おかげで、思わぬ協力者が
見つかったから、よしとするわ。

さあ、まゆり
あなたの出番よ。

まゆりえ……?
まゆしぃ、何をすればいいの?

デッドマスターこれを、開けてちょうだい。


まゆり開けるって……。
シールみたいのがペタペタ貼ってあるよ。
破っちゃっていいのかな?
デッドマスターええ。
思いっきりやってちょうだい。

???バカが! そいつに触れれば、
精神支配も解かれちまうんだぜェ!

封印を破る前に正気に戻られちまって、
お前の計画もオシマイだァ!!!

封印? 計画?
雲行きが怪しくなってきたわよ!
まゆり、そのカプセル、わたしに見せて!
まゆりまゆしぃ、いっきま〜す♪
えぇ〜い!!!

ちょっと!
なに思いっきり破いてるのよ!

まゆりええ〜?
でも、そう頼まれたし……

???まさか!?
こいつら、精神支配を受けてなかったのか?

デッドマスター本当……。
バカが多くて助かったわ。

まゆりえ……!?
ええ……!!?
どうなってるの〜!!!?
離れて、まゆり!!!!!


※???の名前は「イセコッツ」。


まゆりだ、誰か出てきました!
まゆしぃ、ビックリです!

???お前たち……。
何をやっておるのだ……!

???ひええッ!!!
も、申し訳ございません〜ッ!!!

まゆりあのボスより、中から出てきた人の方が
偉いみたい。

※上段の???の名前は「ネガクライ」、下段は「イセコッツ」。


ネガクライ誰かと思えば、お前だったか。
何だ? また新しい体を手に入れたのか。

デッドマスターはい。
なかなかに使いやすい体です。
しばらくは利用させてもらおうかと。
まゆり体を利用……?
何を言っているのか、まゆしぃ
さっぱりだよぉ〜…!
デッドマスターエゴイスターの能力は
精神支配だけじゃないの。
こうやって、体を乗っ取ることもできるの。
あなた……!
わたしたちを騙したのね!

デッドマスターいいわ、その顔。
とても悔しいのね。
私も騙した甲斐があったってものよ。
そしてありがとう、まゆり
あなたたちのおかげで、
ネガクライ様の封印を解くことができた。
心から感謝するわ。


まゆりそんな……!
そんなことって……!

ネガクライおお……!
心地良い気を放つではないか。




ケーキ作り編
神殿

ぐま子このお花、とってもキレイぐま。
ぐま子が育てたぐまよ。

神様にあげるから、ニコニコの笑顔パワーで
世界を照らして欲しいぐま!

よろしくおねがいしますぐま〜!


紅莉栖神様にお供え物? いい心がけね。
それで、この世界を支える笑顔のチカラが
安定すれば、言うことはないんだけど。
ぐま子笑顔のチカラ……?


そういえばブラック★ロックシューターちゃんも
笑顔のチカラが減っているとか
言っていたぐまね……。
どうしてそんなことが起きているぐまか?


紅莉栖理由はわからないわ。
だから、こうやって調べているのよ。
この牧瀬紅莉栖がね。
ぐま子紅莉栖ちゃん偉いぐま!
ぐま子にもお手伝いできないぐまか?

紅莉栖ありがとう。じゃあ、調査は私に任せて、
少しでも笑顔のチカラが安定するよう、
楽しいことでもしていてちょうだい。
ぐま子わかったぐま!
学園に帰って、みんなに相談するぐま!
学園祭なんて楽しそうぐまね〜♪
紅莉栖そうね。なかなかいい案だと思うわ。
学園祭が開かれるなら、私も遊びに
行かせてもらうわよ。
ぐま子大歓迎ぐま!
みんなが笑顔になれるように、
ぐま子たちも頑張るぐま! じゃあね、ぐま〜!
紅莉栖楽しい出し物を期待してるわよ。


セイバーいいですね、学園祭!
楽しそうです、出店などが。
特に美味しい食べ物が。
紅莉栖ええ、楽しいと思うわ。
食べ物限定じゃなくても。

セイバーしかし、食べさせてもらうだけでは
申し訳がありませんね。
私たちも何か作らなければ。
美味しいものを。


紅莉栖食べ物限定なのね。


セイバー大きなケーキなどどうでしょう?
みんな喜ぶと思います。

紅莉栖大きなケーキか……。
なんだか面白そうね。

セイバーえ!?
その……、紅莉栖は作れるのですか?
ケーキを……?
紅莉栖失礼ね! 作れるわよ!
作ったことないけど!

