●水瓶を持った女性像 台座には碑文と何かをはめるような円 い穴が開いているが・・・ ●赤い宝石を掲げた石像 横にある2体の石像は一度配置を変え たらしい。署員には不用意に動かすなと 通達されているようだ。 |
●屋上の給水槽 過去、水圧調整機のバルブを締めすぎ て給水槽を破裂させ、大量の水を放出し てしまった事が有ったのでハンドルを抜 き取ったという事だ。 |
●ヘリコプターにより壊された扉 壊れた扉は吹き飛ばすより他に取り除 く方法はない。 最近爆薬を押収したとの報告があった。 ●署長室の絵 署長が奇妙な絵ばかりを買い求めるの は決してシュミだけではないと署員の間 でウワサが流れている。特に椅子の後ろ の絵は掃除などの時に手を触れただけで も憤怒していたという事だ。 |
●記者会見室のガス灯 ガス灯を点けるには火種が必要だ。 また、うまく順番にひねらないと消え てしまう事がある。 ●時計台 上の階へ上がるにはクランクで階段 を引き降ろすしかない。 時計は歯車が一つ失われてからは動 いたことがないと言う。 |
●下水処理場の扉 ロック装置が白黒のチェス盤のよう な形をしているのは、管理人が無類の チェス好きだかららしい。 |
●下水道を遮る滝 滝の向こうに行くためには流れ落ちる 水を止めなければならない。 すぐ横の壁にある小さな機械に何か秘 密があるのだろうか・・・ ●下水道の換気ファンと稼動橋 これらの機械はハンドルで操作するの だが、普段は取り外してあるようだ。 |
●工場跡地の車両ターンテーブル ターンテーブルを操作するための装置 は直接ターンテーブル上に設置されてい る。 操作するには専用のキーが必要であり そのセキュリティは固い。 |
●研究所の電力回復 ブレーカーシステムを回復しない限り 閉じられたシャッターを開ける術は無い。 ヒューズは大電力に耐えうる超電導体 を使っていて、超低温の場所に保管され ている。 また携帯の際には保冷ケースが必要だ。 ケースへの組み込みも超低温下で行わね ばならない。 |
●研究所のパソコンの使用方法 「A」と入力したかったらカーソルを Aに合わせてアクションボタンでOK。 何文字か続けて入力する場合は最後の 締めくくりにのキーに合わせてアクショ ンボタンを押す。 |
●ワクチン製造 ワクチンの製造方法は複雑だ。 まずワクチンの元になる物質が封入さ れた“カートリッジ”を見つけ、活性処 理機−VAN−で“ワクチンベース”を 製作する。 さらにそれを実験室の製造機に入れて 完成となる。 |
●最下層の運搬施設行きエレベーター 運搬施設と研究所は倉庫にある大型の エレベーターリフトで繋がれている。 管制室の南側(MAP上での下方向) の通路から辿り着く事が出来るが、シャッ ターを開けるカギが必要になるだろう。 |
●研究所最下層の運搬車両 非常用の動力がまだ供給されていない ようだ。大掛かりな発電装置ゆえそれに 耐え得るプラグが必要になるだろう。 トンネルゲートの開閉も電力供給がな くてはどうにもならない! |
1998、8、23 ●署内の配置替えによる備品の移動につ いて報告します。 『4桁cLー付き金庫』 2F S.T.A.R.S.オフィス から 1F 東側オフィス へ移動 au2236」 ラクーン警察 連絡課 |
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−作戦報告書− 9月26日 当ラクーン警察署は、ゾンビの突然の 襲撃により死亡者、負傷者を多数輩出。 その際、通信機器が破損。外部との連 絡が不可能になる。 被害の拡大を防ぎ、署内に残っている であろう生存者を救助する作戦を決行。 ここに作戦討議内容を記録する。 |
・武器、弾薬の確保 ゾンビ襲撃の前日、近日の度重なる怪 事件から署長はテロ活動を懸念。 武器庫を占拠された時の事を考慮し、 一時的に武装を各所に散らす事にした。 不幸な事にそれが災いし、弾薬の所在 が把握できなくなってしまった。 署内に散らばった弾薬を集める事が先 決である。 |
・武器庫のロック解除 上記のように、弾薬の確保は困難を極 めるだろう。 しかしながら地下の武器倉庫にはまだ その多くが保管されているはずである。 武器庫を開放するためのカードキーの 管理者が行方不明であり、カードの所 在が分からない。 |
