※コントローラタイプを変更している場合は、 ボタン名を読み替えてご覧ください。 |
Rを押したまま、 コントロールスティックで自由に狙える。 |
Lで構えて、Aボタンで斬る。 通常武器の装備に関係なく使用できる。 |
表示されたボタンで、 様々なアクションが出せる。 |
Cスティックで、上下左右が見渡せる。 |
アシュリー・グラハム(20) 合衆国大統領の娘。 数日前、マサチューセッツ州の大学 から帰宅途中に、謎の集団によって 連れ去られた。 |
アシュリーを拉致した集団の目的は 現時点では不明だが、最大の問題は、 この犯行に内部の者が関与した形跡 がある点だ。 事件が機密扱いで、捜査も少人数 なのは、裏切り者が今も特定できない 事が影響している。 |
この状況では、情報部がつかんだ ヨーロッパでの目撃情報ですら、何か の罠という可能性がある。 裏切り者の発見が、アシュリー捜索と 同時に、この事件の重要なポイントと なるだろう。 |
この件に関しての手掛りはまだ 少ないが、アシュリーの警護に 関わったメンバーやその情報に アクセスできた者に対しては、 今も厳しい捜査が進められている。 |
たとえそれが活動中のエージェントで あっても、サポート要員には異変が 感知できるだろう。 裏切り者が幽霊でもない限り、じきに 見つかるはずだが… |
※コントローラタイプを変更している場合は、 ボタン名を読み替えてご覧ください。 |
Rを押したまま、 Bボタンでいつでも可能。 |
敵の頭を撃ってふらついてる時や、 足を撃ってひざを付いた時、近くで可能。 |
武器・回復画面←→鍵・宝画面を LRで切り替えられる。 |
近々、合衆国のエージェントが、この 村の調査に訪れるという情報が入った。 このエージェントが、例の者と接触 しないよう注意せよ。 |
とりあえず例の者は、農場を抜けた 先の廃屋に監禁してあるが、準備が 整いしだい、より警戒厳重な渓谷へ 移送する。 その間、合衆国の人間を近寄らせて はならない。 |
また、合衆国政府がどのような経緯で この村を捜査対象としたのかも、探る 必要がある。 計画実行の迫った、このタイミングで 捜査が入るのは、単なる偶然とは 考えにくい。 |
我々と合衆国以外の第3の組織が 動いている可能性もある。 常に警戒を怠るな。 村長 ビトレス・メンデス |
15個の青コイン… 農場に7個… 墓地に8個… 10個以上壊せた者に… …特別な… …を与える。 (ボロボロで読めない) |
サドラー様の命令により、合衆国の エージェントは生かしたまま監禁して おいたが、その真意は計りかねる。 少なくともルイスとは離れた場所に、 監禁すべきだと思うのだが… |
ルイスが初対面の人間を信用する とも思えないが、もし2人が手を 結んだとしたら、少々面倒な事態に なるやもしれん。 第3の組織が動いているとすれば、 この隙を見逃すはずはない。 |
だがサドラー様はわざとこうした隙を 見せる事で、裏に隠れた何かを、 表に出そうとしているのかもしれない。 万に一つ、件の組織がすでに内部 にもぐり込んでいるのであれば、 これまでの我々の計画が水泡に帰す ばかりか、計画自体が乗っ取られる 恐れがある。 |
今、あえて危険を冒す事でそれを あぶり出し、陰謀を未然に防ぐ おつもりとも考えられる。 どちらにせよ我々には、サドラー様を 信じるより他に道はないが… |
脱走した2人に関しては、合衆国の エージェントよりもルイスを捕まえる 事を優先せよ。 やつの持ち出した物は、あの娘よりも 重要だ。 例え大統領の娘を利用できても、 あれが無ければ計画を最後まで やり抜く事は不可能だ。 |
それにもしも、あれが他の組織に 渡る事にでもなれば、サドラー様の 理念とは違った世界が生まれる 事になる。 それだけは避けねばならん。 |
