年表


宇宙世紀


1stの本編中の出来事は基本 除外。

日付出来事
150億年前 二つの民の戦いが宇宙を終局へと導こうとしたため、無限力が人の憎しみを利用し無限の増幅により宇宙を滅ぼす。
日付出来事
50億年前 無限力が命の“種子”を地球へ植える。
日付出来事
43億年前 火星に海があった。
日付出来事
25万年前 原始人類がホモ・サピエンスまで進化。
日付出来事
20万年前〜15万年前 キリマンジャロの峰の大規模な火山活動が収束。
日付出来事
数万年前 オーストラリア大陸に移住してきた先住民が狩りをやりやすくするために広大な森を焼き払うも
自然が回復するより ずっと早く焼き払っていったため、現在では砂漠や広野になる。
日付出来事
2万数千年前 クロマニョン人がネアンデルタール人に追われて消え去る(注:現実に おいては逆)
日付出来事
0年 地球上の人口は5000万人。
日付出来事
中国の王朝が宋 マ・クベが集めている壷は この頃のもの。
日付出来事
1341(興国2/暦応4)年 英仏戦争の折り、イギリスのエドワード3世が出撃する艦隊を自ら親閲する。
日付出来事
ミケランジェロの時代 一年戦争当時、この時代は古代後期とされている。
日付出来事
中世 インドの一部でマドゥが用いられる。
日付出来事
1588(天正16)年 スペインの無敵艦隊が活躍する。
日付出来事
17世紀 職業軍人だけの戦争が終わる。
日付出来事
1769(明和6)年 発明家キュニョーが“人類初の自動車”大砲牽引車ガン・トラクターを作る。
日付出来事
1776(安永4)年4月19日(金)レキシントンでアメリカ独立戦争の火蓋が切られる(注:現実に おいては1775年)
日付出来事
フランス革命 この頃に市民が力をつけてから市民同士の殺し合いが顕著になり、
戦争を勃発させた当事者は戦場の後ろに後退するようになる。
日付出来事
1793(寛政5)年6月2日(日)フランス革命直後、恐怖政治が始まる。
日付出来事
18世紀 戦争中であれば、戦功に応じて昇進できる、という主張は少なくとも この世紀の遺物。
日付出来事
1827(文政10)年3月23日(金)音楽家ベートーヴェンが辞世の句「諸兄、喝采せよ。喜劇は終わった」を残す。
日付出来事
1836(天保7)年 アラモ砦の戦い。
日付出来事
1848(弘化5)年 政治的な領土問題にのみ翻弄されてきた“誰もいない土地”に
金や石油を はじめとする鉱物資源が発見、脚光を浴びるのは この頃。
日付出来事
1865(元治2)年4月9日(日)南北戦争で北部諸州の連合が勝利、アーロンの住む地域に小作農は建前上 存在しない。
日付出来事
1866(慶応2)年10月歯科医マーロン・ルーミスが無線通信を発明。
 ダイナマイトが発明される。
日付出来事
1885(明治18)年 哲学者ニーチェが「人間はノミのように愚鈍なものだ」と言う。
日付出来事
1887(明治20)年 物理学者ハインリッヒ・ヘルツが電磁波を実験的に創り出す。
日付出来事
1895(明治28)年電気技術者グリエルモ・マルコーニが無線通信を発明。
日付出来事
19世紀 クリッパー船がイギリス・オーストラリア間を航海するのに2ヶ月半を要する。
日付出来事
1915(大正4)年 戦場に動力つき航空機が登場。以来 敵よりも先に相手を発見し、悟られないように敵より高い高度へ上り、
そこから降下する際の重力による加速も加えて敵よりも速いスピードで襲いかかり、
反撃の いとまも与えずに なるべく接近して射撃するのが空中戦の鉄則となる。
日付出来事
第一次世界大戦 ・ドイツ軍が長大なカノン砲に機動力を持たせるため列車砲という形態を求める。
・オーストリア=ハンガリー帝国がアルメー・ドイッチェ(軍用ドイツ語)を用いる。
末期ドイツ軍が浸透戦術を編み出す。
戦後欧州の強権による弾圧。
日付出来事
1920(大正9)年1月16日(金)アメリカで認められる酒のアルコール分は0.5%になり、禁酒法時代が始まる。
日付出来事
1930年代後半 ジークフリート線が構築される。
日付出来事
1941(昭和16)年10月31日(金)サウスダコタのキーストーンにあるラシュモア山に彫刻家ガットスン・ボーグラムが
14年の歳月をかけて白い花崗岩の露頭を彫って彫像を完成させる。
12月7日(日)日本がハワイの真珠湾に奇襲をかけた時の暗号は「トラ、トラ、トラ」(7時52分)。この奇襲によって第二次世界大戦が勃発。
日付出来事
1942(昭和17)年5月8日(金)レキシントン(CV-2)が珊瑚海海戦において日本帝国海軍の攻撃を受けて大破、友軍の手で沈められる。
7月27日(月)ポルシェ博士が試作したタイガー戦車ことVK4501(P)は革新的な電気駆動式を採用するも、
駆動用モーターと別に発電用ガソリンエンジンを2基搭載したため構造が複雑化してトラブルが多発、制式採用されず。
9月北アフリカの戦闘においてドイツ軍がトブルク戦線に地雷原「悪魔の花園」を構築。
日付出来事
1943(昭和18)年2月17日(水)レキシントンがヨークタウン級空母の6番艦として生を受ける(注:現実に おいては5番艦)
4月15日(木)ニューギニアでレシプロ戦闘機が空中戦を繰り広げる。
6月16日(水)グアム島を巡る攻防戦において、敵の日本の発表で3度もレキシントンが撃沈されたことにされる。
日付出来事
1944(昭和19)年6月1日(木)「秋の日のヴィオロンの ひたぶるに うら哀しい」というヴェルレーヌの詩が暗号に使われる(21時)
6月6日(火)エルヴィン・ロンメル元帥が
「上陸作戦の死命を制するのは上陸後の24時間だ。それは敵にとっても味方にとっても、最も長い日ロンゲスト・デイになるであろう」と語る。
10月20日(金)神風特別攻撃隊が編成される。
 ・旧世紀の戦史上、最大の上陸作戦であるノルマンディー上陸作戦が実行。
 この作戦において「矢を放て」の暗号が使われる。参加した兵力は約300万人。
・米海軍の試験機XF5U“フライング・パンケーキ”が開発される。
日付出来事
1945(昭和20)年2月8日(木)史上最も有名で最強の戦車撃破王ハンス・ウルリッヒ・ルーデルが右足を失う。
 ・硫黄島の戦い。
・スヌーピーの創作者チャールズ・M・シュルツが機関銃班の指揮官としてイタリアの地獄の戦場を戦う。
4月下旬ヒトラーはベルリンを占領されるまで闘う。
8月6日(月)広島市への原子爆弾投下、B-29爆撃機エノラ・ゲイの乗員の名前が歴史に残る(8時15分)

ポール・ウォーフィールド・ティベッツ・ジュニア
ロバート・A・ルイス
トーマス・W・フィヤビー
ジェイコブ・ビーザー
セオドア・ヴァン・カーク
リチャード・ヘンリー・ネルソン
ウィリアム・スターリング・パーソンズ
モリス・リチャード・ジェプソン
ジョージ・R・キャロン
ロバート・H・シューマード
ワイアット・E・ドゥゼンベリー
ジョー・S・スティボリック
8月9日(木)長崎市への原子爆弾投下(11時2分)
8月15日(水)第二次世界大戦で日本が敗北。
日付出来事
第二次世界大戦初期ドイツ国防軍が電撃戦でヨーロッパ大陸を席巻。
 ・ドイツ国防軍が突撃砲を生み出す。
・緒戦の大敗北と それ以前の赤軍の粛正により、ソ連軍から訓練を受けた技量の高い軍人が払底する。
・侵攻するヒトラーのドイツ軍に対して、
 ソ連軍は あらかじめ砲弾が落下することが分かっているエリアを幾つか用意、敵が侵入したら砲撃する戦術を採る。
・タイガー戦車やシャーマン戦車が活躍。
・ドイツ軍がパンツァー・ファウストを使用。
・新人パイロットに歴戦の機体を渡す風習が起こる。
日付出来事
20世紀中頃 地球上の総人口は25億人。科学技術が飛躍的に進歩した。
一年戦争当時、この時代は中世後期とされている。
日付出来事
1950(昭和25)年 朝鮮戦争で誘導弾が使えない亜音速域での空戦が行われる。
日付出来事
1962(昭和37)年7月22日(日)初の火星探査機の名はマリナー。
日付出来事
1964(昭和39)年3月7日(土)世界最初の垂直離着陸戦闘機“ハリアー”こと開発名ケストレルの初飛行。
日付出来事
1960年代中盤 夜間作戦専門部隊が忘れ去られる。
日付出来事
1969(昭和44)年7月20日(日)アポロ11号によって人類が初めて月の静かの海に降り立つ。
 ・戦車砲の砲弾に劣化ウランが使われる。
・米海軍が艦載兵装結合システム(俗称:イージス)を開発。
日付出来事
1960年代 アフリカ系アメリカ人公民権運動。
以後、インディアンも彼らの外の世界も変わり始め、多くのアメリカ・インディアンが居留地を後にして街へ出て“アメリカ人”となっていく。
日付出来事
1973(昭和48)年8月23日(木)逃亡中の銀行強盗の人質になっていた女性が数ヶ月後には犯人の仲間になっていた事件が発生(ストックホルム症候群)。
後の研究で それは自己洗脳の一種だったことが判明(注:翌年のパトリシア・ハースト事件と一部混同している?)
日付出来事
1974(昭和49)年 西ドイツで固定砲戦車カーゼマット・タンク“DRK VT1-1”を試作・実験する。
日付出来事
1975(昭和50)年 西ドイツで固定砲戦車カーゼマット・タンク“DRK VT1-2”を試作・実験する。
日付出来事
1977(昭和52)年 スイス・ジュネーブにおける国連先住民会議で、
代表団が満場一致で自らの民族名を「アメリカン・インディアン」とすることを公式に議決表明。
日付出来事
1980(昭和55)年5月8日(木)天然痘が撲滅される。
日付出来事
1990年代初頭 リオ・グランデ・バレー空港の改装工事のためにCMFがミッドランドへ移動。
日付出来事
1999(平成11)年 ・地球連邦政府が誕生。最も人権を重視する国の基準を裁判制度に取り入れる。
・後にMS特務遊撃隊が訪れることとなる、
 北アフリカのジオン軍の野戦基地の前身である地下の軍事施設が建設されるのは この年 以前。
日付出来事
20世紀後半 宇宙移民計画、スペース・コロニー計画が発表。
日付出来事
20世紀後期 南アフリカ連邦のアパルトヘイトという言葉は生きている。
日付出来事
20世紀 ・人類の歴史は戦争の繰り返しで、それが文明の進歩だと教えられていた。
・一戦隊を瞬時に消滅させ得る、スペース・コロニーを利用したレーザー砲の考えができる。
日付出来事
20世紀末〜21世紀初頭 いくつかの国々で核兵器の管理が ずさんになり、いくつか行方不明になる。
日付出来事
2001(平成13)年9月11日(火)アメリカ同時多発テロ事件。
日付出来事
2005(平成17)年 海底から石油が発見されたことからコーパス・クリスティ市の軍港の規模は縮小され、
以後、軍艦とおぼしきものはレキシントンが ぽつねんと浮かんでいるだけになり、
郊外にある航空隊訓練基地の存在だけが海軍とのつながりを明確に示すものとなる。
日付出来事
2009(平成21)年 治安維持の名の下に正式に連邦軍が発足。
日付出来事
21世紀 日本の宇宙開発チームが最新鋭技術による有人宇宙カプセルを構想。
日付出来事
旧世紀後半 後天性免疫不全症候群が流行。
日付出来事
旧世紀後期 ヒッピーが流行る。
日付出来事
西暦末期 イギリス帝国が各地の植民地を失い勢力を弱める。
日付出来事
旧世紀の終わり頃 造山活動によりベーリング海にノゥベルができる。
当時世界の目は宇宙と宇宙移民に向いており厳しい寒さもあって人間が島を利用することはなかった。
日付出来事
U.C.0000 戦争をせずに人類が宇宙へ進出。宇宙移民開始の年を起点に、西暦に変わって宇宙世紀が制定される。
日付出来事
U.C.に入る ・世界が連邦政府という一つの国家として統一され、地球上における国境線というものの意味は行政区画以外の何者でもなくなる。
・潜水艦に熱核反応炉が搭載されMSすら格納する巨大さを獲得。
日付出来事
U.C.への
切り替わりから
しばらくして
 レーシングカーを電気自動車に切り替えさせようとする動きが環境系の連邦政府関係者や一部の自動車メーカー、経済団体から起こり、
連邦自動車連盟レース部会をはじめ欧州やアジアのレース団体、北米の連邦レーシング・リーグなどが迎合するも
FASCARの参戦チーム・オーナーやスタッフ、レーシングヅライバー、協会員たちだけはガソリン車の使用を頑なとして譲らず、
この姿勢にファンや懐古趣味者、マスコミが同調、ついには連邦文化局への大規模な請願デモ行進に発展、
さらには連邦議会に対する熾烈なロビー活動が展開されるに及ぶと連邦政府も ついに根負け、
従来形態でのレース存続を保証せざるを得なくなる。
日付出来事
U.C.0027 フォン・ブラウンが市として正式に認められる。
日付出来事
U.C.0029 狂気に似た地球上の人口増加を、宇宙移民によって解決しようという施策が始まるのは この頃(一年戦争の半世紀前)
日付出来事
U.C.0035 コロニー建設で必要な膨大な土砂を月から搬出していたが経費的に莫大なものになったため、
建設資材に投入すべく火星と木星の間にあるアステロイド・ベルトのユノーを月軌道上まで運ぶ計画が実行に移される。
日付出来事
U.C.0042 サイド4に植樹されるのは この年 以前。
日付出来事
U.C.0045 ・ユノーが月軌道上に定置、ルナツーの愛称で呼ばれる。
・サイド1と2への移民が終わる。
日付出来事
U.C.0047 ミノフスキー/イヨネスコ型核融合炉が完成。
日付出来事
U.C.0049 レシャニスから多くの企業や家族(ノイマンの親戚も含む)が まとまってサイド3に移民するのは この年以前。
日付出来事
U.C.005111月30日(金)アメリカ自治州カリフォルニア自治区ロサンゼルス市でハイト・J・ブリッジスが誕生。
日付出来事
U.C.0054 サイド3でフェーアマンが誕生。
日付出来事
U.C.00589月14日(日)・ヨッフム家が資産家の家系となるのは この日 以前。
・ジオン・ズム・ダイクンがサイド3をジオン共和国として独立宣言。連邦政府は これを認めず。
 レシャニス市とサイド3内の工業コロニーの一つが姉妹都市関係を樹立、
宇宙への販路拡大によって経営が盤石なものとなるのは これ以降。
日付出来事
U.C.0059 ジオン内部の離反と切り崩しを図る連邦政府がジオン共和国に経済制裁を行うも失敗。
 むしろ反発を強め、共和国経済の地球への依存度を低下させて技術力を向上させる。
 また連邦政府はジオンへの経済制裁で被った他のコロニーの損失を補償しようともしなかった。
 この経済制裁でヨッフム家は まともに影響を受け、地球のレシャニスに とってもダメージは大きかった

・連邦軍が治安維持のために宇宙軍を設立。
 連邦軍空軍から、宇宙艦艇や大気圏外の操縦要員やパイロットに優秀な人材を ごっそりと引き抜かれ、
 宇宙軍の“正しい資質ライトスタッフ”に対し、空軍は自嘲気味に“誤った資質ロングスタッフと呼ばれる。

 この宇宙軍設立に対しジオン共和国は国防軍を創設。
日付出来事
U.C.0060 サイド3の工業コロニーでエルンストが誕生。当時は大不況後におけるジオン共和国成立などで混沌としていた時期。
日付出来事
U.C.0061 連邦軍で61式戦車が開発、正式採用される。
日付出来事
U.C.0062 カインズがロボットの上半身にヘリウムみたいなガスを充填した浮力の発生で軽量化を計算するも
本体の10倍の風船を背負う事になって大笑いされる。
日付出来事
U.C.0063 ・ヒューズが艦隊勤務になる。
・サハリン家にボディーガードとしてやってきたノリスがアイナ(4歳くらい)と出会うのは この頃。
日付出来事
U.C.0064 ・サイド3で新しく建造された宇宙港の開港式。探検しようとアイナがギニアスを誘って招待席を抜け出す。
 式の途中、軍港の破壊とジオン国民に厭戦気運の拡大を狙った連邦の工作員により
 各所で複数の爆発が同時発生、二人は国防軍の兵士に保護される。
 しかしノーマルスーツが足りず、空気が希薄になってきていたため他の兵士を待つ余裕もなかったことにより、
 最寄りの安全地帯へ向かう過程でギニアスは大量の宇宙線を浴びてしまう。
 ギニアスは3ヶ月後に退院するもジストロフィー物質代謝障害によって手足の筋肉を ほとんど失い、
 機械がなければ内臓も満足には動かなくなる。
 以来、周りの者にはアイナが何を考えているのか よく分からなくなり、会話も まともなものに みえなくなる。
・アイナとギニアスの両親が他界。サハリン家は没落する
 (サイド3外にあったサハリン家の資産を連邦政府が見せしめ的に徴用したからとも、ザビ家との権力闘争に敗れたからとも)
日付出来事
U.C.0067 ・この時点で人類は土星系ぐらいまで足を踏み入れている。
・サイド7の建設が決定、ルナツーが月に正対する軌道上に定位させられる。
・アメリカのライアント重工業社内にて起動テスト失敗続き。
 実際は試行錯誤させて次から次へと画期的なシステムを開発させるのもあるが、
 ロブ・トレーズが実権を握るまで上役の手柄になるのを防ぐべく意図的に正当な評価をしていないため。
・チェンバレンが結婚。
日付出来事
U.C.00682月R-8公開起動実験。
 サイド2でダリー誕生。
日付出来事
U.C.00698月15日(金)前年のジオン死去に伴う政変によりジオン共和国が公国を名乗る。
連邦政府は今度こそ崩壊すると考えたが むしろ その存在感を ますます強めていく。
これに伴いジオンが連邦政府との関係が決定的に悪化すると、レシャニス市企業はジオンとの貿易、兵器生産が禁止される事態に陥る。
この禁止令で窮地に立たされた市議会はペトル・ブルックナーを介して水面下でサイド3の軍需産業とコンタクトをとり、
密かに部品としての兵器の受注、地上での運用データ作成などを請け負う。
10月28日(火)テムがカマリアからアムロ(5歳)を連れ出す。母から左頬に おざなりのキスをされたことでアムロは母が嫌いになる。
 ・トレノフ・Y・ミノフスキーがミノフスキー粒子を発見。
・戦争TVドラマ「キャプテン・ジョー」のシリーズが始まるのは この頃。
・アイナが最後に「きれい」と発言したのは たぶん この年。

・シベリアのヤクートでアニー誕生。
・通常のエレカにない高出力と機動力を合わせ持つ汎用車用車両としてサウロペルタの計画がスタートするのは この年 前後。
日付出来事
U.C.0070 ・アムロ(6歳)が母と別れる。
・ホマムがリビア砂漠の外れにある小さなオアシスで生まれる。
・ダニカ(3歳)が児童福祉司に発見されたことで父が親権を取り、別居していた母がダニカを連れて戻るも
 彼女を置いて また すぐに家から出て行く。アーネスト(8歳)とダニカは これが初対面。
・地球でグリューネ・アプリルが誕生。
日付出来事
U.C.0071 ミライ(10歳)が故郷の極東を離れてサイド2に移住。
日付出来事
U.C.0072 ・ジオン公国がアクシズを造る。
・香港でタウ・リンの姉が警官にひかれ、金がない社会的弱者12億人の中に含まれていたため見殺しにされる。
・アニーが宇宙へ移民。
日付出来事
U.C.0073 宇宙開発者の内乱が相次ぐ事件が起きる。
日付出来事
U.C.00742月旧型ザクが完成。ゲラートがMSパイロットになる。
 ・ダニカ(小学校に上がる)は成績は優秀だが他人と どうつきあえば いいのか分からないこともあり、クラス内で孤立する。
・バークレイが以降5年連続で師団内の競技会で優勝。
・ハイト・J・ブリッジスがイェーツ大学を卒業後、FPIの戦時特派員になる。

・木星プラント建設で宇宙産業が沸き返る。
日付出来事
U.C.0075 ・アムロとテムがサイド7に移住。
・ヅダと旧ザクとの制式化競争の際、ジオニック社の連中が あらゆる汚い手を使う。
 空中分解したためヅダが採用競争に敗北。
・メイ(10歳)がザクの開発に関わる。
・シロー(18歳)が高校を卒業、他のことより少しだけ かっこよさそうな仕事をすべく士官学校へ。
 同窓のレイ・フルマーは医者になるため大学へ。

・NSPの兵士だったアニーの父が戦死。
日付出来事
U.C.00767月アーネストがボーイスカウトのリーダーとして野球チームのバッターとして忙しい日々を送る。
ジオンの独立運動が激しさを増した頃、ヴァン(10歳)とビルが地球に降りてきて
キャリフォルニアベースのベッドタウンのマクガイア家の隣に越してくる
(当時ビルは ただの反戦カメラマンではなく危険分子扱いされていたため、
 連邦軍がビルの動向を監視しやすいよう連邦政府が住まわせた)。
以後1年ほど、父の部下がアーネストにアシリアイノ父子の話を聞いてくるので いぶかしむ(夏休み)
新学期の月アーネストがヴァンを鍛え直す。この時点でヴァンは まだ自転車を持っていない。
 ・エルンストが高等専門学校に進む。
・エルンストが軍への入隊志願票を もらう。
日付出来事
U.C.00771月西部での演習を終えた士官候補生たちを乗せた輸送機がニューヤークの士官学校に戻る途中、アパラチア山脈の上空でエンジンが爆発。
片発で航行するも残ったエンジンも力尽きて深い山中に墜落、生存者はライネスとアルベールのみで同期生 数十人を失う。
3月サイド7の開拓(建設)が始まるのは この頃。
6月・サイド6にて洪水、20軒ばかりの家が床上浸水などになり政治問題化。
・ギレンが軍需関連の超大物バン・ヒューゴットと話し合うのは この頃。
 ・セイラがサイド7に一人で志願移民、中堅技師の養成学校に入学。
・シャアが士官学校に入学(18歳の年)。素顔を隠すため、入学前に自ら額に斜めに傷を作る。
・ギレンの秘書官としてセシリアが登用される。
・放熱処理の問題で連射性能が計画値を下回るなど、ヒルドルブの評価試験が不採用に終わり以降モスボール化。
・エルンストが誕生日に、二日酔いで遅く起きた母に学校を辞めて志願する決意を伝える(午後)
・エルンストがジオン軍に入る。
日付出来事
U.C.007810月・この時点でジオン公国は開戦を決意している。
・戦争準備の一環としてジオン軍に第603技術試験隊が新たに設けられる。
12月25日(月)ハンナと その母は工場で作業、エルンストもクルトも地元に帰らない。
12月・MSサイズのマシンガン、常温核融合炉全盛の時代にウラニウム鉱が大量輸入、
 軍事テクノロジー技術者の連続失踪、宇宙軍のクーデター未遂事件、その他もろもろ巧妙に隠蔽されていることから、
 ジャックが軍事的アクションが近いうちに起きる可能性に気づく。

・アーネストが友達とリュングと その友達と ともに昼食を一緒にし、公開テストの結果の話をするのは この頃か。
・エルンストが主力兵器の機動演習を見学、初めてマゼラアタックとMSを見るのは この頃か。
 大学を卒業したリオがジオニック社に入り、グラナダに行く。
日付出来事
戦争が始まる少し前
ミコシバはミュージックサイトを巡回し才能のありそうな連中に声をかけて
セッションを組ませるという、プロデューサーの真似事ばかりしている。
日付出来事
U.C.00791月2日(火)ミライが地球に下り、久しぶりの故郷で遊ぶ(夜)
1月3日(水)・ジオン公国が連邦政府に対して宣戦を布告、独立戦争を仕掛ける(7時20分)。
 3秒後、ジオン軍は地球周回軌道上の連邦軍艦隊に対して攻撃を仕掛け、MSの投入により圧勝。
 同時に(布告から3秒後)サイド1、2、4の百数十のコロニーを宇宙艦隊が奇襲、
 GGガスをはじめとしたNBC兵器により数時間で壊滅させ約28億人が犠牲になる(三秒の布告)
 サイド1・ルーシも全滅。
 サイド2はジオンの核兵器と生物兵器により壊滅、宙域に暮らしていた10億人が犠牲になる。
 対物狙撃兵としてハウプマンが連邦軍の車両を26両破壊、人命を その数倍 奪う。
・ルナツーも雨のようなミサイル攻撃を受けて、地下化していない施設も完膚なきまでに叩かれ、
 連邦軍の艦艇は ろくな抵抗もしないまま1/3を失う。
・グラナダがジオンに制圧、MSの生産実験工廠が設置。
・この時点のサイド7は一番目のコロニーが1/3ほど出来上がったところ。
・シローはスコゥバレーで他の士官学校生たちと ともに、最後の演習のためにサイド2付近を航行中。
 しかし宣戦布告により艦にも実戦参加命令、サイド2の住民を救護しに向かう。
 シローにとって初めての戦場だったが、ただ味方が死ぬのを見ることしかできず とても戦いと呼べるものではなかった。

・サイド2でジョニー・ナカミゾの両親が亡くなる。
・たまたまサイド3に旅行中だったユウキは難を逃れるも故郷であるサイド2は壊滅、全ての肉親を失う。
・モーリンが志願兵として連邦軍上層部直属の実験部隊員に就役、
 地球生まれだが宇宙軍の父の仕事の関係で このときまで宇宙育ち(開戦後)
・軍の徴用にとられたセイラが以後の半年あまりで無線技師の資格を取得。
・弟妹がサイド2に散った反動でミライを志願兵にさせ、連邦軍宇宙総軍へ配属されることとなる。
・ジオン軍の手によってサイド2の100基ほどあったコロニーの ほとんどを壊滅状態に陥らせるが、
 観光コロニーで人口の少なかったモルガルデンは攻撃対象にならず、多くの避難民を収容。

・海兵ということもあり、シーマ艦隊に課せられた矢継ぎ早の任務は転戦に次ぐ転戦で過酷を極める。
・ビルが取材に行くのは この日 以降。
・老舗の兵器会社の娘だったエステラ・ブルックナーは幼い頃から家業に違和感を抱いていたが、
 開戦とともに占領軍のための事業が開始され、二重の辛苦を味わう。

・開戦により先手を打てなかったジャックが報道管制が かかる前に手持ちのネタを全部 売り払う。
・レシャニスとサイド3(4バンチか)との姉妹都市として交流が途絶えるのは この日以降(ただしシュライゼ社との怪しい交流は続く)
・ユズの移植の順番が一桁になるのは この頃。
1月4日(木)・ジオン軍がジャブロー粉砕のためブリティッシュ作戦を実施。
 ジオンの神経ガスG3によってサイド2・8バンチが壊滅、
 設置された核パルスエンジンによって地球のジャブローへの自由落下を開始(宣戦布告から38時間後)。
 コロニーの護衛MS部隊の搭乗員としてクルト・アンダーソンが従軍。

・自らの指揮で毒ガスの注入を実行して30万人が犠牲になり(酸素濃度を上げて無力化する手はずと聞かされていた)
 以来 悪夢を見るようになったため、シーマは眠るのが嫌いになる。
 以降も汚れた役割ばかり与えられる。

・サイド3からサイド5に移動する経済軌道にムサイとパプアとヨーツンヘイムの3隻が集結、
 パプアがサイド3から輸送してきたヨルムンガンドをヨーツンヘイムに積み替える。
 この際、パトロール艦隊のサラミスにパプアを沈められるもムサイによりサラミス2隻を大破させる。
1月7日(日)ヨーツンヘイムがブリティッシュ作戦のコロニーとニアミス。
1月8日(月)連邦軍が落下するコロニーを破壊すべく数百からなる大艦隊で行動を取るがジオン艦隊の前に敗退。
1月10日(水)・作戦が妨害されるのを防ぐため、ブリティッシュ作戦の支援任務として連邦軍のニューギニアの防空基地に
 ジオン軍がMSによるゲラートら特殊部隊を派遣、襲撃させる。
 施設のミサイルが破壊されていったことで基地は炎上。
 旧ザクに乗っていたゲラートが対空用のレールガンの砲台の自爆で吹き飛ばされたことで、
 日常生活やMSの操作ぐらいは問題ないが急激な加速では視覚障害を起こすという後遺症が残り、第一線で戦えなくなる。

・サイド2の8バンチコロニー「アイランド・イフィッシュ」が大気圏突入後
 それまでの連邦軍の艦艇の攻撃の影響でアラビア(インド洋)上空で崩壊、軌道こそジャブローを逸れたものの
 質量の大半を維持した最も巨大な破片である前方部分はオーストラリア大陸のシドニーを直撃。
 6万メガトン級の衝撃により最大で直径500kmの範囲が一瞬にして広大な湾となって消滅、
 陸地は深さ600mの海の底へ沈みシドニー湾が生まれる。
 落下による衝撃波はシドニーの周辺部にまで破壊と殺戮をもたらし大陸の1/3を壊滅させる。
 また破片は北米大陸にも降り注ぎ、落下したミラーにより大陸の1/4が壊滅。
  砕け散った他の部分は太平洋岸全域に降り注ぐ。
 散らばったコロニーの残骸は多くの地域に大規模な被害を与え、特にオーストラリア大陸全域には多くの破片が降り注ぐ。

 世界的規模での気象変動を誘発し異常気象が顕著となる。犠牲者は数億人
 (太平洋沿岸の都市は衝撃波により壊滅的被害を受けて5億人を失う)
 地球の自転速度が毎時1.2秒加速。
 ヨーツンヘイムからさえ落下の閃光を見ることができた。
・ブリティッシュ作戦中にリンの婚約者が戦死。
・ジョン爺がシドニーに住む息子を亡くす。

・ブリティッシュ作戦でニナが親族を亡くす。
・オーストラリアにいたカン・ウーの妻と子供二人が犠牲になる。
・ゴールドマンがオーストラリアで瓦礫の下敷きになって身動きがとれなくなり、
 左手は業火に あぶられ、母が腹を破られ もがき苦しむなか目の前で亡くす。

・落下するコロニーへの攻撃の際にモーリンの父も出撃、サラミスの主砲でミラーを破壊する。
・衝撃で噴き上げられた大量の土砂は大陸の気候を不安定なものにし、農業生産に打撃を与える。
・連邦政府は すぐさまオーストラリアの復興に乗り出すも戦時であるため、軍事施設の復興を最優先。
 控えめに言っても熱意は感じられず人々の生活は忘れ去られる形となる。
・農地や牧場の復興も遅れているため、連邦軍占領地の人々は連邦軍による食料の配給で飢えを凌ぐ。
・津波のような海面上昇でオーストラリア西海岸の港湾施設の埠頭の機械類は大打撃、
 入港した貨物船から荷物を降ろす能力が著しく低下する。
・オーストラリアのビクトリア州の人口が400万人にまで減少。
・気象環境の激変により海水淡水化プラントが破壊されたことで水の確保がオーストラリアの市民の重要な問題となり、
 現地で水を入手するのには連邦軍さえ大変な手間をかけている。
・エイガーを乗せた輸送機が北米大陸の連邦軍航空基地に避難したのは この日 以降。
・地球環境に深刻な影響を与え、農作物にも甚大な被害が生じ飢餓が猛威を振るいつつあるが
 総人口が激減していたため人類にとって致命傷にならなかった。
・落下の影響で主要な港湾は物資の揚陸施設に大打撃を受ける、世界各地の海岸線の港は大なり小なり損害を受け、
 キャリフォルニアベースの施設は壊滅状態。
・ユウキが放送で、自身が住んでいたコロニーが地球に墜落するのを見る。
・地球は人口の大半を失い、金融や物流の基礎インフラにも壊滅的な打撃を受ける。
 これにより地球規模で管理されていた地球経済は、否応なく地域的・限定的な形態にならざるを得なかった。
 経済を電子情報から再び物理的な物の形で確認することを迫られた地球の人々により、貨幣が復活。
 最初は連邦軍やジオン軍は占領地で軍票を発行していたが、戦争の勝敗が はっきりしない段階では信用できず、
 人々は物資と軍票を交換することを逃れようとした。
 そしてどちらが勝とうが影響しない貴金属、特に金塊が貨幣として再び力を持ち始める。
・オーストラリア大陸に落下したことで大量の土砂が舞い上がったり、衝撃波が大陸を横断したりと
 オーストラリアの自然環境はどこよりも大きな影響を受けた。
 本来は平坦な土地が多いオーストラリアだが、予想もしないところで抉られたような土地に出くわすようになる。
・大気圏突入時に解体したコロニーの一部が激突したことで
 直径100mほどのクレーターがオーストラリア某所にでき、この衝撃により近くの町は崩壊。
・ブロークン・ヒル近郊には崩壊したコロニーの破片により大小のクレーターがいくつも生まれ、
 落下速度が大きかったため、窪地は綺麗な円形をしている。
・空中に大量の粉塵が舞い上がり、一時的に世界中で日照が悪くなる。
・コロニーが光り輝き、夜の空を覆い尽くす様を見たホマムが、子供なりに世界が変わっていくことを実感。
・北アフリカでの被害は他の地域と比べれば少なかったが、それでも7日もの間、
 大嵐が大地を叩き続け、作物や潅漑用水に多くの被害が出る。
・辺境の地に住む者たちの生活にも大きな影響を与える。
・シアトルは津波の被害が少ない。
・ニュージーランドは津波および大地震に見舞われ人口が激減。
・連邦海軍太平洋艦隊が大被害を受けて戦力が激減。
・日本も未曾有の大災害に襲われロキの妻は行方不明に、九死に一生を得た父娘はジャブローへ
 (生物物理学・生化学を用いた宇宙飛行士の肉体強化をテーマとする研究を行っており、
  ジオンに圧倒された連邦軍が その技術を欲していたため)。
・大気圏突入時に崩壊した一部は大きな破片となってミネソタを中心にノースとサウスの両ダコタ、
 ウィスコンシン自治区やカナダ自治州のマニトバやオンタリオ自治区に降り注ぎ、
 大麦、小麦、大豆、ヒマワリ、亜麻を中心とする農業に大打撃を与え、
 電力、食品加工、重機械、電子製品などの産業拠点が壊滅、麦の高騰による食料危機。
・ラシュモア山に落ちた破片が歴史的な4人の男たちの大きな彫像を台無しになる。
・ミネソタに新たな湖が生まれ、五大湖グレート・レイクス六大湖モア・グレート・レイクスとなり将来的に産業振興が見込めそう。
・オーストラリアでは多くの人々が難民化。
・以降、オーストラリアの砂漠化が急速に進む。
・ブリティッシュ作戦後、ユライアが中佐に昇進、そのままオーストラリアに左遷。
・以降、サウスカロライナ自治区チェスターフィールド郡ジェファーソン郊外の農民の間では
 「ミネソタでよかった」「北部でよかった」が挨拶代わりとなる。
一週間戦争・連邦の宇宙戦闘機隊がザクの前に壊滅的損害、ユウに お守りの話をした先輩も おそらく戦死。
1月13日(土)再度コロニー落とし作戦を遂行すると見せかけるべく、ジオン軍は艦隊を再編成してサイド5へ進軍。
その動向を つかむや連邦艦隊もサイド5に急行。
1月15日〜16日・ヨルムンガンドが発射態勢に持ってゆく(10時半)
・青3号弾の発光信号が使われる。

・ブリティッシュ作戦の不満足な戦果に鑑み、
 サイド5の宙域から再度のコロニー落とし(第二次ブリティッシュ作戦)を敢行する、という情報を
 開戦以来ルナツーに逼塞していた連邦軍艦隊を出動させるために まことしやかに流し、
 コロニー落としを阻止すべく集結した連邦の残存勢力とジオンの艦隊が宇宙世紀史上、最大規模の艦隊戦を行う(10時45分)
 結果、MSを持たない連邦は惨敗、指揮していたレビルは脱出したところを黒い三連星に捕らえられ捕虜になる。
 この戦役によりサイド5のコロニーは ほぼ全滅して約20億人の住民が死亡、
 レビルの旗艦、両軍の艦隊の大半が沈み、
連邦軍の8割が壊滅、
 ジオン軍の勝利に終わるも艦隊戦での損失は想像以上に大きかった
・シュレースヴィヒ撃沈。
・シャアがマイとワシヤに この場を譲るようモノアイの点滅で伝え、5隻の戦艦を しとめる。
 この際、自機のザクを赤く塗っていたことで敵味方 問わず赤い彗星と呼ばれるようになる。
・ヒューズが初めてMS(初期量産型ザク)を見た直後、後続のサラミスを吹き飛ばされる。
 ヒューズの乗った艦も沈むも奇跡的に救助される。

・サラミスから放たれた3発の迷走したミサイルがヨルムンガンドの近傍で炸裂、射撃指揮所にいた砲術士たちが全滅。
 ヘンメがヨルムンガンドを発射しマゼランと刺し違えて爆散させる。
・ユウが宇宙戦闘機トリアーエズのパイロットとして参戦。
 彼が宇宙戦闘機隊からMSパイロットを志願するのは この日 以降。
・ケンが戦友であり親友でもあった男を助けられず。
・キルスティンが初めてザクを見る、軍人であった息子を亡くす。
 この一件により、退役間近だったのにも かかわらず艦長として戦場へ出ることを志願。
・以後8ヶ月あまりの間、連邦軍はルナツーの再建と艦隊の整備拡大に狂奔、
 ジオン公国は月にグラナダ要塞、サイド1があった空域に宇宙要塞ソロモンを構築。
・この戦役以来、デニムが勇士となる。また連邦軍は自前のMS開発の必要性を痛切に感じる。
・最後に一つ残ったテキサス・コロニーの空域がテキサス・ゾーンと呼ばれるようになる。
 幾度かの空襲でも決定的な空襲から免れはしたものの、
 太陽光線をコロニーに導くミラーの開閉機構(自動調節機構)が破壊、夕方の位置で固定される。
 空気が残っていたばかりに乾燥が進み、以後の8ヶ月で砂漠に近い荒野になる。
 家畜は全てジオンが没収、何万人かの居住者は連邦に逃れるかジオンに降伏するかして今は無人と化す。
 自転軸もずれ、自転そのものも1/5ほど遅くなる。コロニーの中は暴風に近い気象。
・ララァの家族が彼女の能力により戦火を免れるも、その後の避難行の中で両親を亡くす。
 ジオンの艦に救助されるも、生き延びるために色々 強要され酷い生活を送る(1st)
・ドズルが戦場視察の口実で、ザクで戦場に躍り出る。
 幕僚たちは慌てふためき、3戦隊のMSを援護に振り向けた。
 このエピソードは、ザビ家一統といえども同じ戦場に出てくれると将兵の信頼を呼んだ。
 ギレンも その噂を聞き知り苦笑し、さすがにたしなめた。
・カークが操艦するサラミスがザクに沈められる。
 どうにか脱出に成功するも友軍に救出されるまで宇宙空間を数時間 漂い、ルナ2に戻る。
・戦役が終わった時点で、全人類は総人口の半数を失っている。
・MSの活躍、とくにルウム戦役の大戦果に、宇宙攻撃軍と突撃機動軍の間でMSの取り合いが始まって生産ラインが混乱、
 本来、MS機甲師団へ配備予定だったザクU(06J型)の量産が大幅に遅れる。
 それに加え、コロニー落下の影響で地球環境が急変、陸上兵器全般の運用マニュアルが再考される。