また、戦闘の際に一部のブレーカーが 落ちてしまったため、特定区画の電子 ロックが機能していない。 動力室にて電力の回復を図らなければ ならない。 記録者 デビッド・フォード |
−作戦報告書− 9月27日 午後1:00 署内西側のバリケード が突破され、戦闘が起こった。 負傷者を一時的に1F押収物倉庫へか くまうが、今回の戦闘で12名もの被害 者を出してしまった。 記録者 デビッド・フォード |
〜追加報告〜 突然現れた怪物に、更に3人もの命が 奪われた。 全身の皮を剥いだかのような異様な容 貌、鋭利な爪、…しかし最も恐ろしいの は、舌を使った一撃だ。奴は伸縮する舌 を自在に操り、槍のように尖らせ一瞬で 3人の心臓を刺し貫いたのだ。 他にもどこに潜んでいるのか分からな い。我々は奴等を“リッカー”と名付け 緊急に対策を講ずる事とする。 |
−作戦報告書− 9月28日 本日午前2:30、作戦会議室にゾン ビが侵入、戦闘が起こる。その戦闘でデ ビッドを含む4名が死亡した。 生存者は私を含めたった4人。武器、 弾薬の確保の失敗。度重なる異常な戦闘 による疲弊と混乱。 もう後が無い・・・ |
そこで下水道を脱出路に使う案が提案 された。 当警察署の地下から下水処理場へと抜 ける事の出来る場所がある。 そこから下水道へ抜けるのだ。 下水処理場にヤツらがいないという保 証はどこにもない。この作戦は無謀だと しか言いようが無いだろう。 だが、このままでは死を待つばかりだ。 |
少しでも時間を稼ぐため、東側オフィ スにある、唯一地下へ行ける扉を施錠す る。合鍵が西側のオフィスに保管されて いるが、ヤツらの知性では、鍵を探し出 して使用する事は考えられないだろう。 この作戦会議が役立つことを祈る。 記録者 エリオット・エドワード |
〜パトロール報告書〜 9月20日 PM9:30 報告者:ニール・カールセン巡査部長 ラクーン市郊外の下水道に不審人物が 居るとの通報を受け、下水道内を捜索。 疑わしく思われる人影を発見。尋問を 試みるが逃走された。 |
現場より以下のものが発見された。 ・プラスチック爆弾 少量 ・電気式時限信管 ・9×19パラベラム弾カートリッジ ・赤外線スコープ (破損しており使用は不可能) 以上 |
8月 8日 今日も署長にかけ合ったが、やはり信 じてくれない。アンブレラがあの洋館で、 恐ろしいTウィルスの実験をしていたの は間違いないのだ。 Tウィルスに感染すると、人間はゾン ビになってしまう。 |
だが洋館は爆発してしまって証拠が残っ ていない。その上、この町はアンブレラ の薬品工場で食ってるようなもので、町 の人間は、恐れて誰も口を開かない… どうしたらいいのだ。 |
8月17日 最近、おかしな事件が続発している。 夜中、町のあちこちで見たこともない化 け物が出現すると言うのだ。 アンブレラが再び動き出したに違いな い。 |
8月24日 ジル、バリーと協力して、ついに情報 を掴んだ。 アンブレラは、Tウィルスに代わる新 しいGウィルスの研究に乗り出したとい うのだ。 Gウィルスとは一体どんなものか? |
とにかく三人で相談し、極秘で捜査す るためアンブレラの本拠があるヨーロッ パへ飛ぶことにした。妹には連絡しない。 危険にさらしたくないからだ。 許してくれクレア。 |
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ラクーンシティ警察署 『S.T.A.R.S.』隊員 クリス・レッドフィールド殿 貴殿より依頼があった件につき、内偵 した結果、以下のことが判明した。 |
(1)アンブレラ社が極秘に開発中の Gウィルスについて。 現在のところ、Gウィルスなるものが 存在するかどうかは判明せず。引き続き 内偵を続ける。 |
(2)ラクーンシティ警察署長 ブライアン・アイアンズについて 署長ブライアン・アイアンズは、過去 五年間に渡り、アンブレラ社から、多額 の賄賂を受け取っていた疑惑あり。 恐らくアンブレラ社が引き起こしたと 思われる洋館事件及び数々の不審な事件 のもみ消し工作に一役買っていたと考え られる。 |
