バイオハザード4のファイル集


プレイングマニュアル 1
プレイングマニュアル 1
※コントローラタイプを変更している場合は、
ボタン名を読み替えてご覧ください。
“1” 狙って撃つ
Rを押したまま、
コントロールスティックで自由に狙える。
“2” ナイフ
Lで構えて、Aボタンで斬る。
通常武器の装備に関係なく使用できる。
“3” アクションボタン
表示されたボタンで、
様々なアクションが出せる。
“4” カメラ操作
Cスティックで、上下左右が見渡せる。



アシュリー捜査のメモ


アシュリー・グラハム(20)

合衆国大統領の娘。

数日前、マサチューセッツ州の大学
から帰宅途中に、謎の集団によって
連れ去られた。




アシュリーを拉致した集団の目的は
現時点では不明だが、最大の問題は、
この犯行に内部の者が関与した形跡
がある点だ。

事件が機密扱いで、捜査も少人数
なのは、裏切り者が今も特定できない
事が影響している。




この状況では、情報部がつかんだ
ヨーロッパでの目撃情報ですら、何か
の罠という可能性がある。

裏切り者の発見が、アシュリー捜索と
同時に、この事件の重要なポイントと
なるだろう。





この件に関しての手掛りはまだ
少ないが、アシュリーの警護に
関わったメンバーやその情報に
アクセスできた者に対しては、
今も厳しい捜査が進められている。






たとえそれが活動中のエージェントで
あっても、サポート要員には異変が
感知できるだろう。

裏切り者が幽霊でもない限り、じきに
見つかるはずだが…





プレイングマニュアル 2
プレイングマニュアル 2
※コントローラタイプを変更している場合は、
ボタン名を読み替えてご覧ください。
“1” リロード
Rを押したまま、
Bボタンでいつでも可能。
“2” 蹴り
敵の頭を撃ってふらついてる時や、
足を撃ってひざを付いた時、近くで可能。
“3” ステータス画面切り替え
武器・回復画面←→鍵・宝画面を
LRで切り替えられる。


村での警戒命令



近々、合衆国のエージェントが、この
村の調査に訪れるという情報が入った。

このエージェントが、例の者と接触
しないよう注意せよ。





とりあえず例の者は、農場を抜けた
先の廃屋に監禁してあるが、準備が
整いしだい、より警戒厳重な渓谷へ
移送する。

その間、合衆国の人間を近寄らせて
はならない。




また、合衆国政府がどのような経緯で
この村を捜査対象としたのかも、探る
必要がある。

計画実行の迫った、このタイミングで
捜査が入るのは、単なる偶然とは
考えにくい。




我々と合衆国以外の第3の組織が
動いている可能性もある。

常に警戒を怠るな。

    村長 ビトレス・メンデス






“青コイン”を撃て


15個の青コイン…
農場に7個…  墓地に8個…

10個以上壊せた者に…
…特別な…    …を与える。

(ボロボロで読めない)