しかしもちろん、あの娘も手放す つもりはない。 あのエージェントが接触できぬよう、 しばらくの間、娘を閉じ込めた教会 は封鎖する。 出入りに必要な“丸い紋章”は私が 直接管理するので、立ち入る用件の ある者は、サドラー様の許可を得よ。 |
“丸い紋章”に関しては、湖を越えた 先の例の場所にも同じ物があるが、 サドラー様によって「デルラゴ」の 封印が解かれた以上、よそ者の手に は渡るまい。 |
それに、あのエージェントには、すでに 我々の血が混じっている。 じきに我々と同じになるはずだ。 そうなれば、もうあの娘を助け出そうと する者はいなくなる… |
滝には、ある重要な物が隠されて いるわ。 それがあれば、アシュリーを教会から 救出できるはずよ。 |
ただし、教会へ戻るルートには、 「エルヒガンテ」と呼ばれる何かが 用意されているから注意しなさい。 |
ところで、あなたの身体に起きている 異変だけど、残念ながら、もう私の 手には負えないわね。 |
※コントローラタイプを変更している場合は、 ボタン名を読み替えてご覧ください。 |
「待て」←→「ついて来い」を、 Xボタンで切り替え。 |
場所によっては、2人ならではの 特別なアクションが出せる。 |
回復アイテムは、アシュリーにも使える。 |
敵に連れて行かれると、 任務失敗でゲームオーバー。 |
ルイスの行方はいまだに不明だ。 たぶん、まだこの土地に住んでいた 頃に、猟師だった祖父から教わった 特別なルートを使っているのだろう。 |
やつが持ち出した物も、森のどこかに 隠してあるに違いない。 やつの祖父がまだ生きていたならば、 そいつを利用してすぐに見つけられ たのだが… |
しかし、ルイスは自分に注入された 卵に、どうやって気付いたのか? しかも、それがふ化する前に、すでに 薬で取り除いていたとは… |
その上、あの合衆国のエージェントが 到着する前に、あれを持ち出して 逃げるとは、とても単独での行動とは 思えない。 やはりこれには我々や合衆国以外の、 第3の組織が介入していると考える のが自然だ。 |
この問題をはっきりさせるには、ルイス をもう1度捕まえて、体内に残る薬の 効果が消えるのを待ち、新たな卵を 注入するしかない。 そうすれば逆らう事なく、裏で糸を引く 者が誰かをしゃべるはずだ。 我々の計画を邪魔する者には、 それなりの代償を支払わせてやる。 |
先ほどサドラー様から、合衆国のヘリ を撃墜したとの連絡があった。 しばらくは代わりも来ないはずだ。 |
なぜなら合衆国は、我々への内通者 が誰かを特定できず、裏切り者を 抱えた状態では、小規模の部隊しか 動かす事ができないからだ。 この隙に、あの娘だけでも確保して おきたい。 |
合衆国の2人がここから脱出する には、分岐ポイントの左右どちらかの ルートを通る事になる。 そこを押さえるのだ。 |
しかし、2つのルートに人員を分散 しては、戦力が薄くなる。 そこで、あえて左のルートに全員を 配置し、右のルートには、もう1度 「エルヒガンテ」を放つ事にする。 どちらのルートも、娘と一緒ならば、 楽には通れんだろう。 |
正直、あのエージェントが、ここまで 抵抗するとは予想外の展開だ。 我々の血によって浄化されるのを、 待っていれば良いと思っていたが、 このままではそうなる前にこの村が 崩壊してしまう。 早急にあの男を始末せねばならん。 |
ひとまずルイスの追跡は中断し、あの 2人を待ち伏せるのだ。 ゴンドラを降りた先になら、教団に 逆らった人間を処理するのに使って いた納屋がある。 そこならば待ち伏せにちょうど良い。 |
どの道、この村の最後の門を開ける には、私の一部が必要だ。 |