作り方さえわかれば、アレンジだって
できると思うわ!

セイバー最初からアレンジするつもりなのですね。
わかりました。
ここは、ケーキ作りが上手そうな人を探しましょう!
紅莉栖上手そうなって、イメージ?


セイバーそうと決まれば、善は急げです。
行きましょう、紅莉栖!

紅莉栖あ、はい……。





セイバー朝比奈みくる!
貴方、ケーキ作りが上手そうですね!

みくるふえぇ〜! な、なんですか!?
ケーキ!? ええっ!?

紅莉栖まあ、なんとなくケーキが作れそうな
格好はしてるけど……。
実際のところ、どうなの?
みくるケーキですか……。
あの、作ったことはありますけど、
得意というほどでは……。
セイバーいいですね。
控えめなところとか。

紅莉栖そこは料理に関係なくない?


セイバーお願いです、みくる!
私たちと一緒に、ケーキを作ってください!

みくるえ……? あ、はい……。
いいですよ。

セイバーありがとう、みくる
では、みんなで材料を探しに
ねんどろの森へ行きましょう!
みくるふえ?
そういうのもこれからだったんですね。

紅莉栖ごめんね。
思いつきで始まった企画なんで。
とりあえず、楽しんで作りましょ。
みくるは、はい。
よろしくお願いします!




ねんどろの森

セイバーというわけで、これからケーキに使う
果物を集めようと思います。

皆さん、どんな果物がいいですか?
私はもちろんイチゴです。

紅莉栖もちろんなんだ。


みくるそれでは、メロンなんていかがですか?
豪華にみえると思うんですけど……?

セイバーいいですね。豪華っぽいですし。
では、採用で。

紅莉栖じゃあナスなんかどう?


セイバー&みくるナス!?


セイバーケーキに使う果物を選んでいるんですよ。
それがどうしてナスになるんですか!?

紅莉栖え? 果物ってフリじゃなかったの?
あなたたちだってイチゴメロンなんて
野菜を選んでいるじゃない!
みくるイチゴメロンは野菜なんですか!?
知らなかったです。

紅莉栖草になるものは野菜ね。
果物は木になるものだわ。

みくるへぇ〜、そうなんですか。
紅莉栖さんは物知りですね。

セイバー貴方がナスを選んだ理由はわかりました。
だからといってケーキにナスを入れることは
この私が許しません!
紅莉栖そうなの?
興味深い味になりそうだと思ったんだけど。

セイバー興味深くする必要はありませんから、
どうか、別の果物を選んでください。

紅莉栖じゃあ、ブルーベリーで。
ナスに色も似てるし。

みくるいいですね、ブルーベリー


セイバーイチゴメロンブルーベリーですか。
彩りも鮮やかで、美味しそうですね……!
では、さっそく探しに行きましょう!



アマゾネスこの森は立ち入り禁止です!
今すぐ立ち去りなさい!


紅莉栖立ち入り禁止って……?
一体どうして?


アマゾネスあなたたちを困らせたいからです!



紅莉栖そんな理由なの!?



セイバーかといって、このまま引き下がるつもりも
ありません!


私たちは、ケーキを作らなければ
ならないのですから!!!


アマゾネスならば、チカラずくで排除するのみ!



紅莉栖ちょ、待ちなさいよ!
とりあえず落ち着きましょう!





セイバーこれでわかりましたか?



この世界の平和のために立ち上がった
私たちを止めることなど
貴方たちにはできないということが!

みくるえっとぉ……。
すこし聞いてもいいでしょうか?
わたしたちって、世界の平和のために
立ち上がっていたんですか?
紅莉栖拡大解釈すれば、そうとれないことも
ないわね。


しかし、なんだったのかしら、今の?
私たちを困らせるために
立ち入り禁止にしたって言ってたけど……

セイバー私たちにケーキを作られては困る人たちが
いる、ということでしょうか?


みくるそんな人、いるんでしょうか?
見当もつかないですぅ……


紅莉栖そうね。考え難い話だわ……。
何か思いもつかないことが起きているのかも
しれない……

もしかして、笑顔のチカラの減少と
何か関係があるのかも……?


