英雄王と、お話しできるかな?のボイス&メモ集


※いずれのURLも『gil』を『gil2』に変えても聴くことができる。
※メモはmp3と一緒に発掘したexcelにあった、各台詞に対してのメモ書き(原文ママ、注目すべきと感じたもの)。
斜字になっているものは管理人の備考メモ。

台詞メモ
1日目

…不快な雑音よな。
霊子がざわついておるわ。


ギルの独り言です。
プレイヤーには気付いてません。
しかし、月の裏側世界が構築される1マイクロ秒前に
ギルはその異変を察知し、再構築完了までの1マイクロ秒の間、
覚醒した意識下にありました。(ただし本覚醒ではない。本覚醒は、本編でプレイヤーと出会う時)

なお、最初は目を閉じた状態で、しかもハッキリとは画面に映りません。

この我の、泥のような安寧を
さまたげるとは何事か。夜明けに騒ぐアホウドリでも
あるまいに。


 

しかし解せんな。
ここは無の領域。
何者であれ立ち入る事はない筈だが……


 

……かすかな変化を感じるな。
ムーンセルの囁き……ではないな。
もっとこう、取るに足りぬ下らぬ気配よ。


『1_10_E』を『2_10_E』に変えても聴ける。
ボイスでは「取るに足らぬ」。

何者かは知らぬが、消えるがよい。
我の許しもなく我に問う不遜を恥じよ。
……ふん。我を起こすのは千年早かったな。


 

たわけ、聞こえぬわ!

ギル、殺気を放つ。
殺された感のあるエフェクト・効果音。
プレイヤー、一時的に死亡。
2日目

……飽きぬヤツ。
またも芸の無い、くだらぬ気配がしてきたな。


 

いや、ここまで迷い込む方向音痴ぶりは
一流と言えなくもないな。短所も極めれば芸になる。
無論、道化としての芸ではあるが。


 

だが今は笑う気分ではない。
我は眠い。よって死ね。


 

……手応えはあったな。
さて、明日こそ邪魔が入らぬとよいが。


 

聞こえぬわっ!

ギル、殺気を放つ。
殺された感のあるエフェクト・効果音。
プレイヤー、一時的に死亡。
3日目

……む。
またこの雑音か。


 

どうやら一度や二度では懲りぬらしい。
よいぞ。近うよれ、声を聞いてやろうではないか。


 

…………。

『1_10』を『2_10_D』に変えても聴ける。

ふむ、去ったか。ならばよい。
我は微睡みを続けるのみだ。


 

ああ、ただし

 

貴様の断末魔の声を、だがなぁ!

ギル、殺気を放つ。
殺された感のあるエフェクト・効果音。
プレイヤー、一時的に死亡。
4日目

また貴様か。四度も我を微睡から戻すとはな。
アレか? 殺されるのがクセになったか?
とんだ変態趣味よな。


ギル、プレイヤーを知覚。

ならばおとなしく死んでおけ。
我も暇ではな……いや、暇極まっていたな。


斬撃音、エフェクト。
ギルによって斬り捨てられたプレイヤー。

それなりに楽しいが、今は眠いのだ。
今度こそ迷うなよ。


 

……どうもしないが、確かに困るな。
なに、クセになった責任をとれ?
殺す以外に芸がないのはそちらの方だ、だと?


 

なかなかどうして、言うではないか。
よかろう。確かにこの繰り返しはつまらぬ。


 

その気概に免じて、
少しばかり付き合ってやろうではないか。
後日、改めて来るがよい。


 
5日目

よし。再び舞い戻ったな、雑種。
だが我からは貴様がよく見えぬ。
どうやら貴様の通信環境に問題があるようだ。


 

雑種、貴様に命ずる。
通信環境を整えよ。


 

貴様が我を見ることは許さぬが
我が貴様を見ることが叶わぬ道理もなかろう。


 

よいな、雑種。
明日までに通信環境を整えるのだ。


 
6日目

来たか、雑種。
――それで、通信環境は整えてきたのか?