村長のメモ



サドラー様の命令により、合衆国の
エージェントは生かしたまま監禁して
おいたが、その真意は計りかねる。

少なくともルイスとは離れた場所に、
監禁すべきだと思うのだが…





ルイスが初対面の人間を信用する
とも思えないが、もし2人が手を
結んだとしたら、少々面倒な事態に
なるやもしれん。

第3の組織が動いているとすれば、
この隙を見逃すはずはない。




だがサドラー様はわざとこうした隙を
見せる事で、裏に隠れた何かを、
表に出そうとしているのかもしれない。

万に一つ、件の組織がすでに内部
にもぐり込んでいるのであれば、
これまでの我々の計画が水泡に帰す
ばかりか、計画自体が乗っ取られる
恐れがある。




今、あえて危険を冒す事でそれを
あぶり出し、陰謀を未然に防ぐ
おつもりとも考えられる。

どちらにせよ我々には、サドラー様を
信じるより他に道はないが…





教会の封鎖

脱走した2人に関しては、合衆国の
エージェントよりもルイスを捕まえる
事を優先せよ。

やつの持ち出した物は、あの娘よりも
重要だ。

例え大統領の娘を利用できても、
あれが無ければ計画を最後まで
やり抜く事は不可能だ。




それにもしも、あれが他の組織に
渡る事にでもなれば、サドラー様の
理念とは違った世界が生まれる
事になる。

それだけは避けねばならん。




しかしもちろん、あの娘も手放す
つもりはない。

あのエージェントが接触できぬよう、
しばらくの間、娘を閉じ込めた教会
は封鎖する。

出入りに必要な“丸い紋章”は私が
直接管理するので、立ち入る用件の
ある者は、サドラー様の許可を得よ。




“丸い紋章”に関しては、湖を越えた
先の例の場所にも同じ物があるが、
サドラー様によって「デルラゴ」の
封印が解かれた以上、よそ者の手に
は渡るまい。





それに、あのエージェントには、すでに
我々の血が混じっている。

じきに我々と同じになるはずだ。

そうなれば、もうあの娘を助け出そうと
する者はいなくなる…




何者かからの手紙



滝には、ある重要な物が隠されて
いるわ。

それがあれば、アシュリーを教会から
救出できるはずよ。







ただし、教会へ戻るルートには、
「エルヒガンテ」と呼ばれる何かが
用意されているから注意しなさい。








ところで、あなたの身体に起きている
異変だけど、残念ながら、もう私の
手には負えないわね。






プレイングマニュアル 3
プレイングマニュアル 3
※コントローラタイプを変更している場合は、
ボタン名を読み替えてご覧ください。
“1”アシュリーに指示
「待て」←→「ついて来い」を、
Xボタンで切り替え。
“2” アシュリーとのアクションボタン
場所によっては、2人ならではの
特別なアクションが出せる。
“3” アシュリーの体力
回復アイテムは、アシュリーにも使える。

“4” アシュリーが捕まった時
敵に連れて行かれると、
任務失敗でゲームオーバー。


ルイスと第3の組織



ルイスの行方はいまだに不明だ。

たぶん、まだこの土地に住んでいた
頃に、猟師だった祖父から教わった
特別なルートを使っているのだろう。






やつが持ち出した物も、森のどこかに
隠してあるに違いない。

やつの祖父がまだ生きていたならば、
そいつを利用してすぐに見つけられ
たのだが…






しかし、ルイスは自分に注入された
卵に、どうやって気付いたのか?