セイバー私たちを困らせたいのであれば、
この先でも妨害してくるに
違いありません。

ならばこそ、進むべきです。
彼女たちの真意を確かめるためにも。
それに―――

紅莉栖ケーキを作るためにも、でしょ。



セイバーそのとおりです。
行きましょう、紅莉栖みくる!


紅莉栖仕方ないわね。






セイバー見つけましたよ、紅莉栖!
ブルーベリーです!
よかったですね!
紅莉栖え?
あ、ええ、嬉しいわ。

アマゾネスその木に近づかないでください!


セイバー出ましたね……!
また私たちの邪魔をするんですか!


紅莉栖一応聞くけど、
どうして近づいちゃダメなの?


アマゾネスその木は、
わたしたちの木だからです!


紅莉栖…って、違うでしょ!
ここはみんなの森よ!
誰かの木なんて1本もないわ!

アマゾネスとにかく、あなたたちに
ブルーベリーは一粒たりとも渡しません!
チカラずくでも!

紅莉栖もう理屈も何もないわね。



セイバーやはり、私たちを困らせたいだけの
ようですね……。
では、遠慮無く戦わせてもらいましょう!




紅莉栖さあ、聞かせてもらうわよ。
どうして私たちを困らせようと
していたのか。

アマゾネス困らせる? わたしたちが……?
そんなことしないよ……


セイバーしない?
さっきまでブルーベリーの収穫を
邪魔しようとしていたではないですか!

アマゾネスブルーベリー?
そういえば、ブルーベリーを守れって
言われたような……

みくるそ、そんなこと、誰に言われたんでしょう?



アマゾネスえーっと……。
知らない人。


セイバー知らない人の言うことを聞いたのですか!?
何故です!?


アマゾネスお、怒らないでよ!
わたしだって、わからないんだから!
もう、帰るね!

みくるあぁ、行っちゃいましたね。
結局、よくわかりませんでした。はぁ。


紅莉栖ええ。でも、
あの子たち自身、自分が何をしていたか
よくわかっていないようだってことが
わかったわ。
そして、彼女たちに指示を出した人物がいる
ということも……





セイバーまずはブルーベリーを入手しました!
よかったですね、紅莉栖!

紅莉栖え? ええ……。
サンクス。




セイバーああっ! 見つけましたよ、みくる!
メロンです! ほら!

みくるあっ、本当ですね。
美味しそう〜。

紅莉栖でも、多分、このまま収穫は
させてもらえないのよね……?

アマゾネスあなたたち!
今すぐここから立ち去りなさい!

紅莉栖やっぱり……。で、今度は何?
ここのメロンは自分たちのものだ!
とでも主張する気?

アマゾネスこのメロンは害虫に狙われています!
わたしたちは、その害虫を
駆除しなければならないのです!

みくるふえぇっ!?
どどどうして戦闘態勢になるんですかぁ!?


アマゾネスそれは、メロンを狙う害虫が、
あなたたちだからです!


紅莉栖なっ!?
そういうことだったの!?


アマゾネスそういうことです!
なので、駆除させてもらいます!





セイバーどうですか、貴方たち!
まだ私たちを害虫扱いしますか?


アマゾネスが、害虫!?
そんなヒドイことしません!


紅莉栖あなたたちも、知らない人に指示されたの?
メロンにたかる害虫を駆除しろ、とか。


アマゾネスそういわれれば、そんな気も……。



紅莉栖もういいわ。
とりあえずメロンを確保しましょう。





セイバーメロンですよ、みくる
よかったですね!

紅莉栖残すはイチゴね。
探しながら先に進みましょう。




みくるあれ?
みなさんが集まって……。
いったい何をしているんでしょう?
紅莉栖嫌な予感しかしないけど、
見に行ってみましょうか。

セイバーみ、見てください! イチゴです!
彼女たちはイチゴを食べてますよ!!!
私たちもさっそくいただきましょう!!!

みくるわたしたちは食べに来たんじゃなくて、
収穫に来たんですよね……?


紅莉栖まあ、あんなに盛り上がってるんだし、
少しくらい大目に見てあげましょうよ。


アマゾネスダメです!
あなたたちにイチゴを食べさせるわけには
いきません!!!

セイバー何故ですか!?
はっ! まさか……。
貴方たちも、私たちの妨害を……!