先ほど、ルイスがこの城に入った事 を確認した。 逃げているはずのやつが、自分から この城に戻ってくるのは、何か あやしい気もするが、この機会を 逃してはならん。 合衆国の2人も放っておけないが、 先ずはルイスを優先せよ。 |
やつが教団から持ち出した物のうち、 薬などはどうでもいいが、例の 「サンプル」は教団の命だ。 何としても取り戻さねばならん。 |
それにどうも今回の騒動には、我々 と合衆国以外の第3の組織が絡んで いるようだ。 そこに「サンプル」が渡ったら、我が 教団に導かれるはずの世界が、大変 な事になってしまう。 すみやかにやつを捕まえよ。 城主 ラモン・サラザール |
ルール説明 “1” 的を撃って1000点以上で景品 がもらえる。 “2” 頭を撃つと高得点。 “3” 連続で的を撃つと、高得点の サラザールが出現する事もある。 “4” ただし、アシュリーを撃つと減点 なので注意が必要。 |
景品の説明 “1” 1000点ごとにボトルキャップ 1個進呈。 “2” 3500点以上かノーミスだと SPボトルキャップがもらえる! “3” ボトルキャップは全24種あり、 新しい射的部屋を見つける ごとに6種ずつ増える。 |
特別ボーナスの説明 “1” コレクションの並びが一列そろう ごとに、高額の現金贈呈! “2” 台座には4列まで並ぶので、 ボーナスチャンスは4回! ※ コレクションは鍵・宝画面の、 ボトルキャップを調べると見る事が できる。 |
ある種の寄生虫は、宿主となる生物の 行動をコントロールする力がある。 その仕組みは解明されてないが、 寄生虫による宿主の行動支配は 一般的にも知られる話だ。 |
これらの寄生虫を研究すれば、この 教団に伝わる「プラーガ」の力や、 その犠牲者である「ガナード」達の事を 解明する手がかりになるかもしれない。 一応、以下に寄生虫が宿主の行動を 支配する実例を記しておく。 |
ディクロコエリウム (Dicrocoelium) この寄生虫の幼生が食道下神経節に 入った「アリ」は、なぜか草の先端を 噛んでそこに身体を固定する。 しかもその行動は、羊が草を食べる、 夕方から朝の時間にのみ行われる。 明らかに、わざと羊に食べられるよう 行動させているのだ。 |
ガラクトソマム (Galactosomum) この寄生虫の幼生は、「ブリ」や 「イシダイ」など、魚の脳に寄生する。 すると寄生された魚は、なぜか海鳥に 捕まり易い海面を泳ぎ回るようになる。 もちろん海鳥の体内に入るのが目的だ。 |
レウコクロリディウム (Leucochloridium) この寄生虫の幼生は「カタツムリ」の 触角内で増殖し、毛虫のように動く。 さらに寄生された「カタツムリ」は、 なぜか鳥に見つかり易い葉の表面 に移動し、捕食されるのを待つ。 この方法を使って、寄生虫は鳥の 体内に入り、成虫になるのだ。 |
代々、ここの城主を務める、我が サラザール家には、過去に背負った 罪がある。 その昔、この城の初代城主が、この地 に生まれたロス・イルミナドス教団を 弾圧し、その力を奪った罪だ。 |
私は教団の信者であると共に、この 城の8代目城主として、過去にこの城 で犯された罪をつぐなう必要がある。 |
そしてその罪をつぐなうには、何よりも 先ず、ロス・イルミナドス教団の真の 力を復活させる事が必要だった。 これには多少時間がかかったが、この 城に封印されていた「プラーガ」の再生 にも成功し、ようやく教団は、発足当時 の力を取り戻す事ができた。 |
しかし、この城の地下に封印されて いた「プラーガ」を、私の手でサドラー 様にお返ししたのは、過去の罪を つぐなうためだけではない。 「プラーガ」をサドラー様の力として 役立ててもらえれば、全ての人々が 救われる事に気付いたからだ。 |