しかも、それがふ化する前に、すでに
薬で取り除いていたとは…





その上、あの合衆国のエージェントが
到着する前に、あれを持ち出して
逃げるとは、とても単独での行動とは
思えない。

やはりこれには我々や合衆国以外の、
第3の組織が介入していると考える
のが自然だ。



この問題をはっきりさせるには、ルイス
をもう1度捕まえて、体内に残る薬の
効果が消えるのを待ち、新たな卵を
注入するしかない。

そうすれば逆らう事なく、裏で糸を引く
者が誰かをしゃべるはずだ。

我々の計画を邪魔する者には、
それなりの代償を支払わせてやる。



左右のルートへの配置




先ほどサドラー様から、合衆国のヘリ
を撃墜したとの連絡があった。

しばらくは代わりも来ないはずだ。






なぜなら合衆国は、我々への内通者
が誰かを特定できず、裏切り者を
抱えた状態では、小規模の部隊しか
動かす事ができないからだ。

この隙に、あの娘だけでも確保して
おきたい。





合衆国の2人がここから脱出する
には、分岐ポイントの左右どちらかの
ルートを通る事になる。

そこを押さえるのだ。




しかし、2つのルートに人員を分散
しては、戦力が薄くなる。

そこで、あえて左のルートに全員を
配置し、右のルートには、もう1度
「エルヒガンテ」を放つ事にする。

どちらのルートも、娘と一緒ならば、
楽には通れんだろう。



村の最終防衛

正直、あのエージェントが、ここまで
抵抗するとは予想外の展開だ。

我々の血によって浄化されるのを、
待っていれば良いと思っていたが、
このままではそうなる前にこの村が
崩壊してしまう。

早急にあの男を始末せねばならん。



ひとまずルイスの追跡は中断し、あの
2人を待ち伏せるのだ。

ゴンドラを降りた先になら、教団に
逆らった人間を処理するのに使って
いた納屋がある。

そこならば待ち伏せにちょうど良い。







どの道、この村の最後の門を開ける
には、私の一部が必要だ。







ルイス捜索命令

先ほど、ルイスがこの城に入った事
を確認した。

逃げているはずのやつが、自分から
この城に戻ってくるのは、何か
あやしい気もするが、この機会を
逃してはならん。

合衆国の2人も放っておけないが、
先ずはルイスを優先せよ。




やつが教団から持ち出した物のうち、
薬などはどうでもいいが、例の
「サンプル」は教団の命だ。

何としても取り戻さねばならん。



それにどうも今回の騒動には、我々
と合衆国以外の第3の組織が絡んで
いるようだ。

そこに「サンプル」が渡ったら、我が
教団に導かれるはずの世界が、大変
な事になってしまう。

すみやかにやつを捕まえよ。

    城主 ラモン・サラザール


射的について
ルール説明

“1” 的を撃って1000点以上で景品
    がもらえる。

“2” 頭を撃つと高得点。

“3” 連続で的を撃つと、高得点の
    サラザールが出現する事もある。

“4” ただし、アシュリーを撃つと減点
    なので注意が必要。
景品の説明

“1” 1000点ごとにボトルキャップ
    1個進呈。

“2” 3500点以上かノーミスだと
    SPボトルキャップがもらえる!

“3” ボトルキャップは全24種あり、
    新しい射的部屋を見つける
    ごとに6種ずつ増える。
特別ボーナスの説明

“1” コレクションの並びが一列そろう
   ごとに、高額の現金贈呈!

“2” 台座には4列まで並ぶので、
   ボーナスチャンスは4回!

※ コレクションは鍵・宝画面の、
  ボトルキャップを調べると見る事が
  できる。


ルイスのメモ 1



ある種の寄生虫は、宿主となる生物の
行動をコントロールする力がある。

その仕組みは解明されてないが、
寄生虫による宿主の行動支配は
一般的にも知られる話だ。





これらの寄生虫を研究すれば、この
教団に伝わる「プラーガ」の力や、
その犠牲者である「ガナード」達の事を
解明する手がかりになるかもしれない。

一応、以下に寄生虫が宿主の行動を
支配する実例を記しておく。


ディクロコエリウム
(Dicrocoelium)

この寄生虫の幼生が食道下神経節に
入った「アリ」は、なぜか草の先端を
噛んでそこに身体を固定する。

しかもその行動は、羊が草を食べる、
夕方から朝の時間にのみ行われる。

明らかに、わざと羊に食べられるよう
行動させているのだ。

ガラクトソマム
(Galactosomum)

この寄生虫の幼生は、「ブリ」や
「イシダイ」など、魚の脳に寄生する。

すると寄生された魚は、なぜか海鳥に
捕まり易い海面を泳ぎ回るようになる。

もちろん海鳥の体内に入るのが目的だ。

レウコクロリディウム
(Leucochloridium)