アマゾネス何故ならわたしたちは、
ここになっているイチゴを、
全部食べなければならないからです!

みくる全部だなんてお腹を壊しちゃいますよ。
わたしはやめたほうがいいと思います。


紅莉栖その点に関しては、
確かにみくるの言うとおりね。


アマゾネスたとえお腹を壊してでも、
わたしたちは食べなければダメなのです!
あなたたちに、イチゴを渡さないように!




アマゾネスうぅ……。
なんだか、お腹が一杯かも……。
気持ち悪い……。

紅莉栖あなたたちも知らない人に指示されたのね?
イチゴを食べろ、って。


アマゾネスそういわれれば、そんな気が……。
でも、うぷっ……!
しばらくイチゴは食べたくないわ……

紅莉栖ここまで来たら、その謎の人物の正体を
突き止めないと、スッキリしないわね。


セイバー私も同意見です。
探しましょう、私たちを困らせようとした
人物を!

紅莉栖私たちの妨害を企んでいるのなら、
まだこの森にいる筈よ。
だから、このまま先に進みましょう。

セイバーそういえば、この森の奥にある聖樹
お祈りをすると、とても美味しい果物が
なると聞いたことがあります。

ついでに、その果物も手に入れましょう!



紅莉栖じゃあ、とりあえず、
聖樹を目指しましょうか。


セイバーその前に、イチゴを忘れないでくださいね!






セイバーやりました!
ついに念願のイチゴを手に入れましたよ!
ああ、なんという美しい輝き!
紅莉栖じゃあ、森の奥の聖樹を目指しましょう!





紅莉栖この木にお祈りすると、
美味しい果物がなるっていうの?

セイバーそうらしいです。
さあ、美味しい果物がなるように
みんなで祈りましょう!
???じゃあ、みんなであの木を
ヘシ折っちゃいましょうかー!

紅莉栖いきなりな展開ね!
あなた、何者なの?

???言いたくありませーん!


※???の名前は「パプキーナ」。


???ふえーん! 負けちゃったー!
つまんないー!!!

紅莉栖つまんないって……。
あなた、全然反省してないでしょ?

どうして私たちを困らせようだなんて
考えたの?
あなたに会ったこともないんだけど。
???偶然見かけたのー。
イチゴメロンブルーベリーを集めるぞー
とか言っているところ。
だから、邪魔したら面白いかなって
思ったんだー!

セイバーそ、そんな理由なのですか……!?
そんな理由で、みんなを巻き込んで……!

???キャハッ!
また怒ってるー!
面白ー!
紅莉栖人が怒っているのを見て喜ぶなんて、
この世界ではありえないわ……!
あなた、いったい何者なの……?
???そんな難しいこと、わかんないよー!


みくるふえぇ〜……。
どうしましょう? この人……

紅莉栖どうしますって……。
どうしよう……?

???ねぇねぇー。
あの木にお祈りするとかいってたけどー、
もうやらないの?
なんか面白そうだから、
あたしもやりたいなってー。

みくるふえ? 協力してくれるんですかぁ!?
よかったですね、みなさん。

紅莉栖う……。
信用していいのかしら……?

???お祈りってどうやるのー?
ねぇー、どうやるのー?

セイバーわかりましたから、
おとなしくしてください……。
まずは、聖樹の前に立って。
そして、祈るのです。
美味しい果物が食べたいのです、と。

紅莉栖味とか形とかもお願いした方が
いいのかしら?

みくるそ、そうですよね!
おナスみたいのがなったら困りますもんね。

セイバーとりあえず、甘いものを祈りましょうか。
甘くて、美味しいもの、と。

紅莉栖了解よ。
あなたもわかった?

???完璧でーす!
さぁさぁ、お祈りしましょー!

※???の名前は「パプキーナ」。


???わー!
本当になったー!
面白ー!
紅莉栖スターフルーツみたいね。
どんな味か楽しみだわ。

セイバー味見してみましょう!
一口ずつ! いいですよね!

紅莉栖そうね。賛成。


※???の名前は「パプキーナ」。


???あたしにもくれるの?


セイバー当然です。
一緒に祈ってくれたのだから。

紅莉栖苦っ!!!
なにこれ、泥みたい!!!