・一週間戦争から この頃にかけて、バットマンはジオン側についている。
1月17日(水)マイが試作艦隊決戦砲・ヨルムンガンド技術試験報告書を提出。
1月18日(木)無条件降伏の賛否の討論が始まる。
1月28日(日)討論に10日を要し、ギレンがジオンに帰る。
1月31日(水)・連邦軍が南極においてジオンと休戦条約の会議中、いよいよ降伏の調印を結ぼうとする日に捕らえられていたレビルが生還、
 使用可能な全回線を用いて「ジオンに兵なし」の演説。聞いたキシリアはテーブルを蹴り倒す。
 停戦交渉は決裂、代わりに連邦軍とジオン軍の間で南極条約が締結されるも単なる戦時条約に留まる。
 以降 失われた人命は数千万人。
・ジオン軍の地球侵攻が近いと判断されたため、交渉が決裂してすぐさま急遽エイガーがニューギニアの防空基地に配属。
1月が終わるエルンストの所属する第606技術試験隊がグラナダへ移動。
 キャプテン・ジョーにザクが登場するのは この月 以降。
U.C.00792月1日(木)ジオン軍が地球制圧軍を組織。
2月7日(水)ジオン軍が地球侵攻作戦を本格的に発動。
2月も半分が過ぎた頃第606技術試験隊がMSおよび関連機材一式をHLVの中に詰め込む作業に追われる。
 サイド7には民間人13800人が在住。
U.C.00793月1日(木)・ジオンの女が演説。
・ジオン軍が第1次降下作戦を開始、艦砲により衛星軌道上にある連邦軍艦艇、阻塞衛星、
 偵察衛星、監視ステーションなどを一掃して制宙権を確保した後、
 連邦軍対空監視所からはモニターのノイズに思えるほどの数のHLVが降下。
 大部隊がヨーロッパに降下。連邦軍はMSの前になす術もなくジオン軍は各地で破竹の快進撃を続ける。
・ジオンの第1地上機動師団は中央アジアのカザフスタンへ降下、
 バイコヌール宇宙基地を中心とした地域にHLVが続々と降着、占領して その後の補給活動の拠点とする。
 地上からの対空砲火は ほとんど見られず、師団の大半は無事に降下したものの、
 なかには なんらかのトラブルによって降着地点を大幅に はずれるHLVもあった。
 運悪く大気圏突入に失敗して ゆで卵になったり撃ち落とされたり、降下地点を大きく はずれて回収不能になったものも少なくない。
・第606技術試験隊に属する年少兵のエルンストが中央アジアのアラル海 周辺に降りる。装備は ほぼ無傷で地上へ降ろせた。
・第502強襲戦車大隊第2中隊の戦車を積んだHLVは大気圏外で母艦からの切り離し後、
 対空砲火またはデブリとの接触などの緊急事態によって突入軌道に変調が生じて降下目標地点を離れ運悪くカスピ海に着水、
 初陣である隊長のフェーアマンをはじめとする一部の中隊員は かろうじて脱出に成功したが
 浸水が ひどいため回収の間もなく多くの戦車兵と装備の ほとんどと共にHLVは湖底へ水没、フェーアマンは戦車をなくす。
・連邦軍はザクを何機か入手するも大半は内蔵コンピュータが破壊されており、使うことはできなかった。
・多くの市民が勧告に従って連邦軍支配下の大都市へと退避し始めたが、その場に留まる者も少なくない。
・ホームステッド連邦軍空軍基地の対空監視哨が8時間交代から16時間交代になる。
・以後、北米に展開していた連邦空軍部隊の一部が増援のため欧州の空軍基地へ移動。
 また欧州との電波通信が途絶し、大西洋の向こうが どうなっているのか皆目わからなくなる。
3月3日(土)・フォートフッド基地から“ブレイブ・ライフルズ”、北米第3機甲即応連隊がヨーロッパへ。
・北米第1即応師団はコロニー落着の後始末でオーストラリア大陸に派遣されている。
3月4日(日)カスピ海北岸オデッサにキシリア直属の公国軍資源発掘隊が降下。
・この頃のジオン国内のニュースは破竹の勢いで進軍するジオン軍の最前線に関するものが多い。
・ジェファーソン郊外に薄曇りの ぼんやりした灰青色ではなく どうにか青空と呼べるものが戻ってくるのは この頃。
3月9日(金)オグデンとマッキントッシュが黒いSUVで町に繰り出す。
3月10日(土)・闇夜のフェンリル隊を乗せたHLVが単独で地球周回軌道に入り降下。
・連邦軍の北米の航空基地の戦車兵たちは訓練中(午前)
・闇夜のフェンリル隊が降下作戦の橋頭堡となる連邦軍の北米の航空基地を制圧、
 ビッグ・トレーを無茶な方法で撃破したため、ニッキがペンキ塗りの懲罰(午後も遅い頃)
3月11日(日)・すでに欧州ではドップやルッグンが空を飛び始めている。
・降下作戦に先駆けてジオン軍が北米全域にミノフスキー粒子を散布、
 哨戒飛行していた戦闘機のレーダーはおろかアメリカ全土のレーダーが一斉にホワイトアウトし、機間通信も途絶(夜明け)
・アーロン起床(5時)

・ジオン軍が第2次降下作戦を実施、第2、第3地上機動師団が北米の東西沿岸に降下し
 連邦軍拠点の制圧に成功したことによりに北米を電撃的に占領する。各師団は降下後に欧州方面軍として改編。
 また同時に航空師団、水中艦隊、地球制圧軍司令部が降下。
 コロニー落としの被害と混乱が甚大だったため大西洋沿岸は わずか数日の間に陥落、その最中にニューバーン基地が落ちる。
 作戦においてムサイが大規模な運用がなされる。
・キャリフォルニアベースを攻略する北米方面軍に属する第二軍の支援を命じられた闇夜のフェンリル隊が後方に侵入、
 光ファイバー網の中継局を破壊したことで防衛線の連邦軍の各部隊は
 相互通信が突然寸断されたことにより大混乱、第二軍に各個撃破され防衛線を突破される。
・サウスカロライナ自治区チェスターフィールド郡ジェファーソン郊外のタバコ畑にMSが降下。
・西はシエラネバダ山脈と南部ロッキー山脈南端地域の平野部、東はアパラチア山脈南端地域の平野部、
 すなわち南北に細長い沿岸部に広がる畑や自然公園といった田園地帯にジオン軍主力が降下する。
 この2ヶ所に加え、これらを東西に結ぶ一級道10号線の北側に いくつかの小部隊が降下。
・ジオン軍が北米大陸の複数地域に対して第二次降下作戦
 (畑や自然公園といった田園地帯。空港や宇宙港、基地に直接降下した部隊も)、
 ほぼ同時にHLVで降下(朝)、北米駐留常備軍予備部隊ならびに郷土守備隊ナショナルカード
 該当諸地域にて防衛線を展開、各地にて交戦状態に突入。
 大気圏内航空機が随伴もしくは援護していないため、連邦軍は一気に決着をつけるべく
 全力出撃をもって対抗しようとして基地や飛行場をガラ空きにしてしまう。
・北米駐留連邦軍地上軍部隊が一斉に南部へ移動を命じられる。
・キャリフォルニアベースの“足もと”に広がるロサンゼルスに武装市民が立てこもり始め、
 その外郭地帯のビル群は爆破解体業者たちの手によって迅速かつ容赦なく爆破されて主要な大通りを瓦礫で塞ぐ。
・マカロックが出頭命令を受け、臨時偵察分隊(連邦軍海兵隊第106偵察班(RT))の分隊長を命じられる、
 モーランドが戦闘爆撃機の編隊を見送る
 (朝、飛び立った戦闘爆撃機の編隊はジオンの降下部隊を迎撃すべく
 マイアミ=ホームステッド・スピードウェイの北側上空あたりで機首を転じて北西へ飛び去る)
・連邦軍海兵隊第106偵察班(RT)がエドワーズ高原の敵軍の規模、動静を観察し、細大漏らさず情報部へ報告することになるが壊滅。
 マカロックは一級道10号線をサンアントニオ市のブリス予備基地まで後退、命令によりアメリカ自治州のブラウンズビル市へ。
クロケット機動部隊タスクフォース・クロケットが単独の機械化強行偵察中隊により壊滅。
・ホームステッド連邦軍基地が襲撃、対空監視任務にあたっていた
 連邦軍空軍第10空軍第482戦闘攻撃航空団のモーランド、マッキントッシュ、オグデンは辛くも逃れて車で西へ、
 ジオン軍による連邦軍基地宙挺強襲作戦が実行、いくつかの連邦軍空軍基地を軌道上から宙挺強襲スペースボーン・アサルトし、
 キャリフォルニアベースのような一部の基地を除き極めて短時間のうちに占領、
 占領後は ただちに軌道上から次々と往復機が着陸して物資と兵力の充実がはかられ、強固な宙挺堡となっていく(昼近く)
・帰還したホームステッドのフライマンタ戦闘爆撃機編隊が占領したジオン軍によりギャレットとフィッシャーの2機を残して壊滅、
 二人はビスケーン湾上空で高度を上げつつ緩く右旋回して機首を西に転じ、
 エバーグレーズ国立公園の緑を越えてメキシコ湾へと飛び去る。
・ジオン軍部隊に強襲された北米の空軍基地の所属機で、運良く空中にあって難を逃れた者の多くが他の友軍基地を目指し、
 ギャレットとフィッシャーのように民間空港に逃亡した者も少なくない。
・主だった空軍基地のほとんどを不意打ちのように無血占領された結果、
 連邦空軍の大気圏内航空機のほとんどが北米南部内陸の軍予備基地や軍予備飛行場に退避を余儀なくされ、
 十分な数の機体を有しながらも、実際に稼働でき出撃させられる機体数に大幅な制限を受ける。
・一級道10号線を東へ、もと来たブリス予備基地へとマカロックが可能な限りの速度で生き残った他の11人を乗せたトラックを走らせる(夕)
・住民が避難して空き家となった一軒の農家にラスクが たどり着く(日が暮れた頃)
・降下作戦の最中にザクの1機がコンピュータの動作不良で着地に失敗、パイロットは首の骨を折り
 内蔵コンピュータの破壊など行われなかったため連邦軍に回収、キャリフォルニアベースで解析が行われる。
・イビス・モンサン空軍基地を占拠するべく強襲をかけたジオン軍部隊が第3重旅団戦闘団により殲滅。
・欧州では次々と連邦の戦線が突破されている。

〜作戦以後〜
・闇夜のフェンリル隊の活躍が高く評価され、当初の特殊部隊としての任務とは異なる任務を与えられるようになる。
・アナポリスやニューポート、ノーフォークなどの東海岸北部やフロリダ半島の付け根のメイポート、
 メキシコ湾岸のニューオーリンズなど各地の軍港から脱出した艦艇が続々と集結、
 またペンサコラなどの海軍航空隊基地からもドンエスカルゴをはじめとする所属機もまた
 続々とコーパス・クリスティ海軍航空隊訓練基地へ移動して機数が膨れ上がったことで
 同市は かつての一大軍港の様相を取り戻したどころか、東海岸側の海軍を主体とした一大軍事基地となる。
3月12日(月)・目を覚ましたラスクが一級道10号線を西から来たLAV軽装甲車に気づき、土手を這い上がって停める(朝)
・マカロックと比較的軽傷だった生き残りの6人の兵士たちが
 「後方に再配置される友軍部隊と合流し、ブラウンズビル市へ出頭して別命を待て」の命令を受ける。
・第36工兵群第8工兵大隊が出撃命令により、後退する友軍兵を救出しつつブラウンズビル市郊外へ急行。
・マカロックがエベールに前線で起こったことの全部を告げ終える(夕)
3月13日(火)・2機のドップの機関砲により車列壊滅、マカロックが10人ほどの生き残りを連れて
 南部テキサスの二級道77号線から東(メキシコ湾の方角)へ進み、さらにコンベス・リオ・ホンド・ロードを東へ。
 途中で学生B中隊カデット・カンパニー・Bと遭遇、トラックで平坦な田舎道を南に折れて すぐそこの幼年学校へ。
・ラスクがブリス基地で第13偵察騎兵大隊第2武装偵察騎兵中隊に転属。
3月14日(水)・ようやく連邦側に降下作戦の全体像が見えてくる。
・キャリフォルニアベースの主要部を進駐してきたジオン軍に制圧、ほぼ無傷で占領されるが
 それでも多くの住民が戦火に巻き込まれて避難民と化す。ジオン軍が凱旋した際、ヴァンらが初めてザクを見る。
・リュングが両親と逃げ出すも途中で離ればなれに。しかし生き延びようと必死で、荒野の廃墟で独り自活。
 アーネストの生死が分からなくなり、こんなことならダメで元々、思いを伝えるんだったと幾度も後悔する。
3月15日(木)・マクガイア父は前線指揮官となり中米で戦っている。
・キャリフォルニアベースを占領しても戦闘は続いている。
・アーネストが南に脱出するとダニカに告げる。
3月中旬MS-06J型が実戦投入されるのは これ以降。
3月16日(金)・連邦軍北米駐留第1機甲師団第4旅団戦闘団がモハーヴェ砂漠に到着。
・ミノフスキー粒子が急激に増大、ラスクが部隊にMSの脅威を再び警告(夜)
3月17日(土)・モハーヴェ砂漠でMSと戦車の混成小部隊を勝手に攻撃した第3偵察戦車小隊が
 返り討ちに遭って壊滅するも、第1偵察戦車小隊が撃退。
・モハーヴェ砂漠の戦闘で部隊配備が露呈したため部隊の移動と再配置、
 瀕死の状態で発見された第3偵察戦車小隊の乗員2名が緊急医療後送メディバックされる(夜)
3月18日(日)・北米でドップの航空支援が付随したジオン軍の本格的な攻撃が開始(朝)
資源確保の目的で第4地上機動師団が東南アジア・オセアニア地域に対するジオン軍の第3次降下作戦
 コロニー落としで壊滅的な打撃を受けていたオーストラリア方面の連邦軍は、
 降下から すぐに電撃的に侵攻してきたジオン軍に対して為す術もなく容易く落ち、
 主要な鉱山や採掘施設を占領され、連邦軍は戦略的価値のない地域を確保しているに過ぎなくなり
 領土はタスマニア島などの いくつかに分断される。
・ジオン軍が真っ先にヒューエンデンの宇宙港を確保するも連邦軍に破壊されて残骸しかなく、再建するのに3ヶ月近くかかる。
・アデレードなどの多くの拠点をジオン軍が確保。
・オーストラリアの連邦軍が撤退する混乱時に初期のバストライナー砲を輸送していた撤収部隊が
 捕虜になり紛失、砲が鹵獲される。これによりライノサラス開発計画が生まれる。
・マッチモニードの権勢は絶頂に達する。
・占領後のジオン軍は自分たちの任務を円滑に進めるために市民生活の復興に積極的に協力、
 市民は内心は ともかく彼らの援助を受け入れ、時に協力することもあった。
・以後、資源地帯を確保したジオン軍は資源確保の障害になるような戦闘は努めて避けるようにし、
 連邦軍は各地に分断されたうえに資源入手も容易でない状況下では
 積極的な攻勢をかけることは出来ないため、オーストラリアでは奇妙な安定状態が続く。
・ブルネイ基地が第三次地球降下作戦の目標となり、地球攻撃軍の拠点の一つとなる。
・地球の2/3がジオン軍の占領下に置かれる。かなりの数のミデアがジオン軍の手に落ちる。
3月下旬ジオン軍の機甲偵察小隊が北米駐留連邦軍第1機甲師団第4重旅団戦闘団戦車小隊の戦車により壊滅。
モハーヴェ砂漠で迷子になった敵は これで4隊目。
 ・この時点で全てのMS小隊にMS-06Jが行き渡っておらず、MS-06Fの部隊が多かった。
・地球侵攻作戦の開始に伴い、サウロペルタが大量投入される。
U.C.00794月1日(日)連邦でMSの開発が正式に決定。
4月4日(水)・ジオン軍がアフリカの戦略的重要性に着目、補充部隊を降下させて制圧に入る。この日が最後の地球降下作戦。
 補充部隊は中東に降下して順次展開、徐々に補充を受けながら各地で連邦軍を圧倒、橋頭堡の確保に成功。
 後にタンザニア地区のキンバライド基地から打ち上げられるHLVも この時に降下。
・散布状況によって間接的に攻撃意図を見抜かれているのではという疑念から、
 ジオン軍がミノフスキー粒子の使用に慎重になるのは これ以後。
4月29日(日)・近接地域の警備を担当している部隊から連邦軍に鹵獲された6機のザクと61式戦車がアリゾナの第128物資集積所を襲撃。
・ツァリアーノが左目を失うのは同年の この日 以前。
 ・キシリアがフラナガンの具体的データをもとに、サイコミュの開発に協力するのは この頃。
・アイナがサイド3を出たのは この頃。以降たくさんの連邦軍人を宇宙用高機動試験型ザクやアプサラスで殺す。
・新婚のリリー・ヴァレンティの夫がバルク村に近づいてきたザクを倒そうとするもシャワー・ニードルで死亡。
 リリーは一晩泣きはらした翌日、自分の手で仇を討つべく戦う決意をする。
・地球では連邦軍もジオン軍も大規模な攻勢にでないという不思議な平和が続く。
・戦線が膠着すると避難民の大半がジオン軍の占領下に留まるも、
 中にはジオン軍の支配が及んでいない中米を目指して南下する者が数多く現れ、
 ヴァンらもキャリフォルニアから中米を目指して旅をする。
・ハウプマンが属する部隊が北米の旧国境地帯の砂漠にて、
 反撃の準備を整えていた連邦軍の集結地に不用意に踏み込んで散り散りになる。
 翌日、ハウプマンとハビエルが出会う。
・その3日後にヴァンらがハウプマンと出会う。
 この時点でも、雲一つなく晴れ渡っていて空気が綺麗な砂漠であっても、落着により
はモヤがかかっている。
・ヴァンらが連邦軍に保護される。
・スペースノイドには理解できないであろう価値のある旧世紀の戦闘機や爆撃機、輸送機を保護すべく、
 それらに乗って避難してきた南部同盟記念飛行隊コンフェデレイト・メモリアル・フライト(略称CMF)が
 急造の連邦軍リオ・グランデ・バレー空港独立戦闘爆撃飛行中隊に配属、
 空軍や海軍航空部隊、海兵隊航空部隊の元大佐〜中尉の退役軍人たちが
 下士官として現役復帰し整備兵や管制要員となる疎開作戦“帰郷作戦オペーレーション・カミングホーム”を実行。
・第606技術試験隊がレシャニス市に到着。
・61式戦車のほうがマゼラ・アタックよりも やや性能が上回ることが判明。
・エルンストとフェーアマンが出会う。
・鹵獲して国防色に塗り替えた61式戦車により再編成した第502強襲戦車大隊第2中隊が臨時編成の戦闘団として
 MS部隊の火力支援を受け持つべく最前線に出撃、4両撃破されるも5両 撃破する(うち2両はフェーアマンが撃破)。
 撃破された4両中2両は敵の61式戦車が出てきて乱戦になった際、
 MS部隊の末端まで情報が しっかり伝わっていなかったらしくザクに誤射された。
U.C.00794月下旬〜5月初旬・“リオ・グランデ・バレー防衛戦”とか“テキサス会戦キャンペーン”と呼ばれる戦い。
 極めて流動的に始まり、自然にフェードアウトしたため明確に いつ始まって いつ終結したのかを定義することは難しいが、
 ジオン軍東海岸降下部隊が南下を始め、ミシシッピ川を最初の部隊が越え始めた時点、
 もしくは全ての部隊が渡河し終え、さらなる南進を開始した時点とされる。
・渡河して以降、連邦軍リオ・グランデ・バレー空港独立戦闘爆撃飛行中隊の出撃要請が ひっきりなしになる。
・防衛戦以後、明らかにジオン軍の南進の勢いが衰えを見せる。
U.C.00795月9日(水)・第603技術試験隊が地上でヒルドルブの再評価試験を実施。
・フェデリコの隊がアリゾナの第67物資集積所を襲撃。
・ヒルドルブがザク6機と61式戦車2台を相討ちになりながらも撃破(夕)
5月11日(金)・マイが試作モビルタンク・ヒルドルブ技術試験報告書を提出。
5月中旬内陸部降下部隊と連携したジオン軍東海岸降下部隊は各部隊を再編成の後、南下を開始したのは少なくとも この時期。
 ・ソロモン完成。
・エルンストが宇宙戦仕様のMS-06Fを陸戦仕様に改修し終わったJ型の試験をするため、そのうちの1機に乗り射爆場へ。
・エルンストがシュライゼ社の射爆場でMS砲の試作一号「ランゲ・マックス」の試射。
 帰りにエレクル(電動自転車)のバッテリー切れで困っていたエステラと出会い、サウロペルタにエレクルを積んで家まで送る。
・ギニアスが地球に降下して以降、ケルゲレンが使われなくなるのは この頃。
U.C.0079春〜初夏にかけてジオン軍の侵攻は止まることなく続く。
U.C.0079初夏・第606技術試験隊がリジーナを手に入れて対処法を考え、この日からエルンストが徹夜で防護装置の設計と加工に取りかかる。
 この一件でオットーを はじめとした他の仲間のエルンストに対する態度が柔らかくなる。
・戦線拡大の進度も降下作戦初期に見せた破竹の勢いは失せており、その間に連邦軍の戦力は徐々に回復しつつある。
U.C.00796月・ア・バオア・クー完成。
・連邦軍地上軍の空軍基地の機能が復旧。
・毎日のようにジオン軍はタスマニア方面に空爆を行い、ライネス(当時は戦闘機のエースパイロット)が迎撃に苦心する。
・友軍の潜水艦から得たガウ出撃の情報から、ライネス指揮下のTINコッド小隊が先鋒を突くもMSにより大敗。

・日本が2度目の占領下に置かれ、東京が首都としての機能を失うも街は無傷で残るのは この頃。
U.C.00797月・コロニー管理省のパトロール第三方面軍の第八中隊がサイド7に駐留。
・ジョシュワが極東方面軍に就く。
・1秒でも長く生きてほしいと考えたロキがユズ(8歳になったばかり)に
 人工心肺と人工気嚢をミックスした高G対応パック(動物実験段階)の臨床実験を行いたい旨を伝え、受け入れられる。

・カインズのチームの膨大な基礎研究のおかげで、半年でガンダムを完成に近づける。
・撤退の際に連邦軍が破壊したヒューエンデンの宇宙港がジオン軍の手で再建したのは この頃。
 連邦軍も時間がなかったため破壊した箇所は限られており、再建の過程で堅固な要塞となる。
U.C.00798月シャアがリック・ドムのテストを見る。
U.C.0079・ジオン軍西海岸降下部隊が どうにかこうにかモハーヴェ砂漠の連邦軍を一掃し、
 当初の目的通りの位置で内陸部降下部隊と完全に連携できたのは これ以後。
 この頃にはジオン軍西海岸降下部隊も大幅に兵力を失っており、戦線を維持して その後の黄昏を待つ以外になかった。
・地球に降りる前から既にナーバスだったパウル・シュピールベルガーがネクタイで首吊り自殺。
 葬儀でエルンストは初めて正装を着る。
・ザクタンクが誕生。
U.C.0079夏が深まる・西へ西へと増産した兵器を送っているにも かかわらず、ジオン側の戦況は好転する気配が見られない。
 逆に疲れ切って後退する歩兵や負傷兵を乗せた輸送車の列が延々とレシャニスを たびたび通り過ぎていく。
・休息中の歩兵から回収車両や小回りの利く野戦救急車が もっと欲しいと こぼすのを聞いたエルンストが
 オットーとフェルディナントと ともにサウロとワッパを救急仕様に改造、前線の歩兵部隊が大歓迎だったことで休暇を一日もらう。
 この休暇でエステラと再会、学生は夏休み。
U.C.0079秋口パクが士官学校を卒業、MSのパイロットとして配属。
U.C.00799月に入る前北米に降下したジオン軍部隊は、当初の目的である“南アメリカへの道”を確保することは不可能な状態に陥る。
9月の声を聞く頃・リオ・グランデ・バレー空港独立戦闘爆撃飛行中隊の出撃回数が徐々に減少。
 この頃になると元・パイロットの空戦や対地攻撃に対する戦闘要領のアドバイスや元・司令官の的確な戦闘計画により、
 ギャレットとフィッシャーは それぞれ20以上の空戦スコアを記録するまでに成長しており、
 いつの間にやら地上部隊から“ハーリンジェンの守護神”というニックネームさえ頂戴している。
・“フィフィ”の試験飛行により、連邦軍が重爆撃機の新規製造に踏み切る。
9月18日(火)・シャアの巡洋艦ムサイがゲリラ掃討作戦を終える。
・RXシリーズがテストされていたサイド7・1バンチにザクが侵入(8時/4時半
・ガンダムが初陣でザクを2機撃破(9時15分)
・アムロがガンダムの専任パイロットを任される。
9月20日(木)ホワイトベースがルナツーに到着。アムロがセキと知り合う。
9月後半ジオン軍がサンアントニオ市の連邦軍を どうにか退ける。
9月末ホワイトベースが北米内陸部に降下、見渡す限りの一帯が無人の荒野であったと記録。
 ・ネット上でしか知らないミコシバとミューゼルがタタールの中で出会う。
・トレーズの姪の罪滅ぼしにより中国連邦軍秘密工場でのゼファーの開発が進む。
・オーガスタ基地で新型MSのテスト・パイロットとして召集されていたルースとフォルドがミユと出会うのは この頃。
・ある部署が工学系の学生なら、一定の条件をクリアすれば除隊後、
 大学に戻ったときの学費を全面的に負担すると知ったジョッシュが連邦軍に志願するのは この頃。
U.C.0079・夏までは順調だったMSの生産のペースが作業員たちによるサボタージュの多発で落ちてくる。
・憲兵隊による監視、取り締まりが日に日に厳しくなってゆく。レシャニスの町の人たちの つながりがバラバラになっていく。
・塗料メーカーで爆発事故、増産による機械への負荷が原因(従業員が故意に行った可能性がある)。
 これによりMSに塗る塗料が足りないため、錆止め塗装をしただけで基本塗装も迷彩塗装も省略したMSを前線に送り出す。
U.C.0079秋が深まるレシャニスの上空を連邦軍の偵察機が頻繁に飛ぶようになり防空態勢が強化される。
万が一のことを考えて民間技術者の引き上げが実施、第一陣はジオニック社の技術者たち。
U.C.007910月1日(月)デギンの元にガルマからビデオが届く。
10月4日(木)・リオがMS用ビーム・ライフルの開発に成功するのは この日 以前。
・フォックスがサイコミュ・システムの初実験
 (脳から発信される感応波を電気的に増幅してコンピュータ言語化)が成功するのは この日 以前。
・ツィマッド社がフィールドモーターを完成させるのは この日 以前。

・ガルマ戦死。エルンストは年齢がクルトと同じくらいだろうかと考えたことで、彼が今どこで戦っているのかのほうが気になる。
10月6日(土)・ガルマの国葬。
 第606技術試験隊が部隊長の指示で隊員が基地内の講堂に集められ、スピーカーから弟の死を悼むギレンの演説を聞く。
 エルンストは最後を締めくくる「ジオン万歳!」に合わせて口を ぱくぱくさせる。

・ガルマを守れなかったためにシャアがドズルの怒りに触れてジオン軍突撃機動軍から罷免、地球を流浪する
 直後にキシリア麾下の親衛隊士官が訪問し、中佐の辞令とフラナガン機関にエルメスを届ける作戦命令を受けとる(1st)
 ザンジバルを受領するためにインドに来たことでララァと出会う(密会)
のは この日 以降。
・アイナのザクからサンダースのジムを救うためシローがボールで出撃。マゼランでアイナと邂逅、5時間 漂流する。
・闇夜のフェンリル隊にマ・クベより増援の要請があったため、公試も兼ねたユーコンによる移動でゴビ砂漠に向かう。
・爆撃機がMSの生産工場を嫌がらせの爆撃、被害は意外にも少なく組み立てライン一つと資材置き場が破壊するのは この日 以降。
 これにより一部の資材が駄目になったこと、相変わらず塗料が足りないことで生産工程を簡略化。
・エステラがエルンストに祖母の形見である琥珀のペンダントをあげるのは この日 以降。
 エルンストは戦争が終わったら会いに行くと誓い、以降30年近く絶対に手放さずに持ち続ける。
 ブルックナー母娘はスイスに疎開、父ペトルとは以降 音信が途絶え消息が分からなくなる
 (終戦の どさくさに紛れ全てを投げ打ち国外に逃亡したという噂)
10月8日(月)シロー、サンダース、ミケルがコジマ大隊に着任。
10月18日(木)第二十一支援艦隊がサラミス3隻、補給艦1の編成でルナツーを出航。
10月25日(木)・ネスカの先輩記者にして上司のオットー・ブラウンが地球アジア戦線の密林にて1発の砲弾を受け死亡、遺体は残らず。
 遺志を継いだネスカは地球戦線のリポートを続行。
・救援にあたったMS08小隊とキャンプを張る(夕)
10月26日(金)MS08小隊が基地に帰還。ネスカと別れる。
10月も末フロリダ自治区のホームステッド空軍基地が連邦軍によって解放。
 初期評価任務のため、ヅダ3機がパプア3隻への襲撃を試みたオハイオ小隊を翻弄(実はプロパガンダ作戦)
U.C.007911月3日(土)ネスカが再び前線に立つ。負傷兵たちの うめき声の吹き溜まりとなっている野戦病院で
エレドアと再会。他のMS08隊員は前線にいる。
11月5日(月)・ランバ・ラルが自決。生き残った部隊の指揮はハモンが執る。
・闇夜のフェンリル隊がマ・クベの指定した仮設基地に到着。
・次期主力MSにゲルググが採用。賄賂を受け取ってギャンにしようとした高官16名が
 ザクU中隊長機で最前線に送られることがキシリアにより決定するのは この日 以降(オデッサ陥落 以前)
 ・ランバ・ラル隊が壊滅。
・闇夜のフェンリル隊にホワイトベースを捜索し、その現在位置を報告する命令を出される。
11月7日(水)・この日までにフェーアマンは右目と引き替えに大尉の位と撃破章を手にしている。
・エルランとジュダックがマ・クベに内通していることが発覚(トリントン基地に関する情報も提供していたもよう)
 逮捕されるのは この日 以前。これによりオデッサの左翼側の戦線が崩壊。
・黒い三連星が壊滅。
 その少し前、観測基地とエイガーの自走砲隊が壊滅的な打撃、
 マ・クベのザンジバルによる脱出の護衛のためとは知らされずに闇夜のフェンリル隊が後方の安全を確保しながら撤退。

・マ・クベの占領地の鉱山にて廃棄されたはずの核弾頭が発掘、
 キシリアが屍食鬼隊に最高機密として回収を命じる(オデッサ作戦開始直前)
・故障で軌道上に放棄されたサラミスが大気圏に突入。
 報道管制が布かれていたうえにミノフスキー粒子も濃かったため避難命令を出す暇もなく、
 燃え尽きなかったエンジンブロックがリーフデを直撃、夜中だったため犠牲者は眠ったまま苦しまずに逝く。
 この頃のジョッシュは激烈なMSの訓練に耐えていた(オデッサ作戦開始直前)

・レビルの指揮で連邦軍の一大反攻作戦であるオデッサ作戦が発動、地上兵力の半数を投入(6時)。
 ドーバー海峡を渡ったレビルの第2機団をはじめとするヨーロッパ方面軍は なだれを うって中部ヨーロッパ平原に侵攻。
 黒海の ほとりで両軍の大部隊が衝突。
 作戦実行前はジャブローからの輸送機や連絡機の往来が激しくなっていた。
・スパイが潜り込んでいたのか、屍食鬼隊より先に連邦軍部隊が核弾頭を回収、
 秘密を守るために「M資金」と符丁がつけられる。以後、屍食鬼隊が追う。
・エルンストら3人が突撃砲4両を なんとか でっち上げる。
・フェーアマンが第606技術試験隊部隊長に敵の進出を遅らせるよう進言。
 エルンストはオットーやフェルディナントと ともに一時的にフェーアマンの指揮下に入る。
11月8日(木)・黒海沿岸の会戦はジオン軍の最終防衛線が破られ、いよいよ連邦軍の反撃の矛先が全ての戦線に向けられる。
・エルンストがランゲ・マックスの照準を川の向こうの街道に合わせる。

・第二十一支援艦隊が最後の1隻になるも、2回目の実戦となるゼファーに救われる。
・オットーとフェルディナントは食が進まず(夜)
オデッサ作戦中・ジオン軍が対MS地雷を使用。しかし具体的に どこの戦場かは人によって まちまちで、いわゆる戦場の都市伝説となる。
・対MS撃滅部隊としてワッパが集中運用される。歩兵が携行する箱状の時限式吸着爆薬で
 連邦軍装甲車両およびMSに肉薄、吸着させるも大きな戦果は みられず、生還者も ほとんど なかった。
・ユウも参戦。
・ソフィとサンドラは最も兵力が手薄な左翼方面を守るも多勢に無勢、
 さらに優勢な航空隊を背景に空からも同時に攻撃をかけてきたことで二人の原隊が壊滅、
 そのような状況で出会った二人コンビを組み敵軍のただ中をザクで突破、
 途中、友軍とはぐれたり原隊が壊滅した部隊を見つけては戦車隊らと行動をともにし気づけば侮れない兵力となる。
・オデッサのジオンのMS隊の野戦整備基地が壊滅。
・キャリフォルニアベースに偵察へ赴いた連邦軍のMS隊が壊滅。
・黒海近くのオデッサ戦線の連邦軍の後方基地に接近した屍食鬼隊がMS特殊部隊第3小隊により壊滅。
・ヨーロッパは連邦軍の支配下にあり、大西洋の主要な港は制海権ともども作戦前後にジオン軍の手を離れる。
・連邦軍は重爆撃機も投入。
・ロープスが損傷したジムの修理と整備に50時間以上 不眠不休で従事し、勝利の祝杯をあげる。
・ヘヴィ・フォークが活躍。
11月9日(金)・偵察に出ていた斥候が第502強襲戦車大隊第2中隊に戻り、敗走中の遊軍を連邦軍が追撃していると報告(朝)
・マ・クベが宇宙へ離脱後、水爆ミサイルを使用するもガンダムにより撃墜。
 マ・クベは諜報組織の責任者でもあったためジオン軍は情報組織をも失う。
・シローがビームサーベルで雪原に露天風呂を作る。
・ソフィとサンドラが味方の部隊に合流するも休む間もなくオデッサからの脱出計画が発動。
・本隊から置いてけぼりを食ったエルンストたちが独自に脱出(午後)
11月10日(土)・連邦軍がオデッサを陥落させる。公国総帥府はオデッサ鉱山地帯の放棄を発表。レビルは高らかに勝利宣言。
 オデッサの陥落は地球の勢力地図を劇的に塗り替える。
 オデッサを中心とする欧州・ロシア地域は連邦軍の勢力下に入り、
 逆転した欧州の戦力バランスは隣接するアジア、アフリカ方面にも影響を与える。