罪深き人間たちを「プラーガ」の力で 浄化する事は、世界を正しい姿に 変える上でも必要な事だ。 彼らは「ガナード」となってこそ、生きる に値する存在になれる。 |
そして、この世界の全てが、サドラー 様の理念にかなったものとなった時、 我がサラザール家の罪も、つぐなえた 事になるのだ。 |
第3組織の者と思われる女を城内で 確認した。 この女がルイスを手引きしたと思わ れる。 |
我々がルイスに注入した卵を、ふ化 する前に取り除き、合衆国に情報を 流しておいて、そこのエージェントが 到着する直前に「サンプル」を持ち 出させる。 その全てが、この女が仕組んだに 違いない。 |
この女の目的は「サンプル」であろう から、ルイスと接触する前に、身柄を 確保する必要がある。 ただし、この女からは第3組織の事も 聞かねばならないので、口がきける 状態で捕らえよ。 |
ところで第3組織に関しては、この女 から直接聞くので、もうルイスは必要 ない。 「サンプル」を取り戻した後、始末しろ。 |
家族のいないラモン様は、信仰する ロス・イルミナドス教団の教祖サドラー に、心の隙をつかれたのでしょう。 そうでなければ、ラモン様自身が、 代々サラザール家が封印してきた 「プラーガ」を解き放つなど、あり得 ない事です。 これも教祖サドラーの企みを、感知 できなかった私の責任です。 |
あの男が、最終的に世界をどうしよう としているのかは分かりませんが、 ラモン様は、それに利用されただけ なのです。 しかし今さらどう後悔しようとも、ラモン 様は、すでにご自身で「プラーガ」を 受け入れてしまいました。 |
体内の「プラーガ」が成体になった 時点で、もうこの寄生体から逃れる 術はありません。 中枢神経に寄生する「プラーガ」は、 人間が死なない限り取り除けないの です。 |
ひょっとしたらラモン様も、ご自身が だまされた事には、薄々気付いている のかもしれませんが、どちらにしても、 我々にはもう引き返す事はできません。 私も代々サラザール家に仕えてきた 者として、最後までラモン様と運命を 共にする覚悟です。 |
改めて通達するが、サドラー様の手 によってルイスは処刑され、 「サンプル」は無事に、我が教団に 取り戻す事ができた。 できればこの城内では、サドラー様の 手をわずらわせる事なく、私の手で 事態を解決させたかったのだが、今は 何よりも「サンプル」が無事に戻った事 を喜びたい。 |
これで第3組織の女も、「サンプル」に 関して、うかつには手出しできなく なったはずだ。 ルイスもおとなしく我々の仲間になって いれば、我が教団の支配するすばらし い世界で生きられたものを、非常に 残念でならない。 |
残るは合衆国の2人だけだが、あの 2人に関しては、私に全てお任せ いただけるとのお言葉を、サドラー様 からいただいた。 その信頼に応えるためにも、何としても アシュリーを捕まえ、サドラー様の元へ お届けするのだ。 |
出来損ないの「ノビスタドール」も使い ようで、ようやくアシュリーを確保する事 に成功した。 このまま速やかに例の儀式を執り 行い、アシュリーを我が教団の正式な 仲間とするのだ。 |
儀式の準備には、まだしばらく時間が かかるから、手の空いている者は、 かわいそうなレオン君の相手にでも なってあげなさい。 |
とりあえず、時計台の歯車に歯止め でもしておけば、レオン君をしばらくは 足止めできるだろう。 3箇所ほど止めておけば、時間稼ぎ には十分だ。 皆でゆっくりと相手をしてあげなさい。 |
初代城主の頃に封印された「プラーガ」 は、そのままの状態で、この城の地下 に眠っていたらしい。 しかし、サラザールがその封印を解い た当時は、「プラーガ」を再生する試み が成功するとは誰も思わなかった ようだ。 なぜなら、発掘した「プラーガ」の全て がミイラ化してしまっていたからだ。 |