 

なんだこれは…
前世紀の遺物か………


昔のモデムのダイヤルアップ接続音がSEで鳴る

1日を呉れてやったというのに
何も出来ぬとは……無能極まったな……


 

仕方あるまい。
貴様の知性にも回線にも問題がある以上、
我が一肌脱ぐとするか。


 

……

 

……むん!

ギル、気合で霊子の靄をはらう。
効果音。

……む?

『1_20』を『2_20』に変えても聴ける。

雑種よ、どこへ消えた?
……退屈しのぎの玩具を手に入れたと思ったのだが
今の衝撃で塵と失せたか。


『1_30』を『2_30』に変えても聴ける。

しかし、明日にでもなれば
懲りずに蘇り、まとわりつくのがアレの特技よ。


『1_40』を『2_40』に変えても聴ける。

惜しむ必要がない、というのはよいな。
ではしばし微睡むとしよう――。


『1_50』を『2_50』に変えても聴ける。

……むん!

ギル、気合で霊子の靄をはらう。
効果音。しかし、その衝撃でプレイヤーは死ぬ。
7日目

やはり蘇ってきたな。
よいよい。我も貴様の扱い方が分かってきた。
その頑丈さ、退屈しのぎにはもってこいだ。


 

ん、どうした? 笑え雑種。
王が貴様を褒めたのだ。


 

至上の喜びとむせび泣くところであろう?

 

貴様、我が王であることすら
知らなかったと言うのか。


 

我こそ人類最古の王。

 

我を知らぬとは……哀れな。
貴様、人生の九割を損しているぞ?
慈悲だ、貴様の国の言葉で命じてやる。


 

ギルガメッシュ・ドット・コム!

 

我の名前を知らぬだと…?

 

愚か者め!
貴様がいじくっておるその機械はなんのためにある。


 

察しの悪い貴様のために
貴様の国の言葉で話してやる。


 

ギルガメッシュでぐぐるがよい!

 
8日目

戻ったか、雑種。

 

……ふむ。
今日は貴様の顔がくっきりと見えるぞ。


 

そんな顔をしていたのか。
予想通り、雑種らしい面構えよ。


 

だが我は貴様に用はない。
我に興味があるのなら自分の力で調べることだ。


 

公式サイトでもなんでも虱潰しに見て回れ。

 
9日目

なんだ、雑種か。
我のことを調べてきた、とでも言いたそうな顔だな。


 

我の名前を口にするのは畏れ多いというわけか。
弁えているではないか、雑種。


 

我を騎士ごときと同列に扱うか。
なんたる不敬。その勘違い、万死に値する。


 

万死に値するのだが……
騎士王、という響きはよいな。
なにかこう、胸に響くものがある。


 

貴様。知り合いなら紹介しても我は怒らぬぞ?

 

命拾いを喜べ、雑種。
回線の調子が悪いようだ。
今の答えは聞こえなかったぞ。


 

まあ、呼び方なぞどうでもいいのだが。
貴様は通りすがりの雑音にすぎぬのだしな。
いちいちこだわるまでもない。


 

話はここまでだ。我は眠る。
また明日、その顔を見せるがいい。


 
10日目

来たか。
律儀さだけは持ち合わせているようだな。


 

しつこい事この上ないが、継続は力なりとも言う。
雑種なりに励むがいいぞ。


 

……雑種め、聖杯戦争を気取るか。
貴様、マスターでもあるまいに。


 

凡百の英霊どもと一緒くたにするな。
我にクラスなどない。


 

我は貴様と契約などしておらぬ。
よって貴様のサーヴァント足り得ん。


 

我は絶対にして始まりの王。
英雄の中の英雄王、ギルガメッシュ。
故に、貴様もそう呼ぶがよい。


 
11日目

雑種か。
王たる我の居室に足繁く通う無礼を
何とも思わぬその無神経さ。


 

我は長きに渡り惰眠を貪ってきた。

 

目覚めにはまだ早いが
雑種、我と時間を過ごしたいのであれば
なんぞ余興でもやってみせよ。


 

貴様、歌い手であったか。
では歌って見せよ。


 

よし、よいな?
本当に我の前でやってみせろ。
適当にクリックなどしてお茶を濁すなよ?