 これによってネスカはアジア地区の戦闘の終結を見ずにヨーロッパ地区の取材を命じられる。
・連邦の救難信号をキャッチしたことでアイナ救出、機密保持のためアプサラス自爆。
・3機のヅダを用いムサイを標的とした襲撃試験中に3番機の土星エンジンが暴走、限界を超えた加速により空中分解。
・オデッサの陥落により脱出する何百ものHLVの支援であるヅダ3機(予備の1機を含む)により、
 サラミスから出撃したボール6機とジム6機撃破するもデュバルの機隊が空中爆発。
オデッサ作戦後・これを契機に一気にジオン地上駐留軍の崩壊が始まっていく。
・以降、地球の軍事バランスは一気に連邦有利へと傾いていき、オーストラリアにおける連邦軍の兵力は増強される。
 連邦軍の動きが活発になりつつあり、奇襲に備えてジオン公国オーストラリア駐屯軍司令部は必ずしも固定されなくなる。
 見る目のある者にはジオン軍は少なくとも地球から撤退しなければならず、
 ジオン軍が敗北すればザビ家の繁栄もお終い、というつながりでマッチモニードの権勢に陰りが見えはじめる。
・東部ヨーロッパのジオン勢力がほぼ一掃される。
・キシリア傘下の諜報組織がほとんど麻痺状態になる。
・壊滅状態だったコジマ大隊に増援された人間は まったくの新兵と これまで後方で縮こまっていた士官ばかり。
・投降する手土産として脱走兵により連邦軍がドムを手に入れる、
 小隊ごと投降した部隊が現れる(いずれも宣伝だとしてジオン軍首脳は否定)
・ジオン軍の北アフリカのいくつもの野戦基地が、世界各地から脱出してきた部隊に落ち着き先を割り振るようになる。
・MS特殊部隊第三小隊がジャブローへの移動を命じられる。
 後に それほど遠くないジャングルにある遺跡に送られ、降下してきた屍食鬼隊を壊滅させる。
・フォックスが胃ガンで倒れる。
・スロベニアとイタリアの境あたりに位置する航空基地の1隻の機動巡洋艦に大勢のジオン軍将兵が群がり、
 タラップに駆け寄った一人の兵に憲兵が機関短銃で発砲。
11月12日(月)マイはヅダを どう評価すべきなのか技術中尉としての報告の術を知らない。
11月半もさしかかろう・ジオンの残存勢力を掃討するため連邦軍第11独立機械化混成部隊は東部ヨーロッパに在る。
・満月の夜、ブルーがEXAMの実験中にシステムが暴走、敵機の識別ができなくなり友軍機を襲撃する。
 この事件はなかったことにされ、死んだジムのパイロットたちはジオンの部隊との攻防戦で壊滅と公式記録に残される。
 ブルーのパイロットはコクピットをユウに破壊され死亡。
 マツバラが混成部隊に配属されるのは この日以降。
・作戦での大勝利の余勢を駆って北米での反攻作戦開始、ニューバーン基地が奪回。
11月10日〜22日オクトパス設立。
11月21日(水)・ホワイト・ディンゴがレインボゥ・ヴァレーのジオン軍陣地を無力化、レッド・ポッサムの通過の障害を排除(22日)
・いまやガンダムは連邦軍では伝説となりつつある(22日)
11月23日(金)・すでに東海岸の一部では連邦とジオンの戦闘が起きている(24日)
・連邦軍がオーストラリアでも本格的な攻勢に出たため、
 ようやく落ち着いたジオンの駐屯軍司令部がメルボルンから移動(24日)
・鉄道大隊がアデレードから移動(24日)
・レインボゥ・ヴァレーのジオン軍陣地跡にホワイト・ディンゴと その後方支援要員を含めて50名。
 アリススプリングスに赴く作戦命令書を受け取る(24日)
・急に活動を開始しはじめたレジスタンスの一派が線路を爆破、
 摩耶らの貨物列車の進行が復旧のために予定より遅れ、アリススプリングスの通過は いつになるか不明(24日)
11月24日(土)・新月(25日)
・ホワイト・ディンゴがドナヒューと邂逅(25日、夕)
・町への甚大な損害を被らせないためアリススプリングスからジオン駐屯軍が撤退、
 連邦軍に無傷で明け渡される(25日、周囲がすっかり暗くなろうとした頃)
11月30日(金)・この時点でフォックスの胃ガンの手術は成功している。
・キャリフォルニアベースから出撃したガウからジャブローへ降下作戦、奇襲攻撃を決行。
 しかし内部の工場で既に量産が始まっていたジムを主力とした反撃により失敗、
 以降ジオンの地上戦力は急速な弱体化を始める。
 この戦闘でパクがザクを6機 墜とす。
 闇夜のフェンリル隊は地下施設に侵攻後、発電施設を破壊して地下施設の機能を破壊、
 前進して司令部の候補の一つを占領する作戦を実行。
 ニッキらのチームは発電所を破壊。ブランリヴァルと それを守っていたジム4機を撃破・破壊。
 しかし作戦の全体としては失敗であり、他のMS隊に倣って撤退。
 ニッキらは近くの河からユーコンに回収、他のチームはガウで脱出。
 ジオン軍が作戦に投入したMSの50機弱中、20数機が撃破される。
・ガウからウィル・ラバンがアッグで降下。
 ドリルで地中を掘り進むも途中で岩盤につっかえオーバーヒートを起こし、身動きがとれなくなる。
・ジョン爺の密告により連邦の攻撃を受けて解散した、元サンドゴーレム隊のルークが参戦。
・フォルカーとルシアン(当時から二人ともMSパイロット)も降下した。
・ジオン軍将兵が拡張された宇宙船発射施設を目撃。
・この戦闘以降、レンチェフは格闘戦では山刀が有効と分かり
 マシンガンよりも主用するようになり、たびたびミガキに頼んで改良を施す。
・リオがア・バオア・クーへ。
・ホワイト・ディンゴがシンプソンズ・ギャップにてガウを撃墜。
 この任務のために遠距離射撃も可能な試作ビームライフルを1丁 与えられる(12月1日)
・キャリフォルニアベースからHLVが次々と宇宙に向けて昇って行く。
 ザンジバル打ち上げ支援の命令書が届いたMS特務遊撃隊により、
 ザンジバルを狙ったMS小隊が4隊壊滅(作戦の少し後)
・ジオンが防衛線を宇宙に構築したため、水陸両用MSが生産ラインから外される(作戦の少し後)
11月末モーリンが連邦軍第11独立機械化混成部隊に着任(12月10日頃 時点で、着任して半月以上)
U.C.007912月2日(日)・アッグから泣いているウィル・ラバンが連邦兵に救出、捕虜にされ、
 妙に同情的なまなざしを向けられ ひたすら みじめになる。
 記録するまでもないと判断されたのか あるいは そっとしておこうと思われたのか、
 公式にはアッグが作戦に参加したという記録は残されず。
・闇夜のフェンリル隊がキャリフォルニアベースに帰還。この時点で戻っていたガウは10機のみ。
・サイド3の攻略を最終目標として、連邦軍第16独立戦隊を含む再建した宇宙艦隊の打ち上げがジャブローより行われる。
 軌道に乗ったビンソン計画に組み込まれ、マゼランと乗機のジムの後期生産型の一機種と共にカークが宇宙へ。
 闇夜のフェンリル隊が索敵作戦の配備につく(夜)
・ルウム戦役での艦隊戦のジオン軍側の損失は想像以上に大きく、現在も再建の目処さえ立っていない。
 ゼーゴックの実戦評価試験を行うも、射出後にムスペルヘイムがサラミスに沈められて第604技術試験隊壊滅。
12月3日(月)・ヨーツンヘイムでゼーゴックの収容作業。
・この時点でジャブロー近郊にユーコンが潜んでいる。
・偵察に出たル・ローアとマットが連邦軍の中距離弾道弾の発射施設を発見(夕方)
・基地に接近、銃撃により撃破されたミサイルランチャーのロケットブースターの暴走により
 基地施設が一面の火炎地獄になる(夜)、
 キャリフォルニアベースに基地攻撃の報告をしてから30分後、
 メキシコ湾の連邦軍に向けて同基地が手持ちのミサイルを使い尽くして第一次輸送船団に壊滅的打撃を与える。
 これにより揚陸作業は著しい支障を来しはじめ、通常兵器の揚陸が優先されたため
 マドロックは揚陸に手間がかかることもあり かなり後回しになり、また精密機械であるMSを必要以上の長時間にわたり
 潮風に晒してしまったために いくつかの回路などにサビが生じてしまう。
 日を跨いでゼーゴックによる三度の突入、第三次運用試験でジャブローから打ち上げられたマゼラン1隻とサラミス4隻撃沈。
ゼーゴックから分離したクーベルメは空中分解し炉心の落下でジャブローの地表面が炎でなめ尽くされる。
しかし2機のインターセプターにより回収に赴いていたガウとともにゼーゴックは撃墜される。
12月7日(金)マイがモビルダイバー技術試験報告書を提出。
12月8日(土)・キャリフォルニアベースの最後のHLVの打ち上げが終了するまで連邦軍の進撃を抑えられるのは
 もはや闇夜のフェンリル隊しか考えられず、その決定が基地司令官からゲラートに報される。
 この任務のために徹甲弾とホロチャージ弾が支給されたことでキャリフォルニアベースに備蓄されていた新型弾が尽きる、
 各弾に影響を与えないようにライフルを失くされる。
 またコクピットの指示で二種類の弾丸を自由に切り替えられるよう弾倉も改良。
・卒業からジャブロー防衛戦までの わずかな間に挙げた戦績が上層部の目に留まったパクが
 第11独立機械化混成部隊に配属されるのは この頃。
 彼が来るまでの数日間、部隊は人手不足によりユウ、フィリップ、サマナの3人で やりくりする羽目になっていた。
12月第1週前線にゲルググ300機を投入予定。
12月10日(月)・この時点でジオン軍は地球から大規模な撤退を決定、キャリフォルニアベースでは深夜でも精力的にHLVの打ち上げが行われていて、
 最盛期と比べれば1割にも満たない戦力で動いている。
 また いくつかの地上部隊はいくつかの戦線において連邦軍への投降が相次いでいるという噂。
・日付が変わって15分も経過しないうちに闇夜のフェンリル隊の全パイロットが任務に志願。
・闇夜のフェンリル隊がキャリフォルニアベースから出発(6時)。整備班は志願者による最低限の人数が参加、他はHLVへ。
・配属されたパクの初陣(午前)、ユウがニムバスのイフリート改と交戦、
 ロゴージンがミーティングで最低3日ニューバーン基地に滞在することを決定(夜)するのは この頃。
12月11日(火)ユウがモーリンと基地近くの海へドライブ中、基地に襲撃隊が現れるも逆に壊滅させたり、
アルフにブルーの選任パイロットに指名されるのは この頃。
12月上旬北米やアフリカ大陸を中心に中隊規模の連携によるジオン軍掃討戦が展開。
12月13日(木)・連邦の移動司令部であるビッグ・トレーがニッキにより破壊。
 マドロックが撃破されるもレンチェフがグフを、ル・ローアとマットがザクを失う。
・キャリフォルニアベースで最後のHLVが打ち上げられる。
 どの戦線からも目にすることができ、守るべきものは守り通したため
 これ以上の戦闘は無意味と判断した部隊で いくつかの最終防衛ラインで投降する者が続出。
 連邦軍部隊はその武装解除その他の処置に忙殺され しかし なお少なくない数の部隊が抵抗を続けているため
 かつ司令部が破壊されたこともあり混乱。
 また闇夜のフェンリル隊が投降したとか全滅したとかいう流言が飛び交ったこともあり、追討しようとする者が現れずに済む。
 なお、しんがりを務めるためルシアンとフォルカーは乗り込まず。
・闇夜のフェンリル隊がキャリフォルニアベースの施設の打ち捨てられた軍港跡に到着、
 ザクを3機 破壊してユーコンで脱出(深夜になろうとしているとき)
12月14日(金)・カークが哨戒艦隊と一戦やり合ってリックドムと相打ちになるも無事 生き延びるのは この日以前(作戦開始前)
・連邦軍がチェンバロ作戦を発動。
・サマナがお守りの意味を理解。
12月15日(土)・キャリフォルニアベース掃討作戦開始(11時)。
 ユウのみ基地近郊の、核兵器が存在するミサイル基地の破壊に向かう特殊ヘリに同行・支援。
 しかし撃墜されたために単独で遂行。
 また核ミサイルが発射されたがサーベルで弾頭を切断して起爆装置を無力化する。
・キャリフォルニアベース掃討戦の趨勢が決する(夕)
12月17日(月)・レッド・ポッサムに所属する輸送隊ブラック・ウィドウが連邦軍の新型機材をコンテナ輸送のために
 キャリートン採掘基地をランドマークに使って上空を飛行中、予想外のジオン軍の攻撃を受ける。
 ホワイト・ディンゴと、ブラック・ウィドウ救出のための戦闘機隊により採掘基地のジオン軍部隊が一掃、
 基地の近くの物資集積所がレイヤーのビームライフルにより完全破壊。
 この働きによりホワイト・ディンゴは司令部でも高く評価される。
 なお、ジオン軍は備蓄物資の2割を失うが致命傷ではない(18日)
・ユーコンからウォルターらの元へ比較的 弱い暗号文が送られる(18日)
・摩耶がエイドリアン共々、連邦軍に発見されないよう細心の注意を払いキャリートン採掘基地跡の調査に向かう(18日)
12月18日(火)・第11独立機械化混成部隊が最前線からブルーのデータを移送および連邦軍基地の守備へハミルトンに向かう。
 これは現在もキャリフォルニアベース掃討戦が続いており、先の見えた戦いに参加させて
 手柄を横取りされたくないという虞による、体のいい厄介払い。
・クルストがジオンに情報をリークしたのは この日か翌日。
・キャリフォルニアベースの陥落は時間の問題、
 すでにオーストラリアに向けてユーコン級潜水艦で脱出を始めている連中がいる(19日)
・ザビ家のためにマッチモニードが連邦軍への切り札となるようにアスタロスを手に脱出。
 この際、ジオン軍科学者たちは連邦軍が基地を占領する前にサンプルを資料もろとも焼却しようとしていたが、
 マッチモニードは秘密を守るために科学者たちを皆殺しにし、必要なデータとサンプルを確保していた。
 以降 脱出の渦中にワームプログラムを制作するも、
 それほど複雑な構造のものが作れずオーソドックスなものになる(19日)
・エルンストたちが貨物船に乗り込みアドリア海を南下してアフリカを目指すも3発の魚雷により沈没(夜)、
 連邦の軍艦に救助され そのままイタリアの仮設収容施設へ送られるのは この頃。
 これ以来、エルンストは海に行かなくなる。
12月19日(水)・この日までにジオン軍のアデレード基地は陥落、町は開放されている(20日)
・EXAMのシミュレーション実験中、ジオン軍に乗っ取られたミデアが
 連邦軍のフリをして救助を求めてハミルトン基地へ逃げ込む。
 これによりブルーディスティニー一号機が使用不能になり、二号機が奪われる。
・摩耶らがマッチモニードとユーコン隊に遭遇(20日)
12月20日(木)・連邦軍艦隊は第三艦隊を中心にルナツー沖50kmの位置に集結しつつある。
・第七艦隊が第十三独立部隊に敬意を表す。ゼファーがガンダムに敬礼。
12月21日(金)・この時点でのジオン公国オーストラリア駐屯軍司令部はブリスベーンにある。ここに潜水艦が入港するのは いまもって困難。
 都市機能は復旧しているが、港湾施設はまだ復旧の途上。
 とくに水が引いたときに都市部の瓦礫が海底や河底に溜まったため、大型船の入港は座礁の危険がある(22日)
・ジオン軍に脱走兵や部隊が増え、取り締まるための
 懲罰部隊が編成される(真偽不明)(キャリフォルニアベース陥落直前)

・キャリフォルニアベースが解放。ロサンゼルスでは市民が連邦軍による解放を歓呼の声で迎える。
 ジオンと比べて連邦軍の死傷者は わずからしい。
・スタンリーからホワイト・ディンゴへの命令を受け取る時間制限がなくなる(22日)
・イタリアの仮設収容施設で雪が降り出したり、エルンストのいるテントから肺炎を悪化させて入院する者が出たり、
 ジオン軍人のなかには ここにきて緊張の糸が切れたように体調を崩して精神を病み
 そして あの世へ行ってしまう者も少なくないのは この頃。
12月22日(土)暗礁地帯の海岸部にジオン軍が新造した潜水艦ドックから出てきた
アデレードの教育MS部隊がホワイト・ディンゴにより壊滅。
ドックは制圧され、ユーコン隊がジョコンダ以外 全滅する(23日)
12月23日(日)・ブロークン・ヒルにできて1年たらずのクレーター群は地図に記載されるどころか、その存在さえ現在もほとんど知られていない。
 また おびただしい土砂を巻き上げ周辺の土地の自然環境を完膚なきまでに破壊したため、クレーター周辺は荒れ野で埋まっている(24日)
・オクトパスがブロークン・ヒル近郊のクレーターにてマッチモニードに補給する(24日)
12月21日〜23日・キャリフォルニアベースが連邦軍に奪還されたことで地上に残されたジオン軍兵士の多くは
 著しい士気の低下に見舞われ、投降する者はおろか部隊ごと投降する事例が起こる。
・MS特殊部隊第3小隊は しばらく北米大陸での掃討戦に従事
 (といっても作戦とか戦闘などと呼べるようなものではなかった)。
 ジオン軍に占領されていた元連邦軍の要塞陥落。
・オーストラリアの休眠中のジオン軍の野戦整備基地をMS特殊部隊第3小隊が奇襲。屍食鬼隊がゲルググを奪う。
 秘密基地なのに連邦軍に知られたこと、屍食鬼隊の別働隊により20人にも満たない要員が
 皆殺しにされたため施設の維持は不可能となり、基地は放棄される。
・ズゴックEを運んでいた輸送船が北米大陸に到着後、脱出する将兵を載せて再び航海へ。
 オーストラリア大陸に到着する。
・オーストラリアの連邦軍の中継飛行場(元ジオンの基地)が奪還される。
 ただし輸送機の入手が目的だったため、後に容易に再び奪還される。
 別の同様の航空基地では屍食鬼隊により輸送機が2機奪われて他の機体は破壊、人員はビーム・ライフルで皆殺しにされる。
12月20日〜24日・第11独立機械化混成部隊の編成が大幅に縮小。
 支援車両やヘリの要員だった者やミデアの操縦員が宇宙戦闘には不要とされ他の地上戦線へ転属。
 最終的には20人ほどの機械化混成小隊という規模となり、宇宙へ上がる。
・サイド5宙域にてブルーディスティニー二号機が破壊され、三号機も破棄される。これによりマリオンの意識が回復する。
12月24日(月)・まだダーウィンは解放されていない(25日)
・ホワイト・ディンゴが たたき起こされ、目的地の説明もなしにミデアに乗せられる(25日、未明)
・ミデアが ゆっくりと着陸態勢に入る(25日、夜明け)。
・ブロークン・ヒルの鉱山基地に向かうホワイト・ディンゴが臨時編成の部隊と交戦。
 ジオン側は攻撃を かけられる前に大急ぎで基地を引き払う(25日、朝)

・ソロモン攻略戦。青3号弾の発光信号が使われる。ユウは他の部隊から回されたジムに搭乗。
・ガトーが第302哨戒中隊の12人を率いて多くの兵士を なぎ倒し、連邦軍全将兵からソロモンの悪夢と呼ばれ畏怖される。
・ケリィが
アムロにより愛機と左腕を失い苦渋の撤退、ヘルメットに僅かな窪みと傷が付く。
・連邦軍が衛星ミサイルを使用、意外なほど効果を発揮。
・進撃コース上の様々な宇宙浮遊物の陰から攻撃してくるゲリラ戦部隊や、
 敵味方双方が散布した浮遊機雷による足止めを食ったことで連邦軍第28艦隊は参加できず。
・自ら志願したオイゲンが旧式の戦闘機で参戦するも敵前に うってでて戦死。
・マーフィーが初陣。
・コンラッドが初期型のジムで戦うが左足を負傷。歩行に杖が必要となりMSパイロットを辞める。
・ゾラがガトーと ともに戦う。

・ジョニー・ライデンがザクで参戦。
・ゼファーガンダムがエファと交戦。搭乗していたカタールを撃破するもエファを救出する。

・ジョコンダとティナがブロークン・ヒルの採掘基地へ向かい、
 撤収後のブロークン・ヒルの状況を偵察するために飛んできたオクトパスに拾われる(25日、深夜)
・ハンナは相変わらず少女団の活動と兵器増産に励むもエルンストにプレゼントは贈れず。
・この日 以降、ジオンの残存兵力がア・バオア・クーに結集。
ソーラ・システムを照射
・40秒間の照射によりソロモンの第6宇宙港は跡形もなく粉砕。ジオン側の戦力の4割がやられる。
 照射から2分経過した時点でジオン艦艇の7%を破壊、なおも効果持続中。

・カスペンの部下たちは為す術もなく一方的に焼き殺されカスペン戦闘大隊が壊滅。
・ケラウノスが被弾して損壊、出港できずに中破・遺棄。
12月25日(火)実用段階に入ったばかりのビグ・ザムが実戦投入されるもソロモン陥落、
 以後は連邦軍の管理下に置かれルナツーと共に宇宙艦隊の母港として機能、コンペイ島と称される。
 ビグザム発進時、ソーラ・システムにより368番ベイが破壊され
 多くの艦が推進剤の補給が ままならず脱落し制宙権の維持は もはや困難、戦力比は22対78。

 カークはビグ・ザムを紙一重で やり過ごしガトルとザクを1機ずつ撃墜。
・ジオン軍302哨戒中隊がグワデンに降りミネバを守るためソロモンを出る。
・ジオン本土侵攻を目的とした星一号作戦が発動。
・新たに連邦軍第16独立戦隊に受領されたブースター・ユニットによりガンダムの機動力が15%向上。
 またハイパー・バズーカを受け取る。
・ロープスが大勢の戦友を簡単に あっけなく亡くす。

・コンペイ島にてララァがエルメスで艦艇を複数 撃沈。
 1時間で戦艦7隻とMS 6機を沈めたことでソロモンの亡霊と呼ばれる。
・レイヤーの専用回線にスタンリーが直々に調査隊からの報告がなされる(26日、日付が変わった直後)
・レオンがホワイト・ディンゴに、トリントン基地にある核兵器の秘密を守るために
 オーストラリアに派遣されてきたジャブロー直属の諜報員であることを明かす(26日)
・トリントン基地の管制室がマッチモニードに占領(26日)
・マッチモニードのMSパイロットが全滅、トリントン基地をホワイト・ディンゴが奪還(26日)
・ジオン軍が目標を達成したことで「月の階段」が発動、
 全部隊は現在進行中の全ての作戦を中止し月の階段を最優先で実行(26日)
・イタリアの仮設収容施設で そっけない戦闘糧食だけでなく
 暖かいスープとチョコレートが出され、所内のスピーカーからクリスマスの曲が かかる(夕)
星一号作戦が近い
アプサラスV出撃。シローが右足を失う。
12月28日(金)総帥府が連邦の次なる目標をア・バオア・クーであると判断、総力をもって防衛の決意を固める。
そして第603技術試験隊も含めた各艦隊にもア・バオア・クーへの参集の命が下り、
これにより全ての試験隊はア・バオア・クー近海へ出払う。
12月29日(土)・連邦がソロモンから移動しジオンの偵察部隊のMS隊と交戦、針路がア・バオア・クーであることがジオン側に伝わる。
・ヨーツンヘイムにカスペンが、次いでエルヴィンを含む30人ほどの学徒兵が乗艦。
・サラミス2隻(翌日にヨーツンヘイムと遭遇する)に搭載されたボールのパイロット3人が着任。
・MS特務遊撃隊がケムから やや離れた場所にてキャンプを設営。
・偵察隊の報告を受けたヨーツンヘイムが所定の防衛線へと移動(夜)
12月30日(日)・グレート・デギンは連邦と和平交渉を行うためフェーベとランデブーする予定。
 カークはジム小隊を率いてグレート・デギン他 数隻の航路の護衛任務に就き、
 小隊の護衛エリアを何事もなく通過していくのを見届ける。
・サイド3の“マハル”のソーラ・レイの直径6.5kmに及ぶレーザーの たった3秒間の照射で連邦軍の1/3の艦船が蒸発
 (連邦宇宙軍第一艦隊の3割が0.5秒で焼き尽くされる)。
 このギレンの騙し討ちによってレビル以下の作戦指導部もろともデギン戦死。
 発進準備が完了したオッゴで待機中のエルヴィンとマイは通信中。
 ロープスも この地獄を経る。
 カーク小隊は有効照射範囲のギリギリ外にいたため奇跡的に損害を受けずに済むも
 母艦のマゼランは多くの戦友とともに跡形もなく蒸発。カークが救えた戦友は ほんの一握りだけ(21時5分)
・照射直後、ヨーツンヘイムがサラミス2隻と遭遇、第2小隊とボール6機が交戦し30分となく交戦終了、
 一度 離脱した2隻がヨーツンヘイムを攻撃するも唯一 残った1機のボールもろともエルヴィンのオッゴを撃破。
 しかしグラナダからの援軍の艦隊のビームにより2隻とも軌道上で爆散する。
・ミコシバがミューゼルからミュージックキューブを預かる。
・第28艦隊がジオンの哨戒線に到達。
・ソーラ・レイで損傷した艦を寄せ集めて第43艦隊が結成。
12月31日(月)・連邦軍艦隊上層部は星一号作戦の実施を決定、ア・バオア・クーの攻略を強行、
 この頃、オッゴの戦闘記録が直ちにア・バオア・クー防衛司令部へと報告される(0時)
・決戦直前、ヴァル・ヴァロがグラナダからフォン・ブラウンへ密かに移送。
 連邦には気取られておらず、フォン・ブラウンの上層部は見て見ぬふり。

・ギレンの出陣演説が行われる(1時17分)
・連邦軍がア・バオア・クーに対して攻撃。
・グリーンが機体を降りたときに破片が当たり左手を失い戦闘不能。
・ドロスへの艦隊特攻をする第43艦隊の支援をすべくタタールが向かう。
・小隊長のグリーンが戦闘不能になったことで第133MS小隊の指揮権がミコシバに移管される。

・キシリアが父殺しの贖罪をさせるべくギレンを射殺(9時25分)
・ドロスが沈む(9時40分)
・シャアがキシリアを殺害(12時5分)
・ジオングを見送ったリオが旧ザクで出撃。
・キシリアの下で働くトワニングが最後まで作戦指揮を執るも捕虜となる。
・深追いをするなという命令を無視したことでクレイがゲルググ三機編隊に追いつめられるも
 マニングスが右足を犠牲にしたことで助かる。
・ユウ、フィリップ、サマナがジムでア・バオア・クーへ出撃。
・ボーエンがスラバヤで砲手を務める。
・ゾラがラーソンと ともに戦う。
・負け戦を覚悟した星一号作戦でロープスは大急ぎでMSの修理作業を行う。
 母艦が沈んだことで生死の境を さまよい、大勢の戦友を簡単に あっけなく亡くす。
・カークはア・バオア・クーへ突撃。
・ヒューエンデンのHLV要塞基地外縁の対空防衛陣地を突破して占領、
 混乱に乗じてマッチモニードが防衛線を突破(1月1日、昼)
・アラビア半島の山岳地帯で、連邦軍への攻撃を主張するヒルベルトが黒川率いる補給小隊を襲撃している隙に
 ジオンのMS小隊は彼を捨てて北アフリカへの移動を開始。
 それに気がついて理性を失ったヒルベルトにより補給小隊 壊滅、死者は40名中39名、死亡率97.5%。
・ガトーが不意打ちのつもりだったらしいジムを撃破、
 乱戦の中を下手に近接支援隊形を組んでいたボールが爆風に巻き込まれる(22時20分)
・モンシアが白兵戦を行う。
・マイの操縦するビグ・ラングがサラミス2隻とマゼラン1隻と多数のMSやボールを撃破、この時点でオッゴの損失数7。
・ドナヒュー率いる精鋭部隊が連邦軍の航空基地に進出、飛行場の管制塔や支援施設を破壊したことで、
 連邦軍航空隊はHLV基地襲撃が半日は不能となる(1月1日、夜)
・ケムについていたジオンの偵察部隊が屍食鬼隊の偵察員により皆殺しにされる。
・ケムでMS特殊部隊第三小隊、MS特務遊撃隊、屍食鬼隊が邂逅。
・月の宙域にてノルド率いる20隻のグラナダ艦隊とマレット率いる10隻の追撃艦隊と交戦。
・黒川がザクに乗るヒルベルトと交戦(夜)
・ギレンがキシリアに暗殺されたと看破したデラーズが全艦および全MSを集結させ、艦隊を宙域から速やかに離脱。
 その前後 同じように戦闘宙域、グラナダ、サイド3から
 多くの艦艇やMSが来るべき再起の日に備え、ギレンから拝領した貴重な兵器を温存するため宇宙に姿を消す(深夜)
・消灯までの時間つぶしにエルンストはテントの周りを散歩し そして夜空を見上げるも、月も星も黒雲で見えず。
年末横須賀からのジム・コマンドが東京到着。
敵の陸戦部隊が接近している可能性があるため すぐにシステムを立ち上げるも
インテリジェントビルの磁場にABCアクティブ・バイオチップが干渉を喰らい、中枢機能がデータ破損を恐れて封鎖ブロックアウト
これにより自衛戦闘モードが優先して立ち上げられ暴走するもヴォークトの水陸両用MSが撃破する。
 この一件により、後のReonの火器管制が独立することとなる。
12月・部下を率いて撤退する第六MS独立遊撃戦隊がバーダー(既に一五機撃墜トリプルエース)の小隊と交戦。
 バーダーがMS輸送トレーラー“サムソン”を破壊、多くの負傷兵が亡くなる。
 回避できたはずのバーダーのハンドグレネードから北米方面軍第八独立遊撃隊所属対MS特技兵部隊(パンターニが属する)を
 かばったことでシールドの破片がコクピットを貫きフォルカーが右足を失うが 
 ヒート・ワイヤーでバーダーの九○ミリマシンガンに放電して暴発、
 残弾 全てが誘爆し右手を失わせ電子義肢サイバネティックにさせる。
 この撤退戦の最中、弱い立場になって初めてフォルカーが命の尊さを思い出し目が覚める。
 交戦後、フォルカーとルシアンはニューポート基地に辿り着こうと必死に戦場を駆け巡る、生き残った部下は既にユーコンに回収。
 ルシアンはユーコンに乗って大西洋に逃れた後に貨物船で北米に戻る。
 フォルカーはユーコンに残ってスカンジナビアまで行き、艦内では炎に まかれる中米の村を思い出しては嘆き小さく嗚咽する。
・ジオン軍がダモクレスをゲリラ戦の拠点とする(終戦直前)
U.C.0079 ・月の資源探査チームが巨大なクレパスを発見するのは この年以前。
・ザクフリッパーがロールアウト。
・アレックスのテストパイロットとしてクリスがサイド6に帰る。
・バーニイが戦闘中にサイド6に墜落、アルと知り合う。
・バーニイがアレックス奪取作戦に参加、クリスと互いに惹かれ合いながらも相手とは知らずに交戦。
・バニングが妻と別居。
・ハイスクール卒業後、進学しそびれたルークが徴兵される。
・父が戦死したことでマリーがヨッフム家に引き取られる。
・戦争の始まりと ともにヨッセム家の何人かの賄いが解雇。
・サウロペルタが生産。

・ハウエルはジオン軍の参謀部に属している。
・連邦軍の ど真ん中に降下したジオン兵が敵中逃亡者となるも隊長に救われる。
・敵のトラップに引っかかったことでクロイツの小隊が取り残され、
 脱出の策もなく いよいよタンクに引火しそうになるも弟のバスクスに救われる。
日付出来事
一年戦争
・ガンダムが100機以上落とす。
・ボールの損害率は60%を超え、ジムの倍以上となる。
・後のカラバの中心メンバーが参戦。
・クレイと同じ部隊に所属していたマニングスが多くの仲間・友達を失う。
・サイド2に電力を供給するSOL7804発電衛星の破損は極めて軽微で十分に稼働状態にある。
・サオトメ(本物)が所属していた部隊が全滅。
・コッドがエイノーから直接、部隊感状を受け取る。
・エアーズの東に伸びるマスドライバーの射出台部分に軌道爆撃などに備えた装甲が施される。
・クレイがジオン軍の捕虜収容所で暮らすうちに、己の利のために他人を利用することへの罪悪感を忘れる。
・エイノーの息子が戦死。
・テッドの左腕が動かなくなる。

・アレンが猛者になる。
・カークスが肉親の ほとんどを失う。
・ニナは戦災と無縁。
・ミノフスキー粒子散布下でデジカメが役に立たないことを戦前から予想し銀塩カメラの操作に習熟していたビルが多くの成果を挙げる。
 この手動操作の旧式カメラは誰にでも扱えるような代物ではなく、しばらくの間、独壇場が続く。
・アーネストが地元の多くの友人を亡くす。
・マクガイアが戦死。
・コロニーを追われた人々が闇ルートを使ったり戦争中の混乱に乗じたりして地球に疎開。
・かつて州都があったグレートソルトは気象条件が厳しいうえに多くの人が疎開したまま帰らなくなる。
・パンターニやガルゼッリといった、後のケラウノスの陸戦隊が参戦。
・宇宙移民者の避難民30余名が戦乱から逃れノゥベルへ入植、村を築く。
・ゲルティとグイードが水陸両用MS乗りとして参戦、ずっと行動を共にする戦友になる。
 ゲルティは一度だけゾックを目撃し、メガ粒子砲の発射を見た。
・フォルカーはキャリフォルニアベースに属する第六MS独立遊撃戦隊の指揮官で、
 主に中米で作戦を行い連邦軍と交戦、多くの武勲を立て砂漠や熱帯雨林でも戦った。
 (連邦軍に協力するゲリラ部隊の壊滅も含む。
  ゲリラの拠点を焼き払い、そこにいた村人や避難民をゲリラの協力者と断定し、皆殺しにしたことも。
  村人たちを一二○砲弾で散らし衝撃波で肉片にしても罪悪感は覚えなかった)
・オーストラリア大陸の大半がジオン軍の勢力圏だったこともありニュージーランドには連邦軍の反撃作戦のための基地群がある。
・北米方面軍のジム小隊は4機編成の時期があった。
・バーダーが北米で初陣。初めてジムに乗ってザクやグフと交戦するも
 シールドを構えて縮こまるようにして翻弄され、次々と同僚が戦死するも運だけで生き残る。
 それから1ヶ月ほど後に圧倒的な技量を持つ敵機に僚機が次々と葬られ自身も撃破・脱出した際、
 「戦場では自分を さらけ出さなければ圧し切られる。身を捨ててこそ、生き延びる術を得られる」
 という戦訓を得たことで恐ろしかったMS戦が愉しくなる。
 その後は艦艇2隻撃沈、MS21機撃墜、ウルトラエースとなり艦船撃沈記録を複数 残すも、
 平気で味方を盾にしたり命令無視は日常茶飯事と処分の数も半端ではなく、
 面白ければ何でもありと“愉快犯”の あだ名が付く。
・デンマークからスカンジナビアへ繋がる橋(おそらくオーレスン・リンク)が落ちる。
・連邦海軍太平洋艦隊は主に対潜任務に就く。
・クイーンタートルが殊勲艦になる。
・Jミサイルがマゼラン1隻とサラミス3隻を一度で葬る。
・ライネスが風の噂でアルベールが戦死した誤報を聞く。落胆する心を隠し戦い続け、別の恋をし また死に別れる。
・レイシーが参戦。
・エーヴィが月で不自由なく育ち、平穏なまま終戦を迎える。
・カークは連邦兵士。
・テイカーがボールでザクに怯えて戦うも、ダニカぐらいの年頃の娘を亡くす。
・ヨーンが戦争中のゴタゴタでサイド4から地球へ避難。
・サラミスが戦争終結まで運用される。
・破壊されて軌道から外れたコロニーがダモクレスと衝突、周囲に暗礁宙域が生まれる。
・月は戦争の影響を あまり受けずに済む。
・ビオが夫を亡くす。
・J・Jは軍人だった。
・ハイト・J・ブリッジスは連邦軍報道班員としてアメリカに勤務しており、様々な体験談を収集、連邦軍広報誌に掲載していた。
・グリューネ(9歳)が子供の目線で戦争を体験するが当時は悲惨さは実感できず、敵味方の兵器への好奇心を強く抱く。
・ミュラーは身体が弱くて戦争に行かずに済む。

〜後期〜
・モルガルデンが中立コロニーとして連邦・ジオン双方の休息場所、捕虜交換などの交渉場所としての地位が確立。

〜末期〜
・混乱により第603技術試験隊以外の600番台の番号が付与された技術試験隊の記録が消失。
・当時まだ20代だったシュレーダーが既にサラミスの艦長になっており、
 また一人も部下を死なせなかったことで連邦軍の伝説の一つとなる。
日付出来事
U.C.00801月1日(火)・ヒーリィとケンが救出される。
・HLV要塞突入の命令。ホライト・ディンゴにジム・スナイパー・カスタムUが与えられる(2日)
・マッチモニードが管制室の要員30人弱を殺害、占拠(2日)
・HLVは1機打ち上げられるも2機はホワイト・ディンゴのバルカン砲全弾により爆発(2日)
・ドナヒューが管制室にフルチャージのビームライフルを撃ち込み廃墟にする(2日)
・大量の輸送機の編隊が基地を飛び立つのを確認したドナヒューが討たれる(2日)

・ア・バオア・クーが陥落。
・連邦政府とジオン共和国政府との間に月面において終戦協定(グラナダ条約)が締結、事実上の無条件降伏(15時)。
 ジオン公国は体制を共和国に移行すると同時に、大幅に軍備の保有を制限される。
 ジオン軍人の中には これを不服として あくまで戦闘を継続する者たちが少なくなかったため、
 戦争が終結したといっても各地で紛争が勃発し続ける。
 宇宙においてはデラーズ・フリートを始めとした独立艦隊を生み出し、地上においては無数の地下組織の結成を促す
 (とくにアフリカは元来連邦軍の拠点が少なかったという事もあり、多くの地下組織が跳梁する)。
 多くの兵士が戦いの継続を望み、ある者はデラーズの指揮下に入り地球圏に残留して戦いを続行、
 またある者はアクシズへと身を隠し立て籠り、地球上に留まりテロ活動を続ける反抗勢力が現れる。
 また この締結により、核兵器の使用禁止の再確認と ともに
 融合炉シールド、メガ粒子砲、Iフィールド・バリアー以外の軍事利用が禁止される。

・ヒューズがア・バオア・クーの後方600の宙域で終戦を迎える。
・サイド3に対して飽くまで無条件降伏を要求し、地球連邦政府高官たちの思惑によって温存されていた
 連邦軍艦隊を総動員して徹底的にこれを討つべし、とエイノーが連邦議会に進言。
・連邦軍がペズンを接収。
・ノルトハウゼンが沈む。
・締結直後、連邦軍第11独立機械化混成部隊を乗せた艦はサイド6に寄港、
 ロゴージンがジオンの研究資料を上層部の人間に渡すも彼の功績とはならなかった。
・締結直後、HLV基地が連邦軍に占領(2日)
・サイド6では きらびやかに飾り付けたイルミネーションで新年を祝う。
・マイが技術中尉としての任を解かれる。
・連邦軍がリビア砂漠のジオン軍の拠点に手持ちの兵力を動員して包囲を完了、エイガーが到着。
 しかし本国との連絡ができるほど通信能力が高度なものではないらしく
 投降するよう呼びかけても謀略だと言って全く信用しようとしないため、
 エイガーが非武装の偵察ヘリで軍使として闇夜のフェンリル隊がいるジオン軍 陣地へ単身 飛び立つ。
・黒川が崖を爆破してザクもろともヒルベルトを土砂で埋めるも、
 ジェットパックの燃料が切れて脱出できずに自身も巻き込まれる(戦争終結から数時間後。現地時間で もうじき夜明け)。
・ジオン軍が投降を始めた際、単機でミネソタに突っ込んできた学生が操縦するザクを迎撃すべく、乗艦していたジョッシュがジムで出撃。
 MSでの出撃は これが最初で最後にして30分程度。ザクは別の者の手で簡単に落ちた。
・ウィル・ラバンが収容所で終戦の報せを聞く。
・ビルがアフリカ戦線の日干し煉瓦の家の前で、連邦兵とジオン兵が ぎこちなくも笑顔で握手をしている写真を撮る。
・食事前にエルンストたち捕虜が収容所長から敗戦を知らされる(夕)
戦後
※1月1日以降
・連邦政府は連邦軍人員の大幅削減と除隊した兵士を第一次産業に優先して従事させる方針を固める(戦後まもなく)
・犠牲者は総計55億。
・コロニー落着に代表される大規模破壊兵器にのため、地球上の耕地面積は激減。
 また全土にわたる無差別攻撃のため女性や年少者の死傷者の割合も多く、
 人口の年齢別構成比は適正と思われる値を大きく割り込む。

・連邦軍でニュータイプの兵器としての実用化が目論まれ、現実的・科学的に検証・研究される。
・ジオン残存勢力がアクシズを拠点に集結し、残党中最大の勢力となる(後のネオ・ジオン)
・ジオニック社が連邦に吸収されてアナハイムが出来る。
・シャアがアステロイド・ベルトに一時逃亡。
・連邦政府が実戦部隊から好戦派を一掃せんと画策、戦時下の軍人として
 当然の主張をしていただけのエイノーが好戦派として高等士官学校の校長に就任させられ実戦部隊を退く。
・サオトメがヤミで連邦軍兵士の軍籍を得て潜伏。
・トワニングがアイスランドの連邦軍捕虜収容所をジオン軍の残党の手引きによって脱走、アクシズへと逃れネオ・ジオンに身を投じる。
・デラーズらは地下に潜伏し、各地に散らばる公国残党軍と密接に連絡を取り合う。
・シーマの撃墜スコアは総計56機。ジオン共和国からは厄介者扱い
され、連邦からはB級戦争犯罪容疑により追跡される身になる。
 以来リリー・マルレーンは まともな整備をする機会がなくなる