???キャハハッ!!!
お祈りしたとおり、本当に不味くなったー!
大成功ー!!!
紅莉栖あ……、あなたの……、仕業なの……!?


???キャハハー!
じゃーあねー!

紅莉栖ま……!
待ちな、さ……、い……

不味い果物で体調を崩した一行は
一度ねんどろの館に帰ることにした…

※???の名前は「パプキーナ」。


ねんどろわーるど編

みくるこの先が聖樹です。
えっと、セイバーさんと牧瀬さんは……?




紅莉栖お願い! もうやめて、フェイト!



みくるふえぇ〜ん! 大丈夫ですか?
セイバーさん! 牧瀬さん!





???また負けたー……!
せっかく四天王に復活したのに、
ネガクライ様に叱られちゃうよー!

紅莉栖あの人、前に聖樹を切ろうとしたやつだわ!



※???の名前は「パプキーナ」。


セイバーみなさん、聖樹の実を採りにきたのですか。
ならば、お手伝いしましょう。


紅莉栖そうね、みんなで祈りましょう。
そして、みんなで帰りましょう。





ねんどろ学園

イリヤありがとう、みんな。
とても美味しそうなケーキだわ。
一緒に食べましょう。

セイバー本当ですか!
では、遠慮なくいただきます!


ブラック★ロックシューター食いつき早っ!



紅莉栖そういえば、随分とケーキを
我慢してたもんね。





セイバー私も同行させてください。
美味しいケーキをいただいたお礼が
したいです。
紅莉栖そういわれたら、私も行かざるを
得ないわね……。

イリヤじゃあ、4人で行きましょう!





ねんどろ洞窟

セイバーまだこの辺りには
ネガクライ軍団が潜んでいるようですね。


イリヤそれはよかったわ。
体を乗っ取られた憂さを晴らさせて
もらえそうね。

紅莉栖その言い方、ちょっと怖いわよ。



フェイトおしゃべりしてないで、
早く聖石を手に入れよう。





魔理沙ちょっとそこのお前たち!


わかってる。みなまで言うな。
お前らもアレだろ。
なんだかおかしくなってるんだよな?
紅莉栖ちょっ!?
違うわよ。勘違い!




魔理沙なんだよ! お前ら、
おかしくなってなかったのかよ!
そういうことは先に言ってくれよな!
紅莉栖言ったわよ!
話を聞かなかったのはそっちじゃない!




フェイトこれが聖石ね。
破壊して持ち帰ればいいの?

紅莉栖待った。
これは、この世界を支えている
笑顔のチカラが結晶化したものよ。
物理的に破壊する必要はないわ。


イリヤそうよ。
まずは笑顔のチカラを受け入れること。
そして、願いを伝えるの……
紅莉栖聖石が応えてくれるはず……。
自らの姿を変えて……




フェイト本当だ!
形が変わった!

紅莉栖聖なる消しゴム……じゃないわね、
消しイシってところかしら。




ねんどろ学園

セイバーじゃあ、消してみましょう。
ケシケシ、と……。

紅莉栖へえ! 綺麗に消えたじゃない!
大成功よ!

ブラック★ロックシューターじゃあ、みんなで落書きを消しに行こう!





紅莉栖ネガクライ軍団か……。
彼らの正体もよくわかってないのよね。
いったい何者なのかしら……。

ぐま子そういえば、洞窟
スゴイ光を見たって話を聞いたぐま。


もしかしてあれも、ネガクライ軍団
何か関係があったかもぐま……。


紅莉栖ふむん。興味深いわね。
行ってみない、ぐま子?


ぐま子もちろん行くぐま!






ねんどろ洞窟

紅莉栖ちょっと、何この妙な像は!?
誰が作ったのよ?




雑魚モンスターうおー! お前らマジかよー!?
なに壊してンだ、バカー!!!


うるさい!
こんな気持ちの悪い像を
勝手に並べさせるもんですか!

まゆりでもね……、壊しちゃうのは
ちょっと悪いかもしれないかなって、
まゆしぃは思うんだ……

雑魚モンスターいまお前いいこと言った!
そーだ! 壊しちゃダメだぞー!


放っておいたらこの辺り一面、
気色の悪い像だらけになっちゃうのよ?
撤去しなくちゃいけないの!

まゆり辺り一面……?
それは大変だよぉ!
やっぱり撤去しなくちゃ!