この寄生虫の幼生は「カタツムリ」の
触角内で増殖し、毛虫のように動く。

さらに寄生された「カタツムリ」は、
なぜか鳥に見つかり易い葉の表面
に移動し、捕食されるのを待つ。

この方法を使って、寄生虫は鳥の
体内に入り、成虫になるのだ。


8代目城主のメモ



代々、ここの城主を務める、我が
サラザール家には、過去に背負った
罪がある。

その昔、この城の初代城主が、この地
に生まれたロス・イルミナドス教団を
弾圧し、その力を奪った罪だ。







私は教団の信者であると共に、この
城の8代目城主として、過去にこの城
で犯された罪をつぐなう必要がある。






そしてその罪をつぐなうには、何よりも
先ず、ロス・イルミナドス教団の真の
力を復活させる事が必要だった。

これには多少時間がかかったが、この
城に封印されていた「プラーガ」の再生
にも成功し、ようやく教団は、発足当時
の力を取り戻す事ができた。




しかし、この城の地下に封印されて
いた「プラーガ」を、私の手でサドラー
様にお返ししたのは、過去の罪を
つぐなうためだけではない。

「プラーガ」をサドラー様の力として
役立ててもらえれば、全ての人々が
救われる事に気付いたからだ。





罪深き人間たちを「プラーガ」の力で
浄化する事は、世界を正しい姿に
変える上でも必要な事だ。

彼らは「ガナード」となってこそ、生きる
に値する存在になれる。







そして、この世界の全てが、サドラー
様の理念にかなったものとなった時、
我がサラザール家の罪も、つぐなえた
事になるのだ。






第3組織の女



第3組織の者と思われる女を城内で
確認した。

この女がルイスを手引きしたと思わ
れる。





我々がルイスに注入した卵を、ふ化
する前に取り除き、合衆国に情報を
流しておいて、そこのエージェントが
到着する直前に「サンプル」を持ち
出させる。

その全てが、この女が仕組んだに
違いない。




この女の目的は「サンプル」であろう
から、ルイスと接触する前に、身柄を
確保する必要がある。

ただし、この女からは第3組織の事も
聞かねばならないので、口がきける
状態で捕らえよ。





ところで第3組織に関しては、この女
から直接聞くので、もうルイスは必要
ない。

「サンプル」を取り戻した後、始末しろ。





執事の手記
家族のいないラモン様は、信仰する
ロス・イルミナドス教団の教祖サドラー
に、心の隙をつかれたのでしょう。

そうでなければ、ラモン様自身が、
代々サラザール家が封印してきた
「プラーガ」を解き放つなど、あり得
ない事です。

これも教祖サドラーの企みを、感知
できなかった私の責任です。


あの男が、最終的に世界をどうしよう
としているのかは分かりませんが、
ラモン様は、それに利用されただけ
なのです。

しかし今さらどう後悔しようとも、ラモン
様は、すでにご自身で「プラーガ」を
受け入れてしまいました。




体内の「プラーガ」が成体になった
時点で、もうこの寄生体から逃れる
術はありません。

中枢神経に寄生する「プラーガ」は、
人間が死なない限り取り除けないの
です。




ひょっとしたらラモン様も、ご自身が
だまされた事には、薄々気付いている
のかもしれませんが、どちらにしても、
我々にはもう引き返す事はできません。

私も代々サラザール家に仕えてきた
者として、最後までラモン様と運命を
共にする覚悟です。




「サンプル」奪回完了

改めて通達するが、サドラー様の手
によってルイスは処刑され、
「サンプル」は無事に、我が教団に
取り戻す事ができた。

できればこの城内では、サドラー様の
手をわずらわせる事なく、私の手で
事態を解決させたかったのだが、今は
何よりも「サンプル」が無事に戻った事
を喜びたい。



これで第3組織の女も、「サンプル」に
関して、うかつには手出しできなく
なったはずだ。

ルイスもおとなしく我々の仲間になって
いれば、我が教団の支配するすばらし
い世界で生きられたものを、非常に
残念でならない。




残るは合衆国の2人だけだが、あの
2人に関しては、私に全てお任せ
いただけるとのお言葉を、サドラー様
からいただいた。

その信頼に応えるためにも、何としても
アシュリーを捕まえ、サドラー様の元へ
お届けするのだ。




儀式の準備


出来損ないの「ノビスタドール」も使い
ようで、ようやくアシュリーを確保する事
に成功した。

このまま速やかに例の儀式を執り