・方面軍基地の一つに過ぎなかったトリントン基地が、コロニー落着の衝撃により現出した
 広大な無人地帯を利し、新型MSの評価試験基地としての役割を与えられる。
・デラーズ・フリートに参加するチャンスを逸したゾラが地下に潜伏し、連邦軍に対するゲリラ活動を行う。
・コロニーの再建が急務となり、サイド3だけが その設備とノウハウを持っていたので
 破壊されたコロニーは ここに移送・再建されてから各サイドに送り返されるようになる。
・サイド7・1バンチが再建。
・フォルカーが地球に残り、ゲリラ活動に身を投じる。
・キャリフォルニアベースに地球連邦軍機動兵器教育訓練軍団付属士官学校が終結直後に設立。
・連邦軍がケラウノスを回収・修理。
・地球に疎開してきた人々のコロニーは もはや住める状態になく宇宙に戻れなかったため不法居住者の村を築く。
・北アフリカのジオン軍の残党が抵抗を続け武装解除の完了宣言が出されるまで1年を要するも、ジオンの残党は大陸中に身を潜める。
・オークランド研究所が開設。ユズが実験体として生きる。
・ユーコン艦隊の一部であるU-三三一とU-五六七がノゥベルに逃げ込む。
・連邦軍のニュージーランドの基地群の規模は縮小・放棄される。
・人口が激減していたこともありニュージーランドは あまり開発は行われず自然の回復が急速に進む。
・ア・バオア・クーでビグ・ザムの仕様書が発見。
・ジオンのIフィールド技術が発見。
・連邦海軍太平洋艦隊は近代化が遅れ、水陸両用MSも不足。
・カークは士官学校の教官を務める。
・ジオン残党が引き続きダモクレスを確保し続ける。
・日本は未だ観光どころではない。
・故郷のコロニーが無くなったため、ヨーンはそのまま不法居住を続ける。
・アーネストは女っ気がない。
・航宙イージス艦が企画される。
・光回路の小型化・低価格化で画像認識装置や光学センサーなど探知装置の精度が飛躍的に高まっている時代。
・リュングは骨と皮の状態になるも、母方の親戚に見つけてもらったことで
 一緒にキャリフォルニアベースに住む。以降は母方の姓を名乗る。
・大量に発生した旧式の熱核反応炉が軍事機密部分を取り外したうえで辺境の開拓地に輸出され、重宝される。
・ジムからジムUに換装される際に生じた余剰品の熱核反応炉が安く買い取られ、
 火星のマリナー・シティの発電施設の心臓部に使われる。
・ジムのビーム・スプレーガンの内部機構が放出。
・ハイト・J・ブリッジスの記録が掲載されていた公式の広報誌が秘密区分に指定される。
・スター・ウォーズ由来の、鋼製ケーブルを巻いたウインチを装備した応急改造車両で
 ジオンのMSの足をすくったと主張する者が何人か現れる(MSの質量と軸出力から考えれば無理な相談)
・ハイト・J・ブリッジスが戦中の取材メモと再度の実地調査および取材をもとに、
 一年戦争における連邦軍による劇的なパリ解放の真実を描いたドキュメンタリーなどを著す。
・第4地上機動師団所属の地上軍の捕虜がオーストラリアの収容所のバラック設営に駆り出される。
・レシャニスでは占領軍に なびいた一派と反ジオンの一派が いがみ合い、親ジオン派の人間や工場労働者への差別が始まる。
・主を失ったシュライゼ社は経営陣が一新、戦後復興用機材の生産工場として細々と運営を再開し兵器生産部門は解体される。
・エステラはスイスに留まる。
・ミュラーが実家の薬局を継ぎ、町内会の役員なんかも率先して引き受ける。
・エルンストの母が体を壊して入院。
1月15日(火)・自らの よりどころを失ったジオン軍残党はカラマ・ポイントへ集合、艦艇で ひしめく。
 地球圏に留まり なおも戦闘を続ける者もいたが、大多数は はるかアクシズへの逃走を計る。
 地球圏に居残った一部の戦力はデラーズが率いる。
・軍律を逸脱しすぎて栄光のジオンを汚したとして、シーマ艦隊はアクシズへ脱出できず。
 与えられた命令は いずれも本国からの命令だったが知らぬ存ぜぬで、アサクラにキシリアの独断と言い放たれる。
 これによりシーマ艦隊はポイントから離脱、改造されて失われたことを知らないまま故郷のマハルへ。
U.C.00802月5日(火)民間商船を装った最後のアフリカ行きの船がブルームに到着。摩耶、エイドリアン、ウォルターが乗船(6日)
2月エルンストたち捕虜がオーストラリアへ移送される。
U.C.00802月か3月サイド7で先生になるため勉強中のミケルからバルク村に便箋5枚ほどの手紙が届く。
カレンは病院で働きながら、医師免許の取得を目指す。
サンダースは逃げないことも大事だと考え軍に残る。
エレドアはサイド6でバイトとバックバンドをしながら いつかはフロンティアというバンドでメジャーデビューしようとしている。
U.C.00803月になったばかり・除隊した連邦軍の元兵士たちによるデモが各地で盛んに行われ、恩給支払いの確約と職業の保証などを求める。
・ジョッシュがリーフデに帰るもエンジンブロックの残留放射能により近づくこともできず。
・連邦政府の軍削減計画に反対する連邦軍内の一部不満分子が
 ジオン残党狩りボランティア部隊と称し後ろ盾となる私兵の募集をかけ、ジョッシュらが志願。
 別の町で武器を受け取った後、北アフリカの残党との戦いに向かう。
U.C.0080初夏セイラが地中海を全裸で泳ぐ。
U.C.00808月17日(日)ニナ(大学生)が月に潜伏中のガトーとケリィに出会う。
U.C.0080エルンストたちの労働時間は最初の時間割よりも長くなり、食事の内容も貧弱で水の供給も少ないため、
暑さに耐えられずに体調を崩す者が続出。
U.C.008012月25日(木)・クリスマスの今日だけはエルンストたちの作業は休み。
・クルトが反乱を決行、往診に来た連邦の軍医を人質にし士官たちと軍医の車を、
 捕虜も後に続き輸送車を奪って逃走するも監視兵の追撃により失敗、ジオニズム信奉者が一掃される(夜)
U.C.0080 ・ニナがガトーと交際。
・ランチが不発弾デブリにより大破するもニナとルセットらを含む乗客たちは生存。
 しかし もう1発が信管が生きたまま突き刺さっており、
 さらにレスキューが到着するも不発弾処理のできるスペシャリストの到着が遅れているため
 ガトーが信管を殺したうえで弾頭を引き抜く。
 住む世界が違うとして、
ガトーは全てを忘れてほしくニナの前から姿を消す。
・バートが妻子を地球に残してペズンへ。
・ピューリッツァー賞を受けたビルが人間的に丸くなる。
日付出来事
U.C.00813月・ハンスが東京・旧臨海部副都心で海入と会う。
・ジャックは戦争に至る土壌への追求は一言もできず。
・アド・ガーンズバックがリチャード・チェンバレンと ともに宇宙自衛警察軍スペース・パトロールを率いる。
・テレンスがカナダ・ウィリアムズレークに葬られたカインズの墓参り。
・カインズが提唱した無人機ファントムシステムはその運用の難しさから結果的には見送られ
 ジム・コマンドとゼファーガンダムの2機のみに終わり、後者はスクラップ状態で第一級軍事機密として封印される。
8月残党軍(デラーズ・フリート)が組織の再編を完了し、ゲリラ的活動を開始。
 エルンストたちの瓦礫処理と再開発の作業は相変わらず続いているがペースは緩み、作業時間も だんだん短くなっていく。
日付出来事
U.C.00826月25日(金)アニーが犯罪を犯したかのような写真撮影(6時55分)
 ・ザクの製造が終わるのは この年以前。
・ツーロンが進宙。
・キャリフォルニアの海にイルカの群が戻り、ダニカ(高1)が海洋生物の課題でレポートにする。
 このとき、自然保護団体に属していたアレットの世話になる。
・この頃までエーヴィ(ジュニアハイ)は何不自由なく暮らす。

・アニーが少年術科学校へ入学。
日付出来事
U.C.00834月バーミンガムがルナツー方面第2守備艦隊旗艦の任に就く。
U.C.00838月11日(木)ハマーンがミネバの摂政としてたつ。
U.C.008310月5日(水)新しい政府からハンナの元にクルトの戦死の知らせが ようやく届く。
10月13日(木)・アルビオンがシドニー海域南東400km地点を通過。
 ブリスベーン南180km地点の荒野に広がるコロニーの残骸の群れの中を3機のザクがパワードジムと模擬戦(10時半)
・アルビオンを確認したガトーが“星の屑”第一段階を開始(15時)
・アルビオンが南からトリントン基地に侵入(15時15分)
・トリントン基地の核兵器貯蔵施設に数人の警備兵を伴ってシナプスとマーネリが赴く。
 士官用食堂でバニングとカークスとアレンが食後のコーヒーを楽しむ(19時)
・夕日を見に行くと偽ってオービルがトリントン基地にガトーを忍び込ませる(20時50分)
・ガトーがガンダム2号機を強奪(21時5分)
・アルビオン艦内に“黄”警報が流れる(21時20分)
・大西洋から呼び寄せたジオン海軍第122戦術潜水戦隊所属ユーコン級潜水艦U-801から
 対地ロケット弾を発射しトリントン基地を半壊、混乱に乗じてドムが突入してガトーの2号機奪取をサポート。
 2号機追撃隊発進、1号機実戦参加(21時46分)
・トリントン基地の南120km地点のユーコンにガトーから“星ヲ見ユ”の入電。
 モーラとともにニナの運転するジープがアルビオンの右舷搬入口から降りる(22時)
・ガトーとアダムスキーとボブが岩棚に伏せてコムサイを待つ(23時40分)
10月14日(金)・トリントン基地の西125km地点で2号機追撃の途上(0時15分)
・コムサイが2号機を収容(0時40分)
・コウのマシンガンによりコムサイ撃破、2号機逃走、追撃戦継続(0時50分)
・トリントン基地の西350km地点にカレント指揮の別働隊の4機のジムが朝もやを かき分けて進む(5時半)
・カレント小隊がガトーにより壊滅、トリントン基地の西320km地点にいるバニングが いくら呼びかけても返信はない(5時50分)
・アダムスキーとボブとの敵味方入り乱れた乱戦(6時13分)
・2号機がユーコン派遣の回収艇にて逃走、オーストラリアを離れる(6時20分)
・アルビオンの第一艦橋でシナプスがジャブローからの指示を仰ぐ(10時50分)
・正式に2号機奪還命令がアルビオンに下される(10時51分)
・タスマニア島沖600kmの海域にて、MSデッキで ひとしきり作業を終えたガトーが艦内に降りる(11時10分)
・ミデアがトリントン基地にジムカスタム3機とジムキャノンU2機、モンシア、ベイト、アデルを運ぶ(12時40分)
・コウがモンシアに絡まれる(13時半)
・コウとモンシアがトリントン基地から西北140km地点のコロニー前部の直径3kmを越す巨大な椀状の残骸で決闘(14時半)
・コウとモンシアが一週間の独房入り(17時20分)
・アルビオンがアフリカ中央部へ出港。
 アナハイムからの派遣技師はニナとオービルだけ乗り込み、後の者はトリントン基地に残る(17時40分)
10月15日(土)・オーストラリア西1200kmを行くアルビオンにて、シナプスが規律を正すため各部署の視察に出向く(13時10分)
・モンシアが気を紛らわすためとコウへの嫌がらせのために歌い出す(15時40分)
・アルビオンがアフリカに到達。
10月20日(木)・コウとモンシアが独房から解放。
 コウにはコア・ファイターによる敵基地の捜索命令、モンシアには待機命令が与えられる。
・ベイト、アデル、モンシアは何かと いさかいを起こし続ける。
10月22日(土)コウがコア・ファイターを2回着艦させる。
10月23日(日)・アフリカ・タンザニア地区のキンバライド基地にてビッターがガトーを迎える(9時14分/8時頃
・タンザニア入りしているアルビオン艦内でモンシアとベイトが整備班と いさかいを起こす(11時20分)
・オービルの正体が露見(11時50分)
・ガトーとビッターが62年物のシャトー・サンフリュールで乾杯。
 オービルが左舷デッキ区域を逃走中(12時半)
・HLVに2号機が運び込まれる。
 オービルがキンバライド基地に保護を求める(13時10分)
・キンバライド基地西50km地点にてオービルが奪ったコア・ファイターがザクのマシンガンで撃墜。
 キンバライド基地からMS隊が全機発進(13時半)
・キンバライド基地西60km地点にてコウらがザクD型とザクF型と交戦(13時40分)
・キンバライド基地東20km地点にて06F、09Fが2機、06FZ、06Sの混成部隊がアルビオンを襲撃(13時45分)
・2号機に乗るガトーには外の様子は何一つ分からない(13時58分頃)
・ビッターを思い出していたガトーがディスプレイの逆算式カウンターを注視(13時59分頃)
・2号機を乗せたHLVがキンバライド基地より離床
、アルビオンの主砲の三番砲がHLVを撃ち落し損ねる。(14時1分)
・HLVの第一段ロケットが切り離される(14時10分)
・キンバライド基地降伏、百余名の将兵が投降(14時27分)
・第1軌道艦隊所属の偵察戦隊が2号機収容のムサイと交戦(14時半)
・索敵艦隊のサラミス2隻が大破・轟沈、以後ムサイの消息不明(14時41分)
10月25日(火)アルビオンの応急補修完了、2号機奪回のため大気圏離脱(8時50分)
10月30日(日)・ジャブロー中央管理棟内の執務室でコーウェンが思案に暮れる。
 この時点で第1、第2軌道艦隊の主力艦隊が観艦式に向けて各港を順次出港しつつある(15時半)
・コーウェンが第3会議室で査問委員会(16時)

・補充パイロットを加えたアルビオンが再び宇宙へ上がる。
10月31日(月)・シーマが初対面のデラーズからカゲロウに例えられる。
・ラグランジュ1付近の暗礁宙域にてキースがモンシアと練成訓練。
 アルビオンにナッシュビルとユイリンが合流(9時40分)
・グワデンにガトーが帰還(10時45分)
・大食堂にてニナとモーラが昼食(11時55分)
・リリー・マルレーンからゲルググ隊が全機発進終了、メガ粒子砲発射(12時19分)
・機関部への直撃によりユイリン大破轟沈。
・デラーズが連邦軍の公用通信回線のマイクロ波通信網と それに連なる各波長の民間通信網に介入、
 全地球圏に通信を送り改めて地球連邦政府に宣戦を布告。
・ナッシュビルがシーマの14FsのMRB-110式ビームライフルにより轟沈。
・1号機大破。対して撃墜できたゲルググは3機だけ(うち1機はコウ。彼はアフリカのものも含めると総計4機撃墜)
・1号機が左舷の着艦ハッチに帰還(13時11分)
・ストロベリー9の機長が釣りの約束をすっぽかされるのは この週。
10月ヴァン(高2)が予定より早く家に戻ってきていたビルとともに外出、
何でもいいから好きなものを撮れと一眼レフカメラを渡されたのでダニカを撮る。
U.C.008311月2日(水)・アルビオンがフォン・ブラウンに投錨。すぐさま傷だらけの1号機がアナハイムのMS開発試験場に運び込まれる(夕)
・コウが自身への憤りを心の底に渦巻きながら市街区の街路を当てもなく歩く(21時40分)
・試験場では幾人もの整備要員が機体に張り付き、損傷部の修復と各部の換装作業を進めている(22時15分)
・フォン・ブラウン第1宇宙港の第6埠頭に停泊するアルビオンのシナプスから
 ジャブローのコーウェンとの通信が この時間になって ようやく つく(23時20分)
・コウの肩が ぶつかったことで酔った三人の男に市街区で袋叩き、パイロット記章を奪われる(23時50分)
11月3日(木)・フォン・ブラウン外縁の資源搬入港に着いたシーマがオサリバンに出迎えられる(8時9分)
・フォン・ブラウン最下層の旧港湾部のケリィ宅で起床(8時18分)
・バニングとアデルがコウを捜してエレカで市街区を進む(10時40分)
・コウがMAの修理を試みる(12時50分)
・1号機のフルバーニアンへの換装は順調に進むもプログラムの方は追いつかず(1525分)
・ケリィのもとにシーマが訪れる(16時20分)
・コウが再びあてもなく街を歩くうち、ニナと再会(18時半)
・フルバーニアン最終点検(夜)
11月4日(金)・ケリィとともに修理していたコウが任務に戻る(8時15分)
・取りあえずの話し合いが終わり、アナハイムがデラーズ・フリート決起の黙認(9時50分)
・アナハイムのリバモア工場でフルバーニアンの機動テスト(10時)
・ガンダム・フルバーニアンがスロットルレベル“クルーズ”から“ミリタリー”レベルでの加速試験に入る(10時55分)
・テストプログラム終了(11時10分)
・リバモア試験場に1号機帰還(11時28分)
・ケリィがガトーからのビデオメイルに聞き入る(12時25分)
・ニナがアナハイムの事業本部で課長から遠回しにアルビオンを降りるという事実上の社命の話を聞く(13時15分)
・フォン・ブラウン第1宇宙港でアルビオンの出港準備が進む、
 コウが ありったけの勇気を振り絞りアナハイムのMS開発試験場のシステムラボを訪れる(17時)
・ケリィがヴァル・ヴァロに乗り込む(20時25分)
・ケリィがヴァル・ヴァロの予備電源投入(20時31分)
・ケリィの出撃をフォン・ブラウン近隣の月面で航行していた偽装貨物船のシーマが知る(20時32分)
・コウが第1宇宙港のアルビオン搭乗ゲート付近で、ニナがアルビオンを降りることを知る。
 クルトが05でシーマに詰腹を切らされる。
 シーマが月を発つ(20時45分)
・アルビオンが抜錨、直後ヴァル・ヴァロを確認、MS開発試験場にてニナが一般回線でケリィの通信を聞く(20時55分)
・コウの出撃が決定(20時59分)

・テスト中、Blash・XBR-L-83dが言うことを聞かず。
11月5日(土)・ワイアットが観艦式に向けてジャブローを発つ。
・アルビオンはフォン・ブラウンを後にしてソロモン海に進路を取る。
・ヒューズがシャッターを開き三番砲の調整をしていたところ暴発、コウの後ろを かすめて標的の単独浮遊岩塊に命中。
・ルンガ沖の宙域にてチベがコウのBlash・XBR-L-83dにより撃沈、アルビオンのフッド12で とどめを さされる。
11月6日(日)・ニナが負傷したヒューズを見舞う。
・アルビオンがソロモン海に入る。
11月8日(火)・グレイファントムからコンペイ島より3万kmのブーゲンビル管制区のアルビオンへ入電。
 MS隊はA・B小隊ともに哨戒任務中(9時25分)
・ガンダムから降りる(10時12分)
・バニングが別方面に哨戒に出たモンシアからバーミンガムについて報告を受ける(10時32分)
・ソロモン海域最外縁の制限宙域にてカリウスら3人がシーマ艦隊と遭遇(11時12分)
・バニングが医務室で健康診断を受ける(12時50分)
・リリー・マルレーンが間もなく会合点に到達(14時27分)
・アルビオンの左舷にエッジが接舷(14時35分)
・アルビオンからバーミンガムへ緊急入電(14時50分)
・バーミンガムが一芝居を打ってニーベルングを大破。
・バニングがMSを2機撃墜。
・索敵圏外に逃走したため敵艦隊失探(15時15分)
・バニングのジムカスタムがシーマのビームサーベルで右腹部の第1・2次装甲を切断、
 電気端末の一部が傷ついたことで小さなスパークを起こし、
 可燃性着火剤が収められているタンクにも僅かな傷が付けられていたことで時間差で爆発、バニング即死(15時27分48秒)
・コウは以降、まとまった睡眠を取らずに無我夢中で戦い続ける。

・アルビオンはランデブーする補給艦からパーツを受け取り、ヒューズが退艦予定。
11月10日(木)・無数のザク、ドム、ガトルがコンペイ島に向かう(0時)
・地球から96万kmの宙域にてグワンザンがデラーズから入電(2時23分)
・ローレンスビルが電文を発する(4時8分)
・ローレンスビルがザク3機からなるMS小隊の猛攻を受け大破(5時25分)
・現在の戦果はMS14機、ガトル4機撃破、ムサイ1隻、ジッコ以下小型艇3隻撃沈(8時)
・ワイアットがコンペイ島中心部の鎮守府で目覚めの紅茶をすする(8時22分)
・アルビオンが11機めの敵機捕捉、ベイトがジムカスタムで出撃(11時36分)
・ペール・ギュントでは全ての準備が整う(11時48分)
・ラグランジュ1の暗礁宙域とソロモン海域を結ぶ中間点にてMS部隊が出陣(11時58分)
・ワイアットがコンペイ島からバーミンガムへ移動開始。
 この時点で連邦の索敵攻撃軍はソロモン海外周の管制区内でMS37機、艦船を3隻撃破(12時15分)
・ペール・ギュントおよび随伴する艦艇から総計40機近いMSが発進(12時21分)
・コンペイ島・ラッセル哨戒区にてコウがドラッツェと交戦(12時50分)
・ドラッツェを撃破して周囲を見渡す、大戦以降中断されていた観艦式が宇宙艦隊の再編に伴いコンペイ島で挙行(13時)
・司令本部のオペレータたちが防衛線を突破すべく押し寄せたデラーズ軍MS隊の迎撃指示に忙殺(13時40分)
・ベイトにラモス哨戒区座標Gの77に急行するよう要請(13時45分)
・コンペイ島後方の暗礁宙域を2号機を先頭とした3機の隠密部隊が湾内を目指して突き進む(14時19分)
・ガトーがアトミックバズーカからMk.82レーザー核融合弾を発射、1次災害と続く2次災害により集結した艦艇の2/3が自航不能となり
 コンペイ島の真正面に新たな暗礁宙域が誕生、ソロモン海戦で失われた艦艇の数を遥かに凌駕(14時31分6秒)

・コウとガトーが交戦(14時40分)
・2次災害で引き起こされた艦艇の爆発が ようやく収まりつつある。
 コウとガトーがコンペイ島後方の暗礁宙域で交戦。
 連邦の旗艦がツーロンへ移る(14時42分)
・1・2号機爆砕(15時5分)
・シーマ艦隊が作戦予定宙域へ向かう(15時12分)
・ツーロンが湾内の様子を見に外周を回る(16時55分)
・アルビオンで数十時間ぶりに半舷休息が出される(17時15分)
・コンペイ島と月を結ぶ宙域のポイント125を移送中である
 アイランド・イーズとアイランド・ブレイドを哨戒中のストロベリー9がゲルググFにより四散。
 コロニー公社の監視船は4隻とも落とされ、
コロニー公社のクルーの生存は絶望的。
 シナプスの執務室にコウとニナが呼び出される(21時8分)
・2基のコロニーの固定爆薬の設置完了(21時8分49秒)
・MS全機が安全圏に離脱(21時11分15秒)
・リリー・マルレーンと3隻のムサイがイーズに12本、ブレイドに10本のメガ粒子砲を発射、
 固定爆薬を起爆させたことでコロニーの40kmを越す長大なミラーが1枚ずつ脱落(21時11分42秒)
・コロニー同士が激突しイーズのミラーが1枚砕け、ブレイドは宇宙の深淵へ、イーズは月へ向かう。
 コロニー落着まであと15時間49分(21時26分)
・ヘボンの指揮する追撃艦隊がコンペイ島から緊急発進。
11月11日(金)・ジャブローの中央管理棟の通路をコーウェンが秘書官とともに進む(1時40分)
・デラーズ艦隊がコロニーに追いつく(4時14分)
・ナカトの部隊が哨戒艇でラビアンローズに到着(5時頃)
・アルビオンが索敵攻撃軍の任を解かれ、代わってラビアンローズ周辺の索敵および3号機警護の任を与えられる。
 強行偵察を敢行した哨戒艇が遠方より最大望遠で撮影、最後の1枚のミラーの制御中枢を修復しているのを確認(5時半)
・ガトーがアクシズ先遣艦隊と合流予定(5時35分)
・アルビオンがラビアンローズに入港(5時57分)
・ニナとルセットが1年ぶりに再会(8時40分)
・第21機動戦隊壊滅。
・ラウンジでルセットがニナに愚痴(10時2分)
・ノイエジールが第16戦隊を壊滅、これで先行する2個戦隊の巡洋艦8隻とMS30機が瞬く間に打ちのめされたことになる。

 デラーズがスペースノイドに演説。(10時15分)
・フォン・ブラウン近郊のアナハイム中央ビル最上階の大会議室でオサリバンが三文芝居(10時23分)
・フォン・ブラウンへのコロニー落着回避のため近隣の月面の軌道間輸送レーザーステーションから3本の真紅のレーザー照射、
 コロニーの推進剤に点火して軌道が変わり星の屑最終段階発動(10時40分)
・ラビアンローズ所長室でシナプスと会見中、ナカトが部下からコロニー軌道変更の報告を受ける(11時38分)
・ルセットがニナに最期の言葉(12時8分)
・月の衛星軌道上で補給が遅れている追撃艦隊が数珠つなぎになる(23時53分)
11月12日(土)・ヘボンがコロニーの迎撃にソーラ・システムが使われることを知る(0時)
・追撃艦隊が補給艦隊の第3陣と合流予定(3時40分)
・グワデンでデラーズがハスラーと交信、追撃艦隊の先発部隊で最後のサウスダコタがノイエジールに轟沈(10時2分)
・コウが突き進みながら敵MS6機を撃破(10時23分)
・3号機とノイエジールが戦闘開始(10時50分)
・コウが帰還(11時35分)
・無数のコロンブスからソーラ・システムUを放出(12時20分)
・補給中のガトーがカリウスに回線を開く(13時15分)
・連邦軍追撃艦隊が月軌道上で補給終了、追撃を再開(13時51分)
・追撃艦隊の追撃再開の報告がアルビオンに届く(14時5分)
・ベイト、アデル、モンシアが右舷MSデッキの愛機のコクピットで近距離無線で通話(14時34分)
・グワデンがシーマ海兵部隊に占領
、直後、カラマ・ポイントでのことをデラーズに語る。(16時40分)
・コーウェンが提督の執務室で地球連邦宇宙軍の提督とシーマが密かに連絡を取り合うのを目撃(17時20分)
・3号機の補給と最終点検終了、アルビオンからコロニーまでの距離は約2万(17時50分)
・先ほど出撃したガトーの部隊が間もなくアルビオンと遭遇(18時43分)
・敵MS隊の猛攻にアルビオンが大きく揺らぐ(18時51分)
・ガトーがコウの追撃に移る(18時53分)
・コウがペール・ギュントを砕け散らせる(18時55分)
・至近に迫るMS隊と敵艦からの砲撃に阻まれ、ベイトらは満足な防御線を張ることも出来ず
 各機 独自に敵を撃破するしかない状況(19時12分)
・体勢を崩して暴走したドラッツェがアルビオンの左舷MSデッキに突っ込みカタパルト使用不能、
 火災発生により左舷メガ粒子砲が損傷(19時17分)
・火災の2次災害で可燃物に引火(19時18分)
・コウが真正面に現れたムサイとMSを無力化(19時26分)
・かすかな光点ながらコウが肉眼でコロニーを捕捉(19時28分15秒)
・3号機の右の武器コンテナにノイエジールのミサイルが命中、自動的に本体から切り離された直後 誘爆四散(19時31分6秒)
・オーバーブースト超過使用およびダメージモニターの警告を無視してコウが突き進む(19時32分)
・コウの進撃に弾かれ06Sが派手に後方に吹き飛ぶ(19時33分54秒)
・コウの目の前でコロニーが阻止限界点を突破、ソーラ・システムUが鏡で出来た地平線を構築(19時34分)
・シーマがデラーズの側頭部に発砲、怒りのガトーがグワデンの艦橋を破壊、直前シーマは辛くも通路へ逃げる(20時13分)
・アルビオンにマダガスカルから着信(20時21分)
・デラーズ軍の全MS隊が突撃、第1機動艦隊のジム改とシーマ艦隊の14F部隊が迎撃(20時28分)
・シーマがグワデンを爆沈。
・帰還するシーマのことを思ってガイドビーコンを出したリリー・マルレーンがコウにより轟沈。
・ソーラ・システムU照射、周囲に随伴していた数隻の艦艇が融解爆発、ガトーが制御母艦を撃沈したことで
 コロニーが原型を失う約1分の照射に わずかに満たず落下継続、破壊に失敗したためジャブ全域に総員退去命令(21時47分51秒)
・コロニーから逃れようとした艦同士が次々に激突、中には真正面から ぶつかり合い共に爆発を起こす艦艇も(21時50分)
・コロニーが最終失速コースに乗る(22時3分)
・コウが執拗に背後から迫るシーマの猛攻をかわしながらコロニーを追う(22時38分)
・シーマ艦隊壊滅。
・イーズの制御室でガトーが最後の軌道修正(23時3分)
・ニナとガトーが通路の分岐点に さしかかる(23時18分)
・かろうじて戦域を離脱できたデラーズ軍が当初の予定通りアクシズ先遣艦隊と合流撤退の準備を進める(23時34分)
・無数の至近弾直撃弾を受けすでにアルビオンは自航能力を失いつつある(23時47分)
・ソーラ・システムU再配置完了(23時58分)
・バスクが照射を強行、連邦軍の艦もろともデラーズ軍のムサイやチベなどの艦艇が半ば溶融して砕き一掃。
11月13日(日)・落下の際の影響なのかジャブロー地上駐機場では凄まじい暴風が吹き荒れ、
 戦闘で失われた艦艇や脱落したコロニーの一部が無数の流星となる(0時)

・ニナがコロニーの港湾部への落着を避ける手段を提示(0時9分)
・灼熱の光の矢となったコロニーがジャブローの遥か上空を通過(0時13分、現地時間12日20時13分)
・ソーラ・システムUの光の奔流に押し流されて気を失っていたコウが意識を取り戻す(0時31分)
・コロニー落着。直接、二次災害で数十万の住民が犠牲になったうえ、
 大規模な気候変動で北米大陸の穀倉地帯に壊滅的な大打撃、衝撃と炎熱は付近の麦畑を一掃。

 農耕地帯の直撃および塵芥による北半球の被害により地球の自給率は低下、大規模な産業シフトが行われる。
 港湾部の都市直撃は免れたものの、落着による汚染は広範囲に及び多くの都市がその機能を停止させた。
 計測不可能により死者数は公表されず。宇宙移民弾圧の口実となる。

 比較的被害の少ないオークリー基地近くの地でも麦穂は黒く炭化。
 ネバダ砂漠は直撃の被害は免れたがコロニーの影響で大きなクレーターで えぐられ
 その周囲に おびただしい岩石が吹き飛ばされる。
 すっかりと地形が変わったのは遥か遠くからでも はっきりと分かるようになる。
 復興中だった交通網は再び分断、生活インフラも破壊される。
 落着の影響はロッキー山脈の開拓村にまで襲った。
 苦労はしていたけれど両親に守られ幸せに暮らしていたアイリスが両親を亡くす(0時34分38秒)
・ガトーがマゼランに特攻(1時19分22秒)
・バスクの働きでデラーズ・フリート壊滅。
・シーマ艦隊と第一地球軌道艦隊が密約を結んでいたことの口封じをすべく、バーダーがシーマ艦隊もデラーズ艦隊も関係なく攻撃。
・落着の影響で またイルカの群れが いなくなり、連邦政府の ひどく不自然な発表に憤っていたダニカが
 アレットに地下新聞を読ませてもらったことでアンダーグラウンドな資料を漁り始めるのは この日 以降。
デラーズ紛争
・ビルが宇宙に上がった直後に開戦。
・ジムキャノンUが実戦投入、高い評価を得る。
・アクシズが艦隊を派遣しデラーズ艦隊に最新鋭MAを供与。
・Iフィールド装備の兵器が実戦配備。その戦場でレイシーが直に見る。
・マーフィーが活躍、グナーと ともに戦いコウと同じ戦場に立つ。
・エリアルドが地球衛星軌道上の哨戒任務につき、これが初陣となる。
・シュレーダーは一人の部下も死なせていない。
・宇宙へ取材に行ったビルが死亡(行方不明)
・ライネスが2機 撃墜。これで今までの撃墜数が5機となったため文字通りのエースとなる。
・バーダーが艦艇1隻撃沈、MS9機撃墜するも停戦信号無視で終身刑を受ける。
・一年戦争で分断された鉄道網の復旧工事は やり直しとなり、ハイウェイの修復ですら予算不足で滞りがち。
・レイシーが参戦、サザーランドが相棒となる。
・ダモクレスのジオン残党がデラーズ・フリートの蜂起に呼応していなくなる。

〜戦後〜
・ジオン残党が移送中のコロニーを簡単に奪取した事態を憂慮し、連邦軍はコロニー移送を軍の任務とする。
・二度のコロニー落着により地球の気候は未だ安定せず、加えて地球温暖化による気候変動も顕著な昨今、
 どんな天候になろうとも地球人は動じない。
・レイシーがMS教官としてマイノット基地に勤務。
・ダモクレスに反地球連邦活動家が徐々に集結。
11月23日(水)連邦軍軍事法廷「ラビアンローズ叛乱」結審。
最高機密に属する機体の無断使用、命令・服務違反、反抗行為、軍備品強奪罪によりコウが懲役1年、
指揮する艦を私物化し独断で行った戦闘行為、数々の反逆罪、
機密保持規定からの大いなる逸脱
、叛乱首謀者としてシナプスが死刑を宣告される。
シナプスの直属の部下だった経験があるマーフィーは この軍法会議の結果に大いに不満を持つ。

なお、副長以下はティターンズの戦力として免罪になる。
U.C.008312月4日(日)・アフリカ・ダカール市でバスクが熱弁を振るう。
・ジャミトフの提唱で、一年戦争後の秩序回復のためのジオン残党討伐隊としてティターンズを組織。
 活発化する旧ジオン公国軍の残党狩りに当たる。
 発足当時は優秀な将校と兵士の集まりで掛け値なしのエリート部隊で、誕生してからテロ行為が激減し戦後処理が一気に進む。
・シモン、パサロフ、ハリダ、モーリス、スコット、ベイト、アデル、モンシアはルナツーの大型艦専用ドックにあるアル・ギザに属す。
・エリアルドが軍にティターンズへの入隊希望を提出。
・キング・ジョージもティターンズに入隊したいと思ったが所詮 叶わぬ夢。
・オサリバンが頭を射抜いて死亡。しかし手元の拳銃から放たれたものではないという噂。
U.C.0083 ・ヴァン(高2)が士官学校への入学を決める。
・ジム・クゥエルがロールアウト。
日付出来事
U.C.0084年明けヴァンの元にビルが愛用していた一眼レフカメラだけが戻ってくる。
3月10日(土)・ジャブローで機密書類が発効、RX-78GPシリーズ登録抹消、1〜3号機に関するあらゆる書面・資料・部品など
 痕跡を残すものの全てを破棄。これによりコウへの罪状も消滅。
 この連邦軍の やり方にマーフィーは かなり批判的。
・公にはされていない、連邦軍のガンダムの開発計画そのものを抹消し
 なかったことにしたという噂をマイケル・チャンが聞くも記事にできず。
4月8日(日)コウが新たな勤務地である、キース、モーラ、いくらか髪が伸びたニナも属する北米オークリー基地へ。
4月北米西海岸の村からルシアンが旧ノルウェー領オスロ周辺の不法滞在者の村のフォルカーに会いに行く。
デラーズ紛争の影響で北米の気候は未だ不安定。
7月帰還兵症候群でアルコールに依存していたフォルカーが酒を断って体力を回復させる。
12月中尉になったばかりのエリアルドがティターンズ入隊、MS実験小隊(通称マーフィー小隊)に配属。
年末ケラウノスが試験期間満了で寧艦される。
 ・ティターンズにハイザックの先行量産機が配備。
・ダリーが整備士免許を取得。
・ライネスとアルベールが互いの生存を知るも互いの心の内を確認できないまま。
日付出来事
U.C.0085・アーネストが無重力を経験(卒業前)
・アーネストが士官学校を卒業、続けて宇宙軍学校のカリキュラムに参加。推薦文を2通 記す。
U.C.00857月22日(月)3年前の写真を用いたアニーの書類が作成される。
7月31日(水)・ティターンズ・テスト・チーム(マーフィー小隊)がG3ガスをサイド1に運ぶ輸送艦の護衛任務に就き、ゾラと初交戦。
 護衛任務の直後、小隊はバスクがサイド1で作戦行動を取るので後方支援に出る。

・弾圧行動に反対するサイド1・30バンチコロニーの住民が大規模な反連邦政府デモを決行、不平等統治に異を唱える市民集会に対し
 連邦政府にデモ鎮圧を依頼されたバスクが反体制活動と断定、
 武装蜂起を鎮圧するという名目でティターンズの実働部隊にG3ガスをコロニー内に注入させ
 無関係の住民も区別なく“鎮圧”、全住民1500万人(3000万人とも)を虐殺(30バンチ事件)。
 作戦にグナーが参加。アニーが母を亡くす。
 連邦軍の外にいても変えられないなら中から変えていこうと考えていたダニカが この事件が起きたことで限界を感じる。
 事件以前の反地球連邦勢力は各々 独自に活動している。
 事件はオビノが士官学校を首席で卒業して すぐのこと。この事件が起きるまでのティターンズは精鋭部隊そのもの。
 この事件を きっかけにスペースノイドによる反連邦政府運動や、月に拠点を置く企業体、連邦軍穏健派らが手を組みエゥーゴ結成。
・サイド1、コンペイ島・30バンチ間でジムが一般市民の乗った民間用のシャトルを破壊。
・作戦終了後、グナーが いろいろあってティターンズを追い出される。
・事件後、カークが反地球連邦活動に参画。
U.C.00858月・マーフィー小隊がコンペイ島付近ルンガ沖にて演習中、ザク・リックドム・ゲルググに襲撃されるも撃退、
 相手はザク以外は損傷が大きいもののパイロットは脱出。
・マーフィー小隊がコンペイ島付近の暗礁宙域で哨戒任務中、ザク・リックドム・ゲルググと交戦。
・サイド1駐留艦隊のロープスが上司からリストラ宣告を受けてヤケ酒で酔っぱらっているなか、アナハイムに腕と経歴を買われる。
U.C.0085・ルシアンとフラヴィがヒマワリの種を収穫。