元々、他の生物に寄生しないと生きて いけない寄生生物である「プラーガ」 が、単体で生き延びているはずは なかったのだ。 だが実はこの時すでに、サラザール も気が付かないうちに、「プラーガ」は 自ら復活の準備をしていたようだ。 |
それから何年かして、「プラーガ」の 発掘作業に駆り出されていた村人達 の間で、原因不明の発作が起こる ようになったらしい。 その者達はある日突然、凶暴化して 人を襲うようになってしまったのだ。 |
実は発掘当時、成体だった「プラーガ」 はミイラ化していたが、幼体だったもの は、微細な胞子となって休眠状態の まま生存していたのだ。 村人は発掘作業の中で、乾燥した胞子 を吸い込み、その体内で胞子を蘇生 させてしまっていた。 こうして「プラーガ」は再生されたのだ。 |
そして、今も城の地下では「プラーガ」 の発掘が続いている。 教団が再生させた幼体の総数は不明 だが、すでに相当数の「ガナード」が 生み出されたはずだ。 すぐにでも教団の活動を止めねば、 このままでは世界中の人間が、教団 の犠牲になってしまう。 |
「プラーガ」の卵はふ化する前なら薬 で除去できるけど、一旦成長を始めた ものは無理ね。 成体になる前に外科手術で取り除く 事ができれば、助かるかもしれない けど、成功の確率は低いと思うわ。 |
たぶん彼女の方が先にやられると 思うけど、対処法がない場合どうする か、覚悟はしておきなさい。 |
この島で行われた「プラーガ」の 応用実験は、「エルヒガンテ」や 「ノビスタドール」のような、元が人間 とは思えぬような特殊な存在を生み 出した。 その中でも特に、「リヘナラドール」は 他とは一線を画している。 |
この「リヘナラドール」の最大の特徴 は、驚異的な代謝能力で、破壊された 体組織を瞬時に再生できる事にある。 そのため、普通の兵器では、なかなか 殺す事ができない。 |
こいつを素早く殺すには、体組織を 再生できないよう、体内の寄生体を ピンポイントで狙わなければならない。 しかし、体内の寄生体は肉眼では 見えないため、ライフルに装着できる サーモスコープが必要だ。 |
さらに、ほとんどの「リヘナラドール」は 複数の寄生体を宿しているので、殺す にはその全てを排除しなければなら ない。 |
特に厄介なのは、背中に寄生体が 付いている場合で、正面から寄生体 が見えない時は、何らかの方法で 背中を向かせる必要がある。 うつ伏せに倒す事ができれば、比較的 簡単に背中を狙えるはずだが… |
気付いてると思うけど、ゴミ処理場 の廃棄口からなら、ここを抜けられる かもね。 |
あのエージェントのせいで、村長と サラザールを失ったが、教団の計画 は、このまま予定どおり進める。 ただ、出来が悪かったとはいえ、忠実 な部下を失った事は、計画の進行にも 多少の影響が出るであろう。 |
しかし、失った人材を補充するにも、 幹部レベルの人間は、うかつには 増やせん。 なぜなら、支配者側の「プラーガ」は、 人間の意識がそのまま残るから、 いつでも私を裏切る事が可能だからだ。 |
あのルイスまでもが私を裏切った 以上、今後はより慎重に仲間を増や さねばならん。 計画の最終段階で、内部の者に足を 引っ張られてはたまらんからな。 |
「プラーガ」の特徴は、3つある。 1つ目は、宿主をコントロールできる事。 これについては改めて記す必要もない だろう。 |
2つ目は、真社会性生物である事。 これは簡単に言うと、個体ごとに バラバラに生きるのではなく、アリや ハチのように社会を形成する事を示す。 寄生虫としてはかなり珍しい特徴と 言えるが、1つ目の特徴を利用する うちに、後から身に付いた特性かも しれない。 |