行い、アシュリーを我が教団の正式な
仲間とするのだ。






儀式の準備には、まだしばらく時間が
かかるから、手の空いている者は、
かわいそうなレオン君の相手にでも
なってあげなさい。






とりあえず、時計台の歯車に歯止め
でもしておけば、レオン君をしばらくは
足止めできるだろう。

3箇所ほど止めておけば、時間稼ぎ
には十分だ。

皆でゆっくりと相手をしてあげなさい。




ルイスのメモ 2
初代城主の頃に封印された「プラーガ」
は、そのままの状態で、この城の地下
に眠っていたらしい。

しかし、サラザールがその封印を解い
た当時は、「プラーガ」を再生する試み
が成功するとは誰も思わなかった
ようだ。

なぜなら、発掘した「プラーガ」の全て
がミイラ化してしまっていたからだ。


元々、他の生物に寄生しないと生きて
いけない寄生生物である「プラーガ」
が、単体で生き延びているはずは
なかったのだ。

だが実はこの時すでに、サラザール
も気が付かないうちに、「プラーガ」は
自ら復活の準備をしていたようだ。




それから何年かして、「プラーガ」の
発掘作業に駆り出されていた村人達
の間で、原因不明の発作が起こる
ようになったらしい。

その者達はある日突然、凶暴化して
人を襲うようになってしまったのだ。



実は発掘当時、成体だった「プラーガ」
はミイラ化していたが、幼体だったもの
は、微細な胞子となって休眠状態の
まま生存していたのだ。

村人は発掘作業の中で、乾燥した胞子
を吸い込み、その体内で胞子を蘇生
させてしまっていた。

こうして「プラーガ」は再生されたのだ。


そして、今も城の地下では「プラーガ」
の発掘が続いている。

教団が再生させた幼体の総数は不明
だが、すでに相当数の「ガナード」が
生み出されたはずだ。

すぐにでも教団の活動を止めねば、
このままでは世界中の人間が、教団
の犠牲になってしまう。



エイダからの手紙


「プラーガ」の卵はふ化する前なら薬
で除去できるけど、一旦成長を始めた
ものは無理ね。

成体になる前に外科手術で取り除く
事ができれば、助かるかもしれない
けど、成功の確率は低いと思うわ。






たぶん彼女の方が先にやられると
思うけど、対処法がない場合どうする
か、覚悟はしておきなさい。






ルイスのメモ 3


この島で行われた「プラーガ」の
応用実験は、「エルヒガンテ」や
「ノビスタドール」のような、元が人間
とは思えぬような特殊な存在を生み
出した。

その中でも特に、「リヘナラドール」は
他とは一線を画している。





この「リヘナラドール」の最大の特徴
は、驚異的な代謝能力で、破壊された
体組織を瞬時に再生できる事にある。

そのため、普通の兵器では、なかなか
殺す事ができない。





こいつを素早く殺すには、体組織を
再生できないよう、体内の寄生体を
ピンポイントで狙わなければならない。

しかし、体内の寄生体は肉眼では
見えないため、ライフルに装着できる
サーモスコープが必要だ。






さらに、ほとんどの「リヘナラドール」は
複数の寄生体を宿しているので、殺す
にはその全てを排除しなければなら
ない。






特に厄介なのは、背中に寄生体が
付いている場合で、正面から寄生体
が見えない時は、何らかの方法で
背中を向かせる必要がある。

うつ伏せに倒す事ができれば、比較的
簡単に背中を狙えるはずだが…




エイダの紙ひこうき




気付いてると思うけど、ゴミ処理場
の廃棄口からなら、ここを抜けられる
かもね。






教団の計画について


あのエージェントのせいで、村長と
サラザールを失ったが、教団の計画
は、このまま予定どおり進める。

ただ、出来が悪かったとはいえ、忠実
な部下を失った事は、計画の進行にも
多少の影響が出るであろう。




しかし、失った人材を補充するにも、
幹部レベルの人間は、うかつには
増やせん。

なぜなら、支配者側の「プラーガ」は、
人間の意識がそのまま残るから、
いつでも私を裏切る事が可能だからだ。





あのルイスまでもが私を裏切った
以上、今後はより慎重に仲間を増や
さねばならん。

計画の最終段階で、内部の者に足を
引っ張られてはたまらんからな。





ルイスのメモ 4



「プラーガ」の特徴は、3つある。

1つ目は、宿主をコントロールできる事。

これについては改めて記す必要もない
だろう。




2つ目は、真社会性生物である事。

これは簡単に言うと、個体ごとに