雑魚モンスター切り替え早えな、オイ!?



紅莉栖まゆりじゃない?
こんなところで何をやってるの?


まゆりあ、紅莉栖ちゃんにぐま子ちゃん!
トゥットゥルー♪


まゆしぃはちゃんと、
この変な像を壊しているのです!


雑魚モンスターせっかく苦労して置いたのに
壊すなって言ってるんだよ!!!


紅莉栖なるほど。
この妙な像はあなたたちが置いたのね。
じゃあ、私たちも一緒に壊しましょう!

ぐま子了解ぐまー!



手を貸してくれるのね。
助かるわ。ありがとう。
さあ、粗大ゴミを撤去しましょう!

雑魚モンスターだから壊すなって言ってるだろ!?
言うこと聞けよコラーッ!!!





雑魚モンスターお前ら許さねぇからなー!
痛い目にあいたくなかったら、
早く帰った方がいいぞー!

誰が帰るもんですか!
そっちこそ、こんな不細工な像、
全部壊してあげるから覚悟なさい!

まゆりちゃんかっこいいー!



そういえばあなたたち、ここへは何か
用があって来たんじゃないの?
そっちは大丈夫?

紅莉栖私たちはあいつらネガクライ軍団
秘密を探りに来たの。
そのついでだし、気にしないで。

まゆりネガクライって……、
まゆしぃが復活させちゃった人だよね……。
大変なことしちゃった……

紅莉栖ネガクライを、復活……!?
ど、どういうことなの、まゆり!?


まゆりは騙されたのよ!
何も悪くはないわ。
気にすることなんてない。




紅莉栖ネガクライを封印していたものが
気になるわね……。
調べれば、何かわかるかもしれない。

ネガクライが復活した場所まで、
案内してもらえないかしら。


お安い御用よ。
出来の悪い像を壊しながらでよければ、
だけどね。




まゆりトゥットゥルー♪
ここがネガクライが復活した場所なのです。

紅莉栖ここが……!


…って、ここにも妙な像があるのか。
とりあえず、アレを壊してから
ネガクライの手がかりを探しましょうか。
???とりあえず、なんて軽い気持ちで、
大事な像を壊されてたまるもんですかーッ!

※???の名前は「ビステリー」。


紅莉栖じゃあ、とりあえず……。
あの像を壊しちゃいましょうか?


ビステリームキーッ!!!
そんなことさせるかってのー!!!


紅莉栖まゆり、そこの柱を押してみて。



まゆり柱を?
こうかな?


紅莉栖みんな、さがって!



どうしたのよ、いきなり!?



ビステリーなになに!? 怖気付いたの?
いまさら許さないわよー!


え!?
何?
どしたの?

うわー!!?
わたしの像がーーー!!!
待ってぇ〜〜〜〜〜〜!!!!!

まゆり転がって行っちゃった……。
まゆしぃはビックリなのです。


紅莉栖バランスの問題ね。
思いの外、キレイに片付いたけど。


お見事。
鮮やかなお手際だったわ。


紅莉栖ありがとう。
じゃあ次は、ネガクライの手がかりを
探しましょうか。

ぐま子了解ぐま!






紅莉栖これはなんだろう?
大事なものが入ってたっぽいけど……

大事なもの、か……。
それにネガクライが封印されていたのよ。

まゆりまゆしぃがシールを剥がしたら
出てきちゃったの……。
ごめんなさい……
ぐま子まゆりちゃんは悪くないぐま!
謝らなくてもいいぐまよ!

紅莉栖そうよ。
大切な手がかりを教えてもらった
みたいだし。
まゆり大切な手がかり?


紅莉栖このシールよ。
一度、学園に戻りましょう。




ねんどろ学園

紅莉栖というわけで、ネガクライ軍団というのは、
この箱のようなものに乗って、
この世界にやってきたみたいなの。
ハルヒやってきたってどこから?
別の世界から!?

紅莉栖それはまだわからないけど。
いま重要なのは、箱に沢山ついていた
シールの方よ。
ネガクライを封印していたシールだもの、


詳しく解析すれば、
ネガクライ軍団をおとなしくさせる方法が
わかるかもしれないわ。
ルイズとまあ、地味な作業はあっちに任せて、
わたしたちはネガクライ
会いにいきましょうか?

ぐま子会いに行くって、
居場所がわかったぐまか?