3つ目は、多様な生物に寄生できる事。 これは、先の2つの特徴と合わせると、 特別な意味を持ってくる。 この寄生体が介在すれば、異なる 生物の間でも、相互にリンクする社会 を形成できるのだ。 |
しかし、俺はこの興味深い生物の研究 を続けたいがために、教団の目的に 目をつぶってしまっている。 サドラーが「プラーガ」を、悪用しようと している事に気付いていながら、 とうとうここまで来てしまった。 だが、今さら俺1人の力で、教団を 止める事ができるのだろうか… |
どうやらサドラーは最初から俺の事は 信用してなかったようだ。 何とかアシュリーの拉致を実行する 事で、教団の中枢までは入れた ものの、結局「サンプル」に近付く事を 許されなかった時に、薄々感じては いたのだが… |
それで「サンプル」奪取のために 仕方なく、あの女を呼んだ訳だが、 あの女は最初から、こうなる事を 計算していたのか? 元々あの女は、俺やウェスカーとは 違う何かを目的としているような気が していたが、この機会にその目的を はっきりさせねばならん。 |
そしてレオンを始末し、「サンプル」を 奪ったら、あの女の死体も一緒に、 ウェスカーの元へ届けてやる。 |
寄生した「プラーガ」を外す事が可能 なのか、という問題は、この寄生体の 研究において初期の頃から注目 されてきたらしい。 ただし、これは治療が目的ではなく、 宿主の意思で寄生を取り除けない ようにするための検証だったようだ。 |
結論から言うと、成体になる前なら 特殊な放射線で、「プラーガ」のみ を死滅させる事が可能だ。 しかし神経がつながった状態の 「プラーガ」を殺す事は、その苦痛が 宿主にも伝わるので、重度の 意識障害が起こる可能性がある。 |
さらに注意すべきは、この時点で 「プラーガ」が成体となっていた場合、 宿主の方も死ぬであろう事だ。 だが、その後の事を考えれば、いっそ 死んでしまった方が幸せかもしれない。 |
合衆国の権力は、議会や司法省、 各行政機関に軍、そして民間の 巨大企業など、色々な組織の間に、 複雑に絡み合っている。 そこに我が教団の力を浸透させる には、権力の要である大統領を中心 に、権力者達を効率よく支配する 必要がある。 |
この時に問題となるのは、完全に 権力を掌握する途中で計画がばれた 場合だが、その時は合衆国を崩壊 させればいい。 今の合衆国の力をそのまま利用 すれば、楽に世界をコントロールできる のだが、無理な場合は仕方がない。 |
それまでに支配した人間を使って、 誰が寄生されているか分からぬ 疑心暗鬼の状態をあおれば、民主 国家など簡単につぶれるだろう。 そして合衆国崩壊の混乱に乗じれ ば、我が教団は世界の直接支配も 可能となる。 |
どちらにせよ、我が教団が世界の 頂点に立つのは、誰にも止められん。 |
成さねばならない真の目的。 私はそれへの足がかりとして、今回の任 務についた。すべてを終えるまで、誰に も真意を悟られてはいけない。 そして、ただ隠れまわっているだけでも だめだ。時には彼らの前に姿を現し、道 案内を施す必要がある。 |
まず、舞台背景について整理したい。 教祖オズムンド・サドラー率いる教団ロ ス・イルミナドス、そして彼らが封印か ら解き放ったという寄生生物プラーガ。 現段階で我々「組織」が把握している情 報、サドラーの「秘術」について考察し てみようと思う。 |
領主であるサラザール家が代々用いたと される、プラーガを操る特殊能力。 我々は、これは音響あるいは音波によ る特殊意思伝達法ではないか、との仮説 を立てている。 寄生体のみが感知できる音域で「命令」 を伝え、意のままに操る。簡単に言えば 犬笛の原理だ。 |
この説は、独自に入手した寄生体の肉片 から、音を感知するらしき器官が確認さ れたことから推察されたものだ。 かつて教団の教祖らは皆、特別な祭祀用 の杖を携帯していた。これに何らかの仕 掛けがあったのか、あるいは、特殊な音 域を用いた発声法があるのか。 あくまで憶測の域を出ない仮説のため、 確証はまだない。 |