『1_20』を『2_20』に変えても聴ける。

歌え。あるいは踊れ。
魂の命じるままに。隣室への迷惑を省みぬように。
のたうちまわるマトウシンジのように!


『1_40』を『2_40』に変えても聴ける。

貴様、踊り子であったか。
では舞って見せよ。


 

ふ、はーははははははは!

 

やるではないか!
我の腹筋もここまでなまっていたか、
腹が痛くて仕方がない!


 

うむ。久しく忘れていたが、
人間の全身全霊は美しいな。


 

それが小猿の如き振る舞いでも、
道化として見応えはある。


 

今回の出し物、覚えておくぞ。
では去るがいい。我は今の光景を動画として
編集する作業がある故な。


 
12日目

来たか、雑種。

 

貴様には芸事は荷が重いようだ。
そんな貴様のために仕事を考えてやった。


 

我の寝屋は殺風景でな。
この不便を楽しむのも一興ではあるのだが……


 

たまには変化が必要だろう。
給仕のひとりもいれば気も紛れる。


 

雑種。苦しゅうない、
我に茶などいれてもてなすがよい。


 

簡単なことだ。
魂を霊子化し、我の下へ参るのだ。


 

……フッ。
そうであろう、我に仕えるなぞ凡夫の身にとって
あまりある光栄……怖じ気づくのも道理だろう。


 

だがやれ。我の肉体に触れる不敬、特に許す。
さっさと参れ。


 

早くしろよ。
我を待たせるなぞ、我が友か北天の星のみだ。


 

しかし……貴様は要領が悪いからな。
少しばかり猶予はやろう。


 

そうさな……、そちらとこちらとでは
時間の流れる速度に隔たりがある。


 

貴様の時間で明日までが刻限だ。
その時までに準備を整えておけ。


 
13日目

遅いぞ、雑種。
なにをしていた。


 

さあ早く参れ。
この日のために黄金のティーセットを用意しておいた。
遠慮なく使え。ああ、砂糖は控えめにな。


 

どうした雑種。
なにをしている。
疾く、仕事に移るが良い。


 

……む?

 

なんと間の悪い。
回線に問題が出ているようだな。
致し方なし、今日はこれまでだ。


 
14日目

今日は回線の調子も悪くないようだ。
さて、雑種、王たる者を待たせるでない。
貴様に与えられた仕事をこなせ。


 

……む?
なに? やりかたがわからないだと?


 

これは奇妙な。
貴様、霊子化することだけが取り柄な
魔術師ではないのか?


 

王たるものに直接仕えることも叶わぬとは……
雑種も極まったな。


 

……しかし、奇妙なこともあるものだ。

 

……………

 

雑種、今日はもう下がるがよい。
貴様の小屋で大人しく寝ておけ。
我はしばし黙想に入る。


 
15日目

来たか、不能の雑種め。歓喜に打ち震えよ。
我が雑種ふぜいに興味を抱くなど、
久しく起こり得なかったことだ。


 

ひとつ試し事がある。
……よし。全力で構えろよ?
気を抜けばその首がはじけ飛ぶぞ?


 

……!

ギル、殺気でプレイヤーを殺す。

……チッ。
息絶えたか。


 

我の王気を
感じるだけの感受性は持ち合わせているようだ。
……しかし、それではなぜこちらに繋がらぬ?


 

……ふむ。
明日になれば再び貴様は蘇ろう。
生き返り次第、我のもとへ参内せよ。


 

とことんチキンだぞ貴様はっ!
ええい、逃げるな! (できるだけ)痛くはせん!
戻ってこぬかーーー!


 
16日目

雑種、蘇ったか。
そのタフさ、何の役に立つかわからんが…


 

貴様と我とは確かに繋がっている。
だが、貴様はその魂を霊子化することが
叶わぬようだ。


 

久しく起こり得なかったイレギュラーな事態と
言えるだろう。


 

時に、雑種よ、貴様いかなる手段で
この我と繋がっているのだ?