また署長は、大学時代、二度に渡り女 子学生に乱暴を働いた疑いがあり、精神 鑑定を受けたが、成績優秀のため不問に 付されている。 以上のことから、今後は十分に注意を して行動されたし。 合衆国連邦警察局内務調査室課長 ジャック・ハミルトン |
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レオン・S・ケネディへ ラクーンシティ警察署へ配属おめでと う。 これからは俺たち先輩警官が、たっぷ り可愛がってやるぜ。 楽しみにしてな。 ラクーンシティ警察署員一同より |
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4月 6日 偶然、2Fに置いてある石像を 動かしてしまった。 たったそれだけなのに、 それを見つけた署長は 「この石像に二度と触るな!」と 凄いケンマクで私を怒鳴りつけた。 そんなに大切なものなら、あんな所に 置かなければいいのに・・・ |
4月 7日 噂によると、署長が大切にしている 美術品のコレクションはどれもだいたい 何百万、何千万もする高価な物らしい。 どこからあんな趣味の悪いものを 持ってくるのか、それよりも、 どこにそんなお金があるのか不思議で 仕方ない。 |
5月10日 いつものように、大きな額縁を抱えて、 署長が帰ってきた。 今回の絵は全裸の女性が吊るされている 悪趣味な絵だった。 署長はうれしそうにじっとその絵を 眺めている。 一体、こんな絵のどこに芸術性があると いうのだろうか。 |
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6月 8日 いつものように署長の部屋を 掃除していたら、署長が凄い形相で 部屋の中に飛び込んできた。 ここに来て2ヶ月経つが、あんなに 恐ろしい顔を見たのは2回目だ。 前回は石像を動かした時、今回は あの時と同じ、いや、それ以上かも しれない。殺意さえ感じた。 |
6月15日 署長の秘密を知ってしまった。 もしこの事が署長にばれたら ただじゃすまされないだろう。 私の命が・・・私の命が・・・ 今日はもう遅い。 早く明日になって欲しい。 |
月 日 |
8月11日 久しぶりに青空を仰ぐ事 が出来たが、気分は良くない。 仕事をさぼって立ち入り禁止になって いる3Fの時計台に居た事がばれてお咎 めをくらったからだ。しかも署長直々に。 しかしどうも腑に落ちない点がある。 署長は、仕事をさぼっていた事より 「時計台に居た事」を非常に気にしてい た。そもそもなぜ立ち入り禁止なのだろ うか? |
9月 5日 ひょんなことからある老人 と知り合いになった。名はトーマス。 裏の処理場で働いている老人だ。 話してみると気のいいじいさんで、非 常にチェスが好きらしく、処理場の一角 の扉の鍵までチェスの形をあしらったも のにしたらしい。 明日の夜、一緒にチェスをする約束を した。どれほどの腕前か楽しみだ。 ただ、皮膚病なのかしきりに身体をば りばりと掻いていたのが気にかかる。 |
9月 9日 思っていた以上だ。自分 自身チェスは強い方だと思っていたが、 それが思い上がりだと知らされた。 しかしチェスの強さもさる事ながら食 欲旺盛な老人だ。対戦中も腹が減ったと ぼやき続けていた。ただ、言葉とは裏腹 に酷く体調が悪いように見受けられたが 大丈夫だろうか? |
9月12日 チェスを楽しみにしてい たが、トーマスの身体の具合が悪いよう だったので中止になった。残念だ。 彼の方から訪ねて来てくれたのだが、 土気色の顔をしてまるで死人のようだっ たのであわてて帰したのだ。何とも無い と言っていたが、きっと無理をしていた のだろう。 そういえば俺も今日は調子が悪い。 |
ラクーンシティ警察署 ブライアン・アイアンズ署長殿 『S.T.A.R.S.』の隊長ウェスカーの バカな裏切りで、洋館は爆破された。 だがウィルスの研究に支障はない。 問題は、生き残って洋館を脱出した 『S.T.A.R.S.』の隊員クリス、ジル、 レベッカ、バリー、ブラッドだ。 |
連中が証拠を持ち帰っていれば、極秘 に処分し、事件が表沙汰にならないよう、 彼らの行動を規制し、十分に監視して貰 いたい。 連絡役は、今まで通り私の妻アネット にさせる。 ウィリアム・バーキン |