それら検証も含め、「プラーガのサンプ ル入手」は、今回の任務において何より も優先する事項だ。 それは「組織」に対して果たすべき私の 信頼の証でもある。 駒は動き出し、カウントダウンは始まっ た。もう後には引けない。 |
様々な思惑が交じり合う今回の事件にお いて、彼…ルイス・セラの立場は比較的 単純だ。 背後に何らかの組織めいた動きは確認で きず、あくまで彼個人の意思により行動 しているものとみていいと思う。 彼を今回の任務のキーパーソンとして 「組織」に推したのは私だ。 彼の人間性…経歴からにじみ出る「熱意」 に、好感を抱いたからだ。 |
研究施設からの彼の救援要請メールを、 偶然傍受できたのは幸運だった。 どうやら彼は警察組織を信頼していない ようで、メールは大学時代の友人宛に送 られていた。 彼自身はその友人がすでに死亡していた ことを知らなかったようだけれど、とも あれその経路から彼との接触を図ること ができた。 |
彼はプラーガの研究の合間に、教団の裏 側についても独自の調査を進めていたよ うだ。その一部がメールにも書かれてい たが、あらゆる面で真相に迫る鋭い考察 を連ねている。この観察眼こそサドラー に買われた能力だろう。 しかしその力は教団の深部に入り込み過 ぎ、サドラーの疑念を招くことになって しまった。 |
こちらの正体を告げると、彼は身柄の保 護を願い出てきた。「自分は教団やプラ ーガになんら未練はない、ただ安全圏へ 逃げ、平穏な生活に戻りたい」…と。 我々は見返りに、証拠物のひとつであ る「支配種プラーガのサンプル」を持ち 出して寄こすように命じた。 |
どうやら彼はサドラーの信頼を得ている 数少ない人物のようでもある。接触を図 って、サンプルを得ることは比較的容易 だろうと目算した。 だが、彼の逃亡は教団とて放ってはお かないだろう。 手引きをし、ある程度こちらの意図通り に立ち回ってもらわなくては。 |
ジャック・クラウザー…この男について は、「組織」も綿密な身辺調査を行って はいた。 作戦行動を共にするにあたり、彼の能力 や性格に問題がないかをチェックした。 中途半端なスキルでは、仲間をも危険に さらしてしまう。 |
結論を言えば、彼は優秀な傭兵で、それ 以上でも以下でもない。十分な「報酬」 を約束する限り、過不足ない働きをして くれるはず。 そして仮に不穏な動きを見せたところで 彼の行動パターンはある程度読める。 |
今回の作戦行動は、すべてウェスカーが 直々に指示を下している。クラウザーに 教団にスパイとして潜入し「サンプル」 の入手を命じたのも、私との共闘を決め たのもウェスカーだ。 これは互いに監視せよとの意味合いなの だろう。 |
おそらくクラウザーは、すでに教団で 「力」の象徴であるプラーガの魅力に触 れ、陥落している。 その結果、我々「組織」にとって害を なす存在となることも、遠からず予測で きる。 でも、これはある意味必然とも言うべき 展開だ。彼には「舞台のかく乱」という 本来の役割を演じてもらうしかない。 |
いずれ舞台そのものも、破壊され抹消さ れる運命にあるのだから…。 彼にとっては不幸だけれど、目的を達成 するための隠れミノとして、しばらくは 今の立ち位置を保持してもらいたいものだ。 |
レオン・S・ケネディ。 彼の存在は、今回の任務を完遂するため に欠かせないパーツだ。 何よりも、彼の持つ圧倒的なサバイバル 能力がなければ、この物語は完成しない。 人外の化け物がうごめく地域で、たった一人 の力のみで生存し続けるという難題を、 彼は過去に成し遂げている。 それも、訓練もままならぬ新米警官の時代に。 |