〜夏が終わった頃〜
・ヴァンとダニカが士官学校入学。二人は優秀な成績で、ヴァンは耐Gテストで抜群のスコアを記録。
U.C.008510月・マーフィー小隊がコンペイ島付近でゾラらと交戦。マーフィーとゾラが名乗りあい、ラーソンが左足を失う。
・アフリカ・連邦軍のハルツーム基地でキハールの運用テストおよびダンディライアンの大気圏突入時の哨戒中にグフやド・ダイと交戦。
 ティターンズに反感があるロベルト・ベルナルドの嫌がらせに我慢の限界にきたエリアルドが
 キハールで基地管制室に衝突する素振りを見せて脅しをかけたことで飛行規則の重大な違反により独房に3日、
 マーフィーがアスワンから降りてくるまで さらに軽営倉に4日入れられ謹慎させられる。
・キャリフォルニアベースのシミュレーターが従来型から全天周モニターに換装。
・ロープスがサイド1駐留艦隊から除隊となるがアナハイムからの出向という形で軍に残り、北米方面軍のローカルな基地に単身赴任。
 そこでフォルカーとルシアンに出会い、ケラウノスのMS整備チーフになる。
U.C.008511月・実りの季節を祝った開拓村がティターンズの3機のジム・クゥエルにより炎に包まれるもフォルカーらにより制圧。
・ジオン残党の掃討任務中に全滅した分遣隊の代わりとして、ライネスの隊がグリプスから北米に降りる。
U.C.008512月実機に乗って わずか12時間のヴァンがアーネストとキャリフォルニアベースで模擬戦。
ヴァンの判定用レーザーガンの命中率は20%以下、接近戦に持ち込もうと牽制・回避しつつ間合いを詰めている間に撃破判定を受ける。
12月21日(土)・クリスマス休暇初日、ヴァンが帰宅後に掃除。自炊で簡単な夕食後、ビルの遺品の一眼レフの手入れ。
・手入れを終えて就寝(深夜)
12月22日(日)・ヴァンが両親の墓参り。
・母の戦死者墓地とビルの教会墓地の掛け持ちは意外と疲れたため、すぐに寝る(夜)
12月23日(月)・ヴァンは特にやることもなく、繁華街で買い物を済ます。
・読書(午後)
・天候が急変、激しい雨が降り始める(日が沈む前)
・気温が下がると雨が みぞれに変わる。
 男にMSのガンカメラで撮影されたデータを押しつけられたことで、ヴァンが30バンチ事件の真相を知る(日が沈む)
・大雨(夜)
12月24日(火)・ヴァンは ほとんど一睡も出来ず、学校へ(朝)
・ニューヤークの連邦軍宇宙軍学校でアーネストがティターンズへの推薦文をボングに記してもらう。
・地元の繁華街の駅前でダニカへのプレゼントのロールケーキ購入。
・ヴァンとダニカがシミュレーターで十数回対戦、負けたヴァンが夕食にパスタを作る。
・地方政府の財政破綻、コロニーの再建問題、民間船のデブリ事故、健康保険料、気候変動、農作物の供給問題のニュース。
・この時点でジャーナリストの男がティターンズに追われてエレカが河に落ち溺死している。
 以降ヴァンは自分なりに30バンチ事件について調べる。
・ダニカは組織に連絡しようとするも一士官候補生の話を すぐには信じてもらえず時間が かかる。
12月26日(木)有給でニューヤークに行ってきたアーネストが学校に帰る。
12月27日(金)・アーネストがクリスマス休み前に候補生たちが提出した、MSの新装備に関するレポートを採点。
・アーネストが気分転換を兼ねて売店でホットドッグ購入。
 ヴァンが図書室で30バンチ事件を調べるのは2回目。
 ヴァンとダニカはカフェテラスで食事。
 ヴァンが連れて行かれるのを見たダニカが一目散に宿舎のヴァンの自室から記録媒体とカメラバッグを持ち出す。
 ティターンズの男二人の独断でヴァンが非人道的な尋問を受ける(昼)
・カークがダニカの脱出の手はずを整えケラウノスに連絡をつけるも、まだ組織は まとまっていなかったため時間をロスする。
・気を失ったヴァンが覚醒(陽が落ちる)
・指導室の灯りが消え、ヴァンが四輪装甲車に押し込まれる(夜の帳が降りた頃)
・ダニカがMSパイロットになるのと引き替えにフォルカーとルシアンがヴァンを救出。
・アーネストがティターンズに参加。
・ライネスの隊が、ハイザックの機種転換よりもジム・クゥエルの近代化改修が完了。
・ライネスのMS隊がケラウノスに攻撃するも見失う。ライネスにとって一年戦争以来の対艦行動。
 近場の沿岸警備隊ヘリポートに降りて一息入れる。
・ケラウノスが あらかじめ用意していたシェルターに向かい艦隊を修理。
12月28日(土)・艦隊の修理完了。同時に機関部の応急修理が進み ある程度の推力が回復(夜明けまで2時間ほど)
・ライネスらの2時方向の距離17000にケラウノス(夜明けまで20分弱前)
・ライネスが機密事項を回収するも内容を確認して動揺。
 ライネスとヴァンとの会話でヒンカピーが30バンチのことを知る。
 ライネスを信じていたから聞かなかったことにするも、ティターンズに疑心を抱く。
・キャリフォルニアベースに搬送されたオビノがルシアンによる負傷で
 MSに乗れない身になったことをライネスが知る(オビノは後にティターンズを辞める)。
・アーネストがライネス小隊に配属。事情があるらしいアーネストが心配でならなかったし、
 政権はティターンズを支持していたため、ヒンカピーはティターンズに所属し続ける。
・ケラウノスがライネスらと再交戦し撃退。ユーコンから発進した水陸両用MS隊がケラウノスを追うカナダ防空隊のMS中隊を蹴散らす。
12月29日(日)ティターンズの暴行の傷が深く高熱を出したヴァンが戦時治療室で寝込む。
12月31日(火)ヴァンの熱が下がって動けるようになる。
U.C.0085 ・この時点でルーツは戦闘訓練の成績は悪くは ないものの、ここ1年で上官反抗6件、傷害事件2件、命令違反9件、規律違反14件と
 人材不足でなければ とっくに除隊処分の、そうそうたる“戦果”。
・ルーツが実験MSマッドサナトリウム隊に、オフショーが教導団に配属。
・ヒースロウが連邦軍高等士官学校を開設以来の優等生として卒業。
・クレイが教導団の教官になる。マニングスは右足の自分のものじゃないような感覚が抜けないため志願せず。
・マニングスとクレイの味方同士として最後の別れ。
・コッドが地球連邦軍教導団へ転属。
・ジオンMS技術の調査の終了に伴いペズンの基地司令が交代、バートが地球へ。
・最後にダニカがヴァンに水着姿を披露した年。
・ロスヴァイセがMS機動試験を行うため1ヶ月ほど宇宙に滞在。

・ダリーがモノトーン社に入社。
日付出来事
U.C.00861月1日(水)・ラグランジュ5は比較的 平和な新年を迎える。
・マーフィー小隊がコンペイ島で新年を迎える。
・ヴァンとダニカがベーリング海の氷山の上で初日の出を見る。
1月・地球での任務を全て終えたマーフィー小隊がアスワンに帰還。
・ヘイズル改のテスト中にティターンズの識別信号を出している2機のハイザックと交戦するも拿捕し損ねる。
・アーネストが北アフリカに赴任。以降の5ヶ月で4回のMS戦を行いライネスとの共同撃墜を記録。
U.C.00862月グナーとガルバルディβがヘイルズのシールド・ブースターのテストと称してアスワンに乗り込み、
16時間後に連邦軍からエゥーゴに寝返る。
U.C.00863月・グナーの件はアスワン艦内やコンペイ島内で くすぶり、噂が飛び交う。
・ティターンズがケラウノスの捜索を打ち切り再び北米のジオン残党狩りに乗り出す。
 その知らせを受けてケラウノスは北米に舞い戻り阻止行動に打って出るべく、ベーリング海を漂う浮きドックを後にする。
U.C.00864月中旬以前・このところカラバが急速に力を付けてくる。
・アパラチア山脈山麓でヴァンがハイザックを撃破(初撃墜)するも、操縦するジム改が中破。
・ヴァンとダニカがノースダコタ・マイノット連邦軍基地の演習場で実機訓練するためケラウノスを降りる。
・ケラウノスが西海岸の不法居住者の村近くの秘密ドックで改装工事に入る。
 有事には すぐに艦に戻れるほどの距離にある村にて自宅待機。
U.C.0086一年戦争の時に協力した男たちを頼りに、集落にジオンの残党の男たちが現れる。
かくまった影響で集落内でも再び解放運動が盛り上がりを見せ始める。
U.C.00866月・ケラウノスの改装が9分9厘終わる。
・マイノット連邦軍基地から見える地平線まで続く草原が緑を取り戻し始めている。
・ホマムが生まれ育った集落をティターンズに焼かれ、家・家族・畑・許嫁を失うも
 男たちが襲撃に出て洞窟が空になったことでホマムとマタルは洞窟でシミュレーターに熱中していたため難を逃れる。
 3日後、近辺で最大の連邦軍基地であるアレキサンドリアへ二人で向かう。
・ジャブローから来たティターンズの陸上戦艦への補給のためにガウ改が
 グレートソルトの連邦軍基地(ソルトレーク基地)で補給物資を受領。
 内通者からの情報によりヴァン、ダニカ、フォルカー、ルシアンと陸戦隊が
 グレートソルト湖畔へ赴き、わずか180秒間の電撃戦でガウ改を奪取。
・ロスヴァイセが北米のオークランド研究所で実験と訓練の日々を送っていた最中、
 ティターンズとの提携話がニュータイプ研究所群に舞い込む。
 ティターンズは資金提供をする代わりに強化人間のサンプルを求め、ロスヴァイセに白羽の矢が立つ。
6月中旬以降・ライネス小隊が北アフリカからアメリカに戻り、オークランド研究所で強化人間の実戦テストを行うべくロスヴァイセを受領。
・オビノが補助杖なしでも歩けるようになる。
・ティターンズがコロニー内のデモ鎮圧にMSを出す。
6月28日(土)・ワグテイルが最終調整に入っている。
 元のジム改のカラーリングに合わせてメカマンたちが新規部分を青く塗装。
・シアトルで行われるデモに行きたいアレットをダニカがエレカで送る。
 シアトルは大戦前を彷彿させる賑やかさで、まるでお祭りのよう。ダニカがブティックで服を買う。
・ダニカがケラウノスに戻る(日が落ちてから)
6月29日(日)・いつものようにヴァンとダニカが朝食を取ったあと、MSデッキの待機所に詰める。
・シアトルでデモが行われ、数万人規模だったデモ隊が時間が経つに つれ膨れ上がる。
 ティターンズが突然ハイザック3機をパラシュート降下させてデモ隊に発砲したため
 湾内に待機していたU-五六七の水陸両用MS隊が出撃、その援護にヴァンとダニカとルシアンが向かう(ダニカが初撃墜)。
 数十人単位で死傷者が出ていたため、身元確認やらデモの主催者側との話し合いやらで
 アレットが帰るに帰れなくなりシアトルから戻るのに2日かかる。
6月30日(月)ライネス小隊がアラスカのキーナイ連邦海軍基地のニコシアのMS隊に配属。
U.C.00867月1日(火)ワグテイルにマグネット・コーティングが施される。
7月3日(木)ニコシアがノゥベル島に向かってキーナイを出港。
7月・ニコシアが1時間近く砲撃を続けノゥベルの村が隆起した海底と大差ない海面から突き出た土塊となる。
 しかしカラバから攻撃の情報が報されていたため島民の ほとんどがユーコンに避難させてあったものの、
 ここが最後の住処なんだと言って聞かずに残った数人の老人たちの亡骸がシェルターで見つかる。
・ヒンカピーらのスーパーナパームにより村が焼かれるも住民らはケラウノスに退避済み、太陽光発電パネルも破壊。
・ヴァンや陸戦隊らを乗せたU-五六七がノルウェーへ。
・ユーコン艦隊がMSを失う。
U.C.00868月・ベーリング海峡はティターンズの監視が厳しかったためU-五六七が太平洋を南下。
 南米周りでノルウェーのフィヨルド地帯のカラバ基地に たどり着く。
・カラバに加入して以降、貴重な戦力としてケラウノスは独自行動が出来なくなる。
・アイリスとジムキャノンUがアップデート。前者は開発コードがエピデンドルムに変更。
U.C.0086ダニカがワンピース水着を購入。
U.C.0086年末アーネストはティターンズの特権である有給休暇を加えてのクリスマス休暇もとらず、新年をニコシアで迎える。
U.C.0086 ・かつてのホワイトベースのクルーは連邦政府の監視下に置かれるか軍内部で閑職に回されている。
・ニュータイプの力の発露を人工的に促す研究が軌道に乗る。
・マグネット・コーティング技術は大分普及しており、現場レベルでも処理を行えるようになっている。
・北半球でのティターンズの勢力は限定されている。
・カラバのMS隊が連邦軍からアトバラナを拿捕。
日付出来事
U.C.0087年の初めアーネストがロスヴァイセへのクリスマスプレゼントとしてカチューシャを買う。
U.C.0087 Mk-Uの性能をアピールしたい開発部がデモンストレーションとしてレプリカのRX-78との模擬戦を計画。
戦争を憎むカン・ウーがガンダムMk-Uの完成を一日でも遅らせようと
8年の技術差を腕でカバーして奮戦するも、ガンダムMk-Uが1/2ガンダムとの模擬戦で勝利を もぎ取られる。
譲られた命に恥じない生き方をしなくてはならないと どこかで思ったエドガーは
ティターンズを辞めてカラバへ。
しかしティターンズエリートじゃないなら いらんとシシリアの親に別れさせられる。
これにより、戦争に行ってしまった両親が認めてくれない夫を追いかけるためシシリアが家を飛び出す。
U.C.00873月2日(月)・ルナツー圏内のサイド7のグリーン・ノア1からティターンズが作った
 テスト中のガンダムMk-UをエゥーゴのMS部隊が強奪・MS戦が発生(グリーン・オアシス事変)。
 エゥーゴは新造戦艦と新型MSを投入し、ティターンズのアレキサンドリア率いるルナツー艦隊と五分以上に やりあう。
 これを契機にティターンズは本腰を上げてエゥーゴの討伐を開始し、互いに本格的な武力衝突へと突入。
 この事変でMk-Uを奪取したカミーユは一躍 時の人になる。
 コンペイ島のガンダム開発にも変化が生じ、どうやって既存の機体を もっと経済的で効率のいい運用するかという方針から
 どう工面したのか莫大な予算を投入して新型のガンダムを開発、
 たった1機で戦況を変えてしまった一年戦争のガンダムの伝説を再現しようとする。
・戦闘状態に入ったことでアスワンがコンペイ島から地球へ向かう。
・グリーン・ノア1強襲に呼応し、地球ではカラバの活動が活発化。
・当時のケラウノス隊の戦闘は部隊の逃走のためとティターンズの「不法居住者狩り」に対抗するための限定的なものだったが、
 以降は地上の連邦軍基地を強襲するなど積極的にカラバの支援作戦に従事していく。
・アラスカ・キーナイ海軍基地のニコシアが極東アジア・東南アジアを経由しオーストラリアに向かうことが決定。
・ティターンズ主力機の計画をニューギニア基地に移管。
3月ライネス小隊は昨年のテロリスト拠点の殲滅戦 以来、目立った戦闘はない。
U.C.00874月20日(月)最近、コロニー開発公社のエリートの縁談がハンナに持ってこられるも、待っている人が いるからと断る。
4月・カラバは世界各地でエゥーゴに対する支援作戦を開始、エゥーゴは地球降下。
・アデレートの連邦海軍基地の司令が親ティターンズ派=後にティターンズ拠点となって
 南太平洋・東インド洋・南極海の制海権を掌握されるのを防ぐため、MS隊が港湾区画とMS格納庫(MS駐機庫と整備棟)を襲撃。
・ヴァンが累計で10機 撃墜でダブルエースとなる。
・ヴァンが出所したてのバーダーに二度 撃墜されそうになるも、
 直前の戦闘でワグテイルの右下腕が失われているにもかかわらず
 アッシマーの性能を引き出させたことで万全の状態で次回の交戦を期待して見逃される。
・バーダーがU-三三一を撃沈。
・バーダーがニコシアに着任。
U.C.00875月いまだにアデレート基地はその機能を麻痺させており一時的に基地機能をニコシアが肩代わり、艦は基地の港湾区域に固定される。
クルーは以後一週間は復旧作業と物資の補給に全力を尽くす。
5月11日(月)・エゥーゴが地球衛星軌道に大規模な艦隊を集結させ
 MSをジャブローに降下(降下の様子はニュージーランドからでも確認された)、ジャブローを攻撃。
 しかしティターンズは その計画を早くから察知しておりジャブローを自爆用の核で爆破、基地施設と周囲の熱帯雨林を焼き払う。
 エゥーゴはガルダ2機を奪って逃走、NT研究所連合が追撃する。
 宇宙世紀で初めて核が地球上で使用され、しかも重要な酸素供給地帯であるアマゾンを破壊した影響は
 残留放射能の問題も含めて今後 数十年にわたる。
 ジャブローの機能の多くはアフリカに、一部はネバダ基地といった北米などに分散。
・ケラウノスは陽動のため主にオーストラリア大陸での作戦に従事。
 追撃されているアウドムラからの連絡で、マスコミからの情報しかなかった艦内の最悪に近い雰囲気が一掃される。
・アーネストは基地から500km離れた場所で起きたテロの後始末に駆り出される。
・ジャブロー放棄後、ニューギニア基地がティターンズの拠点として整備が始まる。
・放棄からしばらくして、地球圏全体を繋ぐネットワークにティターンズから流出した
 30バンチ事件の映像データが大々的に流出するもアナログコピーのデータで証拠としての価値はなかった。
5月12日(火)・グリプスから基地にマラサイ2機が届く。それまで使っていたジム・クゥエルは損失が多すぎる基地の後方任務に回される。
・ニコシアが1ヶ月後にヒューエンデン基地へ出港することが決まる(夜)
5月ファイバーが大気圏突入。この哨戒任務にテストも兼ねてアドバンスド・ヘイズルも起用。
U.C.0087ジャブロー爆破 以降・エゥーゴから分かれて地上のカラバに残ってからのアムロの足取りは ようとしてしれず、
 搭乗していたとされる機体が複数機存在しており
 しかも それらの目撃された場所が分散している(ディジェは ともかくとして決定的な証拠がない)。
・エドガーが東南アジア方面のティターンズ基地からアムロの影武者を救出
 (カラバの目的は地球上に複数のアムロをばらまくこと。
  一年戦争の英雄である彼が どう動くかで戦局そのものに重大な影響を与えるから。
  そうして本物が どこにいるか分からなくすることでティターンズの動きを牽制し続けることが
  戦力が多いとはいえないカラバにとっては重要な作戦。影武者は最低でも3人は活動している)。
・救出して数日後、エドガーはハーフゼータの左肩にαのマークを付けて各地を転戦。
U.C.0087ヨーンがノースダコタのマイノット基地でMS訓練を受ける。
U.C.00876月・アウドムラがエゥーゴのMSパイロットの大半をケネディ宇宙センターで宇宙に帰還させるが、
 親ティターンズ部隊に奪回されたスードリの追撃を受けていることもありMk-Uの打ち上げが出来ずにいる。
・アデレート基地の修復完了。
・エゥーゴのジムU3機がイズミールを襲撃、フルドドを装着してさらに運用の範囲を広げた実験を兼ねてヘイズル・ラーが出撃。
・カムチャッカのカラバの秘密基地討伐、ファイバーの運用実験を兼ねて、弾道ミサイルのようにネバダからカムチャッカ基地へ出撃。
 マーフィー小隊が基地制圧、ザンジバルからネモ3機が出るもヘイズル・ラーに撃破。
 しかしマーフィー小隊が撤退したことで基地は奪還される。
 この戦いの折に小隊の搭乗機の登録が変更、マーフィーはフライルー、エリアルドはヘイズル改、カールはアドバンスド・ヘイズル。
6月28日(日)・ニコシアが敵対意志を見せるかのようにMSで哨戒飛行(昼)
・哨戒がてら100kmほど先のヒューエンデン基地の様子を見に行っていたライネスとヒンカピーが
 オーストラリア東南部のニコシアに戻る。基地は戦闘配備(夕)
・ニコシアが基地まで40kmの地点で停泊、奇襲に備えながら過ごす。ライネス小隊は交代で仮眠を取る(夜)
・ロキもアーネストやロスヴァイセとともに待機室で待機するもソファで熟睡(深夜)
6月29日(月)・待機中のアーネストの食事はポークビーンズとコーヒー(朝)
・基地からジムU小隊が偵察に来てニコシアの上空で旋回、
 バーダーが因縁を付けたことが きっかけで交戦・撃退。SFS 2機とジムU1機を撃破(6時)
・基地が武装解除を受け入れる(6時半)
・基地の安全が確認、ニコシアより早くヒューエンデン基地入りする予定が
 基地内のシンパとの連絡が上手くいかなかったうえカラバ本部からストップがかかり、
 ケラウノスが後手に回りニコシアを引きずり出そうとするも撃退される。
 アーネストがビームサーベルでワグテイルの肩から胸部まで切り裂いたことで
 インジェクションポッドが破損、構造材がヴァンの大腿を貫き、輸血パックを2本使うほどの大出血(日没寸前)
・ニコシアにニューギニアへの増援要請をグリプスが発する
 (ニューホンコンにはエゥーゴの残党とカラバが運用しているガルダがいるため、対抗戦力の増強)。来週には出発。
・ニューギニア基地は建設途中。
・ライネスが私用でアルベールに内線を掛ける予定。

・ムラサメ研の強化人間がエゥーゴのニュータイプに精神的な影響を受け暴走、
 サイコガンダムでニューホンコンを襲撃、一般市民に多くの犠牲を出す。
・ウモンたちがサイコガンダムを目撃。
・辺境の小さな町から逃げ遅れたシシリアたち民間人をティターンズに扮したウモンたちが避難させるのは この日 以降。
6月エーヴィが事故を起こし、“ガンダム”の外装を丸々 換えるほどの大修理が行われる。
U.C.00877月・オーストラリア南端からニューギニアに渡る海上航海を始めた矢先のニコシアの機関が故障、修理に半日近くかかるため半舷休息。
・ダニカがヴァンに水着姿を披露。
・フォルカーがアウドムラでの作戦会議でハヤトと邂逅、カラバの戦力がブルネイ基地で補給。
・ケラウノスとアウドムラ隊がニューギニア基地を威力偵察。
・アムロがリックディアスで参戦。
・ブルネイ基地の応援部隊が全滅。マタ・ビリが初陣。
・一年戦争以来、バーダーとシミオンとキンバとテーホーが揃う。
・バーダーがライネスを粛正。ヒンカピーは死の真相を知っていたが
 アーネストやロスヴァイセがショックを受けるだろうと思い言えず。
・フォルカーが満身創痍のケラウノスでマタ・ビリに特攻するも
 目前にして熱核エンジンが爆発(ワグテイルUのパーツの大半も失われる)、
 炎に隠れたヴァンがマタ・ビリを撃破。
・この時点でティターンズ主力機の量産計画はキリマンジャロ基地に移っている。
 ティターンズの本隊は宇宙に上げられており、地上は捨て駒。
・ニコシアが基地脱出、ヒューエンデン基地へ。
 修理・補給を受けるも損傷は思いのほか大きく、本格的な艦船ドックでなければ修理不能。
・陸戦隊の活躍で基地設備の大半を無傷で制圧、アウドムラが基地に入港すると抵抗は完全に止み、太平洋艦隊は損失を避けて撤退。
・カラバの力を連邦政府に端的に示せたことで連邦議員が少しずつカラバに肩入れするようになる。
 ケラウノスクルーの大半がアウドムラに移る。
・ニューギニア攻略戦後、太平洋艦隊にティターンズから新鋭MSが供給される。
・アーネストがアムロに撃墜された際、額に傷が残る。
・ロープスがまとめたヴァンのレポートをロサ・ギガンティアでアルヴィースがカークと一緒に確認する。
U.C.00878月・イズミールに新たに一小隊配属。
・ロサ・ギガンティア攻略、第二小隊長が機関部に攻撃を仕掛けて爆発させたことで しばらく機能停止、
 この際負傷したカールは治療のために地球に降り、そのままガンダム・ウーンドウォートEX受け渡しの任務を与えられる。
・基地設備の復旧作業に目処がつく。
・U-五六七がニューギニア基地から出航。
・ヴァンとルシアンとロープスがロサ・ギガンティアへ。
 到着 早々に哨戒艦隊のサラミス改2隻と交戦、うち一方のヴァルナを鹵獲しデルフォイに名を改める。
 ワグテイルUはアウドムラで使われる。
・ニコシアクルーは捕虜のダニカとともにコンペイ島へ行きエレトリアに配属、同艦にビオが着任。
 マラサイはヒューエンデン基地に残し、ヴァナルガンドはオークランド研究所に送り返される。
8月10日(月)・ティターンズがフォン・ブラウンを制圧するアポロ作戦を開始。エレトリアは後方から支援、サラミス改と交戦。
・ダニカが数人の女性看護師や医師に付き添われて入浴した際、味方が紛れているらしいことを知らされる。
・バーダー率いるサラミス改2隻(片方はトブルク)を撃退、ダモクレス到着。
 補給後に中立コロニーのサイド2・13バンチ・モルガルデンへ。
・コンペイ島からエゥーゴに拿捕された捕虜の交換交渉に就くよう連絡(サラミス改を制圧して数時間後)
8月24日(月)グラナダへのコロニー落としが実行されるも直撃は回避。
8月・コンペイ島でロスヴァイセがダニカに会いに行く。
・モルガルデンで捕虜交換。
・ラグランジュ4宙域でデルフォイがエレトリアとターラントと交戦、後者はヴァンに沈められる。
・リュングがグリプスから『ロスヴァイセを完成品にするように』との指令を受け、再調整を始める。
・デルフォイが慣熟訓練を兼ねたサイド2での警戒任務へ。
U.C.00879月21日(月)功を焦ったジェリドがG3ガスを持ち出してサイド2・25バンチに注入しようとするもエゥーゴに阻止。
9月・再調整がロスヴァイセの精神を蝕ませる。
・アトバラナがノースダコタからニューギニア基地へ補給物資搬入。
 ヨーンがニューギニア基地でワグテイルUexを受け取りMSパイロットとして初の実戦任務、
 アトバラナが戻る際に太平洋上で太平洋艦隊と交戦、左腕を吹き飛ばされるもフライマンタ2機 撃墜。
U.C.008710月・エゥーゴ首脳部がアクシズ先遣艦隊との交渉をアーガマに命じて月軌道の外側へ向かわせ、
 増援にラーディッシュを向かわせることになり、その随伴艦の1隻にデルフォイが選ばれる。
 これに伴い、複数のガンダムがあっては現場が混乱するためペットネームにケストレルと付けられる(命名:オビノ)
・エレトリアは この1ヶ月ほどの間でコンペイ島近海で哨戒任務を3度行う、この3度目の航海が終わって帰港したとき、
 バスクが同艦をニュータイプ部隊の先行運用例とする旨を決定、これに伴い3人の新人パイロットがMS隊に配属。
10月中旬ティターンズはL2宙域以遠の軌道にデルフォイ、ラーディッシュ、シラクサを発見、
バスクはエゥーゴの動きを牽制するためにテルアビブとエレトリアを出航させる。
ヴァンがエマと共闘。
ルシアンがロスヴァイセにより一年戦争以来の被撃墜。
ティターンズ側が撃退される。
ラーディッシュは単艦でアーガマの支援へ、デルフォイは中破したシラクサをロサ・ギガンティアに曳航。
10月31日(土)北米にてヨーンが単機で深追いしたことで、ハイザック1機撃墜するも
もう1機のハイザックによりワグテイルの頭部を失う、
この戦闘の直後、アウドムラの指揮下に入りキリマンジャロ基地攻略に参加するためアフリカへ。
U.C.008711月1日(日)・大西洋を東に進むアトバラナ内でワグテイルが形になる(朝)
・衛星軌道から放たれたサーモバリック爆弾によりキリマンジャロの峰の形が一変。サイコガンダムが参戦。
・戦線は膠着状態に陥る(陽が落ち始めている)
11月2日(月)・カラバのMS隊がヨーンとアイリスを救出(夜が明けて)
・カラバ特殊部隊がティターンズの地球最後の拠点キリマンジャロ基地に潜入して爆破し攻略に成功、
 ティターンズに対し本格的な反攻作戦を開始しようとする気運がエゥーゴ内部で高まる。
 アトバラナはアウドムラと並行する航路でダカールへ向かい、次の作戦に従事。
11月・エゥーゴの使節団が失敗、アクシズがティターンズと手を組む。
・コンペイ島攻撃計画を察知したため、マーフィー含む全MS隊の隊長はコンペイ島付近のアスワンで防衛作戦の会議に出席。
 カールが受け取りに行ったガンダム・ウーンドウォートEXを地上から打ち上げ、ゾラ率いるネモ3機の妨害に遭うも撃退。
・コンペイ島攻略のためラグランジュ1の暗礁宙域に
 デルフォイ含むサラミス改10隻、コロンブス4隻、アイリッシュとザンジバルが1隻ずつ集結。
・キス未遂事件、オビノが平手打ちをもらう。
11月16日(月)・コンペイ島上陸直前時にオビノがエース認定。
・コンペイ島攻撃計画が実施。マーフィー小隊、ゾラ、ブラック・オター小隊が参戦。
・エゥーゴの艦隊がコンペイ島の索敵圏に進攻したのは地球上でメロゥドがダカールに向かうアウドムラを捕捉した頃。
 エレトリアとテルアビブはゼダンに、Ζガンダムと百式は地球に、Mk-Uは低衛星軌道にいる。
・主戦闘宙域には“兎印のガンダム”がいる。

・ダカール市で開催されていた地球連邦議会の席上において
 突如として現れたキャスバルがダカール宣言、ティターンズの悪を全世界に訴える。
 マーフィー小隊もイズミールで聞いていた。
 ティターンズの地上部隊がダカールでカラバと交戦状態に陥った情報はゼダンまで来ており、
 エレトリアでも議会中継を流していたところシャアの演説まで流される
 (アルベールとビオは艦橋で、アーネストとヒンカピーはMSデッキで。
  ロスヴァイセは新型MAのシミュレーターを淡々と こなしていたので耳にはしてはいないが感じていたらしく、迷っていると評する)。
 この演説によりコンペイ島基地内で反乱、連邦軍一般将兵のティターンズへの反感が噴き出すも制圧される。
・オードリーがコンペイ島に残っているTRシリーズの実験データを全て消去、イズミールに保管される。アナハイムはデータ入手に失敗。
・カールのメガ粒子砲がザンジバルの艦首を直撃、大きな被害を与えたことで敵MS隊を帰投させる。
・ヴァンがラクシャサを爆散、ダニカと合流。直後ティターンズ参謀本部がコンペイ島の放棄命令を下す。
・コンペイ島のティターンズの残存艦隊・全将兵がゼダンへ移動。
・コンペイ島の占拠を終え、連邦軍の穏健派との交渉後、エゥーゴの巡洋艦はそれぞれの任務に戻る、
 デルフォイは準母港であるロサ・ギガンティアとランデブーしケストレルの修理とバージョンアップを施す。
・演説は地球圏を駆けめぐり、世論はエゥーゴに傾いた時分に。
 アイリスがある程度回復してアトバラナの医務室から地上の病院に移ることになる。
 ダカール宣言を聞いた後のアイリスはティターンズの横暴を事実として受け入れる。
・アーガマ、ラーディッシュの運用の反省から対空銃座の増設は必須とされ、
 アレイオーンから徹底、艦隊各部へ対空銃座を艤装したことや
 アポロ作戦などの様々な事情で竣工が当初の予定より遅れていたアレイオーンが完成するのは この日 以降。
 エレトリアがゼダンを発つ。
11月23日(月)アトバラナがクレタ島の連邦海軍基地へ。
11月デルフォイからアレイオーンに引っ越す。デルフォイは整備後に新編成部隊の訓練用として後方に回される。
U.C.008712月・ロスヴァイセがサイド2の島3号型コロニーに隠れているサラミス改の艦橋を吹き飛ばす。
・アーネスト小隊は遠距離狙撃の一撃離脱戦法で損害 皆無なまま、1週間でMSを5機撃破、巡洋艦2隻を行動不能にする。
・エレトリアがラグランジュ4宙域にてグリプス1から来たコロンブス改からの補給を受け、
 サイド2宙域近辺まで戻り再びエゥーゴの妨害作戦に従事。
 わざと差出人の住所が見えるようにリュングが手紙を持っていてもアーネストは思い出さず。
 テルアビブはゼタンに戻っており、グリプス2移動の護衛に就く。
12月7日(月)・ティターンズがサイド2・18バンチをグリプス2のコロニーレーザーで破壊。
 サイド2宙域でアーネスト小隊と交戦中だったヴァンたちの頭上を貫きコロニーに200mほどの大きさの穴を2つ開ける。
 当時アーガマはグリプス2とティターンズ艦隊がいる宙域から後退しているところで、
 まだ通常無線の届く距離ではなくアレイオーンから何千kmも彼方にいる。
・陸戦隊とメカニックの活躍により、酸素欠乏症に陥って動けなくなっていた市民が数え切れないほど救われた。
 生き残りがいるにも関わらずエゥーゴの情報操作で住民が全滅したことになり、
 ティターンズは この大きな被害によって宇宙移民者たちがエゥーゴの無力さを知って
 エゥーゴの支持を止めるかもしれないと期待してニュースを打ち消さなかったため、全滅説が公式の事実となる。
・ダニカに撃墜されたマッキャンベルがティターンズの実態を目の当たりにして戦意を失い投降。
12月14日(月)ティターンズがサイド2・21バンチの全住民をG3ガスで虐殺。
アレイオーンにスクランブルが掛かったときには既にガスが注入された後だった。
12月26日(土)グリプス2がグワダンの攻撃を受けて核パルスエンジンを損傷、地球圏を楕円軌道に乗って放浪する。
U.C.0087 ・61式戦車は この頃まで配備が継続される。
・ティターンズが続々と新型MSを投入。

・ルピナス建造。
日付出来事
グリプス戦役
・ブライトがアーガマの艦長を務めつつΖの部隊を指揮。
・ロザミアがNT研究所からティターンズに編入。
・フィリップが負傷退役。

・ガンプが作られたと推測される時期。
日付出来事
U.C.00881月18日(月)・ティターンズとアクシズの交渉が決裂、ハマーンがアクシズをゼダンの門に激突、崩壊させる。
 ゼダンの門の宇宙港を可能な限り破壊して艦を閉じ込め、
 逃げ出したティターンズを攻撃する この作戦をエゥーゴは『モグラたたき』と呼ぶ。
 マーフィー小隊らは この包囲網を突破するも、ティターンズは勢力の大半を失い相対的に一般の連邦軍の発言力が増していく。
・ゼダンとアクシズの衝突を避けよ とだけの本部からの命令に従い、ルナ2に停泊中だったエレトリアやテルアビブが出港、
 二艦はゼダンから出港してきた第一陣の艦隊と合流後、九時方向にエゥーゴ艦隊を臨むように抜けてグリプス2方面に抜ける予定。
・ガブスレイの整備と新兵器の搬入およびテストもあって
 両足を失った、ヒンカピーの新フリッパーが予定より遅れ1ヶ月かけて完成。
 この時点でフォウは戦死しており、またカタログスペック上では
 ロスヴァイセを大きく上回るロザミアは今も調整中であるため、
 強化人間の成功例となるべくロスヴァイセには奮戦が期待されている。
・小惑星基地同士の衝突によりできた破片が巨大なデブリ群となり、
 逃げ遅れたティターンズ側の艦艇を押し潰し、その ことごとくを破壊せしめる。
 ゼダン宙域では、岩塊がデブリとなって飛来しているというのに戦闘が継続。
 前回の戦いでは実は中破していただけだったラクシャサを駆るバーダーと交戦し退ける。
1月25日(月)・グワダンでの会談中にジャミトフが暗殺される。
・ティターンズの教導団の連邦政府への恭順という上層部決定に不満を抱く地球至上主義派の
 一部 青年将校が武装蜂起してペズンを制圧、ニューディサイズを名乗り政府とエゥーゴに対して徹底抗戦を唱える。
 これがティターンズの失墜を決定的なものにし、元ティターンズへの締め付けが きつくなる。
1月28日(木)ペズンの基地では、事実が伏せられているジャミトフ暗殺が もっぱらの噂、隊員の間にも動揺している者が多数。
1月バーダーがジュピトリス側から接触を受けた際、二つ返事で参加の意を表明していたことでドゴス・ギア討伐に巻き込まれずに済む。
U.C.00882月2日(火)・エゥーゴは持てる戦力の全てを投入しコロニーレーザーの奪取作戦“メールシュトローム”を発動、
 艦隊を渦巻き状に展開してコロニーレーザーの狙いを定めさせずに包囲、
 マイクロウェーブ(の受信パネル/受信アンテナ網)を破壊した後、強襲揚陸を掛けたことでグリプス2を占拠。
 この作戦でケストレルのメガ・ビーム・ランチャーが初陣を果たす。
・連邦軍内でペズンの早期排除の計画が下される。
2月・アクシズがグラナダへの落着軌道をとったことでエゥーゴとは完全に決裂。
・アーガマが直接アクシズ近辺に赴き、コロニーレーザーに正確な照射軸を指示した後、レーザーでアクシズの軌道を変更予定。
・アルベールがライネスの死の真相を知る。
・エレトリアとテルアビブがへジュピトリス陣営へ加わる。
・エレトリアやテルアビブらがジュピトリス主導のドゴス・ギア追撃作戦に参加しに向かう最中に
 テルアビブがエゥーゴの輸送艦隊を捕捉、拿捕に動くも護衛のサラミス改2隻を撃破しただけで拿捕できず。
・ヴァンと交戦した際のシャーマン・フレームの干渉によりロスヴァイセの記憶が幼児退行。
・アレイオーン、シラクサ、カタニアの護衛を付けたグラナダ発の輸送艦隊がマイクロウェーブ受信バネルの取り替え工事が完了。

・エゥーゴ、ティターンズ、アクシズは決戦に向けてグリプス2へと終結しつつある。
 この頃のエドガーはエゥーゴの陽動部隊として宇宙のティターンズの戦力を分散させる作戦に参加、
 月の残存兵力を まとめたティターンズの輸送部隊
 (MSの補給はついでであり、アモン・ドッグと その乗り手のウォルナックを運ぶことが真の目的)が
 かなりのMSと共にグリプス2へ向けて発進するのを阻止するのが遊撃隊として最後の作戦になる。
 輸送艦3隻を沈めて壊滅させ奇襲に成功するも、遊撃隊はウォルナックにより壊滅。
 エドガーがウォルナックを倒して生還する(戦役終結 数日前)
2月22日(月)・コロニーレーザー攻防戦。ティターンズが敗北し、グリプス戦役の第一段階終結。
 マーフィー小隊はアスワンのMS部隊と合同作戦を取る。ゾラらも参戦。
・弾幕を逃れたMSの攻撃がイズミールの左舷後部に複数直撃、ハモンド脱出直後に沈む。同艦所属の機体は全てアスワンが拾う。
・エリアルドと負傷したマーフィーがアスワンに後退、収容される。
 カールとオードリーは作戦行動中。
・エリアルドはガンダム・ウーンドウォートEXに乗って出撃するも
 ペデルセンの命令でコロニーレーザー付近の暗礁宙域にて自ら破壊。
 戦線離脱したため敵前逃亡と取れる移動だったが、鹵獲されずに敵に徹底的に破壊してもらうため ある程度 反撃、
 サラミス改1隻とネモ3機を一瞬で撃破したため不問となり、
 ゾラの自身に課した使命と戦いの歴史に終止符が打たれる。
・アスワンに戻ったカールがヘイズル・アウスラに新たな装備を付けて再出撃。
 怪我をした兵士やヘンドリックらメカニックは救命ボートでアスワンから脱出。
・多くの軍人がアスワンとともに沈む。
 直前、マーフィーは退去命令に従いベッドに縛りつけられたまま救命ボートで脱出、
 巡洋艦に拾われて地球に帰還し軍の病院に収容。
・オビノとエーヴィがトブルクを撃沈。
・テルアビブがグリプス2宙域に到着。
・オビノがラクシャサを撃墜、脱出艇に追撃しようとするもキンバが盾となって散華。
 これを代償にバーダーは命を、仲間を大切に思う気持ちが再び湧きだし、戦争という非日常から己の人間性を取り戻す。