ラクーンシティ警察署 ブライアン・アイアンズ署長殿 今期の謝礼一万ドルを、例の口座に振 り込んでおいた。 Tウィルスに代わるGウィルスの研究 は、間もなく完成する。 これが完成すれば、私は間違いなく アンブレラ社の幹部になれる。 |
それだけに今が用心の時だ。クリスた ちが私たちの周囲を嗅ぎ回っている。 特に薬品工場跡地の近くへは絶対近づ けないように十分に監視して欲しい。 ウィリアム・バーキン |
ラクーンシティ警察署 ブライアン・アイアンズ署長殿 問題が起きた。アンブレラ本社の幹部 連中が、私が開発中のGウィルスを横取 りしようとスパイを送り込んで来た。 恐らく二、三人だろうが、はっきりし た数は分からない。 長年苦労して開発して来たGウィルス を横取りされてたまるか。 |
不審な人物が町へ入り込んでないか、 徹底的に調べて貰いたい。もし発見出来 たら、ただちに拘束し、アネットを通じ て連絡して欲しい。 場合によっては暗殺しても結構だ。 Gウィルスは、私の命だ。邪魔する者 は容赦しない。 たとえそれがアンブレラの人間でもだ。 ウィリアム・バーキン |
9月23日 もうお仕舞いだ。アンブレラの奴等は 私の街をメチャクチャにしやがった! じきに街はゾンビだらけになる。 私だって感染しているかも分からない。 こうなったら街の人間は、一人残らず ブッ殺してやる!! |
9月24日 署の内部を混乱させる事に成功した。 外部から支援が来る心配もない。 これだけ警察の対応が遅れれば、街の 連中の脱出も絶望的だ。 署内部からの脱出路も既に断ってある。 下のフロアでは、生き残りの連中が 必死で脱出計画を練っているようだが、 誰一人としてここからは出さない。 |
9月26日 まだ署内で抵抗を続けている奴等が いたので、そろそろ狩ってやる事にする。 エドワードの奴、私がいきなり後ろから 心臓を撃ち抜いてやったら、転げ回った 挙げ句、目を丸くして死んでいった!! 市長の令嬢はまだ生きているだろうか? ちょっとした狩りを楽しもうと逃がして やったのだが… あの美しい体はぜひ剥製にしてじっくり 眺めたい。 |
コードG 人体投与実験 9/15 15:24 |
ARUKAS洋服店前にて撮影 2時間後ゾンビ化 意識を失う直前まで身体のかゆみや 嘔吐感を訴えていた ベン・ベルトリッチ撮影 |
開発コード:T−103 従来の00ナンバーシリーズから更に 新陳代謝能力を増大、驚異的な回復力 を持つに至る。 PH−X016 資料用 |
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〜連絡施設利用者リスト〜 第1、第3水曜日に、研究設備のメン テナンスをしているアンジェリカ=マー グレットが利用する。彼女の持つ機材は 湿気に弱いので、施設内の湿気はあらか じめファンを回し除去しておくこと。 毎月28日に、薬品の運び屋であるド ン=ウェラーが利用する。非常に危険な 薬品のため、移動中は常に気をくばる様 にすること。 |
毎月6、16日に研究施設で行われる 定例会議に出席するため、警察署長ブラ イアン=アイアンズが利用する。失礼の ないよう丁重に案内すること。 奇数月の第4金曜日に、アンブレラ・ シカゴ支社で研修学会を行うため、ウィ リアム=バーキンが利用する。彼は何者 かに襲われる危険性もあるので、案内す るだけでなく、下水内での身辺警護もこ なすこと。 |
その他必要に応じて、当局から通行日 時と通行者の氏名を連絡するので、その 時は通行者を無事に行き先まで案内して 欲しい。君の働きに期待している。 以上 アンブレラ本社・事務局長 チャールズ=コールマン |
6月28日 久しぶりに運び屋のドンがきたので 仕事がすんだ後、すこし世間話をした。 何でも病状がひどくて昨日まで寝込んで たらしい。こんなヤバい仕事をしてりゃ どこか悪くなるのもうなずけるが…。 話をしている最中も、終始脂汗を垂 らし、体のあちこちをかきむしってやが った。一体あいつはどんな病気にかかっ ているんだ? |