常人離れの強運と、それをとっさの判断 で最大限に生かす非凡なセンス。まさに 天賦の才能だと思う。政府直属のエージ ェントとしての経験は、そこにタフさと したたかさも加えた。 彼には「主役」として、物語の表側を引 っ張っていってもらう必要があるけれど、 それはさほど難しいことではないと楽観 もしている。 |
もちろん、サドラーやクラウザーが関わ る以上、不測の事態もある程度は考慮し ておかなくてはならない。 だけど、あくまで私は己の目的のために 彼を「サポートする役」に徹する。 彼を主役の座から降ろさせないためのサ ービスも、幾度かは施すつもりだ。 |
それにしても…ほんの数ヶ月前までは、 この「配役」は想像し得なかった。 私の役どころも、もう少し単純なものだ ったはず。 大統領の娘の誘拐、その専属捜査エージ ェントとしての単独派遣。物語の骨格は、 レオン介入の事実が判明した時点で修正 され、今の形に整えられた。 |
でも、私は必要以上の不安は抱いていない。 レオンの通る道に、困難はあれど挫折は ないと確信できるからだ。 どんな理不尽な運命にも、彼は抗ってき た。その強運が、私を勇気付ける。 私だけが、未来の明確なヴィジョンを見 通せている。 その自信に、少しも揺らぎはない。 |
小さなほころびは、なんとか取り繕うこ とができた。 任務は成功、と言えると思う。 サンプル入手という当初の目的も無事に 果たせた。 ウェスカーには別のプレゼントを贈った。 「組織」の命令だからだ。彼との偽りの 共謀も、なかなかスリリングではあった。 |
アルバート・ウェスカー…彼はどこに向 かおうとしているのだろう。 今回の任務を通じ、ほんのわずかその一 端に触れた気がした。 彼にとってアンブレラとは、かつては力 の象徴、己の野望を実現させる強力な後ろ 盾だった。 しかし「傘」は破れ、幻想は砕かれた。 |
庇護を失った黒い企みの主たちは散り散 りになり、今また、新たな「傘」を求め てうごめいている。 彼らは陽の光を嫌う。自分自身の醜さを 誰より自覚しているから。 ウェスカーは、より大きく丈夫な新しい 「傘」をかかげるつもりなのだ。 |
世界各国の公共医療機関にも薬剤を提供 している巨大製薬企業「S」。ウェスカ ーがアンブレラ崩壊後に接触した形跡が 確認されている。彼の次の「起点」は、 おそらくそこだろう。 「組織」ともども、注意深く見守る必要がある。 |
しかし、ウェスカーとて馬鹿じゃない。 私や「組織」の思惑を、少なからず理解 しているはず。私も彼も、互いに泳がし、 泳がされている。それを愉しむ余裕が、 今はまだある。 真の目的への一歩は、無事に踏み出した。 確実に言えることはひとつ… 戦いはまだ終わらない。 |
「手榴弾」は複数の敵を まとめて倒したい場合に有効な 武器だ。 ただし投げるときは爆発に巻き 込まれないよう注意が必要。 |
「閃光手榴弾」は手榴弾を 使えない狭い場所や、敵に 囲まれたときなどに有効な 武器だ。 |
2種類の手榴弾にはそれぞれ 特長がある。 状況に応じて使い分けられる ようになることが望ましい。 |
「マインスロアー」は手榴弾よりも 正確に狙った箇所で爆発を 起こすことができる、強力な 武器です。 |
射出された専用弾は命中した 箇所に深く突き刺さり、およそ 3秒後に爆発します。 爆発に巻き込まれないように ご注意ください。 |
アタッシュケースの中を常に整理して おくことで、いざというときに 必要なものが入りきらない という事態を回避できます。 |
同じアイテムが複数あるときには 「組み合わせ」ることで、 1つにまとめましょう。 |
それでも物が増えてしまって 持ちきれなくなってしまう場合 は、思いきって「捨てる」か、 「売却」してしまいましょう。 |