・コロニーレーザーが幾多の艦船を焼く。ティターンズ艦隊は壊滅的な打撃。
 しかし度重なる戦闘による破損でコロニーレーザーを再照射できなくなる。
 オビノとエーヴィが巻き込まれるも、近接時の強力なレーザー通信に耐えるように
 耐レーザーコーティングがされているアイリッシュの複合アンテナを盾にして難を逃れる。
・ヘイズル・アウスラを破壊して脱出用の機体となったコクピットでエリアルドとカールが投降。
・ゾラのザンジバルが この戦いを最後に退役。ジョーイも乗艦していた。
・エアーズ市民軍がティターンズ側に組みするもエゥーゴが辛勝、
 敗兵となったエアーズ市民艦隊は傷ついた兵士たちやティターンズ将兵たちと共に戻る。
・パインフィールドがエアーズ市民軍の陣頭指揮に立っていたが
 いざ戦闘が始まるという直前に彼の身を案じる部下たちによって市へ連れ戻される。
・シャアが行方不明になったという噂。
・バーダー隊は艦隊の残骸から推進剤タンクをかき集めてラクシャサの脱出艇に くくりつけ、
 酸素ボンベも山のように積んだ後、バーザム2機を曳航してラグランジュ3を目指す軌道へ 
 (MS級の航宙艦で地球の反対側の軌道まで航海するという大冒険)
戦役終結
※2月22日以降
・今まで押さえつけられていた地球連邦軍の一般将校たちが一気に勢いづき、
 次々とティターンズの戦争犯罪者や軍規違反者、命令違反者を摘発しては軍法会議にかける。
・マスコミはティターンズを悪魔の集団のように扱う。
・ローレンがネオ・ジオンに忠誠を誓う。
・サマナが士官学校の教官となる。
・カールとオードリーは地球へ帰還後に除隊・軍籍を剥奪されて、最下層での生活を強いられ さらに ずっと軍関係者によって監視される。
・カールはジオン共和国のコロニー公社で最低ランクの仕事に甘んじる。
 オードリーとヘンドリックはフォン・ブラウンの地下の最深部のジャンク屋となる。
・エリアルドが、ティターンズは ごく限られた者たちによる連邦軍の私物化を目的にしていたことを知らされる。
・オードリーがTVやネットのニュースで30バンチ事件の正確な情報を知る。
・エゥーゴにいた兵士の多くは連邦軍に所属する。
・シャアが姿を消す、アクシズと合流しジオン再興のために奔走しているという噂。
・軍に身を おけたのは ごく一部の将校たちだけで、戦場から引き揚げてきた多くの兵卒たちは恩給すら もらえず職を失い、路頭に迷う。
2月23日(火)・ラグランジュ3へ向かうバーダー隊がテルアビブ分艦隊の方向へ軌道変更、収容後、
 バーダーがアルベールに自動拳銃で敵討ちされる。奇しくもライネスと同じく味方から背中を撃たれる形となった。
 直後アルベールは拳銃自殺をしようとするも
 Iフィールドでハティから逸れたヴァンのメガ・ビーム・ランチャーにより一瞬で原子に還る。
 これに加え同様に逸れたダニカのロング・ライフルもあってエレトリア大破。
・特権階級層を一掃するため、中性子爆弾による核攻撃を地球の主要都市へ行うべく出撃するも
 アーネストに その気はなく遂行するフリをする。
 ヒンカピーやブラシウら50名ほどが作戦を知ってエレトリアから離脱、アレイオーンに回収され情報を知らせる。
・ルシアンがバーダー隊 壊滅させるも、ハリスの頭部機関砲の砲弾の破片がコクピットに飛び込み右膝から下を失う。
・核攻撃はニシザワの独断でジャミトフのサインもティターンズ本部の決定も自身の偽造であるとし、
 ジャミトフに汚名を被ることのないよう、部下たちにも責任はないと言い残し毒で自決。
 しかし核攻撃を知っているヒンカピーらが逃げるのを黙認していたあたり
 命令書は本物で彼自身止めて欲しかったとも、ティターンズの狂気の中にいて一瞬だけ正気に戻ったともとれ、真相は不明。
・ヴァンとダニカがアーネストと決戦。
 アーネストがハティをビーム・ガンで爆散させ
 懸架していた核弾頭ポッドは大気圏で燃え尽きる(アフリカや北京は夜の時間帯)。
 アレイオーンではコア・スクァードを観測しており、アーネストとロスヴァイセが生きていることは分かっていたが
 誰も外には漏らさず、二人はラグランジュ1へ、逃亡の証拠を隠滅するためケストレルとスコルは大気圏に突入。
2月25日(木)ニューディサイズを恫喝するための作戦始動、ペガサスVと4隻のサラミス改が打ち上げられる(夜)
2月29日(月)ハマーンがミネバを擁立して各サイドに制圧部隊を送りはじめる。
U.C.00883月1日(火)・衛星ミサイルによりタカオとロングビーチが沈む。
・ルーツがSOL7804発電衛星を破壊、直後ゼクのマシンガンでSの左上腕部装甲が飛散したことで失禁。
・以降2日間、ニューディサイズとα任務部隊タスクフォースアルファは互いに監視・偵察行動だけに留まり、確たる戦闘は発生せず。
3月3日(木)失われたタカオとロングビーチの代わりにサイド5からユリシーズとカンバーランドがα任務部隊に合流。
3月5日(土)ブル・ランに“G”が積まれ、1時間後にX分遣艦隊がペンタを出港。
3月6日(日)・ブル・ランの乗組員の ほとんどが子飼いの部下だったものたちだったこと、
 出港して2日目にいる宙域辺りまで来ればペンタのMSや艦艇には追撃不可能であること、
 α任務部隊はペズンから動けないことから、このタイミングでエイノーが謀反。
 校長としての在職期間が長かったことで艦隊の ほとんどの艦長や上級士官は彼の教え子だったことにより
 離脱を希望した艦はパサデナとダナンの2隻のみ。
・α任務部隊は現宙域からペズンを中心とした180度反対の宙域に展開。
・月軌道艦隊8隻の艦艇が到着、α任務部隊と正反対の方向から挟み打ちに、時を同じくしてサイド4駐留部隊がエイノー艦隊を発見、
 パナマ(主器使用不能に陥りつつもブル・ランの盾となって散る)とドルトムントの2隻を撃破するも
 味方の損害も激しくて追撃の余裕はなく、再び姿を消される。
3月7日(月)・2つの艦隊が艦砲射撃、MSの二段階で攻撃開始、ペズン攻略戦の幕が切って落とされる(6時)
・ニューディサイズ反乱分子の巡洋艦が停船信号を発しながら月軌道艦隊に接近するも
 随伴していたオフショーとクレイのゼクが艦隊に攻撃、反撃により撃破される。
 これは脱出して もぬけの空となったペズンに近づいた敵艦隊もろとも核で爆破してダメージを与えるため、
 撤収の援護と陽動もかねた士気の崩壊を防ぐ粛正でもあったが脱出しているのに気付かれたため
 爆破に もろに巻き込まれることは避けられたが爆発によって生じた岩塊が2つの艦隊の何隻かの艦艇が損害を与える。
 α任務部隊は岩塊を避けるための回避行動によって広大な宙域に展開せざるを得なかったために艦隊陣形の建て直しに時間がかかり
 ニューディサイズに半日から一日の遅れを取る。爆破の光は地球からも肉眼で確認できるほどのもの(夕)
3月10日(木)マニングスがヒースロウにクレイのことを話す。
3月12日(土)・エイノーがニューディサイズに連絡。
・ニューディサイズがエアーズ市に入港。
3月13日(日)・ラグランジュ1の暗礁宙域を出発したエイノー艦隊が月軌道に到着(4時)
・作戦開始。Sガンダムを始め艦隊所属の全MSが出撃、15機は艦隊の護衛、
 30機はニューディサイズが展開しているであろう宙域へ(10時)
・第112MS戦隊がガンダムMk.Xにより ものの数分で消滅。
・ペンタから地球連邦軍本星艦隊が推進剤の消費を無視して最大戦速で駆けつけたことで彼我の戦力差が再び逆転。
3月14日(月)・本星艦隊旗艦ナガトにてヒースロウがエアーズ市に対する
 一大降下作戦・エアーズ市制圧作戦“イーグル・フォール”の説明を受ける(8時)。
・本星艦隊から分遣された4隻がβ任務部隊として新たに編成。
3月17日(木)・イーグル・フォール作戦決行、α任務部隊とβ任務部隊はニューディサイズ艦隊が守るエアーズへ、本星艦隊はエイノー艦隊へ。
・ALICEに自らが定めた基準で物事を判断するという重大な変化が現れる。
・3機のFAZZの無数の小型ミサイルを避けたコッドが高Gに耐えるために噛みしめていた奥歯を粉砕。
・オフショーに狙撃されて被弾したシェイドのZプラスをペガサスVの整備員たちが徹夜に次ぐ徹夜の修理を行う。
3月20日(日)シェイドのZプラスが戦列に復帰。
3月23日(水)・エアーズの領土は中央政庁ドームから半径10km足らずになる。
・フォン・ブラウンが地球連邦政府への抗議声明として経済制裁勧告、月面の全都市は抗議してもエアーズを助けようとはしない。
3月24日(木)ニューディサイズの脱出作戦の準備開始。
以降の3日間
・エアーズは中央政庁ドームの周囲4kmほどが その全て。
・上空のエイノー艦隊は戦力の半数以上・艦艇の ほとんどを失って(数隻が敵艦隊に投降)サイド5方面の宙域へ離脱。
・防衛隊のMS部隊も ほとんどが壊滅、組織的な抵抗は宇宙港や政庁ドームといった最重要拠点で見られるだけ、
・市の一部の地下居住区にすら討伐隊のMSが進入。
・ニューディサイズの隊員の数は既にペズン脱出の時の半数以下。
3月27日(日)・討伐隊はマス・ドライバーの軌条の存在を軽視し確保も破壊もしていない。
・ルーツがガンダムMk.Xを撃破。
3月28日(月)・エアーズ市が連邦政府に恭順し抵抗を終結、パインフィールドは自らの死をもって責任を償う。
・オフショーが飽くまでも ついて来ようとする少年兵たちのMSの脚部ユニットを撃ち抜いて
 戦闘の放棄を強制しホワイト・フォースを解散させる。
・ネオ・ジオンが戦闘に介入、連邦軍が政治的な配慮から彼らに手出しできないのを良いことに
 ニューディサイズ将兵を救出、脱出できたニューディサイズは40名そこそこ。
・マスドライバーの射出の際の加速による衝撃やマス・キャッチャーによる回収の際の衝撃によってMSが破損、完全稼働機は5機だけ。
3月29日(火)オフショーが意識を取り戻す。
3月31日(木)・ペガサスVがネオ・ジオンを追撃するべく出撃。
・マニングスがALICEが封印されていないことに気付く。
・ニューディサイズ解散、28名がクレイの下に残り、サオトメを含む他は離別。
U.C.00884月2日(土)ペガサスVの行く手をニューディサイズから分かれたネオ・ジオン艦隊に威嚇攻撃で遮られる。
4月3日(日)・ペガサスVにニューディサイズがペンタを制圧したという通信が入る。
・クレイ就寝(11時)
4月4日(月)・悪夢に うなされて目覚めたクレイがファストと ともにゾディ・アックの各機関の最終チェックを行う。
 ペガサスVが連邦軍総司令部からペンタに対する威力偵察の命令を受ける(5時)
・ラグランジュ1の暗礁宙域を離脱したペガサスVはペンタの可視宙域に入りつつある(6時)
・ニューディサイズの作戦開始、ペンタを出港しダカールへと向かう予定(8時)
・ゾアンUが大電力の供給に耐えられずにコンデンサがパンク、
 膨大な量のエネルギーがメガ・カノンに流れ込んで加熱させたことで推進剤が爆発、機体崩壊によりサイド戦死。
・連邦軍総司令部が移転する予定のアジア・エリアのラサ市をピンポイント爆撃として
 クレイがゾアンTを爆撃コースに乗せるもSガンダムに撃墜。
・ダカールへ向かうシャトル3機が撃破、ニューディサイズ壊滅。
4月5日(火)α任務部隊の任務が完了。
U.C.00885月エリアルドが戦犯として様々な嫌疑をかけられ、コンラッドが弁護を引き受ける。
U.C.00886月中旬エリアルドの軍法会議の第一回審問が行われるのは この頃。
6月・コンラッドがヘンドリックとオードリーに会う。
・カーソンシティーの連邦軍基地内の士官用の住宅のコンラッド宅に、
 ポートマンが元上司である審問長のミルコフのためにと独断でケリー・ブラウンとトーマス・タイナーに襲撃させるも撃退される。
・アクシズが先遣隊を地球に降下させる。
・ゾラがベガスのホテルの改築のため作業用MSに乗る。
U.C.00887月上旬エリアルドの軍法会議の第二回審問が行われるのは この頃。
7月13日(水)アクシズがティターンズやジオンの残党を取り込んでネオ・ジオンを名乗り、地球に降下させる。
7月・この時点でα任務部隊は解散している。
・コンラッドがカールとゾラに会う。
・ジョアンナがコンラッド宅を襲撃した賊の情報をリーク。夜のうちに いくつかのサイトで報じられる。
・病院に収容されて以来事実上の監禁状態だったマーフィーがタブロイド判の新聞で裁判を知り
 すぐにでも飛んで行きたかったが病院を抜け出すのに時間がかかる。
・エリアルドの軍法会議の第三回審問。
・キリシマ宅を連邦軍のMPが襲撃。キリシマは愛車で脱出するもハイウェイで高度を下げた軍用ヘリと接触、
 車は土手を滑り落ちて大破するも車外に放り出され無事、ヘリは高速道路上に墜落。
・アクシズがネオ・ジオンを名乗り始め、活動が活発化。
・エリアルドの軍法会議の第四回審問。最終弁論、公開裁判として上訴、検討(と時間稼ぎ)のため閉廷。
・上訴を棄却されて改めて最終弁論。破壊した新兵器はガンダムと記録されなかったものの全面無罪。
・カールがコロニー公社に、オードリーとヘンドリックが月に戻り、今後も連邦軍の監視下に置かれる。
・コンラッドが法務局という立場と これまで培ってきた連邦軍内の人脈を駆使したおかげで、
 エリアルドとマーフィーが連邦軍の士官学校の教官になる。
U.C.008810月31日(月)ダブリンにコロニー落着。
U.C.0088 ・ロンデニオンに入港しやすくするためネオ・ジオンが会社を設立。
・アーネストとロスヴァイセがサイド1に辿り着いてマクガイア家の貯金を全額 下ろし、
 ジャンク屋ばかりのコロニーでコンテナを購入。
 これに居住ユニットを入れて大型プロペラントを外に装着、
 コア・スクァードをメインエンジンにした惑星間航宙艦を でっちあげる。
 財布は ほとんどスッカラカンに。
・アーネストとロスヴァイセが3ヶ月かけて当時は近日点になかった火星へ(1億kmどころの騒ぎではない距離)。
 到着後、後付けしたパーツ類を全部 売り払うが
 軍事機密の塊であるコア・スクァードだけは さすがに売れず、
 マリナー・シティから作業用の四輪駆動車で1時間の位置にある渓谷の洞窟に隠す。
・MSを動かせるという その一点だけでアーネストは重宝され、マリナー・シティの拡張工事に駆り出される。

・ダリーがモノトーンマウスのモードを受け、グレイフィールド・ローゼスらとチームを組む。
日付出来事
第一次ネオ・ジオン戦争
・ブライトがネェル・アーガマを指揮。
・強化人間用であるケストレルを一般人であるヴァンが運用した高G戦闘の代償により脳を損傷、
 認知障害や運動機能障害が現れ、MSパイロットとしての適正を失う。
 連邦軍の中でもエゥーゴ派閥が力を持っていた時期だったのが幸いし、
 退役後は軍の社会復帰プログラムで奨学金を得て大学に進学、ジャーナリズムを専攻。
・ダニカは引き続き軍に残って北米方面軍に赴任、マクガイア家を継ぐ者として奮闘。
日付出来事
U.C.0089
戦後
※1月17日以降
ヴァンがアーネストの足取りを追う。
 ・グリューネが大学で宇宙移民史を学び、在学中より歴史系雑誌、サイトなどで一年戦争史の執筆活動を行う。
・ネオ・ジオンのテロでタクナが両親を亡くす。
 以来、父の親友だったアンダースンの世話になる。
 また30分早く救出されていれば助かったことからレスキューパイロットを目指す。

・エルンストに戦争と兵器に対する畏敬と拒絶が いつしか繰り返されるようになるのは この頃。
日付出来事
U.C.0080代 枯渇する資源、環境汚染により地球は死にかけている。南氷洋では水質汚染によりシロナガスクジラが絶滅間近。
日付出来事
U.C.0090 ・一年戦争終結10年の記念の年。かつての大戦が検証され、失われた生命を悼み、反省を繰り返す。
・連邦の政策に反感スペースノイドたちは怒りの はけ口を反対運動からテロリズムにエスカレート。
 そういった中でコロニー公社を中心とした空コロニー再建計画。
7月15日(日)テキサスコロニーの再建作業中にカラードの襲撃。ダリーがアラハス隊とともに撃退するもコロニーは崩壊。
10月15日(月)サイド2にてカラードのMSによる襲撃事件。ダリーとアラハス隊が撃退。
11月23日(金)ダリーがアラハス隊へテストパイロットの名目で採用。
 ・ベルトーチカがカラバに属する。
・陽動のブリティッシュ作戦。アラハスが沈むも乗組員は無事だったもよう。
・アムロとシャアは地球圏不在。
・非公式ながらネオ・ジオンの再結成が噂され、これを牽制するごとく連邦はロンド・ベル隊を発足、
 エース・パイロットのアムロを中心にデモンストレーションを行う。
 しかし中継で見ていたジャーナリストのカイはこのアムロは影武者であると証言するも
 秘密裏に接触したブライトから事情を説明されたことで、
 数日後に自分の発言は誤りだったと発表し世間を騒がせる。
・ストーク(16歳)が初めて木星船に乗る。以来60年間、ずっと行ったり来たりの人生を送りつつ“計画”を進める。
日付出来事
U.C.00912月6日(水)NSP解散、イリア率いる部隊は木星へと転属。解散を受けてダリーが除隊。チェリーとともに地球へ移住。
6月26日(水)ハンナがミュラーと結婚。
 ・ブライトは以降2年間はミライに会えない。
・連邦とアナハイムはアラハスUを再建するが前乗組員の大半が辞職、船ごとモノトーン社が買い取る。
・プルトニウス以前にΖシリーズが最後に設計された年。
・木星で働くジュドー(ルー・ルカには逃げられている)が木星圏の伝説巨神を破壊すべく現れたアムロと出会う。
・木星圏の小惑星群に埋まっていた巨神が起動。
 ヒトーリンがオリュンポス・コロニーへ逃走を図ったことで巨神も接近、アムロとシャアの共同戦線により撃破。
日付出来事
U.C.0092 ・連邦軍の本部がジャブローからチベットのラサへ移動。
・ロンド・ベルがスウィート・ウォーターのネオ・ジオンの実態をつかむため赴きゼダと交戦。
 カニンガムが墜落したことで市民5名が死亡。
12月22日(火)・シャアの艦艇がスウィート・ウォーターの占拠を宣言。
・シャアが生きているなど信じられない連邦政府は、別の政権を認めるというのはどういうことなのか
 違った国があった旧世紀時代の世界政治の動向の調査をはじめるも
 バカンスを取りながらであるため、この後 無為に1ヶ月が過ぎる。
日付出来事
U.C.00931月チェーンがラー・カイラムに着任。
この時点でベルトーチカはカラバから離れて南米におり、ラサにいたミライは引っ越しの準備中。
2月9日(火)クェスがホテルに押し込められるのは この日 以前。
2月27日(土)シャアがインタビュー番組内で事実上の宣戦布告。
3月2日(火)・ワーラナースィの警察署長にアデナウアーがホテルに来る予定日の連絡が入る(朝)。
・サイコ・フレームの疲労テスト・データは1万時間までは保証している(夜)
3月3日(水)・シャアの無謀すぎる条件に怒った連邦政府の交渉団がスウィート・ウォーターを出る。
・アムロがフォン・ブラウン工場からロンデニオンへ。
・アムロがアリョーナのアパートで食事を作ってもらう(夜)
・この日までクェスはアデナウアーから何の連絡もない。
3月4日(木)・ラー・カイラムがスウィート・ウォーターから出た艦隊を捕捉。
・アリョーナのアパートに泊まったアムロに召集がかかる(4時過ぎ)
・パラヤ親子がホテルを出る。

・シャアが5thルナを連邦軍本部ラサに落着させる。
 連邦政府は移動中であり、ラサの重鎮たちはだいぶ以前から退去していた。
・香港にてパラヤ親子とハサウェイが天鹿テンルウに乗り込み、5thルナとニアミス(夕)
 以降、ホンコンでは曇り空が続き、気温は上がらない。
・月とサイド1に脚が届く空域にてネオ・ジオンがロンド艦隊に陽動を掛けシャアがロンデニオンへ。
 アムロがフォン・ブラウンからνガンダムを持って行く。
 ラー・カイラムが天鹿を救助(夜)
3月6日(土)・ネオ・ジオン軍と連邦軍がサイド6(サイド1)・ロンデニオンにて極秘裏に平和交渉。
・クェスがシャアの元へ。
3月投降すると見せかけたネオ・ジオンが数合わせにダミーを引き連れつつルナツーを攻撃し全滅させる。
この間にシャアはレウルーラ艦隊でアクシズに侵攻、捕獲に向かい、
ルナツーの変事を知った連邦軍の艦艇の半分が移動していたことで、残って駐留していた2隻の艦艇を反撃の間もなく撃沈させる。
3月12日(金)・ボッシュがジムVでギラドーガと交戦するのは この日 以前。
・アムロがムサック撃沈。
・ムサカがラー・チャター撃沈。

・シャアがアクシズを地球へ落下させ大規模な気象変動を起こそうとするも
 アクシズ・ショックにより軌道が それて失敗、反乱終結(アフリカでは夕)
 ボッシュがジェガンでνガンダムと一緒にアクシズを支える。
 この際に取った命令違反を問われたユウが予備役に編入。
 カムランは残業中。

・アクシズは落下失敗後、戦闘、生産、システムの解体も ままならないまま
 拿捕された艦艇と共に地球の外軌道に係留され続ける。
・ガンズ家で集まりが催される。

・ロンド・ベル隊の戦力が減ってティターンズ狩りが鈍くなっているとはいえ
 まだ気を緩めてはならない時期に、火星から戻ってきた技術者がヴァンにアーネストからの手紙を届ける(反乱が治まる頃)

・反乱以降、連邦政府の腐敗と硬直化は留まるところを知らず、
 地球圏には新たな反連邦活動の萌芽が いくつもあり、それに対する弾圧も激しさを増す。
8月2日(月)ハンナが男の子を出産。
 ・ユウがフィリップのパン屋へ行くも不味かった(抗争後)
・ストークがガンプに乗るのは この頃。
日付出来事
U.C.0094 ユウが退役。
日付出来事
U.C.0095 ・オビノは創業者一家に婿入りして経営学を一から学んでおり、エーヴィの実家であるアナハイム系列の会社で日々忙しくしている。
・ルシアンは妻子を連れて故郷に戻り、ジオン共和国軍の再建に尽力。
 片足を失い、杖を ついて歩いている姿は生前のフォルカーの姿と重なる。
・ロープスはアナハイム社MS開発部門の現場で働いている。
・アルヴィースはリュングと職場結婚しており、揃ってグラナダでサイコミュ兵器搭載MSの開発に加わっている。
・ヴァンが かねてから知人たちに火星に取材に行きたいと言っていたのが功を奏し、
 月にある通信社にオビノが推薦してくれたことで火星開拓の今をレポートする仕事が舞い込む。
2月・ヴァンがビルの最高傑作の一葉を再現すべくアーネストに会いに行く。
・アーネストは今では市長の片腕として知られる存在。
・最近のヴァンは運動機能障害による手の震えは減っている。
・ダニカは産休に入る頃合い。1ヶ月半後には出産を済ませている予定。
・火星は まだ一度も戦争になったことがない。
・オリンポス山ではジオン共和国系の資本が入っている資源輸出用の巨大マス・ドライバー
 (火星独立ジオン軍のオリンポス・キャノン)が建造されている。
 大変興味があったヴァンは取材を申し込むが にべもなく断られ、建設地 近くのオリンポス山の斜面を撮影するに留まる。
8月13日(日)一年戦争後から入院していたエルンストの母が死去(夜)
日付出来事
U.C.0097 チェンバレンが艦を降りる。
日付出来事
U.C.00996月ロサンゼルスから出発したタクナがベクトラへ。
7月12日(月)・タクナがベクトラに乗艦、新任のパイロットになる。
 大統領護衛補佐の任に就く最中に大統領機がタウ・リンによる長距離ミサイルの攻撃を受けるもミサイル撃墜。
・もうすぐダブリン上空を通過するレイニー・ゴールドマン地球連邦代表大統領が薬を服用(11時45分)
 民間共用の第5通信基地がMSの一団に襲われ大陸に落とされそうになるも、
タクナが基地下部の旧式の爆発性のプロペラントタンクを破壊したことで軌道が安定する。
9月3日(金)ヌーベルエゥーゴネオ・ジオン共同軍により月の各都市に配電している
各発電所のマイクロウェーブ発進機がミサイル攻撃により破壊。
各都市は電力供給が止まり緊急電源に切り替える。
ゲートや宇宙港、通信装置への爆破テロ、そして大規模な停電により各都市はパニックに近い状態。
シッガルト発電基地は核燃料を含む全てを完全に掌握される(9時)。
月の2億2千万人が人質に取られる。
9月・カミーユは怪我人が出ることを見越して医者は多い方が いいと判断、逃げずにフォン・ブラウンに残る。
・月の財界の大物に何かあっては次の選挙に勝てないG8の判断で全ての政治思想犯の釈放、
 不当拘留および軟禁されている旧ジオン系の技術者の解放、アクシズおよびネオ・ジオン艦艇の返還を実行。
 これにより一部 電力が再開される。
・ブライトは月軌道上奪還作戦チーム旗艦ラー・カイラムの艦長として参加。
・アウーラにより環月方面艦隊が沈められる。
・アウーラ大破。
・全ての制御装置が破壊されたシッガルト基地が暴走を開始するも、
 容器が3倍のゲインで作られていたこともあり静かに作動を停止する。
 もし爆発していたら90%以上の確率で破砕運動が始まり月は破砕していた。
 ジュドーが属する木星ヘリウム3採集船団が地球に帰還。
日付出来事
U.C.0100年末タイラントの任期が終わるのは この頃。
 ・一年戦争終結20年の記念の年。かつての大戦が検証され、失われた生命を悼み、反省を繰り返す。
・レストア業が性に合っていると分かったエルンストが起業。
 工房を構え通信環境が整ったところで、自分の兵籍がどうなっているのかを調べようと思いつき、ジオン共和国のサイトにアクセスする。

・ヌーベルエウーゴネオ・ジオン共同軍の事件の責任を取る形となりジオン共和国が自治権を放棄。
 その名は永久に失われる事になり、20年に渡る戦乱の終結となる。
・艦を降りたタクナと共にミネバが地球で暮らす。
・ゴールドマンが100年を機に大軍縮を敢行する予定。
日付出来事
U.C.0106 失踪する形でフォードの妻がFAMASにBC兵器の研究に従事させられる。
日付出来事
U.C.01074月ウィルス“D.J.E”Die Jungeren Engel〜未完成な天使〜による死亡者は まだ いない。
 ・ルビーがルピナスの船長になる。
・フォードの妻が抗体を持って戻るも時限式のウィルスにより死去、フォードにも感染。
・連邦軍の細菌研究所にいたセリーナが そこで行われている人体実験を告発しようとするも
 小惑星基地もろとも事故と称して葬られたこと、それが日常茶飯事と悟ったウェラーがFAMASを率いて反乱。
・ガンドレイの出力20万テラワットのビーム砲により、宇宙パトロール地球圏ステーションの司令室が蒸発し1/3は機能停止。
 宇宙パトロール外陽系局局長のチェンバレンが殉職したことでエファが後任となる。
・FAMASがReonに積まれた抗体を追うも失敗、ガンドレイ自爆。
 軍事的には致命的ともいえるダメージを受けるも まだ諦めず、構成員の一部は火星へ。
・クリフがアナハイムの末娘の出戻りゴリラと結婚、U.A.I社がアナハイムに吸収される。
日付出来事
U.C.010912月25日(金)グリューネがエルンストと初めて面会するのは同月の この日以前。
年末レシャニスの調査グループが干上がった川岸から一年戦争時の61式戦車を回収。
日付出来事
U.C.01101月2日(土)一年戦争が終結した日である明日におけるレシャニスの空気を体感したうえで、
エルンストとエステラ両者にとっての一年戦争体験記を発表する目的でグリューネが取材をしに再訪。
1月3日(日)・打ち上げ花火の轟音で目が覚めたグリューネが、さっそく対岸の西地区から取材を始める(早朝)
・短い間ながらエルンストが かつて暮らし、そして戦ったレシャニスは
 戦争終結30周年の記念式典に沸くが、戦争によって刻まれた深い傷跡は今も遺っている。
・西地区の過激なグループがペンキでレシャニス技術歴史館に ひどい言葉を書きなぐる嫌がらせ。
・不審を買って警察署に連行されたグリューネが歴史館を ようやく再訪(暗くなって)
1月4日(月)・グリューネがエルンストに確認の電話をかけるも つながらず(午前)
・待ち合わせの13時を過ぎてもエルンストは現れず(17時)
1月5日(火)・グリューネが茶をいただいているとき、時間つぶしに開いていた携帯端末に
 エルンストから意味を はかりかねる文面のメールの着信(15時)
・グリューネの携帯端末にエルンストから文書が届く(夕)
・湖畔のボート小屋にエルンストのものと思しきサウロが見つかる。以降 彼は行方不明となる。
1月6日(水)雪上用のタイヤを装着しているとはいえ速度を出せなかったグリューネとエステラが湖に着く(未明)
5月グリューネがU.C.HARD GRAPHを記す。
10月・一年戦争から この時点までに続く数度の紛争に伴う数多くの破壊行為により、
 媒体を問わず戦前から戦後にいたる膨大な記録が失われたものの、
 記録の発掘作業は現在も多くの有名無名の歴史家たちによって続けられている。
・ハイト・J・ブリッジスがU.C.HARD GRAPHを記す。
日付出来事
U.C.012010月25日(日)コバヤシ丸がサイド3の空域前でMS部隊に襲撃され撃沈(14時20分)
10月28日(水)第13実験戦団がF90のテスト中にオールズモビルが襲撃、2番機が盗まれる。
10月29日(木)事件を重くみた軍幹部が地球連邦サイド4方面軍司令本部(1番コロニー フロンティア1)にて軍法会議を召集するも
地球連邦最高作戦本部からの緊急電によりデフとシドの処分は後回しに
(ジョブは至急の用で地球のサナリィ本社と連絡中、グッテンバイガーは次の機体の件で地球のヤシマ技研にいる)。
ジョブが上へ働きかけたことで処分は第13実験戦団としてではなく本来の第13独立機動艦隊として
F90の奪回作戦そして火星のオールズモビル(ジオン独立火星軍)の基地のジオンの残党の掃討作戦の特令がくだる。
11月第13独立機動艦隊が火星へ向かう。
日付出来事
U.C.01213月23日(火)第13独立機動艦隊が火星に到着するのは この日 以降。
 ・ボッシュの裏切りによりアドミラル・ティアンムが制圧、トレッド撃沈、第3反応炉が暴走したミッテランが自沈。
・オリンポス・キャノンがアドミラル・ティアンムを撃沈するも
 動力炉の欠陥で発射の圧力に耐えきれず圧力炉が暴走により爆発、基地は完全に沈黙。
日付出来事
U.C.0123 ・ロナ家が無為無策の政策をとり続ける連邦政府に反旗を翻す。
・サイド4・フロンティアWの総合学園で学園祭が華やかに開催、セシリーがクイーンに選出。
 そんななかコロニーに接近したロナ家の私設軍隊クロスボーン・バンガードから発進したMSによりコロニー制圧、
 同組織のイメージ・リーダーに仕立て上げるべくセシリーを連れ去る。
・同級生らとギリギリの抵抗を試みていたシーブックらは脱出用のカプセルでコロニー外へ逃れ、
 F-91の運搬途中でMSに追われるスペース・アークに救助。
日付出来事
U.C.0127 ルピナスが設計上 現役でいられる限界年。
日付出来事
U.C.0138 シシリアの書斎からエドガー・エドモンド・スミスの日記が発見される。
登場するメカが あまりに「トンデモ」であること、実機の物的証拠の不在、
政府機関であるティターンズにハーフガンダムの記録が残されていないのは不自然であるため、
詩人で作家であるシシリアの創作物であるという否定派、
一見トンデモであるがマシンの開発史に照らし合わせたとき必ずしも理にかなわないものではないこと、
また女性である彼女の想像力から生まれたにしてはディティールがリアルであり
とても単なる創作物とは考えられないという支持者に分かれており、
その信憑性は1/2ハーフといったところ。
以降、日記の支持者たちは月面でアモン・ドッグの残骸を探索する。
日付出来事
U.C.0153 ・マリア主義を唱え地球圏統一を狙うザンスカール帝国と それに対抗するリガ・ミリティアの戦闘が激化する中、
 ベスパ偵察隊がサイド6の はずれでダンディ・ライオンを発見。
 ザンスカール軍部によってツイン・コロニーレーザーではないかと判断される。
 同じ頃、スケイルに敗れたウッソと後ろから ともに撃たれたカムイがストークに拾われる。
・スケイルが手柄欲しさに未だ正体の分からないダンディ・ライオンを
 コロニーレーザーとして攻撃するもウッソとカムイに撃破。
・ダンディ・ライオンがプロキシマ・ケンタウリへ向けて発進。
 戦争の最中だったためコロニーが丸ごと一つ消失するという この不思議な事件は人々の記憶から消える。
日付出来事
U.C.0179 カシオペアと太陽の間の電離圏にて、この空域のアドバイザーとして公国軍第九○二師団第三部隊にモノトーン運送が拘束される。
コロニーを守るべくエドガーが発案した超破壊至高達宇宙電撃成により
エウロハイム級突撃要塞ガンダムをはじめとする連邦の艦隊を撃退。
日付出来事
U.C.0653 恒星間航行用宇宙船ダンディ・ライオンによってプロキシマ・ケンタウリへの植民が達成。
日付出来事

正暦


※出来事は可能な限り統合するが、出来ない場合は左が佐藤版、右が福井版とする。
佐藤版では成人式が夏至の前日となっているが、統合のために修正。

日付出来事
何千年も前 第一次産業革命時代。
1949(昭和24)年6月14日(火)人類が一番 最初に猿を乗せて宇宙船を飛ばす。
U.C.00791月3日(水)・宣戦布告(3時)
・サイド2・14バンチに住む約1000万の住民は全滅、とコロニー内で報道(実際にコロニー内に撮影スタッフが侵入したかは不明)
1月10日(水)コロニーが落着したことでオーストラリア大陸の1/3に壊滅的な破壊をもたらす。
落下中に分離したコロニーの破片がアメリカ大陸の人工密集地隊を直撃。
死傷者の数は少なくとも30億を下らない。
1月31日(水)南極条約(Treaty at South Pole、TSP)でアトミックボムが禁じられる。
この条約は古代協定とされる。
12月31日(月)ガンダムが脚部のない大型MSと交戦する もようが撮影されるも あまりにも素早く、すぐに画面から消える。
U.C.00933月4日(木)インドに人為的に隕石落着、被害は100万人単位。
落着の様子はロンデニョンにて撮影。
数千年前、U.C. ・宇宙移民の最盛期。
・ウィルゲムが作られる。
・ザックトレーガーが造られるのは これ以降。
二千何百年前 ・旧世界末期。
・太陽電池芝などの極小作業機械ナノマシンが開発。
・戦争と環境破壊で地球が疲弊の極みを迎えたことで、
 地球に治癒を促すべく文明の埋葬を望む者と人類の叡知を信じて科学文明による地球の復興を望む者とが
 勢力を形成して対立するも物量戦争をこなすだけの体力を失っており、互いの思惟を∀とXに託す。
 人類の未来を決すべく交戦、勝利した∀は膨大なナノマシンをもって
 地球の文明の痕跡を消し去り(ナノマシン・ハザード)、Xは月に落ち延びて復活の時を待つ。
 これにより旧世界の文明は一気に衰退。
 人類の大半は死滅した地球を見捨てて外宇宙へ、コロニー自体が太陽系外に押し出される光景も。
 旅立つことも地球に戻ることも できないコロニー在住者たちは月に落ち延びる。
 1500万におよぶムーンレィスが眠る。アグリッパの存在 自体はこの頃から。
 外宇宙への去り際、人類はザックトレーガーの遠心力で膨大な量のナノマシンを気流に乗せ世界中に散布、
 文明の痕跡を消し去り戦乱に傷んだ大地を いたわって永い時をかけて地球に再生を促す。
 地球上のありと あらゆるナノマシンを土に還元し、文明の痕跡を消し去った上で、
 自然治癒を促すアーキテクチャを注入、無限に伝染させる。
・異星人の襲来を視野に入れてトレンチ・シティにカイラス・ギリを建造。
日付出来事
正暦345年 ・最終混乱期、リテラフォーミング直前。
・リフェーザー砲ではなくメガ粒子砲が使われている。
・ウォドムが設計される。
・革命以後、武家はギンガナム前王家とともに戦艦を預けられて月の周りを回り続ける。

以上のことが起きるのは この年 以前。

・前王朝が鼠車ラットローラーを築くのは この頃。
・最後の戦争。ムーンレィスが月に追いやられる。
正暦1345年 ・ディアナの治世とともにソレイユが建造。以後 改良 改造を繰り返す。
・機械人形が存在、重力下の走行モードが確立されている。