7月 7日 最近、アイアンズ署長が研究所に通い つめている。まったく何しに行ってんだ かわかんないが、いつも憂鬱な顔をして やがる。あの陰険な顔した奴が、さらに 憂鬱な顔して毎日来るんだから、こっち の気までめいっちまうぜ。 どうせ、ウィリアムのだんなあたりに無 理言われてるんだろうけど、それが奴の 宿命ってもんだ。せいぜい頑張ってくれ “市民思い”の署長さんよぉ。 |
7月21日 こんな深夜に仕事があるんじゃ好きな 酒もロクロク飲めたもんじゃない。だが この仕事のおかげで俺の生活は成立って んだから、そんな事言ったらバチが当た っちまうかもな。 |
8月16日 久しぶりに、アイアンズ署長がやって きた。以前に増して険しい顔をしていた ので、冗談を言ってなごませてやろうと したら、眉間に銃口を突きつけられ殺さ れかけた。何とかその場は収まったから 良かったが、一体どういう神経してやが るんだアイツは。俺が隠し持っているメ ダルと奴のメダルの2つを使わなかった ら、研究所へ行く事なんかできやしない のに。全く“市民思い”の署長だぜ。 |
8月21日 ウィリアムのだんなから、警察や記者 がアンブレラの事について調査を始めた と情報を受けた。それはラクーン市全体 に及ぶらしく、いつ下水道の中まで、調 査が及ぶかわからないので、アンブレラ 下水設備を一旦停止して、カモフラージ ュしておいてくれという用件だ。 これからの下水道の往来は、今まで通り 続けるらしいが、バレちまったら俺の職 がなくなっちまう。気をつけなきゃな。 |
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―緊急事態発生時の安全対策― 当研究施設はバイオハザード発生時に おける緊急対策を、全て地下搬入施設に 集約している。 搬入した資材に異常が見られた場合、 資材集積所からオートメーションで カーゴを特殊高速車両に緊急搭載し、 迅速な隔離・処分を行う。 異常のレベルによっては、車両ごと 資材の廃棄処分を行う場合もある。 |
又、当研究施設自体に異常事態が発生 した場合は、通常は資材搬入・搬出を 行っている最北の路線を緊急脱出ライン とし、市街の中継施設への避難経路を 確保する。 いずれの場合も、当研究施設について のいかなる情報も外部にもらしては ならない。基本的に研究内容の守秘を 最優先事項とし、場合によっては脱出を 中止する場合も考えられるので、各自 冷静かつ迅速な行動を心がける事。 |
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培養実験室の仮ユーザー登録 ネーム入力:“GUEST” パスワード: な し 24時間有効 |
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−これは緊急を要する研究報告である− P−εガスは生物兵器=B.O.W.(BIO ORGANIC WEAPON)に対して使用すると、対 象の抵抗力を弱らせ弱体化させる事が判 明している。 そこでB.O.W.暴走時の緊急鎮圧用散布 ガスに決定しているが、さらなる追跡調 査により意外な弊害が生じる事が判明し た。 |
B.O.W.はP−εガスの効果で細胞活動 を抑えられ弱体化するのだが、これが長 時間に及ぶと内部で抗体を作り出し環境 に対応してしまうのである。 それどころかP−εを養分として分解 吸収し、その過程から抽出した毒物を外 敵への攻撃手段として用いる能力を持つ に至る種も確認されている。 |
つまり、P−εガスの使用は極力避け ねばならない事を示している。 以上の事からP−εガスの散布機構の 即時見直しを要求するものである。 第2研究開発室 安全対策班 |
Gワクチン「DEVIL」 生成方法 |
Gウィルスに感染し発病した生物は、 体内で作り出す胚を他の生物に産み付け るという方法で自己複製を行うが、産み 付けられた胚は宿主の激しい拒絶反応を 受けない限り、十分な時間をかけて宿主 の体と徐々に融合を続け、やがて宿主の 体を自らの細胞組織と全て入れ替え、 完全なG生物として生まれ変わる。 |
成熟するまでの期間は宿主の固体差に よって様々だが、胚と宿主との細胞融合 過程において早い時期であれば、特殊な 抗原体を投与する事でG生物化を止める 事が出来る。 この抗原体の生成方法は以下の通り。 |