バラバラに生きるのではなく、アリや
ハチのように社会を形成する事を示す。

寄生虫としてはかなり珍しい特徴と
言えるが、1つ目の特徴を利用する
うちに、後から身に付いた特性かも
しれない。



3つ目は、多様な生物に寄生できる事。

これは、先の2つの特徴と合わせると、
特別な意味を持ってくる。

この寄生体が介在すれば、異なる
生物の間でも、相互にリンクする社会
を形成できるのだ。



しかし、俺はこの興味深い生物の研究
を続けたいがために、教団の目的に
目をつぶってしまっている。

サドラーが「プラーガ」を、悪用しようと
している事に気付いていながら、
とうとうここまで来てしまった。

だが、今さら俺1人の力で、教団を
止める事ができるのだろうか…



クラウザーの仲間へのメモ


どうやらサドラーは最初から俺の事は
信用してなかったようだ。

何とかアシュリーの拉致を実行する
事で、教団の中枢までは入れた
ものの、結局「サンプル」に近付く事を
許されなかった時に、薄々感じては
いたのだが…



それで「サンプル」奪取のために
仕方なく、あの女を呼んだ訳だが、
あの女は最初から、こうなる事を
計算していたのか?

元々あの女は、俺やウェスカーとは
違う何かを目的としているような気が
していたが、この機会にその目的を
はっきりさせねばならん。





そしてレオンを始末し、「サンプル」を
奪ったら、あの女の死体も一緒に、
ウェスカーの元へ届けてやる。






ルイスのメモ 5


寄生した「プラーガ」を外す事が可能
なのか、という問題は、この寄生体の
研究において初期の頃から注目
されてきたらしい。

ただし、これは治療が目的ではなく、
宿主の意思で寄生を取り除けない
ようにするための検証だったようだ。




結論から言うと、成体になる前なら
特殊な放射線で、「プラーガ」のみ
を死滅させる事が可能だ。

しかし神経がつながった状態の
「プラーガ」を殺す事は、その苦痛が
宿主にも伝わるので、重度の
意識障害が起こる可能性がある。





さらに注意すべきは、この時点で
「プラーガ」が成体となっていた場合、
宿主の方も死ぬであろう事だ。

だが、その後の事を考えれば、いっそ
死んでしまった方が幸せかもしれない。





教団の最終目的

合衆国の権力は、議会や司法省、
各行政機関に軍、そして民間の
巨大企業など、色々な組織の間に、
複雑に絡み合っている。

そこに我が教団の力を浸透させる
には、権力の要である大統領を中心
に、権力者達を効率よく支配する
必要がある。



この時に問題となるのは、完全に
権力を掌握する途中で計画がばれた
場合だが、その時は合衆国を崩壊
させればいい。

今の合衆国の力をそのまま利用
すれば、楽に世界をコントロールできる
のだが、無理な場合は仕方がない。




それまでに支配した人間を使って、
誰が寄生されているか分からぬ
疑心暗鬼の状態をあおれば、民主
国家など簡単につぶれるだろう。

そして合衆国崩壊の混乱に乗じれ
ば、我が教団は世界の直接支配も
可能となる。







どちらにせよ、我が教団が世界の
頂点に立つのは、誰にも止められん。









PS2版


Ada's Report


Report #1

成さねばならない真の目的。
私はそれへの足がかりとして、今回の任
務についた。すべてを終えるまで、誰に
も真意を悟られてはいけない。
そして、ただ隠れまわっているだけでも
だめだ。時には彼らの前に姿を現し、道
案内を施す必要がある。


まず、舞台背景について整理したい。
教祖オズムンド・サドラー率いる教団ロ
ス・イルミナドス、そして彼らが封印か
ら解き放ったという寄生生物プラーガ。
現段階で我々「組織」が把握している情
報、サドラーの「秘術」について考察し
てみようと思う。


領主であるサラザール家が代々用いたと
される、プラーガを操る特殊能力。
我々は、これは音響あるいは音波によ
る特殊意思伝達法ではないか、との仮説
を立てている。
寄生体のみが感知できる音域で「命令」
を伝え、意のままに操る。簡単に言えば
犬笛の原理だ。

この説は、独自に入手した寄生体の肉片
から、音を感知するらしき器官が確認さ
れたことから推察されたものだ。
かつて教団の教祖らは皆、特別な祭祀用
の杖を携帯していた。これに何らかの仕
掛けがあったのか、あるいは、特殊な音
域を用いた発声法があるのか。
あくまで憶測の域を出ない仮説のため、
確証はまだない。