以上のことが起きるのは この年 以前。
女王反撃隊ディアナ・カウンターが いない敵を相手に
演習を繰り返すのは この年 以前。
 
正暦2045年 幼いディアナが生前の父と ともにムーンバタフライを見る。以降は誰も近づいてさえいない。
日付出来事
正暦2145年 残留調査部隊が帰還命令を破って地球に移り住み、
後のレット隊の先祖となる。
 
正暦2187年  ・ディアナの体感では4年前。
・1年間の調査旅行で、ディアナが慣れない環境に難儀する親衛隊の目を盗んで
 一人で散策を楽しんでいるうちにゲイム邸からそう遠くない森に迷い込み、
 助けてくれた狩りの帰りのウィルと出会い恋に落ちる。
・ディアナの噂を聞きつけて言い寄る求婚者たちを追い払うべく
 「鳳凰の羽を持ち帰ってきた者と結婚する」と言う。
5月 自分だけ何もせずに結婚を申し込むのは卑怯だと思ったウィルが
飛行船でオーバニーを離れ東へ。
旅立つときにディアナが大好きなカシの苗木を屋敷の庭に植え、
最初の葉が散らす前に帰ると宣言。
 庭に植えたカシの苗木が葉を散らす。
正暦2188年  ・ディアナの1年間の地球環境調査旅行の終了、ウィルに さよならを言う間もなく別れる。
 無間地獄のような繰り返しの中たった1年とはいえ間違いなく生きたと思える日々で、
 人を愛することの素晴らしさを理念ではなく
 体で実感できた悦びと感動を知ってもらうべく地球帰還作戦の実行を決意。
・地球の人々と帰還交渉を行わず軍を全面に押し立てた帰還作戦の実施を
 ギムの父が主張して譲らないため、ディアナがギンガナム家が統括する軍を没収。
 ギンガナム家は没落し、代わりにディアナ・カウンターが開設。
 父は御家断絶の責任を取って自決、
 ギムは父の位牌に すがって泣く母の背中を見て育つ。
・ディアナが月に帰還後、1年の間に溜まっていた政治向きの報告を聞かされ、
 各種の裁可を下す公務に忙殺、落ち着く間もなく人工冬眠に入る。
・調査旅行に同行した技師が地球のリンダを見初め、月まで連れて行きテテスを授かる。
・ウィルが大変な苦労をして羽を持ち帰るのは この数年後。
 後にイングレッサの民話「鳳凰の羽」となる。
正暦2195年  ウィルがツルハシを振り下ろし宇宙船の発掘を開始するのは この頃。
日付出来事
正暦2225年 ギムが離散していた家臣たちを結集、冷睡中のディアナを暗殺し
月の覇権をギンガナム家の掌中にする計画を立案・実行するも、
協同していたアグリッパ一派が決行直前で手のひらを返し、
暗殺計画を察知したディアナ・カウンターが事前に包囲網を敷いていたことで
計画に加わった者は残らず検挙、ほとんど形だけの裁判の末、
冬の城で永久凍結の刑が科せられるのは この頃。
ハリーの曾々祖父も凍結された後、まだ幼かった曾祖母を類縁に預けた曾々祖母は
夫に添い遂げようと特例措置で冷凍睡眠に入る。
この熱意が執政官たちの心を動かしたことで曾祖母以降の子孫は
何の負い目もなく生きてゆくも、犯罪者に適用される簡易冷凍であったため
曾々祖父は間もなく死亡、曾々祖母は知らずに眠り続ける。
武家の多くが取り潰された中、決行直前にディアナの陣営に下って
反乱計画の詳細を密告したアッカマン家だけが咎めを受けずに済む。
(軍政で月を蹂躙させるわけにはいかないアグリッパが教唆して利用したことによる)、
以降ディアナへの忠心を貫いた軍人家系の血筋に対する賞賛と、
同志を売った卑怯者の一族という汚名の両方がついて回る。
正暦2245年 ・ディアナが視察に降りた際に従者と はぐれる。
 その際に竹細工職人の老夫婦に誘われた屋敷にて
 ウィルの曾祖父(名前は同じくウィル)と出会い恋に落ちる。
 しかし千年女王という立場と
 月の永遠性が冒されるのを危惧したアグリッパの説得により、
 東方の鳳凰を捕まえてきた者と結婚すると
 不可能な難題を出す。
 ウィルはエージア大陸まで捕まえに向かうも
 羽根しか持ち帰れなかったうえに約束の日に間に合わず。
 この出来事が「なよ竹の君」の物語となる。
・ディアナを追うためにウィルがキングスレーの谷で
 言い伝えにあった宇宙船を掘り始める。
 
正暦2251年 ディアナが人工睡眠に入る。 
正暦2287年  本格始動した地球帰還作戦の準備をディアナが2年間 監督するのは この頃。
作戦の初期において、監視衛星の運用が試みられるも
失われて久しい技術の産物だったため修復ができず、結局使われなかった。
正暦2295年 アグリッパが性への興味も能力も失うのは この頃。
日付出来事
正暦2325年 ・貧しい雇われ技師だったディランが身分不相応な借金までして
 何もない荒れ地を買い取り、そこから莫大な空き缶の鉱脈が発見される前日、
 身分の違う地元の大地主の跡取りの箱入り娘を臆することなく口説き落とす。
・ハイム印空缶鉱山の操業が開始。
 同じ頃、イングレッサ領の領主ロードが西の方からクン飛行一族を連れてくる。
正暦2335年 ロラン(7歳)が淡々と岸壁に通い詰め施設からの脱出計画を練り続け「沖」にあるはずのない理想郷を夢見るも
現実を うっすら理解し始めており、結局は何も できないまま門限が来るまで日がな一日埠頭に座り込んで ひたすら運河を眺め続ける毎日を送る。
 幼くして病死したルジャーナ領の領主の娘を偲び、
城の名前をリリ・ボルジャーノ城に改名するのは この頃。
正暦2336年 グエン(10歳)は この年になるまで、城では ずっと女の格好をさせられて祖父の玩具に されて過ごし精神的外傷となる。
正暦2341年 ・ロラン(13歳)が冬の宮殿から出てきたディアナを初めて見る。
・ポゥが中学を出て軍学校に進む。
日付出来事
正暦2343年 ・各地のロードのもとを訪れたムーンレィスの使節が無線をもたらし、入植したい旨とサンベルト地帯を よこすよう伝える。
 これによりグエンがガリア大陸の侵攻の噂を流し、
 ミハエルがラインフォード家の後押しを受けて各地の自警団を糾合、他領に先駆けて義勇軍ミリシャを編成。
 その設立のためイングレッサ領では20%という法外な特別税が課せられ、資産家の中には領外に財産を移転させる者が現れ出す。
 他のロードは使節を殺したり無線機を壊したりした者も少なくない。
・噂を聞きつけたグエンが声を かけたことでシドがミリシャの黒歴史発掘隊に参加する運びとなる。
中学を出たロランが、育ての父から
お払い箱のように献体を勧められる。
シニアスクール卒業と同時に施設を出なければならないロランが
地球に「降下おりる」道を選択、
1ヶ月後キースやフランと揃って環境調査員の試験に合格。
半年に わたる速成訓練の後、卒業と同時に降下。
ハイム家のトイレからソシエの寝室に戻る途中の絨毯がバラの花輪模様のものに敷き変えられる。
夏至の3日前献体が絶食しつつ待機。
夏至・地球降下実験の被験者に対する『壮行の儀』が執り行われる。
 各班の班長がディアナにキスの挨拶をする際、キースが仮病でロランに譲る。
・ロランたちがアーク山へ降り立つ。
・献体 四十余人が地球へ降り立つ。
・街に向かう出発の準備が整う(昼前)
・他の大陸も含めて18人が降下おりた。
・ロランたちが出発(夜明け)
・草原でロランがコヨーテに襲われるもグエンの飛行船からの発砲で助けられる。
・ロランが水筒を飲み干し、レッドリバーに到着(正午を過ぎた)
・溺れたロランが意識を取り戻し、無心に黒パンを かじる(夕)
・成人式の宵越しの祭(20時)
・ロランが鉱山の見習い機械技師になる。
 祭りの後、時間も遅く鉱山の宿舎にも空きがなかったので そのまま使用人小屋に泊めさせてもらう。
・成人式後、ディランが商工会の役員たちと飲み明かす。
 夫人はワインを飲み過ぎたため帰宅 早々に就寝。
・キエルは この後 選んだパートナーと交際するも1ヶ月と続かず。
・ロランが月に向かって叫ぶ。
 キースが駅前の安宿屋に泊まった際、レプリカのマネーの大半が古くて使えないことを知る(夜)
・ヒルズ・ソックスに地球初の天文台が出来るのは この日以降。
夏至の翌日・ロランが発熱により就職の一日目から お休み(朝)
・雨に うたれたキースに風邪の症状が出る(日が沈もうとしている)
・路地で倒れたキースがジョルジュに拾われる。
・ベルレーヌが何度もキースの額のタオルを交換し、
 何度もタオルで汗を拭き、濡れた下着すら取り替える(夜)
鉱山が休みの日、ロランとソシエが鉱山の近くの栗山に栗を採りに行く。
キャハランは栗山までの細く曲がりくねる山道を運転して待機、
サムは屋敷の手入れ、ディランとキエルは街の催し物に出かけて不参加。
ロランが木を揺するもイガが当たって痛くて嫌だと逃げ出した先にて
ウリ坊が あんまり可愛かったので捕獲、
怒った母イノシシに追い回されたためウリ坊を突き出して謝罪する。
この時、母イノシシが栗林に体当たりしてくれたことでイガ栗が降り注ぐ。
12月グエンの依頼でシドが鉱山への出入りが許されるのは この頃。
庭の水溜まりが凍ったのを見たロランが大騒ぎ。
日付出来事
正暦2344年3月馬のピルグリムでアーク山へ乗馬に出かけたソシエが山麓で手綱を誤って落馬。
ソシエに大きな怪我は なかったもののピルグリムは前足を骨折、二度と立てなくなったため
厩舎で銃による安楽死。
暮れ戦闘機乗りになりたいソシエが三つ編みにしていた髪を ばっさり切って両親とキエルを驚かせる。
 ・キースはいまだにジョルジュより早く起きれない。
・フランが仕事に疲れ果て、辞めて農家の嫁にでもいった方が
 楽かもしれないと思っていた時にキースと再会。
 キースの生活を聞いて辛い仕事に立ち向かう勇気が湧く。
・ウィルが家を空けっぱなしにするのは この頃。
日付出来事
正暦2345年5月ムーンレィスからの期限が切れ、帰還作戦の強行が決定。
月の終わりこの頃から急激に気温が上昇。
正暦2345年ハイム邸の屋根の発電芝が嵐で傷む。
正暦2345年6月グエンの口添えでロランがハイム家の運転手見習いになり、紹介してくれた通信教育講座で大学に行くための勉強を空いた時間にすることになる。
夏至も間近に近づいたロランがノックスのデパートのエントランスでキースと再会。 
夏至を迎える頃イングレッサ領内は どこも かしこも夏一色の様相を呈する。
初夏ソシエが単独初飛行するも、ロランと一緒という屈辱を味わう。
夏至の2週前・シドがグエンに機械いじりの才能があると報告したことにより、午後の操業が始まって すぐロランがディランに呼び出される。
・ハイム姉妹は夏休み。
夏至の2週前の2日後キエル宛に夏至の晩に開催されるボストニア城のパーティーの招待状が届く。
夏至の1週ほど前キエルがハイム鉱山の支社ビルに行く。
夏至の3日前献体期間が満2年で満了。
夏至の2日前ルジャーナの自動車工場が操業開始。
夏至の前日ヒルズ・ソックスの天文台からグエンのもとに月を背に飛行する数点の宇宙船が写った不鮮明な写真が届く(夜)
夏至ロランらがノックスの集合住宅アパートメントにキエルの荷物を運ぶ。そのままハイム一家は私設市民軍ミリシャパレード成人式を観閲(昼前)
 パレードの最中にロランがキースとフランに再会。
・ロランがパレード後のボストニア城で催される園遊会に一家を迎えに行き
 ディランとソシエをビシニティに届け、キエルと夫人は そのままボストニア城のパーティーへ(15時)
・ボストニア城に2台、3台と車が集まり、着飾った人々が門に続く橋を渡り始める(夕)
・ロランがソシエと一緒に成人式(20時)
・ディアナ・カウンターが降下。
・ポゥの対艦共振粒子リフェーザー砲によりビシニティのイングレッサ・ミリシャ第二航空団の
 戦闘機7機を灼熱した鉄塊に変え、3機がコントロールを失って墜落したことでブルワン隊が壊滅。
 この砲に吹き飛ばされたブルワンか列車の直撃を受けたハイムの屋敷2階の東半分が崩壊。
 ビームは40km先のノックスにまで到達し、直撃した環状線南駅は粉砕。
 ビームの擦過で町の半分が焼け野原となり、100人に及ぶ犠牲。
・∀起動。同時にターンXが大きめの月震を起こしムーンレィスに発見される。
 ポゥではなく∀によりディラン没。
・フランは連日の夜勤で心底疲れており、ミリシャのパレードの記事の入稿が遅れて今日も遅くまで会社にいたところ急遽 記者に仕立てられる。
 ノックスの上空を宇宙船が覆う(夜)。
・ドンキーベーカリーに軍用トラックが突っ込む。
・イルの長老の甥夫婦が崩れたビルの下敷きになって死ぬ。
・ノックスに旅行に来ていたエリゾナの妻と甥が兵器により黒焦げになる。
・ランダの家が燃える。
・襲撃のショックで夫人の心が壊れる。
・月の兵隊が降りてきたことでロイスの使用人らが逃げ出す。
・事業拡大を目論んで多額の借金をしていたディランが亡くなったことで、債権者たちが一斉に動き出すのは この日 以降。
夏至の翌日・海からの雨雲の上陸、展開中のミリシャ全部隊への停戦命令の徹底、
 ウォドムの要所への配備によって戦闘は完全に沈静化、双方の砲火が収まる(3時)
・軍・民合わせて294名もの死傷者を出す。
・∀のもとにシドとウィルが現れる(夜明け前)
・夜を徹した作業でハイムの屋敷鎮火。
 ポゥがウァッド隊を指揮して∀を確認・可能ならば捕獲に赴くも帰還船の降下が早まり無事に帰還民を降ろすために帰投(朝焼け)
・ノックス・クロニクル号外の一面に『ガリアの新兵器? ノックスの運命は?』の見出しで
 フランが前夜に露出もピントも合わせないまま偶然撮ったウォドムの顔の写真が飾る。
 フランが くすぶるノックスに自転車で取材に向かう(朝)。
・ソシエがディランの埋葬許可証兼住民台帳記載事項変更届にサイン。
 ∀をハイム印空缶鉱山の試掘後の窪地に隠す。
 ロランが防衛線近くの幹線道路をノックスにいる夫人とキエルを助けに行くべく
 ディランのサルーンで暴走していたところを捕まる(午前)
・グエンとディアナ・カウンターの交渉決裂。
・メシェーとミリシャの装甲トラックが仮設コロニーを攻撃。
 キースの たくましさに勇気をもらったフランが人が変わったように、
 雨に濡れるのも かまわず感じるままに写真機のレリーズを押す(午後)
・ディアナがソレイユで降下。
 ディランの葬式。
 飛行船で避難したキースがベルレーヌだけでも助けようと戻る。
 レッドリバーの川岸で水浴び(夕)
夏至の2日後キエルのもとに父の訃報が届く。寝たきりの母に知らせると母は ひとしきり嘆き悲しんだきり自らを現実の世界から遮断。
 ・ボストニア城で舞踏会、ソシエはアーク山で穴掘り(夕暮れ)
・ケーキの台座の下に潜んでいたミリシャ一般兵が独断でディアナ暗殺を決行するも失敗、
 携帯代謝活性器メタボライザーが台座の下から見つかったことで不問に(夜)
・ノックス・クロニクルは うやむやのうちに結ばれかけた和平交渉を台無しにした暗殺未遂事件に大きく紙面を割く。
ムーンレィスが勝手にノックス南郊の広大な丘陵地を、
麦畑と放牧地を一まとめにフェンスで囲い込む。
第一次帰還船団の降下地点としてノックス西30kmの郊外の平原10haが一時的に譲渡、
現地に在住する50世帯あまりの農家が家と畑を失う。
月末・近頃はミリシャの偽装農兵が一般市民に紛れ込み、煽動活動に余念がない。
 また射程距離の長い銃を持ち出してきているため、コロニーでは おちおち農作業もできない。
・配給が遅れてコロニー内の食糧配給が厳しくなってくる。
・キースがムーンレィスの民兵にバンを売ろうとして農夫と もめる。
・ロランが放置された乳牛をリネのためにコロニーへ輸送。
正暦2345年朝霧急襲作戦の3日前レット地球帰還奪還、Retriever Regiment for Earth Turn back隊が月に吠え、
 面食らったディアナ・カウンターと騒ぎを起こす(夜)
 
朝霧急襲作戦の2日前ミリシャがコロニーを急襲、高度を見誤った戦闘機が
 キャンサーのテントの すぐ脇に墜落、
戦闘態勢を整えるも『余所者は引っ込んでいろ』と
 通信が入りキャンサーが通信機を思わず蹴り壊す(朝)
 
正暦2345年7月・ビシニティの視察に来たディアナが
 悪戯心でキエルと入れ替わった最中、
 ミリシャがイングレッサ史上最大最悪の
 反攻作戦(朝霧急襲作戦)に出る。
 これによりソレイユ離脱。
・ビシニティの麦畑は刈るに苅れない状態のため、
 ディランが死んだことで閉められた鉱山の再開を住民たちが嘆願。
 機械人形(一つ目)が向かってきたため
 夫人が群衆を引き連れて鉱山に避難させる(朝)
・一つ目が群れをなしてビシニティを蹂躙、
 火の矢でマウンテン・サイクルを半ば崩す。
 
コロニー急襲の1週後(金)・ロイスの麦畑をミリシャとディアナ・カウンターの どちらが刈るかで
 揉めてる最中にレット隊が合流、レースで決めることに(午後)
・ミリシャがロイスのモビールを改造開始、
 マニャに惚れたヤーニが勢い余って
 ハンドルとタイヤ4本も取り外す(夜)
 
コロニー急襲の1週後(土)暗渠跡によりアンダーステアとオーバーステアを起こした
 改造モビールが辛うじてモミの木への衝突を避ける。
 
コロニー急襲の1週後(日)ロイスがレースの公正を期するために
 エレカとモビールを交換するよう提案したため
キャンサーが参戦しロブと対決、エレカはコースを飛び出し
 それに驚いたモビールは転覆したことにより
両者リタイアにつき引き分け、麦畑は半分ずつ分けられる。

〜刈り取り後〜
・レット隊は南にあるというソレイユへ。
・ヤーニはミリシャ本隊に合流へ。
・月から手形を しこたま もらったロイスは
 月の大きな農業機械を買ったら開拓しようと
 ルジャーナの南の無属領Owner-less Domainへ。
 
7月・かろうじて戦禍を免れた麦畑を巡って、
 夜盗化しているとしか思えない敗残ミリシャや
 ムーンレィスの麦泥棒部隊とジェイが率いる麦苅り部隊が
 何度となく衝突するも なんとか やり過ごし、
 冬を越すだけの麦と来年に向けての種を確保する。
・∀のおかげでウィルゲムの発掘完了。
・ロスト・マウンテンでディアナ・カウンターが
 ミリシャと接触、原爆を試験爆破、
 この核の火をもってフィルがサンベルト共和国の建国を宣言、
 ディアナ・カウンターが独走するも
 ディアナ・カウンター内のディアナ派を抑えきれずに3日で瓦解。
・イングレッサ・ミリシャがウィルゲムで月へ。
 ミリシャ兵の多くが無重力用のトイレを嫌い
 12時間近く我慢したため、
 着陸の際に生じた過大なGにより
 『ミリシャ替えのズボン危機』が起きる。
・ウィルゲムのメガ粒子砲によりゲンガナム炎上、
 同所にあったギムの父祖の
 今昔の機械人形コレクションも損なわれる。
 
正暦2345年8月23日デスクにラインフォード家の息がかかっているため、フランが初めて連名で書いた記事が最終版編集時に削除され別の記事に差し替えられる。
8月25日 ・マウンテン・サイクルから部品が劣化したビームライフルが数挺 発掘されたり
 ソシエが機械人形部隊の予備パイロットに登録されたりするのは この日 以前。
・この日は初めて北アメリアの全領主が揃う。
・交渉会議が昼休みに入る(12時)
・テテスがミリシャを いぶりだすため農民に なりすました兵を潰そうとするも
 ハリーに止められる(午後)
・2日前に第二次降下部隊が到着。
 テテスの哨戒部隊がハリーから遠ざかる(13時50分)
・交渉会議再開(14時)
・会議の最中、妻と甥の仇を取ろうとエリゾナが
 ディアナを殺害しようとするも失敗、フィルに射殺。
 アジが殺害されたことでフィルが第一次降下部隊の指揮権を掌握。
・ミリシャ機械人形部隊で上半身の動かし方を訓練。
・予定の訓練ノルマをこなした機械人形部隊に解散が令される。
 シドがマウンテン・サイクル三番孔で∀のシールドを発見(夕)
・ミリシャがソレイユの奇襲作戦会議(21時を少し回ったばかり)
・キエルがディアナに茶を運ぶ(22時を少し回ったばかり)
・キエルとディアナが一緒に床につく(23半)
8月26日 ・空気が揺れる微かな気配でキエル起床(4時)
・ミリシャの航空部隊が一斉にソレイユへの侵攻を開始、
 ディアナ・カウンターがアジの報復に
 マウンテン・サイクルのミリシャのMS部隊の攻撃に出動し山を制圧(5時)
・前述のミリシャの作戦の結果、市街にまで被害を もたらし空港は完全な平地に、
 カプルがドンキーベーカリーに突っ込み瓦礫の山、
 右腕の折れた骨で神経を傷めた親方は指に麻痺が残り、
 練った小麦粉の感触から独特の味わいを作り出す職人技はもう期待できない。
・遊び心で服を取り替えていたために意図せず すり替わったディアナが
 キエルとしてミリシャに運ばれる(昼)
・激戦の後、各地でミリシャの独立部隊がゲリラ戦を展開。
・街中で立ち往生していたグエンを助けたキースらが
 アラマハン山脈の麓の冬の別荘へ向かう。
・フランは命からがらの思いで逃げ出し、オーバニー近辺の支社で寝泊まり。
8月29日 ・ノックスを離れてから、ソレイユでは落ち着き先を巡って
 御前会議を何度も繰り返す。
・御前会議でグエンとディアナの捜索が決定(午後)
・ミリシャに敗北の二文字が濃厚に浮かび上がるようになるのは この頃。
・何の決定も下せないまま、ソレイユが
 とりあえずサンベルトの北西約300kmの位置にある湖畔に着陸、
 以降 取り残された観の強い居留地の警備は おざなりで
 朝晩の点呼以外 警備兵が帰還民の動向に気を配ることはなくなる。
8月30日 別荘滞在初日。
ミリシャにフラットを売却するつもりが
ノックスの崩壊で御破算になったとキースがグエンに腹立ち紛れに漏らす。
月末くらい顔に酷い火傷を負ったミランが領界の農夫の前に現れる。 
 アーク山の向こうに落ちた隕石の様子を見に行った男衆が
ソシエとハリーを見つける。
 
正暦2345年9月1日 ・滞在3日目のキースがグエンの手紙を持ってオーバニーへ。
・ディアナが実家の様子を見に行くウィルについて行き
 150年もの時を超えて鳳凰の羽を手にする。
・遅れてグエンが送ったキースのフラット12がキングスレー着。
・一時的にウィルゲムを供出するよう
 グエンがウィルに依頼するも横取りされると思い激怒。
・汗と土埃に まみれた男たちに混ざって、ディアナは一人で
 塩気の強いスープやベーコン、ポテトサラダなどの食事を採る(夕)
・野営地に戻る気にならないディアナが発掘現場の近くの作業小屋に泊まる。
 ミリシャに愛想を尽かしたウィルがフラット12を手土産に
 ディアナ・カウンターに付く(夜)
9月2日 ・ウィルを連れたテテス中隊がソレイユに帰還(払暁)
・ウィルがキエルに謁見したことで、ハリーが正体を看破する。
9月5日 自由に暮らせる住居と食料の配給を保証したムーンレィス帰還民の引き抜き作戦、
これといった逡巡も恐怖も示さず淡々と ついてきたホレスを含む
50人もの帰還民がミリシャに協力。
9月6日 ・唐突にグエンがキースとともに野営地にやってくる(朝)
・ウィルゲム艦内に入れるようになる。
・フランが発掘現場を嗅ぎつける(午後)
・ウィルゲム奪還のためにウィルが先頭を切る。
 ウィルがボルジャーノンのジェネレーターを破壊したことで
 爆風波が直径1kmに渡って地面を抉る(夕)
・野営地を発してきた機械人形部隊がロランとウィルが交戦した周辺の索敵(夜)
9月27日 グエンの発案でウィルゲムと命名。
 ・謀反を起こしロードを暗殺したユリを成敗した(表向き)ことで
 グエンがイングレッサの正当なるロードの位に就く。
・夫人がジェイと ともにディランの墓参り。
 
正暦2345年冬至・グエンがディアナと結婚し
 月・イングレッサ帝国を建国すると宣言予定。
・グエンがブラックドールで
 イングレッサに敵対する所領を攻撃しようとするも
 ディアナの月光蝶により未遂に終わる(夕暮れ)
・∀のリフェーザーとブラックドールの
 10条のメガ粒子砲が交差(日の落ちたばかり)
・ロランとディアナ、グエン、ギムの三つ巴。
 ∀が隠し持っていた原爆の熱球が月光蝶により
 意図せずギムの艦隊に向けて そらしたことで
 アスピーテが一瞬にして機能停止、アルマイヤー2隻が誘爆。
・ロランがターンXに最後の原爆を使用。
・ディアナと すり替わったキエル
 (ハリーとの子を身ごもっている。表向きはグエンとの子)が
 イングレッサ・ロードの未亡人となり、
 イングレッサ・月王国を治めるのは この日以降。
・ブラックドールが空から襲いかかる∀に向かって
 両手を差し上げる写真が撮られ、
 後にノックス・クロニクルの復刊第一号の一面を
 『ロード乱心』のタイトルで飾る。
 ソレイユの上で羽根を広げた月光蝶も撮られたが、
 その あまりの巨大さ故に写真としての
 体裁が とれていなかったため没になる。
・直接 被害の出なかった遠隔の所領への慰謝料問題を生む。
 海を擁しないエリゾナのような内陸の所領は
 イングレッサ東岸の豊富なフロジストーン鉱床の採掘権を欲する。
・ディアナがグエンの非を認めて他領との間に
 和平補償協定を結ぶ。
 
正暦2345年根絶やしの三日間・初日 ・現地調達したミルクのボンベに混入した“死の霧”によりアルマイヤーが墜落 大破。
 数kmにわたって原生林の地肌が えぐり出される。
・ミリシャの航空部隊が“土を腐らせる粉”枯れ葉剤を
 ノックス郊外のムーンレィス居留地に散布。
 ディアナ・カウンターと通信が途絶していたために、
 知らない間に戦争が終わりミリシャが和平の証に
 人工の雪を降らせに来たという憶測が広まったこともあって大人も子供も屋外に出る。
 犠牲者は最大10万人か。
・死の霧の報復にマウンテン・サイクルVに核攻撃、
 難民は“骨まで溶かす毒の爆弾”と呼ぶ。
 巻き添えでミャーニ全滅、海岸の方に逃げた者たちも毒の灰でバタバタ死んでいく。
 同所の宝石店に指輪のサイズを直させていたのを受け取ってから追いかけるとフラン
 (我慢できるくらいのサイズだからいいと断っていた)を
 先に行かせたラリーが巻き込まれる。
正暦2345年根絶やしの三日間・3日目 ・ウィルゲムがゲンガナムに到着。
 離脱時、『冬の城』の映像資料ビジュアル・データ室の
 黒歴史の映像記録とディアナを葬るべくメガ粒子砲で砲撃。
 しかし城を覆うドームの意外な強固さに手こずり
 10分以上の連続斉射、結局は城全域を破壊。
 落下した天井の破片が冷睡槽に突き刺さったことで、
 夢のない2000年の眠りの果てにおそらくは500万人が犠牲に。
 冬の城のシステムがダウンしたことでカイラス・ギリの封印が解かれる。
・ムーンバタフライでディアナが現れたことで
 ウィルゲム率いる艦隊が どちらが本物の女王なのか混乱。
 アリトスカがウィルゲムにより四散したのを きっかけに乱戦状態に。
・ウィルゲムへの報復にハリーがカイラス・ギリを3秒に満たない照射時間で発射、
 射線上にいた30隻以上の艦艇
 (全て生粋のディアナ・カウンター。メンテナー家に与する艦艇は直前に退避したため
  ほとんど被害を受けずに済む)やMSは一瞬に消滅・爆発。
 真空中では直径200mのビームは空気を白熱させたことで地球では3kmになり、
 照射角度の変更と月の公転により北アメリア大陸を数十kmに わたって えぐる。
 フィルやミランの乗ったソレイユと随伴するアルマイヤー3隻は瞬時に蒸発、
 深さ数百m、幅数kmにわたって大地を えぐりながらオールトンに直進、
 リリ・ボルジャーノ城に最大最強の拠点を構築したミリシャ本部は壊滅、
 ミハエルは もちろんオールトン消滅。土中のナノマシンは根こそぎ死滅。
 残留放射線を まき散らす。犠牲者は数万人かもしれない。
 ビームの照射に使われた運河のガラスは1km以上に わたって消失、
 下にある空気と水は残らず蒸発。
 被害を最小限に食い止める措置として上流側と下流側の隔壁がそれぞれ閉鎖され、
 照射面は無人区画の「沖」に限られてはいるが、
 散乱放射線は致死量を はるかに上回っており、
 隣接する港町の住民が すぐに最寄りの地下都市に避難したとしても被爆は免れない。
 月面運河都市トレンチ・シティの交通と通信網を麻痺させる。
 北アメリア大陸ではプラズマ雲が形成されており、
 もし二撃目が来たら大陸全土を電子レンジに放り込んだような結果を招来する状態。
 高熱にさらされた岩と砂が瞬時に溶融しガラスに結晶する。
 オールトン一帯を半径50kmにわたって焼き尽くす、
 大気圏突入と同時に発生したプラズマがナノマシンの機能を停止させ、
 自然修復が中断された土地も含めれば、被害は その数倍に膨れ上がる。
・ムーンバタフライがウィルゲムに衝突したことで
 侵入したディアナが自動拳銃でグエンの左胸を撃って射殺。
 発砲した衝撃で壁に背中を打ちつけた拍子に、
 応急処置をしたばかりの ずたずたに裂けた脇腹から再び出血したことで失血死。
・ロランのビームライフルがゲンガナムにある
 カイラス・ギリのコントロール・ルームを直撃、
 灼熱した破片に全身を貫かれハリーが即死するも間際に第二射を照射。
・付近にいたムーンバタフライのファンネルもバグともども光の奔流に飲み込まれる。
 コントロール・ルームが破壊された結果、照射角変更用のIフィールドが
 デタラメに作動し八方にビームを放射。
 アグリッパやミドガルドの乗ったウィルゲム爆沈、
 カイラス・ギリに接近していたディアナ・カウンターの艦艇を残らず火球に変え、
 照射面付近の貯水池や宇宙港のドームを根こそぎ えぐる。
 ∀が空間転移で射線上を先回りし
 数kmに およぶ力場を広げたことで地球への直撃は回避、
 ロランはコアファイターで南北のアメリア大陸をつなぐ半島の突端、
 ポートベロ領の岩場地帯に着陸。
日付出来事
戦後
戦後処理の どさくさに紛れて既得権益を拡充し一族の食いぶちを確保するため、
ハイム鉱山の吸収を狙っていたラインフォード産業がディランの遺した借金を整理する。
日付出来事
・この時点でキースとベルレーヌは結婚している。
・潜伏中のフィルとポゥが投降。
 その軍事裁判に証人として出廷するよう
 ディアナがミランに要請する。
・フランが路地を駆け回る
 地球人の子供とムーンレィスらしい子供を撮り、
 後に『子供はみんな同じ』のタイトルで写真集の表紙を飾る。
・メシェーとシドが手伝ってくれているものの
 夫人は慣れない社長職で目を回している。
・ソシエとロランがレッドリバーで再会。
 
日付出来事
正暦2346年1月 ・発足間もない合衆国政府が
 核兵器やカイラス・ギリの直撃を受けたり
 枯れ葉剤を散布された土地の地質調査に乗り出す。
・ハイム夫人が正気を取り戻すことなく、肺炎で眠るように この世を去る。
 間もなくソシエは州政府に雇われ、政府調査団としてシドとともに
 アメリア中を飛び回り、土地の地質調査を行う。
1月19日月統一暫定政府と北アメリア合衆国との間の終戦協定及び相互協力の条約が
イングレッサ州ノックス空港に寄港中のディアナ・カウンター艦艇エディリーヌ艦上にて署名、同日に効力発生。
 キースとベルレーヌとフランが、まだ廃墟のような有様のハイム邸を訪れる。
正暦2346年2月 ・キースとベルレーヌ(姓はボンドからレジェに)が籍を入れるのは この頃。
・完全に死滅したと思われたナノマシンが分子より まだ小さい自己の体内の部品を
 修復して次第に機能を回復させつつある、という新説をシドが打ち立てるのは この頃。
正暦2346年3月 ・病院に勤めていると邪魔なため、
 キエルが腰まで伸ばしていた金髪を切りシニョンに結い上げるのはこの頃。
・ソシエがロランの嗚咽らしい息づかいが完全に聞こえなくなるのは この頃。
正暦2346年4月末、
日付は前年の冬至と同じ
・ソレイユは前領主メッサーのムーンレィス狩りによって接収され
 グエンによって完成、新ボストニア城と呼ばれている。
・小さな戦艦は動けなくなるほど破壊されている。
 月からの移民船は
 そのままムーンレィスの仮住居に分解されている。
・キースは結婚していて もうじき赤ちゃんが産まれる。
・ミハエルは大佐から将軍になっている。
・ウィルゲムはノックスの南郊の丘に停泊整備中。

以上のことが この日までに起きている。

・グエンの元婚約者としてリリが前触れもなく
 新ボストニア城に現れる。
・リリがノックスを案内してもらう(午後)
・リリがノックスの仕立屋と専属契約を結ぶ。
・ハイム家の屋敷の大屋根は やっとのこと修理が終わっているが
 ホールの大理石の床や2階のディランの書斎兼社長室、
 1階の鉱山事務所は まだ修理途中。
・リリがハイム家に泊まる(夜)
 
↑翌日ジェシカがリリのスカウトを曖昧に断る(朝) 
正暦2346年5月オールトン北方60kmの町の外れの小さな宿では、政府調査団以外の宿泊客が泊まりに来る気配がなくなる。
正暦2346年フランが戦争の最中 撮り続けていた写真が
ノックス・クロニクルから出版予定。
またジョゼフ・ヨットとの子が生まれる予定。
 
正暦2346年6月初め・ノックス・クロニクルは号外で『イングレッサ・ロード』と報道、
 生まれたばかりのグエンの子を空位のままのロードの位につけ、
 ディアナはその摂政となる。
・ヒューズの港からボルジャーノ航空の第一便として
 ウィルゲムが月に向かって2度目の航海へと旅立つ。
 
夏至の1週前、週末 ・フランがルジャーナ州の北方のルイス郡に引っ越すので その挨拶に、
 キースらはフランを送る ついでに新婚旅行をしてこいという
 親方夫妻の差し金でハイム邸を訪れる。
 かなり昔の面影を取り戻した屋敷の たたずまいに感心しきり(午後)
 キエルが三人に会うのはキースの結婚式以来。
・キエルたちがディアナの墓参り(夕)
・キエルが週末のたびに針をいれてきた刺繍が完成。

また この日の時点で、

・この間の議会で、合衆国政府が『黒歴史』の技術封印法令を否決。
・フランは子を産んでいる。
・キースはパン屋を再開している、
・親方はディアナ・カウンターの残党が闇でさばいている
 医療用ナノマシンにより すっかり腕が治っている(麻痺もないもよう)
・ゲンガナムにディアナの墓が建立されている。
・『鳳凰の羽』が実話として注目を集めるようになり
 ゲイム邸が観光地化する気配が見えている。
・冬眠している人々を少しずつ起こし始めている。
  ロランが半年かけてレッドリバーに到着、ソシエと再会。
正暦2346年12月この頃には地球と月を往復する定期便の就航が予定。
日付出来事
正暦2351年 この年までにソレル共和国が月に樹立する。
日付出来事
正暦2356年 ディアナとグエンの子であるウィルとキエルの兄妹が
砂に半ば埋まった、月光蝶に抱きしめられた
ブラックドールを見に行く。
 