ミルヒネガクライ軍団神殿を占拠して
根城にしているようです。
ですから、おそらくそこに……

まゆりデッドマスターちゃんも、神殿
いるのかなぁ……?


ライダーネガクライに近い立場の者が、
彼女の体を乗っ取っているようですから、
おそらく……




ねんどろ神殿

ブラック★ロックシューターすみませーん!
デッドマスターいますかー?
いるなら出てきてくださーい!

まゆりわわー!
まゆしぃも呼んでみようっと!
デッドマスターちゃーん!

雑魚モンスター何だ、お前!?
うるさいな!





デッドマスターこんなところまで侵入を許すとは、
あなたたちが強いのか、
こちらの守りが弱いのか……
どちらにしても、問題ね。
ひさしぶりね、まゆり
元気そうでよかったわ。


まゆり……。






まゆりあれが、まゆしぃを騙した人……






イリヤシールの解析をしている間に、
敵の本拠地に乗り込むなんて、
無謀にも程があるでしょ!
ブラック★ロックシューターそれは、その……。
ごめんなさい……

紅莉栖でも、私たちが来たからには、
もう安心よ!

わかったわよ。あのシールの秘密が。
ネガクライ軍団に対抗する方法が!

ブラック★ロックシューター本当!? すごい!


???私たちに対抗するだと……?
フ、フフ……、面白い……

いい気になるなよ小娘どもがァ!
今から体に教えてやるよ!

あなたたちが束になってかかってきても、
この私には勝てないってことをねェッ!

※???の名前は「コクレイ」。


紅莉栖あ! あいつは……!



???も、申し訳ございません、ネガクライ様。
この様な者共、今すぐに
片付けますので……!

ネガクライせっかく活きのいい者共が現れたんだ。
ここで潰してしまっては勿体無い。
もう少し楽しませろ

紅莉栖ま、待って……!
あなたには、聞きたいことがあるの。
どこから来たのかとか、
何をしたいのかとか……
どうして、みんなを困らせるようなことを
するのか、とか……


ネガクライ嫌いなんだ。
ムカつくんだよ。
アタシ以外の誰かが笑ってることが。

だからアタシは、
全ての世界の全ての生き物から
笑顔を消し去りたい。
ただ、それだけだ。
全ての笑顔を奪うなんて、
そんなことをしたら、
この世界がどうなると思っているんですか!

紅莉栖そうね。この世界は、笑顔のチカラに
支えられているんだもの……。
どんなヒドイことが起きるかわからないわ。

※???の名前は「コクレイ」。


ネガクライ勝算がある。希望がある。
お前たち全員が、それを信じてここまで来たか。
いいぞ。実にいい。
イリヤこれを見ても、まだそんなことが言える?


紅莉栖ネガクライを封印していたシールを解析して
作った、対ネガクライ軍団用アイテムよ。

コクレイくっ……。
厄介なものを……。




コクレイあの封印は私たちでは
手出しすることができなかったため、
原住民を利用して、解放いたしました。

まゆり原住民って、まゆしぃのこと……?



デッドマスターむしろ、私のことね……。
ごめんね、まゆりさん……。





レミリアさっきから「敵」とか「世界の消滅」とか
物騒な言葉が聞こえてくるんだけど、
貴方たち、狼少女隊か何か?

紅莉栖狼少年的な意味で使っているのなら、
違うわ。
本当に世界のピンチなの。

霊夢騒ぐなりの理由はあったってことね。
詳しく聞かせてもらいましょうか。





霊夢で、そのネガクライ軍団とやらを
とめなきゃならないけど、
追いかける方法がわからないのね。

なのはそうなの。
このままだと、この世界だけでなく、
笑顔のチカラを送ってくれていた世界も
大変なことになってしまう……
まゆりごめんなさい……。
まゆしぃがあの箱を開けちゃった
ばっかりに……

デッドマスターいいえ……。
私が体を乗っ取られなければ……


アルフそれを言うなら、アイツらが
この世界に来ちゃったのが
そもそもの原因なんだからさ。
ふたりが気にすることじゃないよ。

ハルヒいま考えなきゃならないのは、
あの連中に勝つことよ。
マイナス思考は罰として、
神殿の周りを10周だからね!
霊夢祈ればいいんじゃない?



セイバーマイナス思考の話ですか?