それら検証も含め、「プラーガのサンプ
ル入手」は、今回の任務において何より
も優先する事項だ。
それは「組織」に対して果たすべき私の
信頼の証でもある。
駒は動き出し、カウントダウンは始まっ
た。もう後には引けない。



Report #2
様々な思惑が交じり合う今回の事件にお
いて、彼…ルイス・セラの立場は比較的
単純だ。
背後に何らかの組織めいた動きは確認で
きず、あくまで彼個人の意思により行動
しているものとみていいと思う。
彼を今回の任務のキーパーソンとして
「組織」に推したのは私だ。
彼の人間性…経歴からにじみ出る「熱意」
に、好感を抱いたからだ。
研究施設からの彼の救援要請メールを、
偶然傍受できたのは幸運だった。
どうやら彼は警察組織を信頼していない
ようで、メールは大学時代の友人宛に送
られていた。
彼自身はその友人がすでに死亡していた
ことを知らなかったようだけれど、とも
あれその経路から彼との接触を図ること
ができた。
彼はプラーガの研究の合間に、教団の裏
側についても独自の調査を進めていたよ
うだ。その一部がメールにも書かれてい
たが、あらゆる面で真相に迫る鋭い考察
を連ねている。この観察眼こそサドラー
に買われた能力だろう。
しかしその力は教団の深部に入り込み過
ぎ、サドラーの疑念を招くことになって
しまった。

こちらの正体を告げると、彼は身柄の保
護を願い出てきた。「自分は教団やプラ
ーガになんら未練はない、ただ安全圏へ
逃げ、平穏な生活に戻りたい」…と。
我々は見返りに、証拠物のひとつであ
る「支配種プラーガのサンプル」を持ち
出して寄こすように命じた。


どうやら彼はサドラーの信頼を得ている
数少ない人物のようでもある。接触を図
って、サンプルを得ることは比較的容易
だろうと目算した。
だが、彼の逃亡は教団とて放ってはお
かないだろう。
手引きをし、ある程度こちらの意図通り
に立ち回ってもらわなくては。



Report #3

ジャック・クラウザー…この男について
は、「組織」も綿密な身辺調査を行って
はいた。
作戦行動を共にするにあたり、彼の能力
や性格に問題がないかをチェックした。
中途半端なスキルでは、仲間をも危険に
さらしてしまう。



結論を言えば、彼は優秀な傭兵で、それ
以上でも以下でもない。十分な「報酬」
を約束する限り、過不足ない働きをして
くれるはず。
そして仮に不穏な動きを見せたところで
彼の行動パターンはある程度読める。



今回の作戦行動は、すべてウェスカーが
直々に指示を下している。クラウザーに
教団にスパイとして潜入し「サンプル」
の入手を命じたのも、私との共闘を決め
たのもウェスカーだ。
これは互いに監視せよとの意味合いなの
だろう。

おそらくクラウザーは、すでに教団で
「力」の象徴であるプラーガの魅力に触
れ、陥落している。
その結果、我々「組織」にとって害を
なす存在となることも、遠からず予測で
きる。
でも、これはある意味必然とも言うべき
展開だ。彼には「舞台のかく乱」という
本来の役割を演じてもらうしかない。


いずれ舞台そのものも、破壊され抹消さ
れる運命にあるのだから…。
彼にとっては不幸だけれど、目的を達成
するための隠れミノとして、しばらくは
今の立ち位置を保持してもらいたいものだ。




Report #4
レオン・S・ケネディ。
彼の存在は、今回の任務を完遂するため
に欠かせないパーツだ。
何よりも、彼の持つ圧倒的なサバイバル
能力がなければ、この物語は完成しない。
人外の化け物がうごめく地域で、たった一人
の力のみで生存し続けるという難題を、
彼は過去に成し遂げている。
それも、訓練もままならぬ新米警官の時代に。
常人離れの強運と、それをとっさの判断
で最大限に生かす非凡なセンス。まさに
天賦の才能だと思う。政府直属のエージ
ェントとしての経験は、そこにタフさと
したたかさも加えた。
彼には「主役」として、物語の表側を引
っ張っていってもらう必要があるけれど、
それはさほど難しいことではないと楽観
もしている。