日付出来事

西暦

日付出来事
33年 世界中にA.D.をもたらすほど影響力の強い男がいたが
人類の統一までには至らず、敵視する者の陰謀にかかって没する。
三国時代
勇将猛将の一騎当千の時代。
産業革命
人類が機械文明を手に入れる。
19世紀 産業革命以後、欧州連合は常に文化・革命の先駆者として世界の注目を集める。
1957(昭和32)年10月4日(金)世界初の人工衛星スプートニク1号が打ち上げられる(19時28分34秒)
1986(昭和61)年4月26日(土)チェルノブイリ原発事故(1時23分)。
爆発によって放出された放射能が風に乗って
欧州や旧ソの広大な土地を汚染し、遠く離れた日本にまで影響を与える。
20世紀 モータースポーツ「世界ラリー選手権」が存在。
2107年 ・イオリアがコールドスリープに入るのは この年 以前。
・多くの科学者や技術者が謎の失踪を遂げるのは この頃。
2108年 ・CBの計画が始まるのは この年以前、組織の創設の最初期からヴェーダが存在。
・コーナー家が世界を統合し人類を新たな時代へと誘うべく計画に参入。
2112年 イオリアが永久機関の理論を確立するのは この頃。
2185年 何百人もの科学者や技術者を乗せた宇宙船が出帆するのは この頃。
2188年 有人木星探査計画が行われるも、事故により地球へ戻ることはなかったのはこの頃。
2219年 赤毛の男と金髪の男がデータを求めて地球から出発。
2225年 赤毛の男と金髪の男が地球より6億3000万km離れた宙域の宇宙船からHAROを持ち帰る。
ちなみに地球から木星までは7億5000万km。
2286年 セルゲイとハーキュリーとホリーが士官学校の中庭で肩を並べて写真を撮ったり
軌道エレベータについて意見交換したりする。
2287年 アザディスタンが戦争を繰り返し始めるのは この年以前。
2289年 第四次太陽光紛争。
2296年 スメラギ(15歳)がユニオン領の国際大学に主席で入学。
2297年 ・北アイルランド郊外のリゾート地でKPSAの自爆テロ。
 ロックオンが両親と妹を失うも奇跡的に助け出される。
・スメラギ(17歳)が全ての単位を取得。
・セイロン島東部の海底を通っている太陽エネルギーケーブルの安全確保のため
 人革連が少数派のタミル人に肩入れして介入したことで紛争が悪化、無政府状態にまで陥る。
・太陽エネルギー送電開始。
2298年初夏・この時点でスメラギ(17歳)は全単位を取得している。
・ビリー(22歳)とカティ(23歳)がスメラギの卒業論文
 (無人機戦闘における戦術理論と予想被害規模)を読む。
 第五次太陽光紛争、ソマリア沖の海上で建造中の
人革連の軌道エレベータから最も近い島の人革連軍の軍事基地を産油継続国機構OPPC軍が攻撃。
最終防衛ラインに後退したことで勇躍を見せて突出していた第四小隊は孤立、
OPPCを撃退する頃には撃滅され小隊長のホリーは遺体すら見つからず。
以降セルゲイとアンドレイは まともに話すことはなくなる。
2299年 ・スメラギとビリーが大学卒業。
 大学院では戦術予報士とMS工学に道が分かれるも、ビリーは頻繁にスメラギに連絡を取る。
・ビリーがカレッジに残ってエイフマンとMSの研究を続ける。
2300年 ・ユニオンの次期正式採用MSのテストパイロットに抜擢。
・カタギリとグラハムが出会う。
2301年 ・Oガンダムの性能実験により、クルジス共和国の市街戦をリボンズにより終わらせられる。
 秘密保持のため戦場にいる全ての人命を排除するところだったが、
 ガンダムを見つめる目が印象的だったため刹那のみ見逃される。
・クルジスがアザディスタンとの国境紛争により崩壊、吸収される。
 終戦間際の戦局は泥沼化し、戦力で劣っていたクルジス側は
 特攻じみた悲惨な戦闘を繰り広げる。
 戦争末期、クルジス側は まだ幼い少年たちを兵士として速成し、前線に送る。
2303年 AEU軍に所属するスメラギ(後方の作戦参謀本部から異動になり、初めて前線部隊を指揮)とカティが誤情報により
互いに指揮する部隊が交戦、双方壊滅、これによりスメラギはカティ側の部隊に所属していた恋人のエミリオを亡くす。
この事件の後、スメラギは戦術予報士の職を離れ酒に逃げる。
2305年 ・王留美(15歳)が王家の当主となる。
・ミヤサカが宇宙技師になる。
2306年 ・刹那が初めてガンダムマイスターとして他のマイスターと顔を合わせる。
・アンドレイが人革連の軍士官学校に入学。
2307年 ・ピーリスが自身の名前を教えられ、これが最も古い記憶となる。
・人類革新連盟の電力送信十周年記念式典を天柱で催す最中、
 テロリストがヘリオンで攻撃するもアレルヤとティエリアが撃破。
・南アフリカのAEU演習用基地でイナクトの完成披露演習中、
 ものの数秒もかからず刹那に斬り倒される、
 これを受けて軌道エレベーターから飛行型ヘリオン編隊が発進したことで
 軍隊規模が条約違反であることが露呈。
・ソレスタルビーイングの声明が全世界に発信。
・セイロン島のシンハラ人とタミル人の民族紛争介入、
 1回目の介入で人革連側の戦死者は100名を超える。
・南アフリカ(採掘権をめぐる内乱)とタリビアとセイロン(2回目)に介入。
・タリビアが太陽光発電システムはアメリカの思惑だけで
 運営されるべきではないとしてユニオン脱退宣言、
 ユニオンの軍事的介入によりソレスタルビーイング介入、
 タリビア軍は壊滅し脱退を撤回、ユニオンに救援を要請。
・ソレスタルビーイングの軍事介入を考慮したリアルIRAが活動凍結宣言。
 400年近く続いていた、カトリックとプロテスタントの対立が発端である
 北アイルランド紛争が事実上なくなる。
・ハレルヤが放った脳量子波の影響を受けたピーリスが二○○ミリ長滑腔砲を真柱に連射、
 重力ブロックの一区画を支える支柱に当たって
 ちぎれ飛んだことで3つの小ブロックが宇宙へ漂流、
 第七重力区画が地球の重力圏へ引き込まれかけるも
 ソレスタルビーイングの介入で232名が救われる。
・AEU以外の国家群は太陽エネルギー送電十周年。
・AEUとモラリアの合同演習にPMC(Private military company。民間軍事会社)トラストが参画、
 参加するMS総数は130機以上となるが介入により各部隊は撃破され500人以上が戦死、
 AEUは20機以上のMSを失う。
 モラリア軍が無条件降伏したことで合同演習という名の軍備増強を妨げる。
・某国で自然災害により1000人規模の犠牲。
・ソレスタルビーイングに対する無差別報復としてラ・イデンラが
 世界の主要都市7ヶ所の駅や商業施設で時限式爆弾による同時多発テロ。
 犠牲者は100人以上、東京では繁華街のシャトルバスが爆破。
 このテロにより世界中でソレスタルビーイングの排斥デモが起こる。
・数日の間をおいて上海・サンパウロ・エディンバラで爆破テロ。
・ラ・イデンラの活動拠点3ヶ所を同時攻撃、ロックオンがアマゾン河流域の拠点を襲撃。
・寺院でマスードが拉致、彼を慕う保守派の男たちは射殺。
・依頼を受けたサーシェスがアザディスタン南方にある砂漠地帯に建造中の
 太陽光受信アンテナが多弾頭ミサイルで破壊したり
 部下たちに市街地テロを2、3度やらせたことで保守派と改革派が内戦を起こす。
・ソレスタルビーイングがマスードを救出する。
・静止衛星軌道上で人革連軍の特務部隊“頂武”による
 ガンダム鹵獲作戦が実行されるも失敗、数十万の探査装置と20機以上のティエレンを失う。
2308年2月26日・アレルヤが全球の人革連超人特務機関開発施設を
 GNハンドミサイルで破壊、被験者の子供たちが皆殺しに。
・人革連の低軌道ステーションの超人特務機関管轄の
 生化学分析室の研究員がセルゲイが引き連れた2名の軍警察に拘束、施設は封鎖。
2月27日二十歳になったアレルヤがスメラギと飲み交わす(0時過ぎ)
 ・中国北西タクラマカン砂漠の濃縮ウラン埋設地域がテロの標的になる情報を得たことで現れると踏み、
 ガンダムを手に入れるべく三国家群が合同軍事演習に名を借りたガンダム鹵獲作戦の場に選ぶ。
 総部隊数52、MS 832機が参加、およそ16時間を経て窮地に追い込むもチームトリニティにより失敗、
 MS 87機が大破、戦死者はオーバーフラッグス隊3名を含む200名を超す。
・ガンダムのエネルギー機関と特殊粒子の本質に迫ろうとしていたエイフマン抹殺のため
 ヨハンがアメリカのMSWAD基地をGNメガランチャーで2分にも満たないうちに破壊。
・ネーナがスペインの名家ハレヴィ家の私有地で開かれていた
 ルイスの従兄の結婚披露パーティーをGNハンドガンで攻撃。死者64名、重軽傷者23名を出す。
・ルイスが両親と親戚を失う。
 またビームで左手首を失ったうえにGN粒子が一瞬で体を蝕み、
 全身の細胞が機能障害を起こしてテロメアが破壊されたことで
 細胞分裂が行われなくなったため再生治療ができず、
 テロメアを修復するナノマシン入りの細胞変化抑制剤を服用することで どうにか生きながらえる。
・ヨハンによりアイオワのアイリス社の軍需工場が全焼、民間人に800名以上の犠牲者を出す。
・リボンズが10機分ずつの疑似GNドライヴとMSを提供したことで、
 三国家群が国連管理のもと同盟を締結し国連軍を結成。
・チームトリニティが人革連広州方面軍駐屯基地を攻撃するも国連軍頂武GN-X部隊に撃退される。
・チームトリニティのアフリカ北西部の地下基地が頂武GN-X部隊に襲撃、
 1機を撃破して脱出するも逃亡生活を余儀なくされ、
 最終的に二人の兄を失い、チームに命令を下していたラグナをも失って
 完全に拠るべき所を無くしたネーナが唯一 接触してきた
 留美の許に身を置き、以来 彼女の様々な依頼を受けて動く。
・月の裏側にあるヴェーダ本体内で冷凍カプセルに眠るイオリアを
 アレハンドロが射殺したことでシステム・トラップが発動。
 トランザムシステムが発現し、そのデータが送られる。
 またヴェーダの中に格納されているメンバーのデータに
 アクセスできなくなったことで裏切り者からデータが漏洩せずに済む。
・この時点でライルはAEUの大手一流商社に勤めている。
・ラグランジュ1で国連軍がガンダム掃討作戦【FALLEN ANGELS】を実施。
 アレハンドロ戦でラッセがGN粒子を間近に浴びて汚染、肉体内部の細胞に変調がみられるようになる。
 GN-Xによりプトレマイオスが沈む。以降、ソレスタルビーイングは小規模な内紛などに姿を現さなくなる。
 世界の変化を つぶさに見たいがため刹那は あえてCBには戻らず4年間 世界各地を放浪。
 アレルヤは拘束され捕虜となって監禁生活を送り、最初の1年は尋問と拷問が繰り返される。
 ティエリアは新生ソレスタルビーイングの立ち上げに尽力。
 スメラギはソレスタルビーイングから離脱。
 サーシェスがロックオンに撃破され体の半分が消し炭になるもリボンズにより再生治療を受けて復元。
・地球連邦樹立。
2310年 ・ルイスがアロウズへ入隊。これを機に心が揺れないように、決心が鈍らないように、
 沙慈からのメールを読まないように決め、腰まで あった髪を短く切る。
・雨の降りしきる夜に全身 濡れ鼠のスメラギが
 カタギリのマンションを訪れ なし崩し的に同居したり、
 シーリンが王宮を去ってカタロンに参加するのは この頃。
ピーリスがセルゲイの地球連邦軍人革連領方面部隊第七巡洋艦に転属。
ピーリスが強く希望していたこと、超兵を扱いかねた旧人革連宇宙軍司令のキムが
元上官であるセルゲイに「監視」の名目で預けたことで
同じ士官用宿舎で暮らすようになる。
同居が始まるとき、宿舎の玄関先で写真を撮る。
2311年 セルゲイがピーリスに養子の話を切り出すのは この頃。
2312年 ・この時点でライルは商社に勤めながら反政府組織カタロンに所属している。
・沙慈が宇宙技師になっている。
  
  
  
  
  
  

アドバンスド・ジェネレーション

日付出来事
43億年前 火星に海があった。
42億年前〜38億年前 生命が海から生まれる。
6600万年前 恐竜が歴史から消える。
200万年前 アフリカの奥地で人類が類人猿に決別。
紀元前5千年紀 シュメールの時代。技術者が車輪を発明。
紀元前323年 アレクサンドロス3世が病に倒れる。
0年 人口は5000万人。
1521(永正18)年4月27日(水)世界一周を成し遂げる前に、マゼランがフィリピン・マクタン島の現地人に八つ裂きにされる。
1582(天正10)年6月21日()信長が本能寺で炎の中に消える。
インディアン戦争
はるか東の海を越えてやってきた白人種たちが、
大地と調和した暮らしをしていたディネあるいはアサバスカンと呼ばれる人々を
根絶やしにしようとし、その文化を野蛮と蔑み、奴隷にするようなことをする。
アメリカ独立戦争
英国軍はアメリカ大陸の独立を阻止できず。
1812(文化9)年 ナポレオンがロシアの大地に兵の屍を さらす。
1815(文化12)年6月18日()ナポレオンがワーテルローの戦いで破れる。
普仏戦争
モルトケの机上演習の時代。
ゲームが現実を模倣したものである以上、極めたゲーマーが現実においても凄まじい対応力を持つことが分かる。
1887(明治20)年 A.G.において、シャーロック・ホームズは古代の探偵小説とされる。
西部開拓時代
郵便屋が障害をくぐり抜けて街から街へ手紙を届けるゲームの舞台設定。
1913(大正2)年 H・G・ウェルズが最初のミニチュアゲームLittle Warsを作り出す。
1932(昭和7)年 没後1年 経った発明者科学者エジソンが「天才とは99%の汗と1%のインスピレーションだ」と言ったとされる。
第二次世界大戦
・空戦高度は3000m強。
・ヒトラーがロシアの大地に兵の屍を さらす。
・日本海軍は東南アジアの補給線を維持することができず。
・共産主義者がアメリカの捕虜に犯罪告白をさせる この時期は中世期とされる。
1961(昭和36)年4月12日(水)ガガーリンが世界初の有人宇宙飛行に成功。
以来、人類は数々の宇宙工学のテクノロジー、数多の素材工学、ありとあらゆる理論物理学の知識、叡智を蓄積する。
1969(昭和44)年7月20日(日)人類が最初に月に降り立ったのは“静かの海”(20時17分40秒)
1975(昭和50)年 「鷲は舞い降りた」は古代文献とされる。
1982(昭和57)年 映画監督の佐久間(短編漫画の登場人物)が
「説得力のある破壊などあるものか、伏線の張られた殺戮があるものか」と口にする。
冷戦
アメリカとソ連の経済は発達し、人類は未曾有の発展を みたが冷戦後に泥沼の紛争となる。
20世紀末 米軍が訓練カリキュラムにFPSやストラテジーゲームを取り込む。
旧世紀 リヒトホーフェン(赤い男爵)や坂井三郎は伝説そのもの。
日付出来事
A.G.前837年 人間が知覚できる限界は毎秒24フレーム、41ミリセカンドといわれていたが、
極められたゲーマーは毎秒60フレーム、16ミリセカンドの単位を知覚できることが分かるのは この年 以前。
数百年前 ・人類がコロニーへの移住を始める。
・ガンダムが大地に立つ。
A.G.に入る前 ザラムとエウバが主導権を確立。
両勢力の戦争は様々な形で継続され、いくつものコロニーが破壊され、
地球圏の全域を巻き込んだコロニー国家戦争が勃発、破局的な全面戦争に突入。
宇宙の戦国時代とも言われ、あふれかえった無人兵器が人類を滅ぼしかかったとか、
戦い そのものから人間性を奪うことが忌避されたとか言われているが定かではない。
この戦争でアスノ家は平和を もたらすためにガンダムで戦う。
コロニー国家戦争
・オリバーノーツのマスドライバーは この戦争以前の遺物。
・MSだけではなく、小さな太陽を現出させる爆弾、山をも蒸発させる光の矢、
 全てを喰らいつくし増殖する鋼鉄のが使われる。
・コロニー落としも実施される。
・オーストラリアに後に“壁”と呼ばれるコロニーの外壁が落着。
 この時に作られた頭文字アクロニムが意味だけ残り
 ファンネルじょうごの単語ができたという説がある。
・エスペランス・ゾーンにプラズマダイバーミサイルが無差別投入。
・“人類最後の戦争”は8度だか10度だか幾度となく続く。
・エイナス家はザラム連合の英雄。アスノ家のガンダムと交戦したとも。
・エルメダ(後のイサベル機)が建造。
・何度目かのコロニー国家戦争時、隕石落とし攻撃が旧オリバーノーツの街に敢行。
 十数万人が犠牲になりクレーター湖が生み出される。
A.G.前37年 ジラ陸戦高機動型が作られるのは この頃。
A.G.前36年 ・コロニー国家戦争の末期。
・戦争による難民問題を解決すべく連邦のシュトレイト・フォンドールが
 火星移住計画“マーズバースディ”を立案・指揮し、16隻の火星移民船団を派遣。
 しかし移民の20%に火星の磁気砂嵐による死病“マーズ・レイ”が発症、
 火星に恒久的な居住区を作ることは不可能であると判明し失敗。
 もはやコロニーを火星重力圏から離脱させて地球へ戻るエネルギーはなく、
 また調査不足による過失が明るみに出て誰かが詰め腹を切るより
 移民の全滅を待つことにした連邦が帰還を拒否、シュトレイトは失敗を隠蔽。
・移民失敗の直後、ザラムとエウバは8度目の全面戦争に入り、地球圏のコンピュータ・ネットワークとコロニー群が壊滅。
 以後50年続いた最後の国家戦争で移民のことは忘れられ、人口問題が解決するほどの人が死ぬ。

以上のことが起きるのは この頃。
戦後
・人類の2/3が死ぬ。アメリカ大陸に住んでいた人々の90%以上が死に絶える。
・ファーデーンでは二つの派閥の争いが続く。
・ミンスリーは連邦の介入を極力まで拒否し、事実上の自治権を確保した中立コロニーになる。
 以降もザラム・エウバ・連邦の三勢力の間でバランスを取ることで連邦軍の介入を拒否して独自の自衛軍を所有している。
・バーミングス家が戦争で失われた人類の文化遺産を保護する。
百数十年前 ・銀の杯条約の締結によりテクノロジーの ほとんどと過去の戦争の歴史を封印、地球連邦を再構成。
 AIプログラムが地球上の あらゆるコンピュータ・ネットワークから軍事関係に関連する情報を片端から削除・消滅させる。
 コロニー国家戦争の歴史もウィルスでデータベースから みんな消される。
 艦隊運用技術そのものもコンピュータ・ネットワークから消去されるも、
 エイナス家は密かに各所のデータベースや手書きの写本によって そのノウハウを持ち続ける。
 無人兵器は最も厳しく制限されたものの一つ。人体改造も厳しく制限される。
 条約加盟国に対するプラズマダイバーミサイルの軍事利用が厳重に禁止される。
 このテクノ・ラッダイト運動は人類から あらゆる知識と歴史認識をズタズタに奪い取り、
 MS鍛冶や各種の技術者たちは隠し持っていた本と口伝によって それらの知識を かろうじて継承する。
 前者は技術継承の名目でテクノロジーを維持するが、条約を管理する官僚たちからは犯罪者予備軍扱いされる。
・エルメダ(後のイサベル機)が条約を逃れてモスボール状態で封印。
・ガンダムの存在が人に革新を もたらして戦争を根絶。
 全ての兵器を放棄して恒久平和を実現、完全平和を手に入れ救世主になる。
日付出来事
A.G.世紀になる 新しい発見も なければ発明もない。
A.G.92年 グアバラン(15歳)が通商護衛艦に乗り組む。
A.G.101年 ・地球圏を攻撃して内戦の種をまき、同時にヴェイガンにもテロを仕掛けて全面戦争を促す。
 そうして闘争本能を目覚めさせた人類 全てを殺し合わせ
 最後に生き残った穏やかな種、狩猟本能のない人類だけを残す
 プロジェクト・エデンをイゼルカントが実行に移す。
・オルフェノアがギーラをエンジェルに誘導したことで、ヴェイガンによりエンジェルが破壊
 (“天使の落日”事件。グルーデックが妻子を失う。
  救出された漂流者の中にはヴェイガンのMSを誘導したギーラの名がある。フリットが誕生)され、
 ガフランが突如として現れ世界各地で破壊を繰り返す。
 これにより連邦軍が組織されMSが蘇り、民間自衛の建前でMSの個人所有が なし崩し的に認められるようになる。
 連邦軍の再建時、エイナス家が艦隊運用理論そのものを再構築する素地を作り上げる。
 輝かしい家だったため条約違反の情報を保持していたことについては誰も責めはしなかった。
・連邦軍設立直後は人が まるで集まらず、兵員の待遇を やたらと改善して募兵を行った結果、
 第二戦闘配備のブリッジに食事を持ち込めるなどの悪習が残る。
・ヴェイガンとの戦争が始まったことでMS鍛冶がMSを おおっぴらに開発できるようになる。
・エンジェル破壊作戦からメデル・ザントがコールドスリープを繰り返しつつ工作員として地球圏で活動し続ける。
・ギーラがエウバやザラムを はじめとする軍閥に武器を売りつけ、
 ヴェイガン出現に伴う社会不安に乗じて地球圏全域に武器を密売し、
 国家主義者を初めとする人々の紛争に火をつけ大規模な内戦の種をまいたのも この頃か。
A.G.107年 ビッグリング内部のネットワークにハッカーが侵入、ヴェイガンに関する大規模なリークが行われる。
EZ7のファイルが月のネットワークに36分間だけ流出、
当時の情報管理責任者のレグランドが謎の自殺を遂げたことで うやむやになり、結局首謀者は明らかにならず、
作戦課でも大騒ぎになり、グルーデックも情報将校として流出したファイルを
AIウィルスで焼き払う作業に忙殺される(レグランド・スキャンダル)
A.G.108年 ・オルフェノアがオーヴァンの駐留艦隊の敵味方識別コードをヴェイガンに譲り渡したことで
 オーヴァンにガフラン襲撃、フリットが戦火に巻き込まれ両親や友達を失い、
 母の思いを受け継いでガンダムを作ろうと決意。
 オルフェノアが特殊部隊を使ってアスノ家の地下工場とデータバンクを破壊したことで
 アスノ家が秘匿していたノウハウの ほとんどが消滅。
・フリットが母の知人だったブルーザーに引き取られる。
・デシル誕生。この時から天才と称えられる。
A.G.110年 アデルのプロトタイプが設計されるのは この年 以前。
A.G.114年 ・後にジェノアス・タンク(後のマルコ機)の上半身となるジェノアスが使われる。
・複合光学コンピュータウィルスの光を放つ閃光弾が開発されるのは この頃。
A.G.115年 ・地球圏全域に100億を超える人が住む時代。
・ラグランジュ4からラグランジュ1に向かっていた陽鹿ヤン・ルウがヴェイガンにより消息を絶つ。
 これで今年に入ってからのヴェイガンによる破壊活動は13件目。
・オルフェノアがギーラをノーラに誘導したためヴェイガンが襲来、フリットが自ら作り上げたガンダムに乗り戦う。
 ヴェイガンが初の敗北を喫するも爆撃で何万人もの人が死亡、500万の避難民たちはトルディアに緊急避難、
 最初の攻撃でガンダムを開発していたエンジニアが ほとんど やられる。
・ファーデーンがヴェイガンの大規模な襲撃を受けながら生存した初のコロニーとなる。
・ザラムとエウバが協定を結び、グルーデックに協力してヴェイガンを討伐することを誓い抗争を停戦。
・アンバットにてヴェイガン艦の集中砲撃を浴びたカリオペ爆散、乗組員246名が犠牲に。
・ディーヴァのフォトンブラスターキャノンによりファ・ボーゼが沈む。
・ギーラがグルーデックに射殺。その死に連動してアンバット自爆、
 コロニーデストロイヤーの無差別攻撃が月の裏側の月面都市とラグランジュ2コロニー群へ敢行、
 機密保持用の脳皮質爆弾コーテクス・ボムで司令室のオペレーターたちの頭が弾け飛ぶ。
 無差別攻撃のミサイル群はグルーデックが司令室から発射データを逐一 転送したことで
 連邦・エウバ・ザラムの連合艦隊やマッドーナ艦、フリットにより破壊される。
・まともな捕虜 一人 取ることも出来ず戦いが終わる。
 この戦いはコウモリ退治戦役と呼ばれ、ヴェイガンの存在は白日の下に晒され、本格的な戦争に突入する。
・宇宙を漂流して以降、デシルが笑わなくなる。
・アデルの原型機が完成。
・フォトンブラスター砲は以降、ディーヴァのAGEシステムと繋がっていること、オルフェノアの妨害、
 それ以上に あらゆる物体、地球そのものすら消滅させられるため、量産は おろか新造艦への移植すら認められず。
A.G.123年 アセムが生まれた直後、ミレースが延々とフリットから写真を見せられる。
A.G.136年 アセムが中学に上がるのと同時に、フリットからビデオでヴェイガンに虐殺された死体を見せられる。
A.G.138年 ゼハートが二種の重モビルスタンダードライセンスを取得。
A.G.139年 スージー・マスコビー・ハイがMS模擬バトルの地区大会で優勝。ラグランジュ2コロニー群ではベスト3に入る。
A.G.140年 ・ペーパーテストが実際の紙に書かなくなって1000年は経つ。
・フリットが軍制改革に乗り出せるようになったのは ここ数年。
・アルグレアスが3年連続でビッグリング勤務の女性士官ウェーブの人気投票トップを走る。
・分離主義者によるテロは昨年より34%の増加。
・ゼハートがアセムに接近すべくスージー・マスコビー・ハイへ転入。
・ゼハートとロッド、乱入した取り巻きやアセムらによるスージー・マスコビー史上に残る最大の殴り合い。
・ファーデーンのテロで65名が死亡、177名が重傷。
・コロニー間輸送船が略奪され27名が死亡、うち3名は子供。
・アセムが誕生日にフリットからAGEデバイスを託される。
・グリムがトルディアの民間の病院を入院患者 百数十名と乳児18名ごと焼き払う。
スージー・マスコビー・ハイのMS部員たちが合宿で海洋ブロックへ行った際にロマリーが溺れ、
アセムとゼハートが助けに行って3人が沖合の小島に流れ着く。
太陽が沈みはじめてから助けが来る。
救助されたロマリーは強引に二人を同じフレームに入れた写真を撮る。
パイロットのアセム、チーフメカニックのゼハート、オペレーターのロマリーのチームプレイで地区大会の決勝戦。
第5ラウンドでプチ・モビの右肩関節を完全に破壊されるも、ゼハートはインターバルの10分でパーツ交換をやってのけ、
アリーサのMSを完膚無きまでに粉砕、スージー・マスコビー・ハイが優勝する。
12月25日クリスマスにカラオケで一晩中歌い続けて眠り込んだロマリーをアセムとゼハートが家まで送る。
A.G.141年 ・卒業式。アスノ家のプレゼンスを落とそうと機密情報保護法違反、いわゆるスパイ容疑でゼハートを逮捕しに、
 かつ彼に情報を流していた疑いでアセムを同道させに憲兵が来たことで
 ゼハートがゼダスを起動、大捕物をやらかす。
 風の噂では憲兵隊のトップの首が何人か すげ替わり、後釜にフリットの息の かかった人間が座る。
・月と地球の間の空域でアメンホテプがコロニーデストロイヤーにより爆散、ドン・グァン大破。
・オルフェノアがアラベルを使ってグルーデックを暗殺するも
 暗殺そのものがガンダムを囮にしてフリットとグルーデックが仕掛けた陽動で、
 アラベルがグルーデックの端末を踏み砕いたことで放たれた
 分散遅効型のウィルスは連邦の全ネットワークに発せられ伝播し、1年の時をかけて芽吹く。
 オルフェノアらは暗殺と第一次ノートラム沖会戦の衝撃に目を奪われて気づかず。
・ノートラム戦の前にゼハートが諜報機関の種をまく。
・ダウネスがノートラムにドッキングし人質として橋頭堡にしようとするも、接近中に迎撃(第一次ノートラム沖会戦)。
 ダウネスを任されていたダズ・ローデンが亡くなったことでデシルの指揮になり地球軌道に乗せられるも、
 アセムとゼハートが内部のエネルギーコアを爆破したことで分断、
 上半分はモルニア軌道に乗り下半分は地球の大気との摩擦で加速して引力から弾き出される
 (搭載された降下カプセルを地球に下ろすのが真の目的)
 ヴェイガンは地球軌道における制宙圏を大きく失い、
 勢力圏を月とその周囲の暗礁宙域にまで後退、以降は人的・物的資源の減少をゲリラ戦で補うようになる。
 グルドアの父がアセムに殺される。
 ディギルムの父がアセムに殺されたことにより、母が体を売ってディギルムを育てる。
 ノートラム攻防戦 終結の日を連邦政府が「勇気の日」と記念日に定める。
・一時はコロニー自治体間の通商断絶すら囁かれていた
 地球圏の経済は回復基調に向かい、マスコミはフリットとアセムを連日 褒め称える。
・アセムの功績を称えてダイヤモンド剣付金柏葉騎士十字勲章が作られ、アセムが受賞。
・ゼハートが地球に落着、先遣部隊のメデル・ザントに救出されて火星に後送されている間に戦争は膠着。
・ゼハートは真紅のMSで連邦のMSを累計で100機近くを撃墜。
・ゼハートがコールドスリープに入る。眠る間、ザナルドが軍事組織を動かす。
A.G.142年 ユノアがハイスクールに上がる頃、さっさと医師になるために家を出る。
勇気の日・式典に出席中のオルフェノア夫妻をフリットが弾劾、
 一族が保有する77の企業と125の特殊法人の不透明な経理についてネットにアップロード、
 オルフェノアとヴェイガン(ギーラ、アラベル、デサル)と内通していた証拠が全世界のネットワークに流れ出す。
 これらは刑務所という このうえなく安全な環境で、
 フリットや支援組織と連携を取りながら ひたすらハッキングを続けてきたグルーデックの手による。
 オルフェノアは少なく見積もっても3000万の虐殺に責任を負う。
・このクーデターでオルフェノア官邸と議会を掌握。
 アセムの特務隊が誰も殺さずにブルーシアを制圧。この働きにドレイムスが感動する。
 ラーガンが前線に復帰。この時点で妻と死別しており、娘は結婚している。
 この合法性の かけらもないクーデターは連邦の国是を崩壊させた。
・フリットによる政権掌握は、かねてよりオルフェノア一族の既得権益に不満を持っていた連合野党、
 とくにオルフェノアの宇宙開拓至上主義に反発していた地球環境保護論者たちや
 ザラム・エウバの両勢力残党らの支持を得てスムーズに行われる。
 反対者も多かったがヴェイガンに内通し
 コロニー虐殺に手を貸した人々を弁護する勇気のある者は ほとんど おらず。
 以降フリットは政敵の ことごとくをギロチンに送る。
・月・ラグランジュ1・ラグランジュ2の艦隊を まとめあげて
 いち早くフリット政権に帰順したエイナス家の功績はアルグレアスに次ぐものとされる。
A.G.145年 アセムとロマリーの結婚式。
ウェディングドレス姿のロマリーを抱き上げたアセムが
友人や家族に祝福されて笑っているところを、フリットが泣きながら写真を撮る。
A.G.151年 ・キオが生まれた日。
 アセムが第七艦隊と合流し、クァッガ・ゾーンで続発していた船舶消失事件を調査する極秘任務に就き、
 ビシディアンと交戦中に乱入したシドから小型のシドの大群を引き離すもAGE-2はバラバラに、
 アセムは その残骸とともにビシディアンに救出。
 第七艦隊はAGE-2の破片、AGEデバイス、AGEシステムを ようやく回収、戦闘データに大きな損傷を負う。
 アセムが消息を絶ったことでエミリーとロマリーは泣き暮らすも、
 ロマリーは再婚にも母方の実家から孫ともども戻ってこいと言われても頑として応じず。
・これを契機にして連邦を事実上 動かしていたフリットは軍と政界から距離を置き、
 キオの家でゲームをデザインしながら父代わりとなって育てる。
 軍人として、また将来の政治家としてのキャリアの最盛期において、
 突如として第一線を去ったことが改革の不徹底を生み、後の禍根となる。
・AGEシステムが運用されている現存する唯一のガンダムが失われたことで
 ディーヴァが“進化するMS”の母艦であることの意味をも失う。
・フリットの退役は連邦軍のガンダム偏重主義に大きな転換を もたらし、
 ロストテクノロジーの塊であるAGEシステムを再建するよりも
 MS技術者たちを動員して既存技術の延長線上に新型機を開発するほうが有益だと考えられる。
 それ故にディーヴァはアルグレアスの肝いりで書類上は動態保存モスボールとされ、
 オリバーノーツ基地の片隅で数名のスタッフにより往時とは比較にならない低予算で
 ガンダムの開発に従事する半ば忘れられた船となる
 (完全な廃艦・廃案とならなかったのは教導団を中心として存在する熱烈なガンダム・マフィアたちが、
  新型機の開発を民間企業にのみ一任し、ガンダム系テクノロジーの途絶を恐れたからだと言われている)
A.G.156年 第十五次軌道会戦、ヴェイガンが降下。
A.G.161年 ・ファントム3がグレートデザートの砂漠に潜伏。
・以降3年で8度、シャナルアに高額の振り込みが行われ、周囲には親の遺産と説明。
A.G.163年 ・アセムとユノアが人知れず再会する。
・地中海と極東戦線でダナジンが目撃されるのは この年あたり。
A.G.164年 ・宇宙海賊ビシディアンがアヌーシルワーンを襲撃、同艦から大量の化学合成薬物が発見される。
勇気の日・ゼハートがコールドスリープから目覚める。
・ラ・グラミスのディグマゼノン砲によりビッグリング壊滅。
・リン・トパロルの戦隊がガンダム奪取のために展開、
 オリバーノーツの街の恵まれた環境を見たダコレとグルドアがガンダムの確保を最優先にするという
 ゼハートの命令を無視して憎悪のままに ありとあらゆるものを焼き払う。
 このような第一次降下部隊による無秩序な虐殺のツケとして都市の各部で分断され、
 ガンダムによって追い散らされたところを残存の連邦軍部隊によって各個撃破。
 同部隊はバンクーバーまで撤退して再編することに。
 バンクーバーは無防備都市宣言を出してヴェイガンを迎え入れる。
・各地の地方司令部が同時に強襲を受ける。
 旧シカゴで潜伏していたヴェイガンのMS部隊が一斉蜂起。
 大気圏外から降下した重MS部隊によってアラスカの司令部が蒸発。
 ヌーベル・モントリオールが新型爆弾で消滅。
 メキシコ、ヌェボ・タマウリパスにカリブ方面から、第十五次軌道会戦で降下したヴェイガンの残存艦隊が上陸。
 ブルーシアで同時自爆テロ、地下鉄および中央官庁に甚大な被害、大規模なジャミングおよびハッキングが行われている。
 未知の量子コンピュータの介入により全領域で回線が輻輳、汎太陽系指揮統制システムSOCS機能停止。
 極東、ユーラシア、欧州、地中海、アフリカ、インド、オセアニアも状況は ほぼ酷似。
 ヴェイガンに同調するザラム・エウバの極右・極左過激派たちも蜂起。
・フリットが戦時特例法第175条補足2項に従い志願兵として登録、
 ディーヴァは第13独立艦隊として宇宙艦隊総司令部直轄となる、
 クルーは新兵、問題児、落ちこぼれ、敗残兵、幼年学校の研修生、軍隊に向いてない者といった
 少しでも生存率の高い部隊に行くべきというドレイムスの意向による
 (英雄フリットとガンダムの組み合わせ。またヴェイガンの目を引きつけることで市民の安全を守ることも兼ねている)
・シャイアンの基地が消滅。
・以前から打診のあったことで、地球降下作戦の隙をついてヘルダーリン政庁は
 ヴェイガンに補給を提供することで安全を確保しようとする。
 ・シアトル方面を占領したヴェイガンの第二次攻撃に対し、
 オリバーノーツ守備軍はカナダおよび西海岸の連邦軍残存勢力を束ねあげて決死の反攻作戦(エクソダス作戦)を決行、
 試作機や故障機は おろか、土建屋に眠っていたデスペラードやMSレーシングクラブのシャルドールA型まで かつぎだす。
 損耗率94%、死傷率97%、うち死亡者が85%という戦史に残る損害を出す。
 これはヴェイガン側が一切捕虜を取る意志を見せなかったこと、
 それ以上に守備軍が当初から集められるだけの市民をマスドライバー基地から、
 辛くも軌道第七艦隊が制宙圏を維持している宇宙へと運ぶことを目的にしていたことによる。
 全避難民を脱出させると、基地は司令官とマスドライバーごと自爆、ヴェイガンの第187機甲大隊の半数を消滅させる。
 これは北米における連邦軍の士気を大きく高め、後のヒューストン防衛作戦を決意させる一因になる。
・オリバーノーツが焼けた日、イゼルカントが今さらな宣戦布告を
 ロストテクノロジーによるホログラムで地球全土に投影する。
・カルガリー方面戦線が一時とはいえ膠着したことはカナダ戦線における攻略作戦遅延を招く。
・手本のような電撃戦によってゼハートが西海岸およびメキシコ湾岸を占領。
・ヴェイガンが旧シカゴとヌーベル・モントリオールの
 第15機甲大隊と第237MS猟兵中隊が合同でAGE-3を迎撃するも戦艦1、MS23を失う。
・パナマ海峡防衛を企図した南米方面軍の艦隊がカリフォルニア海でゼハートによって魚礁に変えられる。
・地中海とユーラシアの宇宙港の ほとんどはヴェイガンの手に落ちるか破壊される。
・民族主義者たちが次々と蜂起し、忘れられた国や民族の名を叫んで無力な連邦から独立を宣言。
・親連邦の地域ではヴェイガンの内通者と呼ばれた人々を
 私刑にかけることが横行し政治的少数派や少数民族、貧民たちが犠牲になる。
・第一次ロスト・ロウラン攻略戦。
・ヴェイガンのバンガローラの第二艦隊がキオのソリタリー・ウェーブ・キャノンにより消滅。
・バロノークがセカンドムーンに侵入、千を超える死傷者が出たが
 イゼルカントが都市を破壊しキオが街の盾になる形となる。
・ロスト・ロウラン防衛作戦。
・爪に火を灯すようにして各コロニー駐留艦隊から削りだした混成艦隊、
 ビシディアンの件を盾にしてラクトから供出させたエウバ艦隊を投入し、
 ラグランジュ3コロニー群方面に誘導したヴェイガン艦隊に対し、
 劣性と見えた第十三独立艦隊を囮とした巧みな艦隊運動で伏兵を置いた暗礁宙域に引きずり出すこと丸2日、
 そこから3個艦隊で はるかに優勢なヴェイガン艦隊に対して
 波状攻撃を仕掛けて1日、と合わせて3日かけて勝利(テルモピュライ作戦)。
 ロスト・ロウラン防衛作戦と合わせて、地球低軌道の制宙圏の半分は連邦の手に戻る。
・キオが連れ去られて2ヶ月、第十三独立艦隊は小規模な艦隊戦ならばすでに半ダースは勝利を収めている。
・ルナベース攻略作戦、千数百名の死者が宇宙に散る。
・セカンドムーンがEXA-DBの力によるワームホール跳躍で地球圏へ。
・キオがスタングルライフルでEXA-DBの収められた小惑星を破壊。
・ユリシーズ作戦中、ヴェイガンのディグマゼノン砲により
 リュッツオー、ユピテル、シウテクトリ他 駆逐艦が8隻 消滅。アロイ、サンドライト、クルセイダー大破。
・ゴドムがディヤウスを二百数十名の乗員もろとも爆散。
・ラ・グラミスのディグマゼノン砲によりディーヴァが沈む。
・シドを倒すべくキオのウォーム・バイブレーションによるフリットの言葉により
 連邦軍、ヴェイガン、ザラム、エウバ、自由主義者、宇宙海賊、PMCも関係なく参戦。
A.G.165年 連邦とヴェイガンの講和条約が締結。
A.G.171年 反連邦主義者や分離主義者、ザラムやエウバの過激派との“再統合戦争”、
EXA-DBの遺産を用いて世界を再び戦乱に包もうとする人々と戦う、
100年にわたる戦争の最後の最も混乱した30年が始まるのは この頃か。
A.G.201年 最後のマーズレイ患者が息を引き取り、マーズレイ撲滅。
日付出来事