 

……ふむ。
人の世も便利になったものよな。


 

お兄ちゃんどいてそいつ…
というやつか。


 

キモいぞ、雑種よ。

 

いずれにせよ、そのような貧弱な手段で
我と繋がり得たことが一つの奇跡。


 

……雑種よ、今日のところは下がるがよい。
動画でも見て時間を潰すのだ。


 
17日目

雑……来…か。

雑種よ、来たか

あれから…判明…

あれから幾つかのことが判明した。

い…時間…惜しい…

いまは時間が惜しい。

貴様の…不可能…

貴様の知性ではこの事態を探ることは不可能であろうが

貴様なりに…良い。

貴様なりに調べてみるが良い。

何か…わか……れん。

なにかわかるやもしれん。

ともかく、明日……のだ。

ともかく、明日、またくるのだ。
18日目

雑種、貴様か?

 

その冴えぬ面構えがよく見えん。
回線の状態が酷いようだな。
……まあよい。


 

貴様が我の元に通い続けた時間…
貴様にとっては十数日間に感じていよう。


 

しかし、ここムーンセルの中では
ほんの1マイクロ秒未満に過ぎん。


 

大規模な再構築とリセットが
月の裏側で起きているようだ。


 

雑種ふぜいたる貴様が我と繋がったのも
その影響によるものに違いない。


 

……人の業と欲望の匂いがする。
人の悪性情報が空間に漲りつつある。
月の裏側はまさに吹き溜まりと呼ぶに相応しい。


 

……どうやら我が肉体の覚醒は近いようだ。

 

今日はここまでのようだな。
全く、通話すらロクに出来んとは。


 
19日目

お探しのファイルは見つかりません、日を改めてお越しください

オペレータ音声(丹下さんで録る?)
20日目

雑種か。
気配でわかるぞ。


 

もはや我からは貴様の顔が見えぬ。
別れの時が来たようだ。


 

しかし貴様……、
我と出会って後、一体何度死んだ?
不死身とは貴様のようなことを言うのではないか?


 

――ッ!
貴様、まさか――!


まさか、ヘラクレスと関係する何者か?

……いや、そんなはずはない。
うむ、貴様はただの雑種のはずだ。
危うく天の鎖を使うところであった。


 

いずれにせよ、そのタフさは本物のようだ。
よかろう、褒美をやる。


 

ここ にアクセスせよ。
パスワードは、GILだ。


アクセスするとパスワード入力画面が開かれ、入力を終えるとプレゼントのページが開かれる。

……はずなのだが、最近のブラウザやOSなどに対応していないのか、
どちらを開いても真っ暗なだけで なんだか さっぱり分からない。

そこでソースを開いて覗いてみると、

〜壁紙〜
2560×1600
1920×1200
1920×1080
1682×1050
1600×1200
1440×900
1366×768
1280×1024
640×1136
640×960

これらを見つけることができる。

……ふん。貴様は愚鈍ではあったが、
勤勉さには見るべきものがあった。
よって我の臣民として認めよう。


 

常に我を崇め、奉るのだ。
さて、そろそろ刻限のようだ。


 

それにしても貴様のタフさには呆れかえるな。
殺しても死なぬとは。


 

いいだろう。

 

いずれ再び貴様が我の前に現れた時、
我の下僕にとりたててやる。
喜べ、雑種!


 

…だが、もう少し素直に死んでも良かったのだぞ?
そういう意味ではちとつまらん奴だ。
さて、そろそろ刻限のようだ。


 

…我には未来が視える。
急速に崩壊と再構築を繰り返し
霊子をかき乱すムーンセルの影響やもしれん。


 

…虚無に呑まれ、
塵すら残さずに消え失せる貴様の末路が見えた。


 

雑種、貴様は今、魔術師ですらない。
しかし、貴様の欲望が深淵に耐えうる
深さを持ち合わせているのであれば


 

その声は我に届くこともあるやもしれん。

 

……む。
この余興にも終わりが来たようだ。


 

我は月の裏側にいる。
月の裏側へ来い、雑種。
貴様の声が我に届けば、あるいは……