ワクチン生成にはワクチンベースが 必要となるのだが、これは活性処理機 「VAM」で用意する。 まずワクチンベースを収納するための カートリッジを「VAM」にセットし、 機械を作動させる。 一定時間で処理は終わり、白色の ワクチンベースが自動的にカートリッジ にセットされるので、緑のランプを確認 したら後はカートリッジを取り外し、 次の段階へと進む。 |
ワクチンベースが用意出来たら、これ をP−4レベル実験室のワクチン生成機 にセットし、生成処理を行う。 生成機はコンピューター制御されている ため、スイッチを押すだけで自動的に 生成プログラムを起動、およそ10秒程 で生成処理は終わる。 以上の工程を経て「DEVIL」が 完成する。このワクチンは少しの衝撃や 温度変化で変質してしまうため、非常に デリケートに扱う事が大切である。 |
親愛なる友、バリーへ 一体なんでこんな事になっちまったん だろう。街はすっかりゾンビで溢れかえ っちまって、まさに地獄絵図だ。私と同 様、この街を愛する君の事だ。まだ街に 残っていると思い、待ち続けたが・・・。 |
これ以上ゾンビ達の侵入を防ぎきれそ うにない。それに、店の武器や弾薬の殆 どを、生き残った市民達に配ってしまっ て。このあいだ君が注文したレージング ブル、あれもあげちまった。すまん・・・。 とにかくこのままだと犬死にだ。私は ひとまず隣り町のストーン・ヴィルに逃 げようと思う。 |
君がこの手紙を読んだなら、そこで会 おう。また君と釣りに行ける事を願って。 ロバート・ケンド |
くそったれ! 誰かこれを読む者はおるのか。 わたしが死肉狂いどものエサになった 後、街を閉鎖していたGIどもが見つけ て笑うのだろうか。 助けてくれ! もう駄目なのか? 死に たくない。まだわたしは生きていたい! |
妻も娘もお袋も、家族はみんな殺され た。しかしそんなことはもういい。はる かに重要なのはわたし自身の命の事だ。 こんな唐突に終わりがくるのなら、営 業マンになんぞならなかった。わたしは 小説家になりたかったんだ。 「お前の人生は長いのだから」などと いうお袋のたわごとはクソ食らえだ! わたしが偉大な小説家ダリオ・ロッソ |
として賞賛され |
どうにかなりそうだ。こんな事になっ ちまうなんて。 昨日の戦いでまた人が死んだ。射撃が 得意だった殺人課のメイヤーだ。俺がゾ ンビどもの侵入にあわてて逃げ遅れそう になった時、奴は俺を助けようとして応 戦したんだ。 そんな奴を俺は置いて逃げた。奴が俺 の名を叫ぶ。そして背後から聞こえてく る絶叫。海老の身をむしるような音。 俺は恐ろしかった。怖かったんだ! |
27日だ。今日はバリケードをなぎ倒 したゾンビどもを大量に片づけた。俺は ウィスキーで景気をつけ、アホづらども にモスバーグをぶっ放す。ショットガン なら一気に数匹ずつミンチにできる。俺 は歓声をあげて奴等を射ちまくった。 すると俺に仲間がつかみかかった。よ く見るとゾンビどもと一緒に警官が数人 巻き添え食らって足元に転がっている。 いいじゃねぇか、いまさら。 どうせ死ぬ前のパーティーなんだ。 |
昨日俺が楽にしてやった仲間は三人だ った。ゾンビに殺られた奴を含めると十 二、三人はおっ死んでる。ずいぶんとま あ頭数が減ったもんだ。 三時間後には会議室でくだらないこと を検討しあう。まったく無駄だ。 俺はこの酒がなくなったら楽に死ぬつ もりだ。その時が待ち遠しいね。 |
それはありきたりの九月だった 人々に立ち向かう勇気さえあれば・・・ アンブレラに逆らおうとする者はいない それが破滅への選択なのに・・・ 愚かさのつけを払う事になるだろう 許しをこうにはすべてが遅すぎる |
運命が流れはじめたとき それをとどめることはできないだろう 誰にも・・・ 最後の九月が過ぎ去ろうとしている それを理解しているのは私だけだ・・・ ジル・バレンタイン |
7月24日 ラクーンフォレスト アンブレラ社所有の保養施設内におい て、以下の資料を入手: |
「アンブレラ生物兵器広報用資料」 開発コードMA−39 ケルベロス 開発コードMA−121 ハンター 開発コードFi−3 ネプチューン 開発コードT−002 タイラント 以上の他、いくつかの生物兵器が、T −ウィルスの実験的感染によって、生み 出されたものと思われる。 |