イリヤ祈る? そうよ!
うっかり見落とすところだった!


ブラックゴールドソーその様子じゃ、何かいいこと
閃いたようね。


イリヤ思い出しただけよ。
聖石のこと。聖樹のこと。
わたしたちの願いを叶えてくれた、
この世界のチカラのこと!
紅莉栖そっか……! ネガクライが言ったように、
この世界が笑顔のチカラで創られたのなら、
聖石聖樹みたいに、私たちの願いを
叶えてくれるかもしれないってことね!
みくるよくわかりませんけど、
なんとかなりそうでよかったですね。


まゆりよかったぁ♪






ぐま子ネガクライ軍団を追いかけられるよう、
みんなでお祈りするぐま!


ハルヒこのあたしが祈るんだから、
願いは絶対に叶えてもらうわよ!


紅莉栖その自信、どこからくるの?
少し分けてもらいたいわ……


なのは大丈夫だよ。
みんなでチカラを合わせれば、
絶対に上手くいくよ!




りあるわーるど編
りあるの森

まゆり大きな葉っぱだね〜。
まゆしぃたちが小さくなったみたいで、
面白いのです。




ライダーあの巨人が、笑顔の神様だったと
いうことですか?


紅莉栖断定はできないけど、
その可能性は否定できないわね。





ねんどろ神殿

なのはフェイトちゃんの姿をした人が
悪いことをしているなんて、
わたしだって許せないよ。

早くとめなきゃ!



紅莉栖フェイトだけでなく、
私たちの偽者がいる可能性だって
あることも見逃せないわ。

わたしたちの偽者をつかって、
笑顔を奪おうだなんて、
性格の悪いこと思いついたもんね。
さすがだわ。



りあるの森

デッドマスターでも、この世界の人たちが、
どうして私たちの人形なんて……?


紅莉栖この場合、この世界に人形があったから、
私たちが生まれたと考えるのが
妥当かもしれないわよ。

フェイトあなたまでそんなことを……!






ぐま子この世界の人たちの笑顔のチカラで
ぐま子たちが生まれたなんて、素敵ぐま〜!


まゆり本当に神様って感じだね。
まゆしぃも感激だよ〜!





ねんどろ神殿

イリヤたしかに、こうやってひとりずつ
解放していくんじゃ、埒があかないわね。

紅莉栖そうね。操られている人形たちを
一度に解放できる方法でも
見つけ出さないことには……
ルイズでも、このまま戦っていても、
全ての人形を解放することは
到底できそうもない……

まゆりじゃあ〜……。
一度、戻ってみたらどうかな?

ミルヒなるほど……。


お人形さんたちを通して、私たちの世界と
この世界が結ばれているのであれば、
何かできることがあるかもしれませんね……



アルフそっか……。
ところで、人形たちが解放されたのは
みんなの仕業だろ?
何をやったんだい?
長門笑顔のチカラの流れを逆転させた。



紅莉栖あの人形たちが媒介となって、
私たちの世界に笑顔のチカラを
送っていることを
利用させてもらったわけね。
イリヤ笑顔のチカラが神殿に集まる流れを
逆転させれば、人形たちにチカラを
送ることができるんじゃないかって
思いついたのよ。
膨大なチカラが必要になりそう
だったから、人をいっぱい集めたのよ。


ブラックゴールドソーさっぱりわからないけど、
まあいいか。


まゆりみんなでお祈りしたんだよ。
「お人形さんたちを助けて」って。


セイバーみんなの祈りに世界が応えて、
人形たちが解放されたわけですね。
なんにせよ、よかったです。




ネガクライ迷宮

ネガクライさあ、ぶつけてこい!
お前たちの全ての希望を!
アタシがそれを、絶望に変えてやる!!!
紅莉栖勝ち取ってみせるわ! 未来を!





ネガクライこれほどまでに強かったとは、
アタシも諦めざるを得ないな。


などと言うとでも思ったか?



まゆりええっ!?






エンディング

ルイズつまり、わたしたちが笑顔でいる限り、
わたしたちは平気ってことよ!

ネガクライなんなんだ、その理屈は……。


まゆりじゃあ、笑おうよ、ネガクライちゃん!


ネガクライは?


ハルヒ負けたんだから、言うことを聞く!


紅莉栖命令されても笑えないでしょ。