もちろん、サドラーやクラウザーが関わ
る以上、不測の事態もある程度は考慮し
ておかなくてはならない。
だけど、あくまで私は己の目的のために
彼を「サポートする役」に徹する。
彼を主役の座から降ろさせないためのサ
ービスも、幾度かは施すつもりだ。


それにしても…ほんの数ヶ月前までは、
この「配役」は想像し得なかった。
私の役どころも、もう少し単純なものだ
ったはず。
大統領の娘の誘拐、その専属捜査エージ
ェントとしての単独派遣。物語の骨格は、
レオン介入の事実が判明した時点で修正
され、今の形に整えられた。


でも、私は必要以上の不安は抱いていない。
レオンの通る道に、困難はあれど挫折は
ないと確信できるからだ。
どんな理不尽な運命にも、彼は抗ってき
た。その強運が、私を勇気付ける。
私だけが、未来の明確なヴィジョンを見
通せている。
その自信に、少しも揺らぎはない。



Report #5

小さなほころびは、なんとか取り繕うこ
とができた。
任務は成功、と言えると思う。
サンプル入手という当初の目的も無事に
果たせた。
ウェスカーには別のプレゼントを贈った。
「組織」の命令だからだ。彼との偽りの
共謀も、なかなかスリリングではあった。


アルバート・ウェスカー…彼はどこに向
かおうとしているのだろう。
今回の任務を通じ、ほんのわずかその一
端に触れた気がした。
彼にとってアンブレラとは、かつては力
の象徴、己の野望を実現させる強力な後ろ
盾だった。
しかし「傘」は破れ、幻想は砕かれた。


庇護を失った黒い企みの主たちは散り散
りになり、今また、新たな「傘」を求め
てうごめいている。
彼らは陽の光を嫌う。自分自身の醜さを
誰より自覚しているから。
ウェスカーは、より大きく丈夫な新しい
「傘」をかかげるつもりなのだ。



世界各国の公共医療機関にも薬剤を提供
している巨大製薬企業「S」。ウェスカ
ーがアンブレラ崩壊後に接触した形跡が
確認されている。彼の次の「起点」は、
おそらくそこだろう。
「組織」ともども、注意深く見守る必要がある。



しかし、ウェスカーとて馬鹿じゃない。
私や「組織」の思惑を、少なからず理解
しているはず。私も彼も、互いに泳がし、
泳がされている。それを愉しむ余裕が、
今はまだある。
真の目的への一歩は、無事に踏み出した。
確実に言えることはひとつ…
戦いはまだ終わらない。

※【巨大製薬企業「S」とはシーシェルが正式名称で
初出は初回版DGだったが完全版ではトライセルに変わった】
……という情報がネット上には存在するが、
そもそも何をもってして「完全版」なのかは不明。
※ネット上においてのシーシェルという単語自体はDGの公開から4ヶ月後の2009年2月12日が最古か。
※ウェスカーがシーシェルと発言したとも(こちらの初出は不明)




モバイルエディション


※細かな差異があるものの、原作に登場しているものは割愛。

手榴弾メモ
「手榴弾」は複数の敵を
まとめて倒したい場合に有効な
武器だ。

ただし投げるときは爆発に巻き
込まれないよう注意が必要。

「閃光手榴弾」は手榴弾を
使えない狭い場所や、敵に
囲まれたときなどに有効な
武器だ。



2種類の手榴弾にはそれぞれ
特長がある。

状況に応じて使い分けられる
ようになることが望ましい。




マインスロアーマニュアル
「マインスロアー」は手榴弾よりも
正確に狙った箇所で爆発を
起こすことができる、強力な
武器です。



射出された専用弾は命中した
箇所に深く突き刺さり、およそ
3秒後に爆発します。

爆発に巻き込まれないように
ご注意ください。



アタッシュケースの整理
アタッシュケースの中を常に整理して
おくことで、いざというときに
必要なものが入りきらない
という事態を回避できます。



同じアイテムが複数あるときには
「組み合わせ」ることで、
1つにまとめましょう。




それでも物が増えてしまって
持ちきれなくなってしまう場合
は、思いきって「捨てる」か、
「売却」してしまいましょう。