更に、この実験中に事故が発生、人間 のみならず、動植物など自然に多大な汚 染被害=バイオハザードを及ぼした可能 性が高い。 尚、この汚染被害に対する有効な治療 方法については、現在までのところ、全 く見つかっていない。 ジル・バレンタイン |
シティガイド −われらの街と市長の歩み− こんにちは、市民のみなさん! わがラクーンシティの治安のよさ、住 みやすさはみなさんご存知の通りです。 ラクーンシティはクリーンな企業とし ておなじみのアンブレラの工場を誘致し た都市であり、企業の多額の援助金は福 祉や公共施設の建設、治安維持などに惜 しみなく投資されています。 |
私が市長になって以来、この街は着実 な進歩発展を続けてきました。これから も市民のみなさんと共に、市の繁栄を目 指して、誠心誠意がんばっていくつもり です。 ラクーンシティ市長 マイケル・ウォーレン |
街の外周が国の軍隊に封鎖された。そ れほどこの街が危険な状態ってわけだ。 市民のほとんどが死に絶え、わずかに 生きてる者も病原体に接触している。ア メリカ全域が「人食い病」で汚染される のだけは避けねばならないという判断だ。 たしかに理屈じゃ正しいよ、くそ。 発病するか食われるか、どっちにして も逃げ場はない。俺は死ぬまで真相を追 う。病原体の感染方法が空気感染でない ってことまではわかってる。 |
ウィリアム・バーキン殿 昨日、某国より例のAPL−14の大 量発注があったが、製品が大幅に不足し ている。現在、他の研究所にも依頼をし ているが、君の所に配送した研究用のA PL−14、5ケースを大至急返送して 頂きたい。 |
我々の調査により、今回の品不足は南 極基地の度重なる不手際によるものだと 判明した。今後こういった事が起こらな いよう、アッシュフォード氏には厳重な 注意を促した。 それにしても、あのアッシュフォード 家がここまで落ちぶれるとはな・・・。 アメリカ支社 副社長 ジョエル・オールマン |
9月1日 六ヶ月の特殊訓練を終えた。身体の方 もようやく勘を取り戻してきたようだ。 わたしは有能な兵士だったが、いわれ のない容疑で銃殺が決まった。拷問され 自白を強要されたのだ。 そして銃殺を待つ朝。それは唐突にお とずれた奇跡だった。企業がわたしを拾 い、生きるチャンスを与えてくれたのだ。 |
9月15日 わたしはバカンスを切り上げて本部に 戻った。わたしの所属部隊であるUBC Sに出勤要請があったようだ。 アンブレラは企業テロや要人誘拐など に対抗するための独自部隊を所有してい るが、裏の商品が起こす問題を専門に処 理する「掃除屋」も飼っている。 わたしの所属はその後者の部隊だ。 |
9月28日 夜が明けた。しかし地獄にいることに は変わりがない。 狂っている。この街に自然の摂理など は存在しない、死してなお飢える者ども が生ける者の生肉を狙っている。 ああ、わたしは銃殺を選ぶべきだった。 ここにくらべれば収容所は天国だ。 わたしは自分の死体がうごき出さないこ とを願って引き金を引く。 |
あの黒服の化けものめ!なんでおれの ことを付け狙うんだ?おれが一体何をし たって言うんだ? 冗談じゃねぇ。こんなことになるなら S.T.A.R.S.とは早めに手を切っておくべ きだったんだ。 だが今さらぼやいてもしょうがねぇ。 おれはもうおしまいだ。 |
ああ…。今頃、故郷のデルシアの花畑 では花が咲き乱れているのだろうか…。 死ぬ前にもう一度、拝んでおきたかっ たな…。 ブラッド・ヴィッカーズ |
7月23日、アークレイ山地にて炎上 するMP車を発見。近くにMP隊員の死 体と身元不明の死体が転がっていた。軍 部からの情報により、身元不明の死体は、 7月22日の軍法会議により死刑判決が 下された、ビリー・コーエン元少尉のも のだと判明。海兵隊MPにより移送中、 なんらかの事故に遭遇したものと思われ る。 |
死体は獣のようなものに食いちぎられ ており、損傷は著しいものがあった。翌 日、死体を回収するために現場に向かっ たが、死体は発見することが出来なかっ た。憶測だが、恐らく死体はゾンビ化し て、その場を移動してしまったのだろう。 |
軍部よりコーエン元少尉の死体の譲渡 を求められているが、以上の理由により、 死体の確保は非常に困難。よって、この 件の調査は保留としたい。 ラクーン警察 S.T.A.R.S.所属 レベッカ・チェンバース |
アイアンズ署長殿 アークレイ山中で起きた、洋館の爆発 事件につき、以下の通り報告します: 7月23日、原因不明の猟奇殺人事件 を解明する為、マリーニ隊長が率いる S.T.A.R.S.所属のブラヴォーチームが出 動したが、アークレイ山中にて、メンバ ーを乗せたヘリとの音信が途絶え、彼ら との連絡が取れなくなってしまった。 |
捜索の為、ウェスカー隊長率いるアル ファチームが出動。森林地帯にて、ブラ ヴォーチームのものと思われる、墜落し たヘリを発見した。 我々は現場に着陸し、捜査を開始しよ うとしたが、狂暴な犬達に襲われ、捜査 は中断された。この犬達はゾンビ化して 体が腐っており、我々の銃撃にひるむこ となく攻撃してきた。 |
この襲撃により、ジョセフ・フロスト 隊員が喉を噛み切られて死亡。我々は近 くの洋館への非難を余儀なくされた。 洋館内を探索し、そこがアンブレラの 研究施設だということが判明。アンブレ ラの開発した殺人ウィルスにより、館内 の研究員は皆ゾンビ化してしまっていた。 |
更には、アンブレラにより開発された 生物兵器の存在を多数確認。また、それ らにより殺害されたと思われる、ブラヴ ォーチームメンバーのエンリコ・マリー ニ、ケネス・サリバン、フォレスト・ス パイヤー、リチャード・エイケンの死体 を発見した。 |
更に探索を進めていくうちに、ウェス カー隊長とアンブレラとの癒着が発覚。 すべてはウェスカーの仕掛けた罠だとい うことが判明した。 我々はなんとか洋館を脱出することが 出来たが、洋館が木っ端微塵に爆破して しまったため、事件に関する証拠は、残 念ながら何も残っていない。 |
最近ラクーン市内で多発している原因 不明の病気だが、我々が洋館内で目撃し たゾンビ化現象と非常に酷似している。 今回の事件にもアンブレラが何らかの形 で関与している可能性が非常に高く、事 件究明の為にも、早急にアンブレラ社に 対して何らかの措置をとることを要求す る。 S.T.A.R.S.アルファチーム クリス・レッドフィールド |
ハンク特殊工作員に以下の指令を命ず: ラクーン市郊外にある我が社の研究施 設に侵入し、ウィリアム・バーキン博士 が所持していると思われるG−ウィルス のサンプルを奪取せよ。 サンプルの入手の為には、あらゆる手段を 用いても構わない。 |
サンプル入手後はロワール村にて受け渡 しを行う。 尚、本作戦の失敗は許されない。 フランス支部施設所長 クリスチーヌ・アンリ |
アンブレラ製薬 正社員の募集! 事業内容: いわずと知れた、業界シェアNo.1を 誇る、製薬会社です。我々はその現状に 甘んじることなく、消費者ニーズに応え るため、常に製品のクオリティアップを 目指しております。 |
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アンブレラ創始者オズウェル・E・ス ペンサーにより発見された始祖ウィルス。 スペンサー達による研究はジェームス・ マーカス博士に引き継がれるが、彼のそ の研究に対する熱意は尋常ではなかった。 常軌を逸した行動が目立つようになり、 社を追放されることになる。 その後の研究はウィリアム・バーキン 博士に委ねられることになり、現状に至 っている。 |
バーキン博士の研究成果は周知の通り だ。T−ウィルスの発見、更にはもっと 強力なG−ウィルスを創り出すことにも 成功した。 現在では始祖ウィルスの研究はバーキ ン博士だけではなく、世界各所の研究所 で行われている。今後は更なる新種ウィ ルス開発の可能性も出てくるだろう。 |
長きに渡るMA120の改良の結果、 ようやく我々の目標としていた“汎用性 の高いB.O.W.”、MA121ハンター が完成した。ハンターについては、既に B.O.W.として十分な実績をあげているが、 現在更なる汎用性とパワーアップを目指 すべく、ハンターRやその他の改良種の 開発を進めている。それらの実用化にも さほど時間はかからないだろう。 ウィリアム・バーキン |